ありがとうございます！ 
今回は前までの続きではありません。
私がもっと小説をうまく書くためのステップとして書いてみようと思ったものを書きました！
登場人物をしっかり書くためにVOICEROIDの結月ゆかりさんに協力してもらいました。
本編
私の名前は結月ゆかり
今日は親友の紲星あかりと家で一緒にゲームをする約束をしている
「ふあー……8時半ですか……あかりさんが来るのは10時からだから準備しないといけませんね……」
洗面所までスタスタと歩き顔を洗う
「……？あれ？2つとも落ちてる」
いつも左右の髪に付けている髪飾りだ
「あかりさんにメタリックマカロンとか言われましたけどこれが無いと落ち着きませんね…」
拾って髪飾りを付ける
カチャ…ベチャッ…
「………？なんか変な感触が……」
取り外すと髪飾りには緑色の豆臭い物体が付いている
ずんだ虫の糞だ
「えっ…これって…まさか…」
鏡を見ると髪にはべったりとそれが付いていた
「ふぁああああ！！！」
昨夜
『くちょにんげんがやっとねたのだ！おちびちゃんたち！みんなくるのだ！』
『はーいのだ！きょうもどんなごはんさんかたのしみなのだ！』
『んちょ！んちょ！』
浮遊する親に這いながらついて行く
『おとーちゃ！おかーちゃ！あそこにある銀色のやつはなんなのだ？』
『おちびちゃん！よくみつけたのだ！あれはたぶん「まかろんさん」なのだ！ぼくもちいさいときたべたことがあるのだ！とってもあまくてずんだもちくらいおいちかったのだ！』
『ずんだもち！ずんだもち！』
『さいしょにみつけたずんちゃにたべるしかくがあるのりゃ！』
『うるさいちゃ！あれはずんちゃのものなのだ！』
『おちびちゃん！みんなでわけあってたべればいいのだ！ふたつもあればおなかいっぱいになるのだ！』
『ぱぱずん！さすがなのだ！』
『さっそくふたりでもっていくのだ！』
『うーんちょ！うーんちょ！まかろんさんにしてはおもいのだ！』
『おとーちゃ！おかーちゃ！がんばっちぇ！』
『にょだ！にょだ！』
床に運び終わった瞬間全ての子ずんが髪飾りにかぶりついた
『おいち！おいち…？』
『おいちくないちゃ！』
『かたすぎてたべれねーちゃ！』
『おちびちゃん！たべかたにコツがあるのだ！』
『おちびちゃんたち！ぱぱずんをみならうのだ！』
親ずんが髪飾りに噛みつく！
ガッ！バキッ！
『いちゃあああ！！！ぼくのおくちさんがあああ！！』
『ぱぱずん？！だいじょうぶなのだ？！』
『おとーちゃ！おとーちゃ！』
『こんなものずんちかけてやるちゃ！』
ブリブリブリブリィッ！
ベチャッ！ベチャッ！
………………………………………………………
イライラしながらも髪飾りと髪をキレイに洗った
「最近食べてないのに食べ物がなくなっているのはずんだ虫のせいでしたか…」
食パンの減りの早さをあかりさん相談した時に
「食べてる割に胸が小さいですね！」と言われたことを思い出し…怒りが湧く…とともに何かを思い出した
「そういえば！確か去年のクリスマスプレゼントの中に…！」
自分の部屋に入り中を探る
ガサゴソ…ガサゴソ…
「あった！ありました！」
テッテレーー！
鬼威惨向け！VRラジコンあんこもん！！
「これ琴葉姉妹に貰ったんですけど1回も使わずにSplatoonばっかりやってたんですよねー…」
「あの時は琴葉姉妹ってずん虐好きなのか？としか思いませんでしたがこんな時に役に立つとは！」
ラジコンあんこもんには！収納された鋭い爪、プロペラを使った飛行能力、地面を滑るように走る機動力がある！！
「ふふふふふ！！この結月ゆかりを怒らせたことを後悔させてやりますよ！！」
ラジコンあんこもんに電池を入れVRゴーグルとコントローラーとを接続する
「レッツゴー！あんこもん！殺ってやりましょう！」
シュイイイイイン！
「うおーー！速い速い！なかなか面白いじゃないですか！」
「さーて…片っ端からずんだ虫が居そうな場所を見回っていきますよー！」
シュウウウン！
………その頃
『ずーん…ずーん…』
『おちびちゃんたち…とってもかわいいのだ！』
『まかろんさんはたべられなかったけどみかんさんがあったのだ！』
シュウウウン！
『？なんのおとなのだ？』
チラッ
デデーン！！（遭遇！）
「やっと見つけましたよ…このクソ虫！！」
「まさか押し入れの中に巣を作っていたとは…！一体いつ入ったのか知りませんが！舐めやがって！」
『おちびちゃん！はやくおきるのだ！！なぜかあんこもんがいるのだ！』
『あんこもん？！きょわい…！きょわい…！』
『おちびちゃんたちはぼくたちがまもるのだあああああ！！』
子ずんは3匹、そのうちの2匹をオスがくわえ、1匹をメスがくわえて逃げ出した
「逃がしませんよ！」
あっという間に追いつき、爪を剥き出しにしてずんだ虫に襲いかかる！
「オォラァッ！」
スパッ！
『いちゃあああ！！！』
斬られたのはオス、子ずんを1匹落とす
『いちゃ！ずんちゃおちちゃったのりゃ？！』
「チビから殺してやりますよ！」
シュウウイイイン！！
思い切り子ずんに体当たりを食らわせる！
『がふうっ！！』
『いぢゃ…いぢゃ…いきができないちゃ…』
『おちびちゃんんんんん！！』
「私の髪飾りを汚したのはあっ！！この尻かあっ！」
スパスパスパッ！ズビャッ！！
『ああああ！！！ずんぢゃのおじりじゃんんん！！』
ブリュリュ！！
『なんてむごいのだ！！ゆるせないけどにげるしかないのだ！』
『ごめんねおちびちゃん…あんこもんにはかてないのだ…うらむならこのせかいをうらんでね…』
『ままずん！おちびちゃんがへったからとべるのだ！』
『そうね！あのおちびちゃんのぶんまでこのおちびちゃんたちをいかすのだ！』
フワー…フワー…
『たちゅけてほしいのりゃあああ！！』
『ずんちゃをおいて、いかないでええ！！』
ズバズバズバッ！ドチュッ！
『がひゅっ！！』
下半身を細切れにした
「ふぅ…！まずは1匹！ストレスが解放されていきますね！」
「さーて！飛べただけで逃げられると思ってるなら死にますよー！」
『はあ…はあ…』
『このくらいとべばにげられたはずなのだ！』
ブーーン！！
『のだぁっ？！』
『あっ！あれはっ！あんこもんなのだああ！！』
「わあああ！すごい！空飛んでますよこれ！」
「ということで！無駄行動ご苦労でした！ずんだ虫共！オラァッ！」
ブーーン！！
両手足の爪を解放したまま突撃する！
『おとーちゃ！おかーちゃ！きょわいのだああ！』
『ひいいい！！』
ドッ！！！ビシャアッ！！
狙われたオスから緑の血が噴き出す
『ああああ！！！』
そして子ずんも落下する！
『おちりゅうう！！』
グチャッ！！
『はう…はうう…いちゃいよー…』
『ままずん…おちびちゃんだけでも…たのむのだ…』
爪に貫かれた体が…
さっき落下した子ずんに落ちる！
『ちゃ…？』
グチャアアアッ！！
「２連鎖！」
『しょんな…ぱぱずん…おちびちゃん…でもぼくだけでもにげるのだ…！』
あんこもんは思いっきり爪を振りかぶり
「死で償え！ずんだ虫！」
ズバアッ！！
飛行器官の辺りから切り裂く！
『ああああああああ！！』
グチャッ！！
『おぎゃー！おぎゃー！おかーちゃ！きょわいのりゃあああ！！ずんちゃしにたくないちゃああ！！』
『うっ…うっ…おちびちゃんだけでもまもるって…ぱぱずんと…やくそくしたのだ…！』
「あっふーん」
『たちけて！たち』ドチュッ！
子ずんの顔面を爪が貫く
『え？』
『おちびちゃん…？』
「ふふふ！最後の1匹です！」
「死ねええいっ！！」
ズバアアアアッ！！
…トントン
「はわっ！！」
「あのー…ゆかりさん？」
慌ててVRゴーグルを外す
もう約束の10時を超えていた…
「さっきから女の子らしくない言葉ばかり発してましたが…」
「あっ、あのーこれは…」
「それ新しいゲームですか？！ちょっと私にもエキサイティングさせてください！！」
手からゴーグルを取り、装着する
「ええええ！？」
「ゆ…ゆかりさん…こういうの好きなんですね…」
『おちびちゃん…ごめんね…ぱぱずんのやくそくもまもれなかったのだ…』
『ぱぱずんがいて…おちびちゃんもうまれて…これからも幸せなずん生をおくるはずだったのだ…』
『なんでこんなことになったのだ…？ゴボッ…』
「こっ！これは違いまして！こんな感じの！グロいホラゲーなんですよ！！」
「ずんだ虫が出てくるホラゲーなんて怖くないですよ…」
「…」
「まあ！とりあえずゲームやりましょ！ゆかりさん！私昨日ポテチの600グラムのやつコストコで買ったんですよ！」
「ありがとうございます…」ぐううぅ…
その後夜中までゲームをやってる間にずんだ虫のことなんか忘れていたゆかりさんだった…
終わり！
ありがとうございました！
なんか変なとこあったら学習するので教えてください！
VOICEROIDキャラはみんな好きだから色々やってみたいですな…
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yakumoizumi
このページへのコメント
このラジコンあんこもんには武器があったり飛べたり高性能ですね。しかもVRで没入できちゃうから、ずんだ虫をやっつけるのが捗りそうです。
ゆかりさん、ちゃんと説明しないと変な誤解が・・・！
でもVRでラジコン動かすのすっごい楽しそう
いや絶対楽しい
オマケにずんだ虫相手に無双するなんて
即死させずじっくり殺す事が出来るとはなかなかこのラジコンの制作者は分かってるようですね。
このVRゲーム、後片付けもしてくれれば最高なんだけどなぁ
家の中、くっそ汚くなるのが難点
『ふふふふふ！！この結月ゆかりを怒らせたことを後悔させてやりますよ！！』のセリフ、脳内再生余裕でした()
情け無用のラジコンあんこもん、『トムジェリ』の『Push-Button Kitty（人造ネコ）』を想起させて面白かったです！！