ハリネズミの飼い方・病気と健康・繁殖などの情報交換

ハリネズミは個体差が大きく、なかなか巣箱から姿を見せてくれない臆病な子もいれば、すぐに慣れる人懐っこい子、人にかまわれるよりあちこち探検するほうが好きな活発な子など、いろいろな性格の個体がいます。そのハリネズミの個性に合わせて忍耐強くゆっくり慣らしていきましょう。
どんなに慣れた子でも、長時間遊ぶなど触りすぎはストレスになります。そのハリネズミに合わせた適切な距離感で接しましょう。

ハリネズミの慣らし方

いくら警戒心が強い生き物といえども、日々の健康チェックは必要ですし、動物病院での診察時も慣れていたほうが診察もしやすいです。
お迎えしたばかりのハリネズミは1週間くらいそっとしておき、落ち着いてきたら慣らしはじめましょう。
また、こちらが針に怯えていると気持ちが伝わりハリネズミまで警戒します。無理に素手で触るより手袋やタオルを使うなど、びくびくせずに接することができる方法を選びましょう。

慣らす時間

夜行性なので活動時間帯の夜、食事が終わって落ち着いたころにします。
たまに長い時間一緒にいるより、短時間で毎日のほうが良いと言われています。

飼い主のにおいに慣らす

いつも同じにおいで
飼い主のにおいを覚えてもらうために、手を洗う石鹸や服の柔軟剤など、いつも同じにおいになるように気をつけます。
香水はハリネズミにはきつすぎるので控えましょう。
飼い主のにおいの服を寝床に
2日間着たTシャツなど、飼い主のにおいが染みついた服を寝床に入れると、「飼い主のにおい」と「安心」が関連付けられます。
好物を与える
飼い主の手のにおいを嗅がせたあとで好物を与えると、「おいしいものをくれる信頼できる人」と認識されます。
ただ、手で直接好物をつまんで与えると、手=食べ物と認識されてしまうこともあるので注意しましょう。

ハリネズミの適切な持ち方

ハリネズミ体の左右から両手で、下からすくい上げるように持ち上げます。
万が一落としてしまっても骨折などしないよう、なるべく低い位置に座って接します。
※ハリネズミは視力がよくないため、高低差が分からず飛び降りてしまうことがあります。

接する際の注意点

  • 上から触ろうとすると恐怖感があり威嚇されるので、低い位置から手を近づけると良いでしょう。
  • 慣れていないハリネズミを持つ場合、ハリネズミの真下に指があると、丸まったときに指が巻き込まれることがあるので注意しましょう。
  • こちらがいきなり動いたりするとびっくりしてハリを立てるので、なるべくゆっくり行動しましょう。
  • ハリネズミがシューシューと威嚇しているときはなるべく触らないでおきましょう。
  • 慣れている個体でも急に触るとびっくりしてしまうので、声をかけたり存在を知らせてから触るようにしましょう。
  • 急に大きな音を出したり叩くなど、ハリネズミを驚かすようなことをすると「恐い」という経験を覚えてしまうので注意しましょう。

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