スケジュール 
8/1:はじめに〜第二章まで公開(済)
8/2:第三章〜第五章まで公開(ここから新作エピ含む)(済)
8/3:第六章〜第八章まで公開(ここから[2]として新規ページで公開します)
8/4:第九章まで公開
8/5:第十章まで公開
8/6〜31:新作動画公開
毎日９時頃公開予定
動画は本当は8/6に公開したいのですが、案の定無理そうです。なので8/6以降のいずれか、という形にします。もしかしたら投稿祭に合わせて出すかもしれないです。ちなみに友人シリーズ系譜で初動画です。
(前回読んでくださった方へ)
初日は第二章までということで、内容も既に出したものとほとんど変わっていませんが、お爺さんが出てくるところはかなり展開が変わっていて読んでおいて損はないと思います。あと序文が追加されてます。
8/2:第三章〜第五章まで公開(ここから新作エピ含む)(済)
8/3:第六章〜第八章まで公開(ここから[2]として新規ページで公開します)
8/4:第九章まで公開
8/5:第十章まで公開
8/6〜31:新作動画公開
毎日９時頃公開予定
動画は本当は8/6に公開したいのですが、案の定無理そうです。なので8/6以降のいずれか、という形にします。もしかしたら投稿祭に合わせて出すかもしれないです。ちなみに友人シリーズ系譜で初動画です。
(前回読んでくださった方へ)
初日は第二章までということで、内容も既に出したものとほとんど変わっていませんが、お爺さんが出てくるところはかなり展開が変わっていて読んでおいて損はないと思います。あと序文が追加されてます。
クレジット
ゆっくりムービーメーカー4
ニコニ•コモンズ
CLIP PAINT
しのびぃ〜氏
いらすとや
原崎氏
ニコニ•コモンズ
CLIP PAINT
しのびぃ〜氏
いらすとや
原崎氏
はじめに
まずはじめに言っておく。これは私ゆめたろーの作品ではない。この小説はとある知人から譲り受けたものである。その経緯は、以下のエピソードを読んでもらえば分かるだろう。
それは、私がちょうど「巨大ずんだまん」を執筆していた時期の話である。私は今お世話になっている、ある青年に会うため、岩手の田舎町にある彼の自宅に向かっていた。
(以下、ゆめ＝ゆめたろーのことです)
ず「やあ、ニ年ぶりなのだ」
ゆめ「すみません、今日は今までのお礼が言いたくて来ました」
彼は私をリビングまで案内してくれた。
ず「そこのソファに座るのだ」
青年は棚からCDを取り出し、プレーヤーにかける。The MicrophonesのThe Glow Pt.2だった。
ず「今日は君が来ると聞いて友人も呼んできたのだ」
ゆめ「杏ちゃん、久しぶり」
友人は私の近所に住んでいた青年だった。
杏「久しぶり、仕事はうまくいってるかな？」
ゆめ「なんとかね」
私と友人は今どうしてるとかいうことを語り合った。
杏「僕は君が職に就けなくてつらい死にたいって言ったとき、大丈夫かって思ったよ」
ゆめ「あの時は本当に辛かったよ。自分はダメな人間なんて思ってさ。でも、［それでも人は生きていかなきゃいけない］って思って生きてたらね、いつのまにか仕事に就けてたよ」
そこで青年が私に言った。
ず「それでも生きていく、か。誰がそんこと決めたのだ？」
ゆめ「それは神だよ。神様が人間を幸せに生きるように作られたんだ。そんなことが書かれた本は読んだことないけど、そう考えた方が気分が楽なんだよ」
青年は頭の中でフラッシュバックしたようにしばらく沈思する。
ず「僕もあの時代にそんな考えを持ってたら多少はマシになってたのだ」
ゆめ「仕方ないよ。君の妖精時代は本当に悲惨だったんだ。そんなことを考える余裕はなかったよ。
でも、そんなことはもう過ぎたことだ。君をいじめていた家族や村の長はもういない。君は人間になった。君の人生はまだこれからなんだ」
ず「…..そう言ってもらえると、嬉しいのだ」
彼は俯いた眼差しでそう言った。
ゆめ「ああ、そういえば言い忘れてたことがあった。杏ちゃん、結婚おめでとう。めたんさんとは上手くやってるかな？」
杏「今はとっても幸せだよ。僕はまだ新入社員で、めたん先輩に養ってもらってる状況なんだけど、いつか僕が一家の主人らしくなれたらなあと思う。めたん先輩も応援してくれたよ」
私はおそるおそる例のことを聞いてみる。
ゆめ「めたんさんとは、その、つまり…….もうしたんだよね？」
杏「え？…..ああ、あれね。そりゃしたよ」
Oh…….
ゆめ「毎日とか、してるんかな？」
杏「もうその話はやめてよ(笑)流石に恥ずかしいから」
あ、ごめん。私はさすがに謝罪した。
杏「でも僕はそれ以外の時でも、めたんさんといるだけで幸せなんだよ」
ゆめ「ずんちゃんは結婚しないの？」
私は青年に聞いた。
ず「僕は恋愛とかそういうのは嫌いなのだ。僕の過去を知ってたらわかるはずなのだ」
杏「ずんちゃんはあの時以来、へこへことか、いわゆる性行為をするのが嫌なんだよね。でもね、セックスは君の経験したことだけじゃないんだ。セックスには不幸なものもあれば、幸福のものもあるんだよ。いつかずんちゃんもそんな幸せを知ってほしい、僕はそう願ってるよ」
ず「……..僕もできればそうありたいのだ」
青年は息を吐くように言った。彼のうけた心の傷はこれからも残っていくだろう。しかし、それでも月を経ていくうちに、それも癒える日が来ると思う。
ゆめ「ああ、今日は君にお礼をいいたくて来たんだった。今まで二人の小説を書かせていただきありがとうございます。おかげさまで色んな人たちが読んでくれたりコメントをしてくれました。本当にありがとうございます」
二人はまるで恥ずかしそうに私を見つめた。
ず「僕も君の作品読ませてもらってるのだ」
杏「なんか、5年前のことを小説にされるのって、恥ずかしいよね。僕コメントを見る時はどんなこと言われてるんだろうってドキドキしてるよ」
そうだろうなあ。私も自分の過去を公開されたら恥ずかしく思うだろう。
ず「でも嘘も結構書いてるよね」
杏「そうだね(笑)明らかに5年前にない動画が出てきて驚いちゃったよ」
そりゃそうだ。世の中完璧にリアルな作品を作るのは難しい。そこには必ず嘘じゃなくても誇張がある。
ゆめ「まあまあ、小説ってのはそういうものだよ。嘘もあれば真実もある。全ての作品がそうなんだ。どんなにファンタジーな作品でもね。僕はそう思ってる」
突然、青年は何かを思い出したようにカバンの中を探り始めた。
ず「ふふ。そういえばね。僕は君に渡したいものがあったのだ」
彼は一冊のノートを取り出す。
ず「どうぞこれをお納め下さいのだ」
そのノートの表紙にはこう書かれていた。
「或るずん生」
私はノートをパラパラとめくってみる。どうやら小説らしい。
ゆめ「これは、君の自伝か？」
ず「いや、作り話なのだ。これはある妖精の一生を描いたものなのだ」
なるほど、序文を読んでみたあたり確かにそうらしいな。
杏「へえ、ずんちゃんも小説書くんだねえ」
ず「書くっていってもほんの趣味で書いた程度なのだ。wikiに投稿するつもりもないのだ。知人に見せる程度のクオリティなのだ」
私も文章で金を稼ぐわけではないので、上手いわけではない。
ゆめ「とりあえずありがとう。ホテルでじっくり読ませてもらうよ。LINEで感想送っとくね」
ず「なんだか人に読まれるのってすごく怖くてドキドキするのだ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私は寝る前にホテルでそれを読むことにした。内容としては、ある妖精が生まれてから死ぬまでを描いている。リアリティがあり、教養のある小説だと思った。私は特に最後の文句が気に入っている。
だが、私がこれを読み終えたとき、何かの違和感を感じた。
これは本当に作り話なのか？
それは、作り話というには、あまりにも現実味を帯び過ぎていた。これは実際にあった話なのではないか。
私はその小説を読み終えるとすぐさま作者に電話した。彼は起きていた。ただすごく眠たそうだったので申し訳なく思った。
私は彼に聞いた。これは実話なのではないか。作り話というのは嘘ではないか、と。
彼はしばらく沈思した後、とうとう白状した。
ず「ごめんなのだ。確かにそれは僕が半年前実際に出会った妖精をモデルに書いたのだ。僕が見てきたことはできるだけ再現しようとしたし、実際、できたと思ったのだ。でも僕が見てないことは全くの想像なのだ。別に騙すつもりはなかったのだ。君だって言ってたのだ。小説には嘘も真実もあるって」
なるほど、確かにそうだと思った。私は彼に夜中に起こしたことを詫び、電話を切った。
思えばそうじゃないか。人の情報収集なんてたかが知れてる。ましてや日本に何億といる妖精の中じゃ、見つけるのも難しいだろう。当たり前じゃないか(おそらく彼が見たのは3回しかない)
だが、それでも私は疑ったのだ。彼が空想で書いたものは、本当に空想だったかを。
私は朝、富山に帰ることをやめ、例の妖精がいたであろう森で聞き込み調査をすることにした。なんと無謀な、と読者は思われるだろう。私もそう思う。
しかし、調査から３日たった日の夕方、私はその妖精がかつて住んでいた村の住人を見つけたのだ。
それは私を見た時、恐怖の叫びをあげた。そして、「どうかたべないでください！」と何度も言った。よっぽど人間に酷い目に遭わされたのだろう。
私が「大丈夫、怖がらないで。君は絶対に食べないよ」と繰り返しなだめてやると、やっと口を開いてくれた。
それが住んでいた村は、かつては住人のほとんどが人に食い荒らされることもなく平和だったが、ある日を堺に人間によって村は壊滅状態になったこと、それ含め生き残った4匹はその人間を撃ち倒すためレジスタンスを作ったこと、子供もできたが今生きているのは自分ただ1匹だということ等、思いつく限り全て話してくれた。そしてそれらは小説に書かれたことと全て一致していた。
森ずん「かれはとてもゆうかんだったのだ」
それは例の妖精に対しこう言った。
森ずん「ゆうきがあって、とてもつよくて、そしてやさしかったのだ。ぼくはあんなようせいにであったのは、さいしょでさいごだったのだ」
森ずん「もしもどこかでいきているなら、またあってみたいのだ」
私は調査が終わった後、青年にあの小説をwikiに載せてもよいかと尋ねた。最初は断ったが、私が繰り返し頼むと、やっとのことで承諾してくれた。以上がこの経緯の概略である。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
諸君！この物語は正真正銘の実話である！
私はあの妖精が証言したことからそう確信している。
青年は意図せずして本物の実話を作ったのだ。私は彼のその予見性に賛辞を送ろう。
また、これを読む際、皆様にお願いしたいことがある。
どうかこの物語を、今を生きる、未来ある妖精たちに伝えてもらえないだろうか。
特に最後の文句は全ての妖精たちにとって、よき教えとなるだろう。
なお、今回この小説を提供してくれた青年、および調査に協力してくれた兼私の食事になってくれた妖精に感謝の意を表す。
(以下から本編)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それは、私がちょうど「巨大ずんだまん」を執筆していた時期の話である。私は今お世話になっている、ある青年に会うため、岩手の田舎町にある彼の自宅に向かっていた。
(以下、ゆめ＝ゆめたろーのことです)
ず「やあ、ニ年ぶりなのだ」
ゆめ「すみません、今日は今までのお礼が言いたくて来ました」
彼は私をリビングまで案内してくれた。
ず「そこのソファに座るのだ」
青年は棚からCDを取り出し、プレーヤーにかける。The MicrophonesのThe Glow Pt.2だった。
ず「今日は君が来ると聞いて友人も呼んできたのだ」
ゆめ「杏ちゃん、久しぶり」
友人は私の近所に住んでいた青年だった。
杏「久しぶり、仕事はうまくいってるかな？」
ゆめ「なんとかね」
私と友人は今どうしてるとかいうことを語り合った。
杏「僕は君が職に就けなくてつらい死にたいって言ったとき、大丈夫かって思ったよ」
ゆめ「あの時は本当に辛かったよ。自分はダメな人間なんて思ってさ。でも、［それでも人は生きていかなきゃいけない］って思って生きてたらね、いつのまにか仕事に就けてたよ」
そこで青年が私に言った。
ず「それでも生きていく、か。誰がそんこと決めたのだ？」
ゆめ「それは神だよ。神様が人間を幸せに生きるように作られたんだ。そんなことが書かれた本は読んだことないけど、そう考えた方が気分が楽なんだよ」
青年は頭の中でフラッシュバックしたようにしばらく沈思する。
ず「僕もあの時代にそんな考えを持ってたら多少はマシになってたのだ」
ゆめ「仕方ないよ。君の妖精時代は本当に悲惨だったんだ。そんなことを考える余裕はなかったよ。
でも、そんなことはもう過ぎたことだ。君をいじめていた家族や村の長はもういない。君は人間になった。君の人生はまだこれからなんだ」
ず「…..そう言ってもらえると、嬉しいのだ」
彼は俯いた眼差しでそう言った。
ゆめ「ああ、そういえば言い忘れてたことがあった。杏ちゃん、結婚おめでとう。めたんさんとは上手くやってるかな？」
杏「今はとっても幸せだよ。僕はまだ新入社員で、めたん先輩に養ってもらってる状況なんだけど、いつか僕が一家の主人らしくなれたらなあと思う。めたん先輩も応援してくれたよ」
私はおそるおそる例のことを聞いてみる。
ゆめ「めたんさんとは、その、つまり…….もうしたんだよね？」
杏「え？…..ああ、あれね。そりゃしたよ」
Oh…….
ゆめ「毎日とか、してるんかな？」
杏「もうその話はやめてよ(笑)流石に恥ずかしいから」
あ、ごめん。私はさすがに謝罪した。
杏「でも僕はそれ以外の時でも、めたんさんといるだけで幸せなんだよ」
ゆめ「ずんちゃんは結婚しないの？」
私は青年に聞いた。
ず「僕は恋愛とかそういうのは嫌いなのだ。僕の過去を知ってたらわかるはずなのだ」
杏「ずんちゃんはあの時以来、へこへことか、いわゆる性行為をするのが嫌なんだよね。でもね、セックスは君の経験したことだけじゃないんだ。セックスには不幸なものもあれば、幸福のものもあるんだよ。いつかずんちゃんもそんな幸せを知ってほしい、僕はそう願ってるよ」
ず「……..僕もできればそうありたいのだ」
青年は息を吐くように言った。彼のうけた心の傷はこれからも残っていくだろう。しかし、それでも月を経ていくうちに、それも癒える日が来ると思う。
ゆめ「ああ、今日は君にお礼をいいたくて来たんだった。今まで二人の小説を書かせていただきありがとうございます。おかげさまで色んな人たちが読んでくれたりコメントをしてくれました。本当にありがとうございます」
二人はまるで恥ずかしそうに私を見つめた。
ず「僕も君の作品読ませてもらってるのだ」
杏「なんか、5年前のことを小説にされるのって、恥ずかしいよね。僕コメントを見る時はどんなこと言われてるんだろうってドキドキしてるよ」
そうだろうなあ。私も自分の過去を公開されたら恥ずかしく思うだろう。
ず「でも嘘も結構書いてるよね」
杏「そうだね(笑)明らかに5年前にない動画が出てきて驚いちゃったよ」
そりゃそうだ。世の中完璧にリアルな作品を作るのは難しい。そこには必ず嘘じゃなくても誇張がある。
ゆめ「まあまあ、小説ってのはそういうものだよ。嘘もあれば真実もある。全ての作品がそうなんだ。どんなにファンタジーな作品でもね。僕はそう思ってる」
突然、青年は何かを思い出したようにカバンの中を探り始めた。
ず「ふふ。そういえばね。僕は君に渡したいものがあったのだ」
彼は一冊のノートを取り出す。
ず「どうぞこれをお納め下さいのだ」
そのノートの表紙にはこう書かれていた。
「或るずん生」
私はノートをパラパラとめくってみる。どうやら小説らしい。
ゆめ「これは、君の自伝か？」
ず「いや、作り話なのだ。これはある妖精の一生を描いたものなのだ」
なるほど、序文を読んでみたあたり確かにそうらしいな。
杏「へえ、ずんちゃんも小説書くんだねえ」
ず「書くっていってもほんの趣味で書いた程度なのだ。wikiに投稿するつもりもないのだ。知人に見せる程度のクオリティなのだ」
私も文章で金を稼ぐわけではないので、上手いわけではない。
ゆめ「とりあえずありがとう。ホテルでじっくり読ませてもらうよ。LINEで感想送っとくね」
ず「なんだか人に読まれるのってすごく怖くてドキドキするのだ」
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私は寝る前にホテルでそれを読むことにした。内容としては、ある妖精が生まれてから死ぬまでを描いている。リアリティがあり、教養のある小説だと思った。私は特に最後の文句が気に入っている。
だが、私がこれを読み終えたとき、何かの違和感を感じた。
これは本当に作り話なのか？
それは、作り話というには、あまりにも現実味を帯び過ぎていた。これは実際にあった話なのではないか。
私はその小説を読み終えるとすぐさま作者に電話した。彼は起きていた。ただすごく眠たそうだったので申し訳なく思った。
私は彼に聞いた。これは実話なのではないか。作り話というのは嘘ではないか、と。
彼はしばらく沈思した後、とうとう白状した。
ず「ごめんなのだ。確かにそれは僕が半年前実際に出会った妖精をモデルに書いたのだ。僕が見てきたことはできるだけ再現しようとしたし、実際、できたと思ったのだ。でも僕が見てないことは全くの想像なのだ。別に騙すつもりはなかったのだ。君だって言ってたのだ。小説には嘘も真実もあるって」
なるほど、確かにそうだと思った。私は彼に夜中に起こしたことを詫び、電話を切った。
思えばそうじゃないか。人の情報収集なんてたかが知れてる。ましてや日本に何億といる妖精の中じゃ、見つけるのも難しいだろう。当たり前じゃないか(おそらく彼が見たのは3回しかない)
だが、それでも私は疑ったのだ。彼が空想で書いたものは、本当に空想だったかを。
私は朝、富山に帰ることをやめ、例の妖精がいたであろう森で聞き込み調査をすることにした。なんと無謀な、と読者は思われるだろう。私もそう思う。
しかし、調査から３日たった日の夕方、私はその妖精がかつて住んでいた村の住人を見つけたのだ。
それは私を見た時、恐怖の叫びをあげた。そして、「どうかたべないでください！」と何度も言った。よっぽど人間に酷い目に遭わされたのだろう。
私が「大丈夫、怖がらないで。君は絶対に食べないよ」と繰り返しなだめてやると、やっと口を開いてくれた。
それが住んでいた村は、かつては住人のほとんどが人に食い荒らされることもなく平和だったが、ある日を堺に人間によって村は壊滅状態になったこと、それ含め生き残った4匹はその人間を撃ち倒すためレジスタンスを作ったこと、子供もできたが今生きているのは自分ただ1匹だということ等、思いつく限り全て話してくれた。そしてそれらは小説に書かれたことと全て一致していた。
森ずん「かれはとてもゆうかんだったのだ」
それは例の妖精に対しこう言った。
森ずん「ゆうきがあって、とてもつよくて、そしてやさしかったのだ。ぼくはあんなようせいにであったのは、さいしょでさいごだったのだ」
森ずん「もしもどこかでいきているなら、またあってみたいのだ」
私は調査が終わった後、青年にあの小説をwikiに載せてもよいかと尋ねた。最初は断ったが、私が繰り返し頼むと、やっとのことで承諾してくれた。以上がこの経緯の概略である。
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諸君！この物語は正真正銘の実話である！
私はあの妖精が証言したことからそう確信している。
青年は意図せずして本物の実話を作ったのだ。私は彼のその予見性に賛辞を送ろう。
また、これを読む際、皆様にお願いしたいことがある。
どうかこの物語を、今を生きる、未来ある妖精たちに伝えてもらえないだろうか。
特に最後の文句は全ての妖精たちにとって、よき教えとなるだろう。
なお、今回この小説を提供してくれた青年、および調査に協力してくれた兼私の食事になってくれた妖精に感謝の意を表す。
(以下から本編)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「或るずん生」
神は彼らを祝福して言われた、
「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」
創世記第一章二十八節
「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」
創世記第一章二十八節
第一章:或る妖精の話
私は、その妖精の顔を三度、見たことがある。
一度目は、その妖精が子ずんの時だった。
その目は人への恐怖に怯えていたが、同時に、純粋な心を持っていたように思える。
二度目は、その妖精が成ずんになっていた時。
その目は、紛れもない性獣の目だった。
私は、それを不快であると同時に、哀れだと思った。
三度目は、それの最期の時だった。
その目は、憎悪に満ちていた。
それは自分のずん生が人間によって滅茶苦茶にされてしまったことへの恨みだった。
しかし、それには何か信念のようなものを感じさせた。いずれはあのお方が人間を滅ぼしてくれるだろう、と。
では、あのお方とは誰なのか。それをこれから語ろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その妖精は、東北の岩手、それもかなり田舎の町のそばにある森で生まれた。
おぎゃー！おぎゃー！
それは元気なおちびちゃんだった。
父ずん「おちびちゃんがうまれたのだ！とってもかわいいのだ！」
子ずん「おとー…..ちゃ？….おとーちゃ！」
それが最初に見たのはおとーちゃだった。
父ずん「このこ、おとーちゃがわかったのだ！すごいのだ！」
母ずん「おちびちゃん！あたちのこともみて！あたちはおかーちゃなのだ！」
次にそれはおかーちゃを見た。
子ずん「おかーちゃ！おかーちゃ！」
父ずん「すごいのだおちびちゃん！おちびちゃんは、しょーらいゆーぼーなのだ！」
子ずんは上に太陽を見た。それは、子ずんにとって幸せなずん生を予言しているように思えた。
これからしあわせなまいにちがはじまるのだ！
子ずんは高鳴る期待にあにゃるを膨らませ、また眠りについた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その村は、ずん口100匹程度の、小さな村だった。ほとんどの家は落ち葉や木の枝を集めたものだった。
妖精たちは普段、森の木の実を取って暮らしていたが、時には「狩り」という、集団で人の畑から食べ物を盗むこともやっていた。
無論、これに人間たちが怒らないわけがなく、一回の狩りにつき1〜2匹は捕まるかその場で殺されるのであるが、決してそれ以上ということはなかった。
子ずんは一度、狩りに連れてってくれたことがある。
父ずん「おちびちゃん！こうやっておやさいをとるのだ！おちびちゃんもやってみるのだ！」
子ずんは畑に実ったトマトを掴み、力一杯引っ張る。
子ずん「うんちょ！うんちょ！(ぷちっ)とれたのだ！」
父ずん「おちびちゃんははじめてなのにとってもかりがじょーずなのだ！これはきっとしょーらいはりっぱなはんたーなのだ！」
しかし、そこに突如として不穏な声が上がる。
お爺さん「コラー！わしの畑で何やっとんじゃクソ虫どもぉ！」
父ずん「たいへんなのだ！おちびちゃん！ぼくのせなかにつかまるのだ！」
父ずんは子ずんとトマトを背中に乗せながら、空高く飛んでいった。
妖精たちは盗んだ野菜を手に持ち、一目散に逃げていく。しかし1匹だけ出遅れるものがいた。目の前の野菜に気を取られ過ぎていたのである。
お爺さん「捕まえた！お前は真っ二つに引きちぎってやる！」
森ずん「ゆるちてくだちゃい！ぼくがわるいわけじゃないんです！ぼくのおててしゃんがわるいんです！」
お爺さん「なにぃ！？手が悪いと申すか！よし決めた！ならばそのおててさんを伸ばしてやろう！」
お爺さんは妖精の腕を横に伸ばし始めた。
森ずん「いやああああああああ！おててしゃんひっぱらないでええええええ！」
お爺さん「ヒヒヒヒヒ！こりゃおもしろいわい！そりゃ！」
お爺さんは、テナガザルのようになった妖精で遊び始めた。ネックレス、おさるさんのポーズ、コマネチ等々…。
お爺さん「あひゃひゃひゃひゃ！最後は思いっきり伸ばしてフィニッシュじゃ！」
森ずん「こんなの…..妖精じゃ….ないのだ…..うわーん！」
お爺さんは妖精の両腕を横に極限まで伸ばした。
森ずん「いちゃい！やめて！こんなことしたらちぎれちゃうのだ！やめて！やめチュブ！ブボボボボボボボボボボボボボボボボ！」
お爺さん「ふおおおあああああああああああああああ！！！」
妖精は最期に血と内臓を撒き散らしながら真っ二つになって死んだ。
子ずん「なんてむごいことを！」
父ずん「おちびちゃん、あれがくちょにんげんなのだ！あいつらはああやってぼくたちをころちてしまうのだ！」
子ずんは知った。奴らの傲慢さ、凶暴さを、そして恐ろしさを。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こうして妖精たちは、沢山の野菜を手に、村に戻った。これが3ヶ月に1回ほどあった。
だが、読者はこうは考えないだろうか。
なぜこれほど盗みを働きながら、村は無事なのか？人間たちは何もしないのか？
いや、町の人たちは実際に何度かその村を探しに行ったことがある。
それは夜中のことだった。子ずんが親に挟まれて寝ていると、突然上からの大声で目が覚めた。
森ずん「みんなー！くちょにんげんがやってきたのだー！」
親たちはすぐに飛び起きて、土に敷いてあった葉っぱをずらした。そこには妖精が入れるほどの穴があった。
母ずん「さあおちびちゃん！このなかにはいってじっとしてるのだ！ぜったいにおおきなこえをだしちゃだめなのだ！」
子ずんが穴の中に入ると、母ずんはまた葉をかぶせた。そして親ずんたちは家の別の穴にそれぞれ入った。
それはいわば妖精たちにとっての防空壕のようなものだった。こうやって人間から身を隠そうとしているのだ。読者は所詮ただの猿知恵と言うかもしれない。しかし、その効果は意外にもあった。
村に二人の青年がやってきた。一人は髪が緑色で、もう一人は赤かった。
杏「確かにここで声がしたと思ったんだけど」
ず「おや、どうやらここは妖精の村みたいなのだ。ほら、そこに落ち葉や枝を集めた家がちらほらあるのだ」
杏「妖精も馬鹿だなあ。こんな分かりやすい所に隠れるなんて」
赤い青年は上から枯れ枝を取り去った。
杏「あれ？おかしいな。いると思ったんだけどな」
ず「偶然空き巣だっただけなのだ。こっちならちゃんといるのだ」
緑の青年は、子ずんのいる家に向かった。
そして上の落ち葉を取る。
子ずん「……..！」
子ずんは恐怖に震えた。
それは子ずんにとって初めて間近にみた人間の顔だった。それはとても大きくて、一口で飲まれそうな程だった。
ず「あれ？こっちにもいないのだ。どういうことなのだ？」
杏「もしかして、地下に潜ったんじゃない？」
赤い方の言い分は正しかったのだが、緑の方はそれに反論した。
ず「それはないのだ。妖精が穴を掘って隠れるなんて、考えると思うのだ？」
赤い方は確かにそうだと言った。
ず「きっとみんなどこかに引っ越したか、もう狩り尽くされたかのどっちかなのだ」
杏「そうだね。それじゃ別の場所に行こう」
こうして青年たちは去っていった。
父ずん「おちびちゃん！もうでてきていいのだ！」
子ずんはやっとのことで狭い穴から出た。
母ずん「どうやらみんなぶじだったみたいなのだ！」
父ずん「おちびちゃん！くちょにんげんはみんないなくなったのだ！どうしたのだ？」
子ずんはまだ震えていた。
子ずん「おとーちゃ、ぼく、とってもちかくでくちょにんげんをみちゃったのだ。ぼく、たべられちゃいそうでこわかったのだ」
父ずん「おちびちゃん、だいじょうぶなのだ！もしくちょにんげんがやってきても、このあなにかくれていればあんぜんなのだ！」
父ずん「それに、もしものときは、かみしゃまがまもってくれるのだ！」
かみしゃま？それは子ずんにとって初めて聞いた名前だった。
子ずん「それってだれなのだ？」
父ずん「かみしゃまはぼくたちをつくってくださったとってもえらいかたなのだ！ぼくもおかーちゃも、そしておちびちゃんも、みんなかみしゃまからうまれたのだ！」
子ずんは不思議に思った。だって神様なんて見たこともないのだから。
子ずん「かみしゃまはどうしてぼくたちをつくったのだ？」
父ずん「それはぼくたちがしあわせにいきるためなのだ！ぼくたちがしあわせだと、かみしゃまもしあわせなのだ！」
父ずんは大切なことのように言い聞かせる。
父ずん「おちびちゃん、よくきくのだ！いつかきけんなときにであったら、かみしゃまにおねがいするのだ！そしたらかみしゃまがたすけてくれるのだ！」
子ずんは思った。かみしゃまってなんてすごいんだろう！
子ずん「わかったのだ！」
父ずん「だけどおちびちゃんはそのかわりいいこにしてないといけないのだ！いいこにしないとかみしゃまはもしものときたすけにきてくれないのだ！かみしゃまのるーるはぜったいなのだ！」
子ずんは知った。神の偉大さを。そして決意した。自分はいい子にしようと。そして幸せに生きることを。
神のルールには誰も逆らえないのだ。
だが、なんということだろう。あの日、あんなことが起こってしまうなんて。
一度目は、その妖精が子ずんの時だった。
その目は人への恐怖に怯えていたが、同時に、純粋な心を持っていたように思える。
二度目は、その妖精が成ずんになっていた時。
その目は、紛れもない性獣の目だった。
私は、それを不快であると同時に、哀れだと思った。
三度目は、それの最期の時だった。
その目は、憎悪に満ちていた。
それは自分のずん生が人間によって滅茶苦茶にされてしまったことへの恨みだった。
しかし、それには何か信念のようなものを感じさせた。いずれはあのお方が人間を滅ぼしてくれるだろう、と。
では、あのお方とは誰なのか。それをこれから語ろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その妖精は、東北の岩手、それもかなり田舎の町のそばにある森で生まれた。
おぎゃー！おぎゃー！
それは元気なおちびちゃんだった。
父ずん「おちびちゃんがうまれたのだ！とってもかわいいのだ！」
子ずん「おとー…..ちゃ？….おとーちゃ！」
それが最初に見たのはおとーちゃだった。
父ずん「このこ、おとーちゃがわかったのだ！すごいのだ！」
母ずん「おちびちゃん！あたちのこともみて！あたちはおかーちゃなのだ！」
次にそれはおかーちゃを見た。
子ずん「おかーちゃ！おかーちゃ！」
父ずん「すごいのだおちびちゃん！おちびちゃんは、しょーらいゆーぼーなのだ！」
子ずんは上に太陽を見た。それは、子ずんにとって幸せなずん生を予言しているように思えた。
これからしあわせなまいにちがはじまるのだ！
子ずんは高鳴る期待にあにゃるを膨らませ、また眠りについた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その村は、ずん口100匹程度の、小さな村だった。ほとんどの家は落ち葉や木の枝を集めたものだった。
妖精たちは普段、森の木の実を取って暮らしていたが、時には「狩り」という、集団で人の畑から食べ物を盗むこともやっていた。
無論、これに人間たちが怒らないわけがなく、一回の狩りにつき1〜2匹は捕まるかその場で殺されるのであるが、決してそれ以上ということはなかった。
子ずんは一度、狩りに連れてってくれたことがある。
父ずん「おちびちゃん！こうやっておやさいをとるのだ！おちびちゃんもやってみるのだ！」
子ずんは畑に実ったトマトを掴み、力一杯引っ張る。
子ずん「うんちょ！うんちょ！(ぷちっ)とれたのだ！」
父ずん「おちびちゃんははじめてなのにとってもかりがじょーずなのだ！これはきっとしょーらいはりっぱなはんたーなのだ！」
しかし、そこに突如として不穏な声が上がる。
お爺さん「コラー！わしの畑で何やっとんじゃクソ虫どもぉ！」
父ずん「たいへんなのだ！おちびちゃん！ぼくのせなかにつかまるのだ！」
父ずんは子ずんとトマトを背中に乗せながら、空高く飛んでいった。
妖精たちは盗んだ野菜を手に持ち、一目散に逃げていく。しかし1匹だけ出遅れるものがいた。目の前の野菜に気を取られ過ぎていたのである。
お爺さん「捕まえた！お前は真っ二つに引きちぎってやる！」
森ずん「ゆるちてくだちゃい！ぼくがわるいわけじゃないんです！ぼくのおててしゃんがわるいんです！」
お爺さん「なにぃ！？手が悪いと申すか！よし決めた！ならばそのおててさんを伸ばしてやろう！」
お爺さんは妖精の腕を横に伸ばし始めた。
森ずん「いやああああああああ！おててしゃんひっぱらないでええええええ！」
お爺さん「ヒヒヒヒヒ！こりゃおもしろいわい！そりゃ！」
お爺さんは、テナガザルのようになった妖精で遊び始めた。ネックレス、おさるさんのポーズ、コマネチ等々…。
お爺さん「あひゃひゃひゃひゃ！最後は思いっきり伸ばしてフィニッシュじゃ！」
森ずん「こんなの…..妖精じゃ….ないのだ…..うわーん！」
お爺さんは妖精の両腕を横に極限まで伸ばした。
森ずん「いちゃい！やめて！こんなことしたらちぎれちゃうのだ！やめて！やめチュブ！ブボボボボボボボボボボボボボボボボ！」
お爺さん「ふおおおあああああああああああああああ！！！」
妖精は最期に血と内臓を撒き散らしながら真っ二つになって死んだ。
子ずん「なんてむごいことを！」
父ずん「おちびちゃん、あれがくちょにんげんなのだ！あいつらはああやってぼくたちをころちてしまうのだ！」
子ずんは知った。奴らの傲慢さ、凶暴さを、そして恐ろしさを。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こうして妖精たちは、沢山の野菜を手に、村に戻った。これが3ヶ月に1回ほどあった。
だが、読者はこうは考えないだろうか。
なぜこれほど盗みを働きながら、村は無事なのか？人間たちは何もしないのか？
いや、町の人たちは実際に何度かその村を探しに行ったことがある。
それは夜中のことだった。子ずんが親に挟まれて寝ていると、突然上からの大声で目が覚めた。
森ずん「みんなー！くちょにんげんがやってきたのだー！」
親たちはすぐに飛び起きて、土に敷いてあった葉っぱをずらした。そこには妖精が入れるほどの穴があった。
母ずん「さあおちびちゃん！このなかにはいってじっとしてるのだ！ぜったいにおおきなこえをだしちゃだめなのだ！」
子ずんが穴の中に入ると、母ずんはまた葉をかぶせた。そして親ずんたちは家の別の穴にそれぞれ入った。
それはいわば妖精たちにとっての防空壕のようなものだった。こうやって人間から身を隠そうとしているのだ。読者は所詮ただの猿知恵と言うかもしれない。しかし、その効果は意外にもあった。
村に二人の青年がやってきた。一人は髪が緑色で、もう一人は赤かった。
杏「確かにここで声がしたと思ったんだけど」
ず「おや、どうやらここは妖精の村みたいなのだ。ほら、そこに落ち葉や枝を集めた家がちらほらあるのだ」
杏「妖精も馬鹿だなあ。こんな分かりやすい所に隠れるなんて」
赤い青年は上から枯れ枝を取り去った。
杏「あれ？おかしいな。いると思ったんだけどな」
ず「偶然空き巣だっただけなのだ。こっちならちゃんといるのだ」
緑の青年は、子ずんのいる家に向かった。
そして上の落ち葉を取る。
子ずん「……..！」
子ずんは恐怖に震えた。
それは子ずんにとって初めて間近にみた人間の顔だった。それはとても大きくて、一口で飲まれそうな程だった。
ず「あれ？こっちにもいないのだ。どういうことなのだ？」
杏「もしかして、地下に潜ったんじゃない？」
赤い方の言い分は正しかったのだが、緑の方はそれに反論した。
ず「それはないのだ。妖精が穴を掘って隠れるなんて、考えると思うのだ？」
赤い方は確かにそうだと言った。
ず「きっとみんなどこかに引っ越したか、もう狩り尽くされたかのどっちかなのだ」
杏「そうだね。それじゃ別の場所に行こう」
こうして青年たちは去っていった。
父ずん「おちびちゃん！もうでてきていいのだ！」
子ずんはやっとのことで狭い穴から出た。
母ずん「どうやらみんなぶじだったみたいなのだ！」
父ずん「おちびちゃん！くちょにんげんはみんないなくなったのだ！どうしたのだ？」
子ずんはまだ震えていた。
子ずん「おとーちゃ、ぼく、とってもちかくでくちょにんげんをみちゃったのだ。ぼく、たべられちゃいそうでこわかったのだ」
父ずん「おちびちゃん、だいじょうぶなのだ！もしくちょにんげんがやってきても、このあなにかくれていればあんぜんなのだ！」
父ずん「それに、もしものときは、かみしゃまがまもってくれるのだ！」
かみしゃま？それは子ずんにとって初めて聞いた名前だった。
子ずん「それってだれなのだ？」
父ずん「かみしゃまはぼくたちをつくってくださったとってもえらいかたなのだ！ぼくもおかーちゃも、そしておちびちゃんも、みんなかみしゃまからうまれたのだ！」
子ずんは不思議に思った。だって神様なんて見たこともないのだから。
子ずん「かみしゃまはどうしてぼくたちをつくったのだ？」
父ずん「それはぼくたちがしあわせにいきるためなのだ！ぼくたちがしあわせだと、かみしゃまもしあわせなのだ！」
父ずんは大切なことのように言い聞かせる。
父ずん「おちびちゃん、よくきくのだ！いつかきけんなときにであったら、かみしゃまにおねがいするのだ！そしたらかみしゃまがたすけてくれるのだ！」
子ずんは思った。かみしゃまってなんてすごいんだろう！
子ずん「わかったのだ！」
父ずん「だけどおちびちゃんはそのかわりいいこにしてないといけないのだ！いいこにしないとかみしゃまはもしものときたすけにきてくれないのだ！かみしゃまのるーるはぜったいなのだ！」
子ずんは知った。神の偉大さを。そして決意した。自分はいい子にしようと。そして幸せに生きることを。
神のルールには誰も逆らえないのだ。
だが、なんということだろう。あの日、あんなことが起こってしまうなんて。
第二章:悲劇の始まり
その夜は親が木の上にあるうろで見張りをすることになっていた。もちろんもしものために隠し穴はいくつか作ってあった。用意周到である。子ずんも今日はうろの中で眠った。
その時のことであった。
父ずん「ふー。ねむらずにみはりをするのもらくじゃないのだ。なんだかねむくなってきたのだ」
母ずん「だめよおとーちゃ、もしものときにくちょにんげんがきたらむらはたいへんなことになっちゃうのだ」
そこで父はひらめいた。
父ずん「へこへこをしながらみはるのだ。そしたら、ねむけなんてふっとんでしまうのだ！」
母ずん「おとーちゃはてんさいね！」
そして親たちはへこへこをはじめた。
父ずん「はあ！はあ！へこへこ！へこへこ！」
母ずん「ずんぽいいのぉ！」
しばらくすると母ずんの体に異変が起こる。
母ずん「う…..うまれりゅ！」
ポポポポポポポン！
7匹の赤ずんが生まれた。妖精にとっては平均の出産数である。
母ずん「うまれたのだ！とってもかわいいおちびちゃんなのだ！」
父ずん「おちびちゃん！おきるのだ！おちびちゃんはおにーちゃになったのだ！」
子ずんはその鳴き声に目が覚めた。
それは子ずんにとって初めてのおとーとたちだった。子ずんは兄になれたことを幸せに思った。
子ずん「おとーちゃ！ぼく、とってもしあわせなのだ！これからぼくたちはおとーとたちともしあわせになるのだ！」
赤ずん「おにーちゃ！ちゅき！だいちゅき！」
だが、その幸せも束の間であった。
親ずんたちはまたヘコヘコをはじめた。
妖精の交尾というのはなかなかうるさいもので、妖精たちにとってはむしろ良いBGMになるのだが、人間にしてみれば正に騒音そのものでしかなかった。
そこに遠くから音を聞きつけて誰かやって来た。
見ればあの青年たちだった。
ず「こっちの方から音がするのだ」
杏「あれ？ここって前に来た村じゃない？」
本来なら見張りの妖精は人間たちが遠くにいても見えるものなのだが、この親ずん二匹は青年たちが村に侵入しても、気付きすらしなかった。いや、見ようともしなかった。
ヘコヘコに夢中になっていたのである。
青年たちは一応村の家々を調べてみる。すると、一発目から妖精がぐっすり眠っているではないか。
杏「あれ？今度はちゃんといるぞ」
ず「きっと今日新しくやってきた妖精なのだ」
二人は妖精の家族を手のひらでまとめてすくった。
そこで家族の一匹が目を覚ました。
森ずん「….くちょにんげん！どうちてこんなところにいるのだ！だれかー！たちゅけてなのだー！」
緑の方が木のうろに気づいた。
ず「あそこでヘコヘコしてるのだ」
青年はそこに向かい始める。
そこでやっと上で見張りをしていた親が気づいた。
母ずん「くちょにんげん！どうちてこんなにちかくいるのだ！」
父ずん「おちびちゃん！いますぐかくれるのだ！」
子ずんはすかさず穴に入りその上に葉っぱを載せてから隠れた。親ずんたちは動きもままならないおとーとたちを子ずんよりも大きな穴になんとか詰め込む。
しかし、親ずんたちは間に合わなかった。
ず「あれ、あんだけヘコヘコしてたのに親2匹だけなのだ？子供の1匹や2匹いるはずなのに」
青年は怪しんだ。
父ずん「ぼくたちにこどもはいないのだ！なかなかうまれてこないだけなのだ！」
ず「ふーん」
青年は不思議に思ったがとりあえず納得した。
子ずんはそんな中、葉っぱにあいた穴から一部始終を見ていた。
親ずんがこちらを見ているような気がした。
父ずん(おちびちゃん！ぼくたちはもうダメなのだ！でも、おちびちゃんはおとーとたちとしあわせにいきるのだ！だいじょうぶ、おちびちゃんはいつだって)
かみしゃまがみまもってるからね！
それが子ずんが最後に見た生きた父の姿だった。
子ずん(おとーちゃ！いかないで！いかないで！)
子ずんは叫びたい気持ちを抑えながらもそう願った。
しかし、おとーとたちは思い切り叫んだ。
赤ずん「おぎゃー！おぎゃー！おとーちゃ！ひとりにちないで！」
赤ずん「いきがくるちーのだー！」
青年はその声に気が付いた。何故木のうろから聞こえたのだ？
ず「……まさか！」
青年はすぐさまうろの中をもう一度覗く。すると落ち葉を集めた床から鳴き声が聞こえるではないか。
それらを除いてみると、いた。それも7匹。
ず「こいつら！家の中にこんなもの作ってたのだ！杏ちゃん！今すぐ家の中にある葉っぱや枝を取ってみるのだ！」
赤い青年も家の中をもう一度丹念に調べてみた。すると、でるわでるわ何十匹もの妖精が。
村は阿鼻叫喚の地獄となった。
森ずん「いやあ！どうしてぇ！どうしてみつかったのだあ！」
森ずん「たちゅけてえええええええ！！！」
父ずんはこれから幸せになるはずだった赤ずんたちを奪われ、発狂した。
父ずん「ああ！どうしてえ！どうしてさけんじゃったのだあああ！」
ず「くそ！くそお！こんなことで！こんなことで騙されるなんて！」
妖精はどんどんカゴの中に入れられた。
森ずん「いやあ！おねがいします！おとーちゃをかえして！」
杏「うるせえ！(グチャ)」
中には殺される者もいた。
捕らえられ、殴られ、時に殺される妖精たち。しかしそんな自分たちをただ眺めることしかできなかった。
ず「妖精は家族単位で連れ去ることにしてるのだ。そうすれば復讐を考える奴も、なかなか現れないのだ」
こうして、村の住民の半数が連れ去られていった。
しかし、子ずんは見つからなかったのだ。
子ずんはやっとのことでうろから出る。しかしそこに見たのは、
崩壊した村の姿だった。
「おとーちゃあ！おとーちゃあ！」
「どうして…..どうしてこんなことに….！」
「う…..うわあああああああん！」
泣き叫ぶ妖精、負傷した妖精、そして死んだ妖精。どうしてこんなことになったのか。
子ずんは泣いた。泣く以外に何ができる？こんなか弱い子供に！
しかし子ずんはどうしても親とおとーとを諦められなかった。
まだ生きているかもしれない。
子ずんはあの人間たちのあとを追いかけ始めた。そこに何とか生きていた村長が気付く。
村長「おい、そこのおちびちゃん！なにやってるのだ！やつらのところにいってはならないのだ！」
しかし、その時には子ずんは見えなくなっていた。
その時のことであった。
父ずん「ふー。ねむらずにみはりをするのもらくじゃないのだ。なんだかねむくなってきたのだ」
母ずん「だめよおとーちゃ、もしものときにくちょにんげんがきたらむらはたいへんなことになっちゃうのだ」
そこで父はひらめいた。
父ずん「へこへこをしながらみはるのだ。そしたら、ねむけなんてふっとんでしまうのだ！」
母ずん「おとーちゃはてんさいね！」
そして親たちはへこへこをはじめた。
父ずん「はあ！はあ！へこへこ！へこへこ！」
母ずん「ずんぽいいのぉ！」
しばらくすると母ずんの体に異変が起こる。
母ずん「う…..うまれりゅ！」
ポポポポポポポン！
7匹の赤ずんが生まれた。妖精にとっては平均の出産数である。
母ずん「うまれたのだ！とってもかわいいおちびちゃんなのだ！」
父ずん「おちびちゃん！おきるのだ！おちびちゃんはおにーちゃになったのだ！」
子ずんはその鳴き声に目が覚めた。
それは子ずんにとって初めてのおとーとたちだった。子ずんは兄になれたことを幸せに思った。
子ずん「おとーちゃ！ぼく、とってもしあわせなのだ！これからぼくたちはおとーとたちともしあわせになるのだ！」
赤ずん「おにーちゃ！ちゅき！だいちゅき！」
だが、その幸せも束の間であった。
親ずんたちはまたヘコヘコをはじめた。
妖精の交尾というのはなかなかうるさいもので、妖精たちにとってはむしろ良いBGMになるのだが、人間にしてみれば正に騒音そのものでしかなかった。
そこに遠くから音を聞きつけて誰かやって来た。
見ればあの青年たちだった。
ず「こっちの方から音がするのだ」
杏「あれ？ここって前に来た村じゃない？」
本来なら見張りの妖精は人間たちが遠くにいても見えるものなのだが、この親ずん二匹は青年たちが村に侵入しても、気付きすらしなかった。いや、見ようともしなかった。
ヘコヘコに夢中になっていたのである。
青年たちは一応村の家々を調べてみる。すると、一発目から妖精がぐっすり眠っているではないか。
杏「あれ？今度はちゃんといるぞ」
ず「きっと今日新しくやってきた妖精なのだ」
二人は妖精の家族を手のひらでまとめてすくった。
そこで家族の一匹が目を覚ました。
森ずん「….くちょにんげん！どうちてこんなところにいるのだ！だれかー！たちゅけてなのだー！」
緑の方が木のうろに気づいた。
ず「あそこでヘコヘコしてるのだ」
青年はそこに向かい始める。
そこでやっと上で見張りをしていた親が気づいた。
母ずん「くちょにんげん！どうちてこんなにちかくいるのだ！」
父ずん「おちびちゃん！いますぐかくれるのだ！」
子ずんはすかさず穴に入りその上に葉っぱを載せてから隠れた。親ずんたちは動きもままならないおとーとたちを子ずんよりも大きな穴になんとか詰め込む。
しかし、親ずんたちは間に合わなかった。
ず「あれ、あんだけヘコヘコしてたのに親2匹だけなのだ？子供の1匹や2匹いるはずなのに」
青年は怪しんだ。
父ずん「ぼくたちにこどもはいないのだ！なかなかうまれてこないだけなのだ！」
ず「ふーん」
青年は不思議に思ったがとりあえず納得した。
子ずんはそんな中、葉っぱにあいた穴から一部始終を見ていた。
親ずんがこちらを見ているような気がした。
父ずん(おちびちゃん！ぼくたちはもうダメなのだ！でも、おちびちゃんはおとーとたちとしあわせにいきるのだ！だいじょうぶ、おちびちゃんはいつだって)
かみしゃまがみまもってるからね！
それが子ずんが最後に見た生きた父の姿だった。
子ずん(おとーちゃ！いかないで！いかないで！)
子ずんは叫びたい気持ちを抑えながらもそう願った。
しかし、おとーとたちは思い切り叫んだ。
赤ずん「おぎゃー！おぎゃー！おとーちゃ！ひとりにちないで！」
赤ずん「いきがくるちーのだー！」
青年はその声に気が付いた。何故木のうろから聞こえたのだ？
ず「……まさか！」
青年はすぐさまうろの中をもう一度覗く。すると落ち葉を集めた床から鳴き声が聞こえるではないか。
それらを除いてみると、いた。それも7匹。
ず「こいつら！家の中にこんなもの作ってたのだ！杏ちゃん！今すぐ家の中にある葉っぱや枝を取ってみるのだ！」
赤い青年も家の中をもう一度丹念に調べてみた。すると、でるわでるわ何十匹もの妖精が。
村は阿鼻叫喚の地獄となった。
森ずん「いやあ！どうしてぇ！どうしてみつかったのだあ！」
森ずん「たちゅけてえええええええ！！！」
父ずんはこれから幸せになるはずだった赤ずんたちを奪われ、発狂した。
父ずん「ああ！どうしてえ！どうしてさけんじゃったのだあああ！」
ず「くそ！くそお！こんなことで！こんなことで騙されるなんて！」
妖精はどんどんカゴの中に入れられた。
森ずん「いやあ！おねがいします！おとーちゃをかえして！」
杏「うるせえ！(グチャ)」
中には殺される者もいた。
捕らえられ、殴られ、時に殺される妖精たち。しかしそんな自分たちをただ眺めることしかできなかった。
ず「妖精は家族単位で連れ去ることにしてるのだ。そうすれば復讐を考える奴も、なかなか現れないのだ」
こうして、村の住民の半数が連れ去られていった。
しかし、子ずんは見つからなかったのだ。
子ずんはやっとのことでうろから出る。しかしそこに見たのは、
崩壊した村の姿だった。
「おとーちゃあ！おとーちゃあ！」
「どうして…..どうしてこんなことに….！」
「う…..うわあああああああん！」
泣き叫ぶ妖精、負傷した妖精、そして死んだ妖精。どうしてこんなことになったのか。
子ずんは泣いた。泣く以外に何ができる？こんなか弱い子供に！
しかし子ずんはどうしても親とおとーとを諦められなかった。
まだ生きているかもしれない。
子ずんはあの人間たちのあとを追いかけ始めた。そこに何とか生きていた村長が気付く。
村長「おい、そこのおちびちゃん！なにやってるのだ！やつらのところにいってはならないのだ！」
しかし、その時には子ずんは見えなくなっていた。
第三章:十字架焼き
子ずん「はあ！はあ！」
子ずんは追いかけた。まだ家族は生きている。ただそれだけを願って。だが、青年たちはすでに見えなくなっていたし、どこにいったのかも分からなかった。
しかし、子ずんは森を出るとある家に行き着いた。それは青年の家だった。
子ずん「もしかしたらここに、おとーちゃと、おかーちゃと、おとーとたちがいるかもしれないのだ！」
その時、子ずんは窓から何かが見えた。それはあの青年の姿だった。間違いない。おとーちゃたちはここにいる。
子ずん「おとーちゃ！いまたちゅけにいくのだ！」
だが、そこに子ずんが見たのは
すでに調理された父の姿だった。
父は十字架のようなもので体を縦に貫かれていた。母も同じだった。十字架の下には、何やら妖精らしき顔が付いた液体が蠢いていた。子ずんにはそれがおとーとの顔のように見えた。
(注:ここで著者はノートに写真を貼り付けている。恐らく上の描写を再現したものか、もしくは…..？写真はこの他に一枚、物語の最後に載せられている。私は、著者がこれらの場所に写真を貼った、その意図を知らない。)
子ずん「うわあああああああああ！！！」
父は死んだ！母も死んだ！みんな死んだ！
その時、緑の青年がこちらを見た。
子ずん「はっ！」
子ずんはすかさず窓から離れた。
杏「あれ、ずんちゃん、どうしたの？」
ず「いや、何か妖精が窓から覗いてたような気がするんだけど……多分見間違いなのだ」
赤い方は気にせずに料理を見る。
杏「それにしても、この料理すごい見た目だね」
ず「これは十字架焼きといって、上の先が尖っている鉄の十字架を熱してから、妖精の体ごと貫くことで、妖精を中から焼く料理なのだ。ほら、頭がぷくーってなってるでしょ」
杏「あはは、ほんとだ。目がイッてる」
青年たちは十字架を耐熱の手袋で持つ。
ず「この特性ずんだソースを付けて食べるのだ」
杏「おいしそうだねー」
二人は、赤ずんをペーストにしたものにバジルを加えたソースへ、親ずんを突っ込む。
ず「これはこれは、バジルとずんだの味が絶妙にマッチしてるのだ」
一時間後、食事を終えた緑の青年は考えごとをしていた。さっき見た子ずんはなんだったのか。もしかして、今喰った家族の…..？
ず「…..まさか！」
杏「どうしたの？」
ず「もしかしたら今食べた家族は全員じゃないかもしれないのだ」
青年たちは急いで森に戻った。家族に生き残りがいるとすれば、そいつが復讐しに来る可能性は十分にある。またずんだだんみたいな奴らを生めば大変なことになる。可能性の芽は摘んでおくべきだ。さっき見た子ずんがそれならもう森に帰っているはず。
(注:ずんだだんって何だあ！？って思った方は公式サイト?をチェックだぁ！)
しかし彼らの判断は間違っていた。子ずんは家の外で寝ていたのである。こうして、子ずんの命はまたも救われたのだ。
子ずん「おとーちゃ…..おかーちゃ….」
子ずんは追いかけた。まだ家族は生きている。ただそれだけを願って。だが、青年たちはすでに見えなくなっていたし、どこにいったのかも分からなかった。
しかし、子ずんは森を出るとある家に行き着いた。それは青年の家だった。
子ずん「もしかしたらここに、おとーちゃと、おかーちゃと、おとーとたちがいるかもしれないのだ！」
その時、子ずんは窓から何かが見えた。それはあの青年の姿だった。間違いない。おとーちゃたちはここにいる。
子ずん「おとーちゃ！いまたちゅけにいくのだ！」
だが、そこに子ずんが見たのは
すでに調理された父の姿だった。
父は十字架のようなもので体を縦に貫かれていた。母も同じだった。十字架の下には、何やら妖精らしき顔が付いた液体が蠢いていた。子ずんにはそれがおとーとの顔のように見えた。
(注:ここで著者はノートに写真を貼り付けている。恐らく上の描写を再現したものか、もしくは…..？写真はこの他に一枚、物語の最後に載せられている。私は、著者がこれらの場所に写真を貼った、その意図を知らない。)
子ずん「うわあああああああああ！！！」
父は死んだ！母も死んだ！みんな死んだ！
その時、緑の青年がこちらを見た。
子ずん「はっ！」
子ずんはすかさず窓から離れた。
杏「あれ、ずんちゃん、どうしたの？」
ず「いや、何か妖精が窓から覗いてたような気がするんだけど……多分見間違いなのだ」
赤い方は気にせずに料理を見る。
杏「それにしても、この料理すごい見た目だね」
ず「これは十字架焼きといって、上の先が尖っている鉄の十字架を熱してから、妖精の体ごと貫くことで、妖精を中から焼く料理なのだ。ほら、頭がぷくーってなってるでしょ」
杏「あはは、ほんとだ。目がイッてる」
青年たちは十字架を耐熱の手袋で持つ。
ず「この特性ずんだソースを付けて食べるのだ」
杏「おいしそうだねー」
二人は、赤ずんをペーストにしたものにバジルを加えたソースへ、親ずんを突っ込む。
ず「これはこれは、バジルとずんだの味が絶妙にマッチしてるのだ」
一時間後、食事を終えた緑の青年は考えごとをしていた。さっき見た子ずんはなんだったのか。もしかして、今喰った家族の…..？
ず「…..まさか！」
杏「どうしたの？」
ず「もしかしたら今食べた家族は全員じゃないかもしれないのだ」
青年たちは急いで森に戻った。家族に生き残りがいるとすれば、そいつが復讐しに来る可能性は十分にある。またずんだだんみたいな奴らを生めば大変なことになる。可能性の芽は摘んでおくべきだ。さっき見た子ずんがそれならもう森に帰っているはず。
(注:ずんだだんって何だあ！？って思った方は公式サイト?をチェックだぁ！)
しかし彼らの判断は間違っていた。子ずんは家の外で寝ていたのである。こうして、子ずんの命はまたも救われたのだ。
子ずん「おとーちゃ…..おかーちゃ….」
第四章:血祭り
青年たちはさっきの村に戻った。妖精たちはまさかくちょ人間が帰ってくるとは思わなかったので、復興に忙しくて隠れる暇などなかった。
森ずん「どうしてまたくちょにんげんが！？」
森ずん「おねがい！もうみのがして！」
そして、さっき食べた家族の家を荒らす。見れば緑の青年はもう一つの穴を見逃していることが分かった。
しかし、そこに子ずんの姿はなかった。
ず「……..は？」
またやられた？二度も？
何故だ？あんな虫程度の知能しかない奴に！
許さない！絶対に許さない！
そんな思いがこの青年に湧いたのだろうか？
(注:ここから先、文章が支離滅裂になっている。著者はよほど興奮していたと思える）
ず「 FAAAAAAAAAAAAAAAA！！！」
突然青年がするどい雄叫びを上げた。
村長「え？」
そして村長の頭を手で掴むと
ギュウウウウウウウウウ！
村長「いや！あたましゃんが！やめて！おねがいします！ふおあああああああああああああああああああ！！！！」
ビュルビュルビュビュルビュル！！！
村長の頭が緑の血肉を吹き出し、萎んだ風船のようになってしまった。
一瞬妖精たちは何が起こっているのか分からなかった。だが、その一瞬後
うわああああああああああああ！！！！！
たちまちのうちに散り散りになって逃げ出した。しかし、いくら大勢の妖精でも、彼は全てを逃がさないつもりだった。
今度は両手でまとめて10匹掴む。
森ずん×10「いやああああああ！！ころちゃないでええええええええ！！」
そして力一杯押しつぶす！
森ずん×10「ホアアアアアアアアアアア！！」
ギュルギュルギュルギュル！！
グチャア…..
ず「 FUUUUUUUUUUUUUCK！！！」
巨大ずん肉だんごが出来た。緑の青年はまたもや雄叫びを上げた。
赤い青年はその勇猛果敢な姿に興奮したのだろう
杏「 FAAAAAAAAAAAAAAAA！！！」
突然叫び出したかと思うと、地面を這いずっている妖精達をまるで犬のように喰らい始めた。
杏「グオオオオオオオオオオオオオオオオオ！ガツ！ガツ！ガツ！ガツ！グアアアアアアアアアアアアアアアア！！！」
妖精達「ふああああああああああああああああ！(ブチッブチッ)ふぁーーーーーーーーーーーーーー！！！！！」
そう、正に、四足歩行で、犬のように。
このようにして青年たちは妖精を殲滅させていった。
私は実際にこの光景を通りかかったものである。
ず「 FAAAAAAAAAAAAAAAA！！！」
ブチッブチッブチッブチィ！！！
妖精たち「 FAAAAAAAAAAAAAAAA！！！」
全員「 FAAAAAAAAAAAAAAAA！！！」
何だこれは。どっちが悲鳴か、はたまた歓喜の叫びか、分からんではないか。キチガイの集まりだ。
身体を縦に裂かれ、内臓を断面からぶっ放す妖精。
骨付き肉のように貪られ、りんごの芯みたいになった妖精。
腸を引き出されたあげく、まるでそれを投げ縄のように振り回される妖精。
頭を縦に引き伸ばされ、棒アイスみたいにされたあげく、これまた棒アイスのように齧られる妖精。
北斗神拳のようなラッシュを、全身から血を吹き出しながら受ける妖精。(10匹くらい)
袋に入れられ、そのまま頭を突っ込む青年に貪られる妖精。(15匹くらい)
素晴らしい！
ここはまるで天国じゃないか！
いいぞ！そこだあ！もっとやれえ！
殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ！！！！
ふおああああああああああああ！！！
んん、何だ？
私のあそこが勃起している！
やれやれ、私も落ちぶれたものだ。
いや、読者方よ、勘違いしないでほしい。
私にはこんな趣味はない。
というか誰も なサディ な光景に
抜けるわけな うが。
そもそもだね こんなも 抜くやつは
頭がイカれて だよ。
ふんんんんんん んん んん！！！！
大体私には恋愛 ですら
興味がないわけで
キエアアアアアア ｱｱｱ！！！！！
まあ、これで分かった 。
僕が健全な男児である ねえ。
(注:上の空白は何か白い液体で文字が隠れていたため、判読できなかったのである。これは何だろう？修正液にしては随分と不自然なやり方だ。そしてネバネバしている気がする…………なんか臭い？)
青年たちは妖精達を血祭りに上げた後、雄叫びを上げながら走り去っていった。
森ずん「どうしてまたくちょにんげんが！？」
森ずん「おねがい！もうみのがして！」
そして、さっき食べた家族の家を荒らす。見れば緑の青年はもう一つの穴を見逃していることが分かった。
しかし、そこに子ずんの姿はなかった。
ず「……..は？」
またやられた？二度も？
何故だ？あんな虫程度の知能しかない奴に！
許さない！絶対に許さない！
そんな思いがこの青年に湧いたのだろうか？
(注:ここから先、文章が支離滅裂になっている。著者はよほど興奮していたと思える）
ず「 FAAAAAAAAAAAAAAAA！！！」
突然青年がするどい雄叫びを上げた。
村長「え？」
そして村長の頭を手で掴むと
ギュウウウウウウウウウ！
村長「いや！あたましゃんが！やめて！おねがいします！ふおあああああああああああああああああああ！！！！」
ビュルビュルビュビュルビュル！！！
村長の頭が緑の血肉を吹き出し、萎んだ風船のようになってしまった。
一瞬妖精たちは何が起こっているのか分からなかった。だが、その一瞬後
うわああああああああああああ！！！！！
たちまちのうちに散り散りになって逃げ出した。しかし、いくら大勢の妖精でも、彼は全てを逃がさないつもりだった。
今度は両手でまとめて10匹掴む。
森ずん×10「いやああああああ！！ころちゃないでええええええええ！！」
そして力一杯押しつぶす！
森ずん×10「ホアアアアアアアアアアア！！」
ギュルギュルギュルギュル！！
グチャア…..
ず「 FUUUUUUUUUUUUUCK！！！」
巨大ずん肉だんごが出来た。緑の青年はまたもや雄叫びを上げた。
赤い青年はその勇猛果敢な姿に興奮したのだろう
杏「 FAAAAAAAAAAAAAAAA！！！」
突然叫び出したかと思うと、地面を這いずっている妖精達をまるで犬のように喰らい始めた。
杏「グオオオオオオオオオオオオオオオオオ！ガツ！ガツ！ガツ！ガツ！グアアアアアアアアアアアアアアアア！！！」
妖精達「ふああああああああああああああああ！(ブチッブチッ)ふぁーーーーーーーーーーーーーー！！！！！」
そう、正に、四足歩行で、犬のように。
このようにして青年たちは妖精を殲滅させていった。
私は実際にこの光景を通りかかったものである。
ず「 FAAAAAAAAAAAAAAAA！！！」
ブチッブチッブチッブチィ！！！
妖精たち「 FAAAAAAAAAAAAAAAA！！！」
全員「 FAAAAAAAAAAAAAAAA！！！」
何だこれは。どっちが悲鳴か、はたまた歓喜の叫びか、分からんではないか。キチガイの集まりだ。
身体を縦に裂かれ、内臓を断面からぶっ放す妖精。
骨付き肉のように貪られ、りんごの芯みたいになった妖精。
腸を引き出されたあげく、まるでそれを投げ縄のように振り回される妖精。
頭を縦に引き伸ばされ、棒アイスみたいにされたあげく、これまた棒アイスのように齧られる妖精。
北斗神拳のようなラッシュを、全身から血を吹き出しながら受ける妖精。(10匹くらい)
袋に入れられ、そのまま頭を突っ込む青年に貪られる妖精。(15匹くらい)
素晴らしい！
ここはまるで天国じゃないか！
いいぞ！そこだあ！もっとやれえ！
殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ！！！！
ふおああああああああああああ！！！
んん、何だ？
私のあそこが勃起している！
やれやれ、私も落ちぶれたものだ。
いや、読者方よ、勘違いしないでほしい。
私にはこんな趣味はない。
というか誰も なサディ な光景に
抜けるわけな うが。
そもそもだね こんなも 抜くやつは
頭がイカれて だよ。
ふんんんんんん んん んん！！！！
大体私には恋愛 ですら
興味がないわけで
キエアアアアアア ｱｱｱ！！！！！
まあ、これで分かった 。
僕が健全な男児である ねえ。
(注:上の空白は何か白い液体で文字が隠れていたため、判読できなかったのである。これは何だろう？修正液にしては随分と不自然なやり方だ。そしてネバネバしている気がする…………なんか臭い？)
青年たちは妖精達を血祭りに上げた後、雄叫びを上げながら走り去っていった。
第五章:決意
子ずん「きがついたらぐっすりねむってたのだ。みんなぼくのことしんぱいしてるのだ」
子ずんは青年が去った一時間後に村に帰った。
子ずん「ただいまなのだ……ええ？」
しかし、そこにあったのは壊された家と妖精の死骸だけだった。
いや、これは妖精なのか？みんな原型を保っていなかった。あるものは頭を伸ばされ、あるものは緑色の肉塊になっていた。
子ずん「う、うわあああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ！！！！」
子ずんは力の限り叫んだ。そりゃそうだろう。なにせ帰ったら村の妖精がみんな死んでいたのだから。
子ずん「どうちて！どうちて！どうちてえ！」
子ずんは訳が分からなかった。何で自分だけこんな辛い目に遭わなくちゃいけないのだ。神様なんて信じてもいいことなんてなかったんだ。
神様なんて……！
しかしその時、子ずんの脳裏に、父が最後にいったあの言葉が照らし出される。
おちびちゃんは、かみしゃまがみまもってくれるからね！
そうだ、神様は今日2回も救ってくださったのだ。一度目はあの青年から、もう一つは今ここで惨殺した鬼威惨から。
子ずん「かみしゃまはほんとうにいるのだ…..」
神様、ごめんなさい。僕は一瞬、神様を否定しようとしました。許してください。
子ずんは神が許してくれたような気がした。
しかし、妖精たちを殺したその鬼威惨とは誰なのだろう？もしやあの青年たちではないのか？答えは意外にもすぐ分かった。
木の陰から自分と同じサイズの耳なし妖精が3匹出てきたのである。まだ生き残りがいたのだ！
子ずん「あれはぼくのしんせきさんのおちびちゃんなのだ！」
友ずん「きみ！いきてたんだね！よかったのだー！」
子ずんはどうして村がこうなったのかを聞いた。
友ずん「あのみどりとあかのくちょにんげんがまたやってきたのだ！でもぼくたちはかくれててみつからなかったのだ」
子ずん「な、なんだってー！！」
やはり子ずんの勘は当たっていた！くちょ人間！絶対に許さない！
生き残っていたのは、雄の友ずん、そして2匹の子供の雌ずんだった。うち1匹は友ずんのガールフレンドだった。
友ずん「ぼくのおとーちゃとおかーちゃはころされちゃったけど、ぼくのふぃあんせはいきててよかったのだー！」
GFずん「あたちもよ！みらいのぱぱずん！」
死ね。
子ずん「それはよかったのだ！もしかしたらまたむらをふっこーできるかもしれないのだ！」
友ずんはそれを聞くと、密かに抱いていたとある計画を話し出した。
それは生き残った4匹でレジスタンスを作ろうという話だった。
友ずん「いつまたあのくちょあかみどりがせめてくるかもわからないのだ！ぎゃくにぼくたちがぶっころちてやるのだ！」
復讐！そうだ、復讐だ！奴らは絶対に生かしてはおかない！子ずんはすぐに賛成した。
子ずん「ぼくはおとーちゃとおかーちゃ、そしておとーとたちとむらのみんなをころちたあいつらをゆるさないのだ！」
おとーちゃ、僕がんばるのだ。絶対にみんなの仇を取ってあげるからね！
友ずん「いまはまだせめどきではないのだ。ぼくたちでおちびちゃんをたくさんうんで、みんなでやっつけるのだ。たぜーにぶぜーなのだ！」
こうして、子ずんたちはレジスタンスを結成したのだった。さてこの後どうなるやら、続きは次回のお楽しみうるせーんなこたどうでもいーんだよなんでカスが4匹も生きてんだよあの時よく探すんだったわマジで死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
子ずんは青年が去った一時間後に村に帰った。
子ずん「ただいまなのだ……ええ？」
しかし、そこにあったのは壊された家と妖精の死骸だけだった。
いや、これは妖精なのか？みんな原型を保っていなかった。あるものは頭を伸ばされ、あるものは緑色の肉塊になっていた。
子ずん「う、うわあああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ！！！！」
子ずんは力の限り叫んだ。そりゃそうだろう。なにせ帰ったら村の妖精がみんな死んでいたのだから。
子ずん「どうちて！どうちて！どうちてえ！」
子ずんは訳が分からなかった。何で自分だけこんな辛い目に遭わなくちゃいけないのだ。神様なんて信じてもいいことなんてなかったんだ。
神様なんて……！
しかしその時、子ずんの脳裏に、父が最後にいったあの言葉が照らし出される。
おちびちゃんは、かみしゃまがみまもってくれるからね！
そうだ、神様は今日2回も救ってくださったのだ。一度目はあの青年から、もう一つは今ここで惨殺した鬼威惨から。
子ずん「かみしゃまはほんとうにいるのだ…..」
神様、ごめんなさい。僕は一瞬、神様を否定しようとしました。許してください。
子ずんは神が許してくれたような気がした。
しかし、妖精たちを殺したその鬼威惨とは誰なのだろう？もしやあの青年たちではないのか？答えは意外にもすぐ分かった。
木の陰から自分と同じサイズの耳なし妖精が3匹出てきたのである。まだ生き残りがいたのだ！
子ずん「あれはぼくのしんせきさんのおちびちゃんなのだ！」
友ずん「きみ！いきてたんだね！よかったのだー！」
子ずんはどうして村がこうなったのかを聞いた。
友ずん「あのみどりとあかのくちょにんげんがまたやってきたのだ！でもぼくたちはかくれててみつからなかったのだ」
子ずん「な、なんだってー！！」
やはり子ずんの勘は当たっていた！くちょ人間！絶対に許さない！
生き残っていたのは、雄の友ずん、そして2匹の子供の雌ずんだった。うち1匹は友ずんのガールフレンドだった。
友ずん「ぼくのおとーちゃとおかーちゃはころされちゃったけど、ぼくのふぃあんせはいきててよかったのだー！」
GFずん「あたちもよ！みらいのぱぱずん！」
死ね。
子ずん「それはよかったのだ！もしかしたらまたむらをふっこーできるかもしれないのだ！」
友ずんはそれを聞くと、密かに抱いていたとある計画を話し出した。
それは生き残った4匹でレジスタンスを作ろうという話だった。
友ずん「いつまたあのくちょあかみどりがせめてくるかもわからないのだ！ぎゃくにぼくたちがぶっころちてやるのだ！」
復讐！そうだ、復讐だ！奴らは絶対に生かしてはおかない！子ずんはすぐに賛成した。
子ずん「ぼくはおとーちゃとおかーちゃ、そしておとーとたちとむらのみんなをころちたあいつらをゆるさないのだ！」
おとーちゃ、僕がんばるのだ。絶対にみんなの仇を取ってあげるからね！
友ずん「いまはまだせめどきではないのだ。ぼくたちでおちびちゃんをたくさんうんで、みんなでやっつけるのだ。たぜーにぶぜーなのだ！」
こうして、子ずんたちはレジスタンスを結成したのだった。さてこの後どうなるやら、続きは次回のお楽しみうるせーんなこたどうでもいーんだよなんでカスが4匹も生きてんだよあの時よく探すんだったわマジで死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
このページへのコメント
最初に捕まった森ずんなに鬼滅の刃の半天狗みたいな言い訳してんだよ💢
改めて見たり思い返して気づいたが、ずんちゃんクソ虫共に慢心し過ぎじゃないか…?(汗)
デカ虫にバットや木の棒だけで挑んで苦戦したり、クソ虫の番を家の中を自由に使わせて家財や食糧を台無しにされたり、今回のクソ虫の群れの悪知恵にまんまと引っ掛かって何度も駆逐し損なったり……
ずんちゃんは杏ちゃんにとって"鬼威惨"の先輩だけど、今となっては杏ちゃんに鬼威惨レベル負けてないかコレ??(汗)
そうかもしれん
隠す気サラサラ無い殺意で笑ってしまいましたw
第4章一番好きです！おやすみプ〇プ〇思い出しました(笑)
唐突にテンションが上がるところで笑ってしまう