元記事:Dylan Walker 2018年1月24日
訳:cuscusJPN#1828、MichaelLabs#1212
https://esports.heroesofthestorm.com/en/news/21473...
英語圏のコミュニティにおいて、試合開始直後に大人数で無理やりタワーの破壊を狙う動きを「タワーをチーズする(Cheesing a tower、cheesy(安っぽい)から)」と呼ぶ事があります。
訳:cuscusJPN#1828、MichaelLabs#1212
https://esports.heroesofthestorm.com/en/news/21473...
英語圏のコミュニティにおいて、試合開始直後に大人数で無理やりタワーの破壊を狙う動きを「タワーをチーズする(Cheesing a tower、cheesy(安っぽい)から)」と呼ぶ事があります。
この戦術を死なずに成功させるカギとなるのは、撤退するタイミングです。Methodのメレーアサシン担当である Liam “Arcaner” Simpsonによると、少なくとも今のメタではレベル1でのプッシュに向いているのはGreymane, Kharazim, Rehgar, Anub’arak, ETCといった高いダメージ能力と逃げる手段を持ち合わせているヒーローです。
「(この作戦は)レーン分担をうまく取り戻せるかによります。botに多くの人に行かせると、topとmidの経験値をsoakできるかどうかという事ですね」
最上級のプレーでは、あらゆるsoakが試合を左右します。少しでもミニオンの経験値を取り逃がしてしまうと、チーム内のコミュニケーションで指摘されます。他のレーンで経験値を吸い損ねると聞くと怒り狂ってしまう人もいるでしょうが、ちゃんと計算すると真っ当な戦略である事がわかるでしょう。
「ミニオンのsoakやキルよりも建物を折ったりするほうがメリットがあります。自分のチームはレベル10にで圧倒できるように既にタワーを折るチャンスやキルを狙っています。」
しかし、タワーの下に身を投げる前に、注意が一つあります。この作戦はすべてのマップで有効な訳ではありません。有効な例としては、Cursed Hollowでは、序盤にbotとtopレーンをプッシュしてボスが暴れやすくするというのがあります。Battlefield of Eternityにも同じことが言えます。
「2回目のImmortalが現れる前に、よりプッシュができているチームが先にKeepに到達する事が多いです」Arcanerが言います。「マップが大きいほど、タワーのプッシュは安全です。相手チームがそうすると予測できてないのが前提ですが、タワーをプッシュすれば、相手チームのレーン移動が間に合わずタワーを守ることができません。Tomb of the Spider Queenのような小さいマップではタワーチーズを見ないのはそういう事です。」
「(この作戦は)レーン分担をうまく取り戻せるかによります。botに多くの人に行かせると、topとmidの経験値をsoakできるかどうかという事ですね」
最上級のプレーでは、あらゆるsoakが試合を左右します。少しでもミニオンの経験値を取り逃がしてしまうと、チーム内のコミュニケーションで指摘されます。他のレーンで経験値を吸い損ねると聞くと怒り狂ってしまう人もいるでしょうが、ちゃんと計算すると真っ当な戦略である事がわかるでしょう。
「ミニオンのsoakやキルよりも建物を折ったりするほうがメリットがあります。自分のチームはレベル10にで圧倒できるように既にタワーを折るチャンスやキルを狙っています。」
しかし、タワーの下に身を投げる前に、注意が一つあります。この作戦はすべてのマップで有効な訳ではありません。有効な例としては、Cursed Hollowでは、序盤にbotとtopレーンをプッシュしてボスが暴れやすくするというのがあります。Battlefield of Eternityにも同じことが言えます。
「2回目のImmortalが現れる前に、よりプッシュができているチームが先にKeepに到達する事が多いです」Arcanerが言います。「マップが大きいほど、タワーのプッシュは安全です。相手チームがそうすると予測できてないのが前提ですが、タワーをプッシュすれば、相手チームのレーン移動が間に合わずタワーを守ることができません。Tomb of the Spider Queenのような小さいマップではタワーチーズを見ないのはそういう事です。」
プロの試合なら、一般的な対処法は相殺戦略(trading)を取ってこちら側も思いっきりプッシュすることです。
「(チーズされたら)経験値で並びたいですよね」と、Arcanerは言います。 「カウンターを狙って守りに行かずに、相殺するようにプッシュするのは、相手が対応できるだけのプレッシャーがない事が多いからです。例えば、Cursed Hollowで全員がmidレーンにいて、相手チームがtopをプッシュしているとしましょう。ここでのベストな対応はmidのタワーをプッシュすることです。なぜなら、仮にtopへと向かっても、壁を守り切ることは不可能ですし、それ以上の被害を阻止した以外に、何も得ることもできないからです。
相殺戦略が大事な理由の一つとして、建物が無くなると、移動する際のレーン間の安全な道も無くなってしまいまう事があります。特に、gankやキルを狙いながら動き回る事(roaming)に特化した構成の場合は、これが命取りになることもあります。建物を破壊することは視界を奪う事にも繋がります。
「(チーズされたら)経験値で並びたいですよね」と、Arcanerは言います。 「カウンターを狙って守りに行かずに、相殺するようにプッシュするのは、相手が対応できるだけのプレッシャーがない事が多いからです。例えば、Cursed Hollowで全員がmidレーンにいて、相手チームがtopをプッシュしているとしましょう。ここでのベストな対応はmidのタワーをプッシュすることです。なぜなら、仮にtopへと向かっても、壁を守り切ることは不可能ですし、それ以上の被害を阻止した以外に、何も得ることもできないからです。
相殺戦略が大事な理由の一つとして、建物が無くなると、移動する際のレーン間の安全な道も無くなってしまいまう事があります。特に、gankやキルを狙いながら動き回る事(roaming)に特化した構成の場合は、これが命取りになることもあります。建物を破壊することは視界を奪う事にも繋がります。
特によく見られる戦略としてZaryaを中心人物として動き、Lt. Moralesやダメージを軽減できるヒーローがZaryaの支援をする方法があります。
Arcanerは「相手するにはかなり怖いですね」 と言う。 「Zaryaはソロウォリアーとして選ばれ、ひたすらプッシュしてきます。 The Lost VikingsやDehakaのようなグローバルヒーローで経験値の埋め合わせもするので、なかなか反撃もできない」
話にスペシャリストがなかなか出てこない事に気づくかもしれません。 確かにスペシャリストでひたすらシージしたいものですが、Arcanerはその判断に待ったをかけています。スペシャリストの多くは逃げの手段が少なく、 チーズ戦略であればもっといいヒーローがいる事が多いのです。
「一般的には、Specialistではなくて、Anub’arakのようなヒーローを選びます。例えば、Sylvanasでは高いダメージが出せませんし、今のメタで選択する理由が建物の攻撃を無効にすることしかありません。しかし、Anub’arak、Medic(訳注:Lt. Morales)、Zaryaといったヒーローがいると、ダメージを軽減する術があるため、タワーやフォートからのダメージは怖くないのです。」
次に序盤にプッシュする戦略をとるときは、より視界を広くしてみてください。逃げる手段や高い攻撃力を持ち合わせているヒーローはシージ(建物への攻撃)に欠かせない存在で、soak漏れをカバーしやすいグローバルのヒーローと組んでいるならなおさらです。ただ、逃げるタイミングは誤らないでください。
他の研究室へ
Arcanerは「相手するにはかなり怖いですね」 と言う。 「Zaryaはソロウォリアーとして選ばれ、ひたすらプッシュしてきます。 The Lost VikingsやDehakaのようなグローバルヒーローで経験値の埋め合わせもするので、なかなか反撃もできない」
話にスペシャリストがなかなか出てこない事に気づくかもしれません。 確かにスペシャリストでひたすらシージしたいものですが、Arcanerはその判断に待ったをかけています。スペシャリストの多くは逃げの手段が少なく、 チーズ戦略であればもっといいヒーローがいる事が多いのです。
「一般的には、Specialistではなくて、Anub’arakのようなヒーローを選びます。例えば、Sylvanasでは高いダメージが出せませんし、今のメタで選択する理由が建物の攻撃を無効にすることしかありません。しかし、Anub’arak、Medic(訳注:Lt. Morales)、Zaryaといったヒーローがいると、ダメージを軽減する術があるため、タワーやフォートからのダメージは怖くないのです。」
次に序盤にプッシュする戦略をとるときは、より視界を広くしてみてください。逃げる手段や高い攻撃力を持ち合わせているヒーローはシージ(建物への攻撃)に欠かせない存在で、soak漏れをカバーしやすいグローバルのヒーローと組んでいるならなおさらです。ただ、逃げるタイミングは誤らないでください。
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