こんにちは 
突発的に作りました！！
とりあえず本編どうぞ！！
とりあえず本編どうぞ！！
本編
『くちょにんげんがおいかけてくるのだあああ！！！』
『おちびちゃん！！はやく！！はやく！！』
『もうちかれてとべないちゃあああ！！』
『おかーちゃおいてかないでええ！！』
ブン！ゴシャッ！！
『おち…おちびちゃんんんん！！！』
『いぢゃ…い…ぢゃ』
『まだいきてるのだ！！はやくとんでにげるのだ！！』
『きょーだい！！がんばれちゃ！がんばれちゃ！！』
『ちにたくないちゃ…ちにたく…ないちゃ…』
グシャッ…
『ああああああ！！おちびいい！！』
『しょんな…きょーだいふみつぶされたのだ…』
『のこったおちびちゃんたちだけでも！！』
ガシッ
『え？おちびちゃん？』
『おかーちゃ！！たちゅけちぇ！！たちゅけちぇ！！』
『いまたすけるのだ！！のだのだのだ！！』
『ぐっ！くるち！！ぐる…ぢ！！げっ！！』
『げぼっ！！』
『おちびちゃんを！はなせーーー！！！』
グチャッ！ピチャ…
『え？』
ゴロッ…
『おちびちゃんのあたましゃん…？どうちて…？おちびちゃんにはからだしゃんもあるはずなのだ…』
『これは…おちびちゃんじゃないのだ…？』
『…くっくちょにんげん！！おちびちゃんをかえちぇ！かえちぇええ！！』
ゴッ！！
『ごぼっ！！』
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(いったいなんなのだ…？なにもみえないのだ…)
(あっ！！ぱぱずん！！ぱぱずんがみえるのだ！！おちびちゃんたちもみんないるのだ！！)
(ひかりかがやくみちがひろがってるのだ！ここはきっと「てんごくさん」なのだ！！)
『ぱぱずん！！おちびちゃん！！』
ズルッ
『え…？』
『おぢりゅううう！！ぱぱずん！！おちびちゃん！！はやくたちけて！！たちけて！！』
ゴチャッ！！
『ああああああ！！！いぢゃいいぢゃいいぢゃいいい！！！ここはどこなのだあああああああ！！！』
「…地獄だ、ずんだ虫専用のな」
『うぅ…だれなのだ！！くちょにんげん？！』
「…さて、お前の罪は…」
「罪のない人間の子に石をぶつけ殺したことだ。他にも余罪はあるがこれが最も重い」
『そっ！そんなことしてないのだ！！』
「閻魔帳は嘘をつかぬ、書いてあったぞ「尖った石を投げて殺した」と」
『うっ！うるさいのだ！！さっさと「てんごくさん」にもどすのだ！！』
『「てんごくさん」でおちびちゃんとぱぱずんとしあわせにくらすのだ！！』
「ほう…それは良かったな」
『いいならさっさともどすのだ！！』
「お前の子も地獄に来ておるぞ。天国で見たと言うなら幻覚だな」
『え？』
「親子揃って未来永劫苦痛を受けろ。」
ガシッ
『はなちぇ！！はなちぇ！！』
ガッ！ブチブチ！！
『おぐぢしゃんがさけりゅうう！！やめちぇ！！もうやめちぇえええ！！』
「黙れ、暴れるな」
グッグググ！！
『あぇいぇ！！あぇいぇ！！えおあんいいえる！！いいえあうおあああああ！！』
(やめちぇ！！やめちぇ！！べろさんちぎれる！！ちぎれちゃうのだああああ！！)
ブヂィッ！！
『あああああああああああ！！！！』
「さっき死んだ子ずん共々五百年焼き続けろ、その次は針地獄で五百年、次に目を潰して殺し合わせろ。」
「御意」
…………
『おいいあん…？おおいいうおあ？！』
(おちびちゃん…？そこにいるのだ？！)
『おかーちゃ！たちけて！！くちょにんげんにひのなかにおとされるのだ！！ぼくたちなにもわるいことしてないちゃ！！』
『ずんちゃたちがじごくいきなんて、こんなのまちがってるのだ！！！』
『おいいあん！！えっあいあうえうおあ！』
(おちびちゃん！！ぜったいたすけるのだ！)
「五月蝿いぞ、虫如きが煩わせるな」
ポイッ！ポイッ！ポイッ！
『ああああああああああ！！！』
『あああああああ！！！あぢゅうああ！！』
『おがーぢゃ！！！あぢゅい！！あぢゅいよーーー！！！だぢゅげぢぇ！！だぢゅげぢぇ！！』
『あぢゅいのにぢねないぢゃ！！ごろぢでごろぢでごろぢでえええ！！！』
『あぅぅ！！あおおあ……』
(ごめんね…おちびちゃん…まもれなくて…)
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「仇を…討てたかも分からない…こいつら顔が同じだから…」
私の親友の夫婦は去年子供が産まれてとても幸せそうだった。
だが子供はずんだ虫に殺されてしまった
突然投げられた石が首に刺さったらしい
『くちょにんげんはざこなのだ！！』
という声が聞こえたとも言ってた
私は信じられなかった。こんな残酷な形であの幸せな姿が見る影もなく消えてしまうとは
それから親友は…犯人がずんだ虫なことから警察が動くことはできず、仇を討ちたくてもどいつなのか分からない、そんな苦痛を私にだけ打ち明けてくれた
私には相槌を打つことしか出来なかった
その数日後…親友の夫婦は海に落ちて死んだ
ずんだ虫なんか絶滅すればいい
全員地獄に堕ちてしまえばいい
「…いた」
『くちょにんげんなのだ！！おちびちゃん！！ままずん！！かくれているのだ！！』
『はーいのだ！！』
『おい！くちょにんげん！！ここからさきはぼくがとおさないのだ！！』
『ぐるぐるぱんちを！！くらえーー！！』
ぽこぽこぺちぺち！！
『さいきょうであたまのいいぱぱずんにたいし、あたまがわるいうえにぱぱずんのぐるぐるぱんちをくらったくちょにんげん…』
『これって…』
『のだ…！』
『ぱぱずんのかちなのだ！！』
ゴチャッ！！
一撃で殴り潰されるぱぱずん
『え？ぱぱずん？』
『きょっきょわい！！おかーちゃ！！ずんちゃをまもって！！』
『おちびちゃん！！ぱぱずんのぶんまでたたかうのだ！！おおおおお！！！』
ぺちっぺちっぺちっ
振り下ろされる拳には気付かない
グチャッ！！
「………」
『やめちぇ！！こにゃいで！！あっちいって！！』
自分を守るものが無くなり恐怖で失禁している
「…私は機械だ…ただずんだ虫を殺す…それだけだ…」
『こにゃいで！！たちゅけちぇっ！！おぎゃーおぎゃー！！！』
グチャッ！グリグリグリ！！
踏み潰して何度も何度も靴と地面ですり潰す
…そういえばここに来る前に見たポスター…
「東北地方…妖精戦争だったか…」
途中で死んでもいい、あとはずんだ虫を殺せるだけ殺したい
それ以外に私が親友にしてやれることは無い
あとがき
生きてる間に苦しまずに死んだずんだ虫もちゃんと死んだ後に苦しんでるよ！という自分への救いを用意したかった…だけです…
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yakumoizumi
このページへのコメント
警察が動かない理由が至極真っ当ですが、それによって被害者とその遺族の人生が狂わされてしまったと考えるとやるせないですね………
そんな妖精が「てんごくさん」に行けるわけもなく…………すごく（人間としては）救われた気持ちでいっぱいです！
またfairiesの被害者が……琴葉姉妹許せねぇ……
作者毎に違いがあるけど
虫に石投げたりガラスを割れる程のパワーがあるのか疑問なのよな
それだけの力があるなら他の動物にも抵抗できる筈だし
そもそもあの腕で其処まで握れるのかという所もあるし
まあそれ言っちゃうと知能に対して知識がありすぎたり、謎の傲慢さで当然存在してるはずの生存本能が上書きされてるような世界線も多いし、そもそも生態系の上位ってわけでもないのに生まれついて傲慢だったりとあらゆる意味で謎の生態ですしおすし。
なのでパワーについての矛盾を感じても「この世界線ではそういうものなんだろうな」と思うようにしてます。
無理に理屈を付けるとすれば、例えば
・パワー自体はそこそこあるんだけどあまりにも傲慢で戦うときに頭も使わないし連携も取らない、かといって逃げ隠れもしないから猛禽類等にいいように狩られている。でも傲慢なので自分が弱者であることを理解できず、理屈付けできる頭はあるのでやられた奴は弱かったのだと考えている。
・浮遊器官のため、手に持てる範囲の重さのものなら浮遊して自由に持ち運べるから上空からの投擲や投下は自在。但しまともな狙いを付けられないので的の大きい対物・対人はともかく対野生動物には全く効果がない。
このどっちかだろうなと思いながら読むとか。
そんなに深く考えなくて良いんですよ。
私なんか「ずん虐とは名ばかりのボーボボ動画」を観ているような気分なので
私もですが動画ではあんまり気にならないけど小説だと立ち絵をイメージして見てしまうから疑問が生まれちゃうんですかね。