へこへこ三昧ずんだもん
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saiyan_party 2023年05月08日(月) 03:45:52履歴
本文 作:祭屋 
[いやー！いやー！！]
[おねがいです！だしてください！ゆるしてくださいのだ！！]
カゴの中でつがいの妖精が喚いている。人様の庭先でやかましく盛り散らしておいて見逃してとは何事だ。
雑魚は雑魚らしく慎ましくしていればいいのに。目に付いた時点で終わりなんだよこいつらは。
「はァ？うるせェ」
「今日という今日は許さねえぞ！クズ虫共・・・ん？」
[ままずん？ままずんしっかり！！]
[あ、あああああ、でりゅ！うまれりゅのだ！！]ﾎﾟｿﾎﾟｿﾎﾟｰｿ
「人が説教垂れてる途中だろうがガキ産んでんじゃねえ！！」ｯﾀﾞｰﾝ!!
[ぼぎゃ！]ﾌﾞﾁﾞｬ
我慢が足らない母妖精を叩き潰す。堪え性がねえクズだな産む機械かよ。出損なったガキごとぺしゃんこだざまあみろ。
[ああああああああ！ままずん！？ままずんんんんんん！！！]
片割れが潰されたことに驚愕しつつも、先にひり出されたガキ2匹を俺から庇うように背後へ隠すオス。
おやや、嘆くだけなら何でもできるがムシケラにしちゃなかなかの判断力じゃないか。血が上った脳が冷静さを取り戻す。
[おぎゃーおぎゃー！][のだーのだー！！]
[お、おねがいしますのだ！このこたちだけはゆるしてくださいのだ！！]ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
「お前なかなか面白いな。ちょっと気に入ったぞ」
[ほ、ほんとなのだ？じゃあ]ﾊﾟｧｧ
「だがガキはダメだ」ﾋｮｰｲ
油断した隙にガキ2匹を取り上げる。
確かにそうだ。ただ潰すだけなら簡単ですぐに終わるがそれだけではつまらない。
いいことを思いついたしこんな奴らは思いきり苦しめてから、さらに苦しめてやらないとな・・・。
[ああっ！？]
[おねがいです！おちびちゃんをかえして！！]
喚くオス1匹をカゴに放置して泣き叫ぶガキどもを転がす。出てこなければ母体と楽に死ねたのにな・・・形だけの同情はしてやるぜ。
[おぎゃー！こわい、こわいよぉー！！][にんげんしゃん、おとーとをいじめないで・・・]ｳﾙｳﾙ
産まれたばかりにしては妙に利口そうなやつだな。母体の死を間近で見たのが関係あるのか？研究者じゃないからわからないし興味もないが。
まあこれだけ話が分かりそうなら好都合だ。面白いことになるといいが・・・。
「おいガキ。俺の言うことが分かるな？逆らったら殺すぞ」
[(こくこくこく)]
激しく頷く。まずはやかましいので弟？を黙らせるように指示する。
あやしたり、なだめすかして程なく静かになった。
「じゃあ次だ。そいつとヤれ。お前らの言葉で言うとへこへこしろ」
「わかってるだろうが断ったら2匹とも殺すからな。ヤるならさっさと始めろ」
[お、おちびちゃん？だめえーっ！？]
「てめぇは黙ってろ！」ｶﾞｧﾝ
カゴを投げ捨てる。存外頑丈なのか本体も妖精も無事なようで笑う。やかましい親妖精はひっくり返って伸びている。
生きてるのならそれなりに使いようはある。せいぜい死ぬまで楽しませてくれ。
[わ、わかりましたのだ。おとーとずんごめんね・・・]
[え、えぇえ・・・？]
性別考えず適当抜かしたがどうなるんだろうか？
同性同士でヤらせるのも面白そうだが棒があった方が分かりやすくていいなあ。
まあ気に入らなかったらここで終わり、それでいいや。
[ぼくがのるから、おとーとずんはじっとしててほしいのだ]
[へ、へこへこへこへこ・・・]ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶ
[じゅんぽ、おねーちゃがぼくのじゅんぽたべてるのだ！たべられちゃうのだ！！]ｿﾞｸｿﾞｸ
はえー、姉弟だったんだ。こいつは都合がいいぜ。
しかし妖精ってのは後背位でまぐわってるイメージだったが騎乗位もできるんだな。なんだかレアなものを見てお得な気分。
産まれたばっかりでも生殖器やら性行為に相当する意味わかるんだな・・・。本当に繁殖に特化した気色の悪いナマモノだぜ。うげぇ。
[へこへこ、へこへこ・・・]
[おおおおおねーちゃ、ぼく、ぼくもうがまんできないのだ！]ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
「？」
[へ、えぇ？]ｸﾞﾘｭﾝｯ
[んおおおおおおおおおっ！？おとーとずん、らめぇえええええ！！！]
[おねーちゃ、おねーちゃのあなさいこーなのだ！もっとしめるのだ！もっともっとへこるのだ！！]ｽｺｽｺｽｺｽｺ
されるがままになっていた弟の目の色が変わったかと思うと姉をひっくり返して組み敷き、お馴染みの体勢となった後背位を取る。
おずおずと怯えながら上下運動をしていた姉とは対照的に、主導権を奪った弟は狂ったように腰を打ち付ける。汁やら肉がぶつかり合って弾ける音が不快だ。
弟が早速ヘコ妖精に目覚めてるの面白いけどだんだんイライラもしてきたな。俺は無理矢理やらせてゲラゲラ嘲笑いたかったのにこれじゃあクズを悦ばせるだけだ。
[だめっ、ずんぽだめなのだおとーとずん。もうおねーちゃをきもちよくしないで！！]
[うるせーのだ！もとはといえば ぼくをおそったのはおねーちゃなのだ、ぜんぶぜんぶ このあながわるいのだ！！]ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｽﾎﾟﾎﾟﾝ
[あーっ、でりゅでりゅ。おねーちゃのわるいあなに ずんたねぜんぶぶちこんでやるのだ！！]
[はへぇええええっ、んほおおっ！？]
[らめっ、らめらめらめらめっ！！]ﾋﾞｸｿﾞｸﾊﾞｸｩ
「飽きた死ね」ﾎﾟﾝｯ
ラストスパートをかけ始めた弟を姉から引き放す。2匹とも唖然としているが喚き出す前にとっとと済ませてしまおう。
[ちょ]ﾌﾞﾁｨ
ハサミで今にもはち切れそうな生殖器を根元から切り取る。こんなものがあるからこいつらは苦しまなきゃいけないんだ。全部これが悪い。俺が因果を断ってやるから安心しろよな。
[あああああああああああああああああああああああああああああ！！！]ﾎﾟｲ
笑える、聞き覚えしかない断末魔をあげる口にずんぽとかいう汚らしいモノを放り込む。てめぇに還れ。
[はがびゃああああああああああっ！]
[やべっ！]ｶﾞﾁﾝ
[らべっ！]ﾍﾞﾁﾝ
[ぼおおおおおおおお]
頭と顎を押さえ、強引に咀嚼させる。自分の大事なモノの味はどうだ？一度しか味わえないだろうからじっくり堪能してほしい。
そんなダイナミックな去勢の様子を、父と姉は青ざめて震えながら眺めている。ちょうどいい、俺の言葉がただの脅しじゃないことを骨身に教え込んでやる。
しかしガチガチ言ってるけど歯とかあるんだろうかこいつら？ちゃんと噛めよ噛み潰せよ。わざわざやってる意味がないじゃないか・・・。
[ぐぶ、べぶ]
[ぼっ、ごぷぅ・・・]ｺﾞｸﾘ
真正面から握り潰す勢いで口を押さえつけ、吐き出すのを封じた上で圧力をかけるとすぐに喉を鳴らして飲み込んだようだ。
事は為された。さぞかしチン味だったろう。いや連中の言葉を借りればずん味か、心底どうでもいいや。
[ぼ、ぼぐの、ぼくのだいじなずんぽ、ずんぽがぁぁぁ・・・っ！]
[おっ、おぐっ、おごご、おげええええ・・・！！]ｳｯｵｴｯ
開放された弟妖精がえずき出した。なるほど自身で潰してしまったずんぽを吐き出して繋げ直そうというのか。
確かに妖精の再生力は目を見張るものがあるというし、産まれたばかりなら可能性もあるかもしれない。いいアイデアだ是非手伝ってやろう。
[おごぇばああああああああああああっ！？]ｸﾞｲｰﾑ
[や、やめちぇ！もうおとーとずんにひどいことしないで！！]
「あァ？逆らうのかクズ虫ィ？？」
[ひっ！]ｶﾞｸﾌﾞﾙ
一睨みしたら姉妖精は黙った。物わかりがいいというか、自分が生き残るために他のものを差し出す残酷な裏切り者というか・・・全部弱いのが悪い。
弟妖精の頬を押さえて口を全開にし、喉奥を貫く勢いで指を突き入れる。1本2本3本・・・。
[ああああああああ、あぎっ・・・]ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞ
邪魔するなよ。指3本の時点でギチギチ、というか相当無茶してる。これ以上やったらどうなるんだろう？ぜんぜんわかんないや。
[おとーとずん、だめぇーっ！？]
[ぶわ！？]ﾍﾞｼｬｱｱ
[あ、あああ、ああああああああああああー！？]
狭っ苦しいのが鬱陶しくてつい指を広げてしまった。喉元から顔面にかけて上下左右に弾ける弟妖精。
物言わぬ緑色の水たまりと化したソレを見て大粒の涙を流し絶叫する姉妖精。何被害者ぶってるんだ？我が身可愛さに見殺したくせによ。
「よかったな。おまえを襲っていた薄汚いクズ妖精は死んだぜ」
「今日はもう終わりにしてやる。汚いから片付けておけよ？じゃないと親子揃って潰すからな」
[う、ううう・・・ごめん、ごめんねおちびちゃんたち・・・]ｼｸｼｸ
[おとーちゃ、おとーとずん・・・]ｸﾞｽｸﾞｽ
感動の再会(笑)を果たした親子はお通夜ムードで掃除を始めた。逆らったらどうなるのか、自分の置かれた状況をよく理解しているな関心関心。
3日くらいはこのオモチャで遊べるだろう。次はナニをしようかな・・・。
数日後・・・
「急に連絡を寄越したと思ったら何だい全く・・・」
「悪い悪い。妖精で頼れるのお前しかいなくてよ」
「まあいいや、数少ない知り合いに頼られて悪い気はしないしね」ﾌｩ
「(ちょっろ)今度メシ奢るわ助かるゥ〜」
「いや、それより珍しい妖精捕まえたら潰さずに頂戴よ。賢そうな子ならなおよしだね」
「おう、サンキューな！」
(割と今回のガキが当てはまる気がするけど、まあいいか)
数少ない知人を当たって面白そうなモノを手に入れることができた。
妖精好きの偏屈な奴だが物わかりが良くてカネも持ってるときた。もっといい生き方があるんじゃねーかと思うが本人が楽しそうだしいいか。
[ばー、う゛ーっ！！]ｼﾞﾀｼﾞﾀｽﾞﾘｽﾞﾘ
カゴの中で蠢く手足のない巨体。何度見ても気色悪いしまるで知性を感じないな。こんなもので遊ぼうなど考える奴はよほど意地が悪いに違いない。
俗にいう“たりない”とかいう奇形。育児放棄されたり環境に適応できずに自然では成長することなく死ぬのが普通と言われている。
それをここまで大きく育てて共食いまで仕込むとは・・・飽きたし持て余してたからちょうど良かったとは向こうの弁だ。責任もって潰してやるからな。
「アイツもこれでよくずんだもん好きィ〜とか言えたもんだな。趣味が悪いぜ」
お互い同類のようなものだが決定的に違うのは、俺にとってずんだもんはオモチャ以外の何でもないこと。特定の個体を可愛がったり潰したりと一切の区別はしない。
どちらが良いとか悪いとかではない。ひとつのモノ、しかも取るに足らない妖精とかいう畜生に対する価値観が違うだけだ。
[ひっ、にんげんしゃん・・・きょうはなにを・・・？]
「よォガキィ。今日のずんぽはコイツだ、たっぷり可愛がってもらえ」ﾎﾟﾃｯ
[ばう゛ばう゛っ！ううううううう゛ーっ！？]
怯え散らかす子妖精の前に大たりないを放ってやる。欲に眩んだ目をギラつかせて早速臨戦態勢だな。どっちの意味で食うにしても面白くなればいいんだが。
[あ、ああ、ああああああ・・・！？]
[おねがいです・・・もう、おちびちゃんにひどいことさせないで・・・！]ﾋｭｰｯ､ﾋｭｰｯ
あまりにも喚くから半殺しにして板に打ち付けてやった親妖精が叫ぶ。うるせーなコイツ、子思いなのは結構だがそんな要求聞いてもらえると思ってるのか？
こいつはそこそこに弁えた個体だと思っていたが見込み違いだったか？もうちょっと痛めつけてやるか。
[むーっ、むむむむうーーーーーっっ！？]ﾋﾟｰｯ
[ぶむむっ！ぶふーっ！！！！]ﾊﾞﾂﾝﾊﾞﾂﾝ
口をガムテープで閉じた後、念のためにホチキスで留めてやる。よし、呻き声しか聞こえてこない。これでガキの悲鳴だけを楽しめるな。
しかし工具や文具は便利だ、普段使いの他に妖精を痛めつける道具にも早変わりとは素晴らしい。
[ばう゛ぅ゛ぅ゛・・・]ﾌﾐﾐｯ
[やー！やあああああっ！！！]
[ばぁーっ！]ﾋﾞｼﾍﾞｼｯ
親の処置をしている間に大たりないが子妖精を組み敷こうとしていた。拒絶して暴れようとするたびに頭突きを喰らわされて痛めつけられている。ラクに殺すなよ・・・？
まあでも確かに手足がなければ攻撃方法も限られてくるか。キリンのケンカか何かみたいだな。そんなことをぼんやりと考えていると・・・。
[ばぁ、べぇ、ぼぉぉぉぉ・・・！]ｸﾞｲｸﾞｲ
[や、やめちぇ！きちゃないのやー！！]
いつの間にやら大たりないがムクムクと肥大化した生殖器を子妖精の腹に擦りつけていた。わざわざ大と言われるだけあってボディのサイズに比例したなかなかの逸物だなあ。
[う゛ぅう゛！]ﾍﾞｷ
[ぎあああああ！し、しましゅ！へこへこしましゅからああ！！！！]ｶﾞﾁｶﾞﾁ
[ぶむ、むぐぐぐぐーーーー！！]
痛めつけられることに心が折れた実の子が、得体のしれない奇形のモノを受け容れようとしている様子に抗議からか呻き声を上げる親妖精。
よーく見ておけよ、全部てめぇが招いた災いだぜ？
[はう！はうううん！！]ﾉｯｼﾉｯｼ
[いああああ！も、もっどやさしくしてええええ！！]ｶｸｶｸｶｸｶｸ
泣きながら突き出された尻に飛びつく大たりない。支える手足もないが器用に穴へ挿し入れて前後活動を始める。
[ばばばばばばばばば]ｽｺｺｺｺｺｺ
[へごへごぉ、へこへこらめぇ！]
[うあぎぎぎぎぎぎぃっ、こ、こわれちゃうのらぁ・・・！]ﾋﾞｼｬｯﾌﾞｼｯ
大丈夫大丈夫。そう簡単に壊れないって。ガキが産まれるときのことを思うと穴周りは存外頑丈にできてると思うぜ。たぶんだけど。
それより度重なる共食いによって作られた大たりないの巨躯がどんどんのしかかって子妖精を押し潰さんばかりに迫っている。穴の心配より体の心配をした方がいいのかもしれない。
しかし改めてみるとたりないって言うのにブツがぶら下がってるのは何とも言えない気持ちになるなあ。たりてるじゃんそこがこいつらにとっての本体みたいなもんだろ？
[う゛ぅ゛ーーーーーーーーんっ！！！]ｶﾞﾌﾞｰｯ
[ぎいいいいいいいいっ！いぢゃいいぢゃいいぢゃいいいいいいいいっ！]ｼﾞﾀｼﾞﾀ
[やああああっ、でてりゅ、でってりゅうううううううううう！！！]
子種を放出する段になり子妖精を逃がさないためか背中に噛みつく大たりない。食いちぎらんばかりの勢いで肉を食いしめながらどぶどぶと胎内射精し続けている。うえっ。
それは結構な時間続き、イヤーな気持ちになっていた辺りで大たりないが妙な動きをし始めた。
[ばっ、ばばばばばっ、ばっ・・・]ｶﾐｶﾐ
[いぢゃいいいいい！も、もうやめぢゃああああああ！！！]ﾌﾞｼﾞｯｼﾞｭｼﾞｭｯ
やべっ、こいつガキを喰う気だ。バカじゃねえのかさっきまでの種付けタイムは何だったんだよアタマまでたりないかよ・・・。
たりないだったわ。ダメだこりゃ。所詮クズはクズね。ああバカバカしい仕舞いだ。
「まったく・・・」
度し難いゴミだな。今ならアイツが要らないって言った理由もわかった気がする。まあ俺に引き渡してる時点で無事に帰ってくるとは夢にも思ってないだろうがな。
しかし満足にオモチャの役割も果たせないなんて何が楽しくて生きてるんだ？？クズはクズでも使えねークズだな本当に。
[う゛]
背中を掴んで子妖精から引きはがす。巨体と言ってもあくまで妖精同士にとっての話。ヒトの身であれば子供でも振り回して遊べるサイズだろうよ。
ううーんどう処理しようかなあ。そういえば文具、アレがあった。
[ばう゛ばう゛ううううううううううううううーーーーーーーっ！？]ｸﾞｯｸﾞｯｸﾞｯ
手回し式のシュレッダーに頭から突っ込み、グルグルとレバーを回転させる。
[う゛ーーーーーーーーー！？]ﾌﾞｼﾞｬｸﾞｯ､ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｯ､ｺﾞﾁﾞｭｯ､ﾍﾞﾁﾞﾁﾞﾁﾞ
緑色の体液をまき散らし、所々引っかかりつつもやがて製麺機のように細長く切り刻まれた燃えるゴミが出来上がる。
悪い悪い。とっとと楽にしてやるつもりだったが古いもので切れ味が悪くてな、想定以上に時間と手間がかかっちまった。
[あ、あああ、ああああああ・・・]ｶｸｶｸｶｸ
一息ついて子妖精に目をやると、ぽっこりと膨らまされた腹を押さえて唖然としている。こないだ弟とまぐわったばっかじゃん何をいまさら・・・。
「おいガキ、怪我はいいのか？」
[へ、へいきですのだ・・・すぐになおりますのだ・・・]
それはなにより。聞き分けのいいオモチャはなかなか見つからないからな。クズを甚振るのとは別の楽しさがある。
[それより・・・ぼくのおなかに、あか、あかちゃんが・・・？]
ああ、そういや弟は射精ず仕舞いだったもんな。調子に乗るからああなる。もっと分を弁えていれば最後までデキたかもしれないのにな。
「せっかくだし産めよそのガキ。嫌なら今死ぬか？」
赤ん坊がガキを作れるのかどうかは関係ない。ダメならダメでいい。なんか向こうがデキてる気になってるし案外何とかなるんじゃないのか？知らんけど。
[ぁぅ・・・、う、うううう・・・っ！？]ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
「あと縫い合わせた親父の口な、お前が責任もってこじ開けろ。次遊ぶ時までに喋れるようにしておけ」
喧しいのは腹立つが、せっかくお喋り出来るんだから悲鳴や絶望の声を上げてもらわないとな。少なくとも今はくぐもった声の気分じゃない。
[おとーちゃ、ごめんなさいなのだ・・・]
[こうしないと、ぼくは、ぼくたちは・・・]ﾌﾞﾁﾞｯﾌﾞﾁﾞｯﾌﾞﾁﾞｯ
[――――――――――――――っっっっ！！！！]ﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
妖精の力では打たれたホチキス針を開けないのはわかっている。抜くとなると肉ごと引きちぎるしかないだろうなあ。あいつは賢しいガキだぜ。
うわあ痛そうだなああんなに目見開いてガタガタションベン漏らしてるよ。いっそ死んだ方がラクなんじゃないのか？？？
このペースだとまだまだかかりそうだが針が終わってもガムテープが残ってるからなあ、しばらくの間いい声が楽しめそうだぜ。
また数日後・・・
[おねがいです！もうじゅうぶんでしょう？ぼくたちを、せめておちびちゃんだけでもはなしてください！！]
「は？何言ってるのお前？？」
あの日から磔にされっぱなしの親ずんがのたまう。
もう十分だぁ？何でそんなことを言われなきゃいけないんだ？それを決めるのは俺であってコイツではない。初日の出来事とガキの件でデキる奴だと思って損した。
身の程知らずのゴミ野郎じゃないか。期待して今まで生き永らえさせたのに裏切られた気分だぜ。
「ああ、それを聞いてハラが決まった」
[えっ]ﾊﾟｧｧｧｧ
「ガキはともかくお前は今日ここで死ね。今から殺す。何があってもだ」
[ああああばばばばばば・・・！]ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
勢いで宣言してしまったからには履行しなくては。しかしどうするかノープランだったな、いっそこいつの子に殺させるか？
いやアイツも最近腹が重いとか言って奥から出てこないし渋るのが面白くないからなあ。カスみてーなガキ孕みやがってどうせならまとめて始末してもいいな。
[ばわわわわわあ！あばばばばばばばば！！！]ｹﾀｹﾀ
「おいガキ、お前今から親父を犯せ」
結局こうなった。さっきの死刑宣告のせいかすっかりおかしくなってしまった親妖精の様子と自らの置かれた状況を察し、青ざめる子妖精。
親の不始末は子に回ってくる。せいぜい最期の華を咲かせておくれ。
[・・・]
もはや何を言っても無駄だと諦めきっているのか、何の声も上げず拘束され喚き散らす親妖精の前に屈み込む子妖精。
「親父のムスコの準備ができてないみたいだな。元気にしてやれよ」
[う、ううう、ぺろぺろ・・・れろれぉ・・・]ｼﾞｭﾙｯｼﾞｭﾘｨ
[んほうぉ、しゅごいのだ！]
[ずんぽぺろぺろきもちよすぎるのだ！ずんぽだけてんごくに いっちまったみてーなのだ！！]ﾊｽﾊｽ
子の情熱的な舌遣いに蕩ける親妖精。なんて浅ましい姿だろう。何が妖精だよ気持ちワリイなあ・・・。
[おまえきにいったのだ！ぼくのずんぽどれーになるのだ！！]ﾊﾋﾊﾋ
[ううう、おと、ちゃ・・・]ｴｸﾞｯｴｸﾞｯ
「おら、もう十分だろ。とっとと穴でお出迎えしろよ」
[・・・]ﾂﾌﾟﾌﾟ
[おほーっ、おひいーーーーーーっ！！]
『ぼくのおなかにはこずんが』などと言いたいのだろうが諦めたように目を伏せて親父に跨る子。そうだそれでいい。
殺すと決めたら何があっても殺す。少しでも反抗する素振りを見せたら首を刎ねてやろうという感覚を肌で感じたのかはわからない。都合がいいから黙っておこう。
[あひあひ、あひひひぃぃ！！]
[おらもっとはやくうごくのだ、こしをつかうのだ！！]ｸﾞﾘｸﾞﾘ
[や、やああっ、も、これいじょ、むり・・・]ｸﾞｯｸﾞｯｸﾞｯ
そうか無理か。じゃあ手伝ってやらないとな・・・。
[や、やべ・・・]ｶﾞｼｯ
[ぐぼおおおおおおおおおお！？がっ、っぎぎぎいいいいいいいいい！！！！]ｽﾞﾘｭｯｽﾞﾘｭｯｽﾞﾘｭｯ
泣き言を言う子妖精の身体を鷲掴みにし、激しく上下に動かしてやる。ああ、こんなクズに刹那の快楽を与えてやる俺はなんて優しい人間なんだ・・・。
[うっほおおおおおおおおおおおお！しゃ、しゃいごおおおおおおおっ！すごしゅぎるのだ！おめぇめーきだなあ！！]ｽﾞｯｽﾞｯｽﾞｯｽﾞｯ
[ああひいいいいいいいいーーーーっ！おとーちゃ、ずんずんらめええええええええええええ！！！！！]
[おろひて、おろひてえええええええええ！！！]
天を仰ぎ、反り返って泣き叫ぶ子オナホを満喫する親妖精。待ってろよお前の最期の時も近いからな・・・。
しかし泣いて喜ぶなんて今日まで生かしておいた甲斐があったなあ。妖精ずんだもんってのは交尾がだーい好きなんだろう？生きがいなんだろう？？良かったじゃないか堪能できて。
[おぶふぅ、いぐいぐいぐいぐいぐっ！う゛ーーーーーーーーーーーーぅぅっ！！！]
来た。みっともなく白目向いて惚け散らかし、今まさに子種を放たんとする親妖精の頭にカッターナイフを突き立てる。
薪のように真っ二つになってだらりとぶら下がる肉の塊。ガキの頃見た桃太郎の桃ってこんなおめでたい割れ方してたよな、なんておかしなことを連想してしまう。
[おどぉーーーーーーーーーーーーーーーっ！？]
[あびゃびゃびゃびゃああああああーーーーっ、おにゃが、おにゃがあぢゅぢゅぢゅ、ぐるぢぃーっ！！！]ﾎﾞｺﾞｫ
絶頂する際に息の根を断たれた親妖精は子種を吐き出すマシーンと化していた。
生命の危機・・・というか死んでいるのだが自らの種を一滴残らず出し尽くそうと我が子の胎へぎゅんぎゅん送り込んでいる。
[やべ、もうやべぢゃあ！ぐるぐるぐぐぐ・・・ごぶぅ！！]ﾌﾞｼｬｯ
ドン引きするくらいに放たれたのか、ついにみっともなく開かれた口から噴き出すまでに至った。こいつらの身体のつくりどうなってるの？普通繋がってるものだっけ？？
[ばべ、ごぼっ、も、もう・・・]ｺﾞﾌﾟｺﾞﾌﾟ
「おい死ぬのか？ハラの中のガキは？？」
[がは・・・おぐっ]ｶｸｶｸ
握り締めてもなお跳ね返ってくるほどにハラを中心に張り詰めた体、溢れるほどに注ぎ込まれた子種に溺れて死ぬのか・・・。
どーせなら気になったことを確認してからにしよう。自分の体のことだ、こいつも知りたいだろうしな。
[ぎゃあああああああああああああああああああああ！！！！]ﾋﾞｰｯ
ナイフで腹を開く。一応死なない程度に気を使ったつもりだがどうだろうか？
「わ、くっせ」
でろりと溢れてくる白濁とした汁にたまらずむせ返る。マスクしておいてよかった。汚ねえ子種まみれで嫌な気持ちになる。
[やめ、やめやめやめやめやめっ！]
[ぼくのおなかひらかないでっ！あかずんにひどいことしないで！！！]
意図を悟ったのか急に元気になったなこいつ。さっきまでのは何だよ出し惜しみか？気に入らねえな。
「ホントにデキてるのかどうか気になって夜しか眠れねえよ。ガキの体であの日数・・・どうだろうなあ？」ｸﾞﾘｸﾞﾘ
呆れるほど溢れる子種をかき分けながら、目的の胎にたどり着いた。しかし・・・。
「うえ、なんだこれ？白と緑のどろどろしかねーや」
[そ、そんな・・・！？ぼくは、ぼくはいったいいままでなにを・・・]
[あ、あ――――――――]ﾁｰｿ
死んだ。あっさりと死んだ。ハラの中にあったのはガキの出来損ないかよくわからない何か。
弟の子種か、たりないの子種か、いずれにせよまともな形にならなかったと。出てきてもどうせロクなもんじゃなかったろうなあ。
終わってしまえばつまらないもので、我に返った俺はそびえ立つ糞の塊をどう片付けたモノかなあと深くため息をついた。
あとがき
キーワードは『理不尽』『善良個体』『近親姦』
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このページへのコメント
素敵なお話でした。いつまで生きるとかいつ死ぬとかなぜ虫が決められると思ってるんでしょうかね。
素敵と言われたのは初めてな気がしますね。新鮮〜(ありがとうございます、ありがとうございます！)
鬼威惨に捕らわれた時点でオワってるようなものなので、せいぜい余生を楽しんで欲しいと思います。
うわぁ・・・
実の娘をそうと理解せずにただのメスとしか認識してない・・・
というより、ずんぽ刺激されたことで認識が狂っちゃった感じですかね？
それまではちゃんと正常に家族を認識してましたし
なんなら「おちびちゃんだけでも助けて」なんて言ってましたし
しっかし、胎内のドロドロといい、妖精の生態にはまだまだ謎が多いですな
今まで殺すと言った対象+αへ有言実行してきた人間に死刑宣告されちゃったのでおかしくなっちゃった☆
というつもりでしたが、肉欲に狂うのもバカバカしくて面白そうですね。現実逃避だと考えるとそちらの方が自然のように思えます。
未熟児なりガキが出てくるより生命のスープ以下しかなかったよ気のせいだったネ。の方が無様さ増して好みだなあと相成りました。
UC06zPmkyg様に限らず今回の性描写に対して様々なドン引きの反応を頂き俺はとても満足です。流石近親相姦はタブー視されるだけのことはありますね(？)
虐力が回復してる！
徹底して理不尽な扱いが素晴らしいですねえ
虐力(ぎゃくぢから)！？
大体いつも同じコースにボールを投げているつもりなんですが、四六時中ㄙㄣ̔ㄙㄣ̔した人間しかいない村に住んでるヤツの犯ることなので、
ムラっけは大目に見たり見て見ぬふりをなされてください。理不尽マンは俺さ。
やべえムラムラしてたら文字化けしてた
>人様の庭先でやかましく盛り散らしておいて
>キーワードは『理不尽』『善良個体』『近親姦』
え？善良個体？善良の定義がこわれちゃーう
テキトーに書いた弊害が出てしまっていますね…。
親父に関しては人前でヘコったことはマイナスかもしれませんが、発狂までは身の程弁えてて許せるかなあ？程度に考えてました(もちろん許しませんが)
主ずん公は最期まで従順だったので俺の中では善良カウントです。
身の程を弁えた上で人にとって都合よく従えば善良じゃないの？という俺の感覚がズレてると言われれば…否定できませんね、ごめんなさい！
ただの人前じゃなくて庭先だから、人の敷地内に勝手に入ってきているわけだし
やかましく盛り散らしたということは、騒音による害も出ている
だから人の家に勝手に入り込んで食べ物を盗むのと「罪の程度」くらいしか違わないかと
認識の違い程度に考えておりましたが善良・クズ問題に関しては色々と複雑というか、定義付けが難しいなあと痛感しました。
俺個人としては妖精の善悪に関わらず遊んで潰そ♡で終わるので良いのですが、こだわりや主義主張を持たれてるとそれでは済まないですものね。
たりないアタマを少しは使うことにします。貴重なご意見に感謝。
ストレス与えすぎると足りない通り越してずんだペーストになっちゃうのか。見極めが難しいな。
3度に渡ってれいぽぅされた今回の主ずんですが、ラストでも赤ずんに毛の生えた程度の子ずん程度に考えてたので生殖器が未熟→ずんだもんの形にならないのサ！は妥当かなあと。
もちろん生体的には赤の時点で生殖出産okだけど、ストレスとか絶望が非道すぎて壊れちゃったDeath☆の解釈も美味しいと思います。
深く考えずノリとライブで殺る人間なので読まれた方各々が楽しい方面白い方を自由に想像していただくのも一興かと。