はじめに 
こんにちは。けもです。
現在執筆中の新作小説が完成しませんでしたので、今週は小説でも何でもないメモ書きのような形式で投稿いたします。
※ただ、自分の好きな表現を書き連ねているだけですので、決して他のクリエイター様に対してこのような表現を強要する意図はございません。
みんなちがって、みんないい。
皆様も、好きな表現についてぜひ、コメント欄で語っていただけると嬉しいです！！
こういう表現が好きです1
・「のだ、のだ。」 / 「のだのだのだのだ」
妖精が何か行動している際に発している鳴き声（？） 動画作品等で幅広く聞かれますね！
「のだ、のだ。」の方は、2回目の「のだ」のトーンが上がっているとお気に入りです()
・「くちょにんげん」 / 「くしょにんげん」
おそらく「クソ人間」と言いたいのでしょうね。
舌足らずな感じがかなり好みです！ 私はもっぱら「くちょにんげん」の方を使いがちです……ねちょねちょしてて好きなので！！
「くちょにんげん」に限らず、敵対した相手に「くちょ○○」 / 「くしょ○○」とつけるのも、なかなかいいものですね（くちょむし、くちょとり、くちょいぬ、くちょねこ、くちょからすetc…）
VOICEVOXで「くちょにんげん」と出力すると、たまに「くちよにんげん」（“ちょ”ではなく“ちよ”）となるのですが、それもまたかわいい。
・「ずんちゃ」
主に、子ずんの一人称として使われていますよね！ ホントにこの響きが好きで……
私は、親ずんであっても見分けのためや、精神的な幼さを表現するために「ずんちゃ」使ったりします！！
「ずんちゃの、ずんちゃの！！」だったり「ずんちゃも、ずんちゃも！！」みたいに繰り返すのもお気に入りです！！
・「〜なにょだ」 / 「〜なのりゃ」
子ずん関連でもうひとつ。「のだ」ではない舌足らず表現、多用しがちです……
私はずっと「にょだ」を使っていますが、「のりゃ」にも強い魅力を感じます！！
・「もりのけんじゃ」
妖精の自称。withzun様の動画作品で拝見した時に、背筋が凍ったのを覚えています。
西欧において、本当の「もりのけんじゃ」はフクロウ類だという事実も含めて、妖精の愚かさが際立ちます()
この「もりのけんじゃ」幻想をいかに崩すかがおにゐさんとしての腕の見せ所なのでしょうね！？
・「ぼくの / ずんちゃのかわいい○○が〜〜〜！！」
からだの一部を切られたりしたときのセリフ。
おにゐさんに罵られた時等、「くそむしじゃないちゃ。かわいいようせいさんなのだ！」というセリフ回しを含め、見習いたいこの自己肯定感。
・「ごめんねおちびちゃん、またうんであげるからね！」
睡蓮様の作品でよくお目にかかります。多産な妖精ならではの価値観だなあとしみじみ。
今のおちびちゃんと、これから生まれてくるおちびちゃんとは、果たして同じなのか？ 妖精の独特な死生観が垣間見えます。
・「ごはんさん」 / 「ごはんしゃん」
食べ物をあらわす妖精の言葉でしょうか。
「おうちさん」「たんぽぽさん」等、この世のものには殆ど何でも「さん」付けするのに、「人間」に対しては「くちょにんげん」だったりするのが面白いですよね。
番外編
・クズ妖精
因果応報という言葉の通り、それ相応の報いを受けさせるようなストーリー構成に出来るので、個人的に、クズ妖精の存在は非常にありがたいんです。
セリフに関しても、どれだけ人間の価値観と乖離した、クズみたいな価値観を持っているか……という表現が、物書きとしての勝負どころです！！
・妖精と人間が（一見）共存しているように見える世界
せりざわ様やnuz様の動画作品で顕著でしょうか、妖精側は一方的に「社会に馴染んでいる」と感じているけれど、人間側は妖精を見下しており、「ただの使い捨ての道具」としかみなしていないのもリアルで好きなんです！！
・善良虐
おそらく、（いろいろな意味で）いちばん難しいジャンルですよね。
何をもって「善良」とするか、視聴者様によってその定義が異なることも、表現の難しさに拍車をかけていると思います。
※妖精に対して少しでも視聴者様がムカつく場面（へこへこする場面、本能に抗えずに気持ちよくなってしまう場面等？）があった場合、途端にその作品に登場する妖精は、作者様の意志に反して「善良」でなくなってしまう、という流れがあるのかなあと、最近のコメント等を拝見していて思いました。
自分も、いずれは挑戦してみたいジャンルです。
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このページへのコメント
「ぼくの / ずんちゃのかわいい○○が〜〜〜！！」
型抜きならぬずんだ抜きみたいなシチュを想像しました。
３０分以内に決められた大きさの肉片を抉り、数を競うゲーム。３０分以内に死なせるかイラついて殺したらそこまでの数をカウント。
初級者：成ずん、中級者：子ずん、上級者：赤ずん、マスター：たりない
善良
群れと個体によって見方が変わると思うんですよね
群れなら
法があり遵守する精神がある
法を犯した者にたいする自浄作用がある
自給自足が出来る
明るく分け隔てなく迎え入れる事ができる
・・・・・を横目に遠く離れて家族単位で決して目に付かない生活を送り、人間に捕まるくらいなら自決する者たち
ヒエラルキーの地下にいるような奴らが呑気に集落なんざ作ったら綺麗に盛り付けされた料理なんですわ
個体だと
理性で本能を押し込めることができる
施しを受けそうになったら返すものがないと固辞する
恩には感謝と恩で報いる
身の程を知っている
でしょうか
一見共存世界についての、
共生したかった、歩み寄りたかったのは妖精側だけで、人間に裏切られ踏み躙られる(実際は最初から無感情に扱われていた)ことで自分が他愛のない存在だったことに気づくシチュエーションはいいですね
そういう作品は少ないので「共存」や「カイロ」の用が済んだり利用できなくなった妖精には歯牙にもかけない人間の冷たさが際立っていてゾクッとします
コメントありがとうございます。人間の冷たさというか、どうしても越えられない種族間の「壁」がリアルです！
人間と共存したい妖精がいても、それを望まない人間が一定数存在する、というのもかなりリアルですよね！
それを妖精たちが「裏切られた」と思うのも、共存出来ていると一方的に「思い込んだ」末の失望だという美しさ……
すっごく分かる…！
「ずんちゃ」＋「なにょだ」＋「ぼくのかわいい○○がー！」で役満ですね。
（おむつ子ずんだとダブル役満）
その自己肯定感を蹂躙するずん虐が、いかにもキュートアグレッションやってるなぁって感じがして、んー、堪らないっ…！！
善良虐は得意ジャンルなので、kemoさんが難しいというのは何だか意外な気がします。
kemoさんがボイボを使ったことがあるという事は、もしかして…（淡い期待）
コメントありがとうございます。オムツ子ずん、かわいいですよね！トイレトレーニングの発達段階でおむつ卒業（立ち絵変更）みたいな妄想も捗ります！！
善良虐には何度か挑戦しているのですが、どうしてもクズ要素？が出てきてしまうというか……（元々「“しあわせ”シリーズ」も善良虐になる予定でした）
あっ、あまり期待しないで下さい！！ ボイスドラマ風の小説に挑戦しようとして挫折した名残です！！
毎週出すのは大変ですよね。
丁度良い機会なので質問したかったのですが
kemoさんの作品に出てくる動物達は調子に乗ったくそ虫を良く殺したりしますが捕食する場面をあまり見ないのですがあえてそうしているのでしょうか？
コメントありがとうございます。創作が自分なりの生命線なので、出来る限り続けていきたいところです……
捕食の場面をあまり見ない……確かに、言われてみればそうかもしれません（別段、意識はしていませんでした）！ もしかしたら、ネコやシャチが捕まえた獲物で遊ぶように、妖精は遊び甲斐のあるオモチャであるという認識が動物たちの中であるのかも（？）
捕食をテーマにした小説は、実は没プロットの中にあります。今後、何らかのカタチで投稿出来ればと思います！
また産んであげるからねは確かゆめたろーさんが最初だった気がします。
僕は好きなシチュは無理矢理絞られてたりないちゃんを産んで慟哭するシチュですな。
コメントありがとうございます。初出はゆめたろー様でしたか！大変失礼いたしました。
たりないちゃんに関して、産んだ後に親ずんが絶望するパターンと、「かわいいおちびちゃんにはかわりないのだ」と受け入れる分岐があるのも興味深いです！
たりないちゃん、いずれ拙作にも登場させます！