はじめに 
急に作りたくなった。多分短いです。サムネは付けません。(参考画像は付けます)友人シリーズと繋がっているかもしれませんが、特に読まなくても大丈夫だと思います。
概要
まずはじめに、これは私が妖精ずんだもんが如何にして人型になるかをまとめたレポートである。
人型になるための条件、環境、生い立ちを述べる。その他、人型のその後どういう事があったかを述べる。
かつて妖精だった人型の生い立ちは悲惨である。ほとんどのものは妖精、それも家族からでさえからもいじめられている。そして妖精から人型になったずんだもん自体の数も数年に一人生まれる程度に少ない。
このレポートでは彼らの特徴を妖精、人型に分けて説明する。また、彼らのことは特殊個体と呼ぶことにする。
人型になるための条件、環境、生い立ちを述べる。その他、人型のその後どういう事があったかを述べる。
かつて妖精だった人型の生い立ちは悲惨である。ほとんどのものは妖精、それも家族からでさえからもいじめられている。そして妖精から人型になったずんだもん自体の数も数年に一人生まれる程度に少ない。
このレポートでは彼らの特徴を妖精、人型に分けて説明する。また、彼らのことは特殊個体と呼ぶことにする。
妖精
性格
彼らは普通の妖精と異なり、性欲が高くない。しかし、高くないとはいっても、それはあくまで妖精基準の話である。まあ人並みの性欲は持っていると言っていい。妖精が異常なのである。
ずんだ餅は普通の妖精と同じように好きである。ただし、普通の妖精がずんだ餅を差し出されるとすぐにかぶりつくレベルに対し、彼らはそれほど急がない。ここら辺は害獣レベルではなく、人間レベルであると言っていい。
以上を見て貰えば分かるように、彼らの性格は人間が持ちうる性格に大変近い。これが彼らが人型になれる理由の一つであろう。
さらにもう一つ、ニーチェの「ツァラトストラかく語りき」という本にこのような文がある。
認識する者にとっては、人間は獣である。ーただし、赤き頬を有する獣である。(訳:竹山道雄)
まだよく分からない。そもそもこの本は大変抽象的なのである。しかし、ちゃんと翻訳者が注釈を付けてくれた。
人間は羞恥のために頬を赤く染める。人間と獣とを区別する本質的特性は、人間にはこの羞恥感がある、ということだ。(解説:竹山道雄)
そう、この羞恥感である。これこそが妖精が人型になれる最大の条件である。
考えてみるがいい、妖精は至る所でへこへこをしているだろう。そこら辺の公園に行けばいくらでも見られる。奴らには羞恥心がないのだ。さらには子ずんまでがへこへこする始末である。
しかし、特殊個体である彼らはそんなことはしないのである。いや、そもそもへこへこ自体あまりしない。そんな彼らは妖精として生まれたのである。親が、兄が、妹が、自分の前で平然とへこへこするのを見て彼らはどう思うだろう。
これが妖精が人型になるための条件、妖精への嫌悪感である。そして彼らは自らの生い立ちに嫌悪するのである。なぜ僕は妖精に生まれたのだろう、と。
これは悲劇だ。彼らが人間の性格を持ってしまった故の悲劇である。しかし神は彼らを見捨てはしない。いつかは彼らも人型になれるのだから。(途中で食べられなければ)
ずんだ餅は普通の妖精と同じように好きである。ただし、普通の妖精がずんだ餅を差し出されるとすぐにかぶりつくレベルに対し、彼らはそれほど急がない。ここら辺は害獣レベルではなく、人間レベルであると言っていい。
以上を見て貰えば分かるように、彼らの性格は人間が持ちうる性格に大変近い。これが彼らが人型になれる理由の一つであろう。
さらにもう一つ、ニーチェの「ツァラトストラかく語りき」という本にこのような文がある。
認識する者にとっては、人間は獣である。ーただし、赤き頬を有する獣である。(訳:竹山道雄)
まだよく分からない。そもそもこの本は大変抽象的なのである。しかし、ちゃんと翻訳者が注釈を付けてくれた。
人間は羞恥のために頬を赤く染める。人間と獣とを区別する本質的特性は、人間にはこの羞恥感がある、ということだ。(解説:竹山道雄)
そう、この羞恥感である。これこそが妖精が人型になれる最大の条件である。
考えてみるがいい、妖精は至る所でへこへこをしているだろう。そこら辺の公園に行けばいくらでも見られる。奴らには羞恥心がないのだ。さらには子ずんまでがへこへこする始末である。
しかし、特殊個体である彼らはそんなことはしないのである。いや、そもそもへこへこ自体あまりしない。そんな彼らは妖精として生まれたのである。親が、兄が、妹が、自分の前で平然とへこへこするのを見て彼らはどう思うだろう。
これが妖精が人型になるための条件、妖精への嫌悪感である。そして彼らは自らの生い立ちに嫌悪するのである。なぜ僕は妖精に生まれたのだろう、と。
これは悲劇だ。彼らが人間の性格を持ってしまった故の悲劇である。しかし神は彼らを見捨てはしない。いつかは彼らも人型になれるのだから。(途中で食べられなければ)
顔の良さ
妖精にもかわいさという概念が存在する。意外だろう？そしてどうしてそれが彼らと関係あるのだと思うだろう。だがこれがあるのである。
まずは妖精におけるかわいいがどういうものか述べよう。まず頭がでかい。それに対し胴体が小さい。これだけではよく分からないと思う。ようするにこんな感じである。
これを見て皆さんは気づかないだろうか？そう、これらは妖精ではよく見られる個体なのである。奴らがいう「おちびちゃんはとってもかわいいのだ」とは、主にこれらを指す。
では妖精におけるブサイクはどうだろうか。顔が小さく、胴が長い。よく分からないだろう。こんな感じである。
(ちなみにあんこもんはほとんどがこの個体である。)
勘違いしないでいただきたい。どちらも我々にとっては可愛いのである。これはあくまで妖精にとっての話なのだ。
しかし、この胴長の個体がブサイクとは言わなくても、頭のでかい個体の方がかわいいというのは事実ではないだろうか。
よく考えてみて欲しい。我々がキュートアグレッション(可愛くて痛めつけたくなっちゃう症状)を起こすのはこの頭のでかい個体ではないか。私はそうである。
さて、この胴長の個体は我々ではあまりみない個体である。実際、この個体は非常に少ないのである。
妖精にとっておちびちゃんはほとんどの場合においてとってもかわいいということは上を読んで分かるだろう。ではそんな中この希少な胴長の個体が生まれるとどういう反応をするのか。かわいいおチビちゃんとは言わないのである。そして彼が成長するうちに、いじめの対象とするようになる。
ここまで読んで察した方もいるだろう。特殊個体の姿はほとんどが胴長である。
妖精は例え四肢のない個体を産んでも、ないのだ、手も足も、でもかわいいおちびちゃんには変わりないのだ。がんばって大切に育てるのだというくせに、胴長の個体が生まれればまるで血相を変えて忌み嫌うのである！何と悲惨な事実であろう。
しかし、この胴長個体も、よくよく見れば人間の頭身に似てはいないだろうか。もしかすれば、この姿は彼らが人間になるという伏線なのかもしれない。
以上で特殊個体の妖精期を終わりたいと思う。
まずは妖精におけるかわいいがどういうものか述べよう。まず頭がでかい。それに対し胴体が小さい。これだけではよく分からないと思う。ようするにこんな感じである。
これを見て皆さんは気づかないだろうか？そう、これらは妖精ではよく見られる個体なのである。奴らがいう「おちびちゃんはとってもかわいいのだ」とは、主にこれらを指す。
では妖精におけるブサイクはどうだろうか。顔が小さく、胴が長い。よく分からないだろう。こんな感じである。
(ちなみにあんこもんはほとんどがこの個体である。)
勘違いしないでいただきたい。どちらも我々にとっては可愛いのである。これはあくまで妖精にとっての話なのだ。
しかし、この胴長の個体がブサイクとは言わなくても、頭のでかい個体の方がかわいいというのは事実ではないだろうか。
よく考えてみて欲しい。我々がキュートアグレッション(可愛くて痛めつけたくなっちゃう症状)を起こすのはこの頭のでかい個体ではないか。私はそうである。
さて、この胴長の個体は我々ではあまりみない個体である。実際、この個体は非常に少ないのである。
妖精にとっておちびちゃんはほとんどの場合においてとってもかわいいということは上を読んで分かるだろう。ではそんな中この希少な胴長の個体が生まれるとどういう反応をするのか。かわいいおチビちゃんとは言わないのである。そして彼が成長するうちに、いじめの対象とするようになる。
ここまで読んで察した方もいるだろう。特殊個体の姿はほとんどが胴長である。
妖精は例え四肢のない個体を産んでも、ないのだ、手も足も、でもかわいいおちびちゃんには変わりないのだ。がんばって大切に育てるのだというくせに、胴長の個体が生まれればまるで血相を変えて忌み嫌うのである！何と悲惨な事実であろう。
しかし、この胴長個体も、よくよく見れば人間の頭身に似てはいないだろうか。もしかすれば、この姿は彼らが人間になるという伏線なのかもしれない。
以上で特殊個体の妖精期を終わりたいと思う。
人型
次に彼らが人型になったときの特徴を述べる。最初から人型だったずんだもんと比べれば、そこまでの大差はないが、極度にへこへこを嫌っているのが唯一の違いといったところか。
しかし、普通の人型ずんだもんの人生と比べて明らかに異なった人生を送っている。しかしその前に、述べて置かなければならない事がある。彼らが人型になった後のその後の家族はどうなったかである。
私が調査した結果、特殊個体の家族の99%が殺されていた。中には家族が属していた村までが全滅しているという結果も出た。誰が殺したのか。何とかつて家族の一人であった特殊個体によってなのだ！
私はこの結果を見たとき唖然とした。そしてこれは実際に本人に聞いてみなければならないと判断した。以下は調査に応じてくれたずんざえもん氏との会話である。
私「今回は私の調査に応じてくださりありがとうございます」
ずんざえもん「いえいえ。こちらこそよろしくお願いします」
私「のだとは言わないんですね」
ずんざえもん「いや、いつもは言いますよ。でもお客さんの前でのだを付けるのは失礼ですからね。まあ長いこと人間やってますんで。こういうことは慣れました」
私「なるほど。そのずんざえもんという名前は妖精の頃から付けられていたんですか？」
ずんざえもん「いえ、僕が昔おばさんに拾われてからでしたね。一緒に住むことになったとき、名前がないとなかなか不便ですからね」
私「優しい方だったんですね」
ずんざえもん「そうですね。でも僕は幸運だったのですが、中には引き取られなかったずんだもんもいるんですよ。人間にも事情がありますからね」
私「彼らはどうなったんですか」
ずんざえもん「安心してください。彼らは東北家の寺のお手伝いをしながら暮らしています。まあ養子ってやつですね。もともと、ずんだもんってのは東北家が昔生み出した存在だそうです」
私「そうだったんですか！」
ずんざえもん「だから、自分たちが引き取るのが当たり前だと思ってるようです。もちろん、一つの家族と暮らしていければそれがいいとはいってます」
私「なるほど。ありがとうございます。あの、そろそろ本題に入ってもよろしいでしょうか？」
ずんざえもん「たしか僕たちが家族を殺した理由を知りたいんでしたよね」
私「そうです。やっぱりあなたも家族を？」
ずんざえもん「はい。殺して食べました」
私「その、失礼ですが、妖精といってもあなたの家族ですよね？それをどうして、気が咎めはしなかったんですか？」
ずんざえもん「さすがに僕も進んで殺しはしませんよ。やるしかなかったんです」
私「どういうことですか？」
ずんざえもん「だって僕は家族に死刑を言い渡されたんですから」
私「え！？」
ずんざえもん「僕が住んでる村では、人型になった者は死刑にせよっていう掟があるんです」
私「どうして妖精はそんな掟を作ったんですか？」
ずんざえもん「なんでも昔、人型になったずんだもんが家族を皆殺しにしたっていう話があってですね。それでうちの村にも作られたってわけです」
私「でもあなたは今こうやって生きてますね。どうやったんですか？」
ずんざえもん「ええ？生きてるに決まってるじゃありませんかw妖精が人間に勝てるわけないじゃないですかw」
私「それもそうですねw」
ずんざえもん「僕は言われたときはそれはもうショックでしたよ。なにせ家族でしたからね。それでおばさんにそれをいうとおばさん血相を変えて怒り出しましたよ。子供に死刑を言い渡すなんて親のすることではない、なんてね。それで死刑執行の日におばさんも一人でも行くといったんですよ。流石におばさんを一人にはしておけないんで僕も行きました。で、さっそく死刑が執行されたんですが、何したと思います？」
私「なんです？」
ずんざえもん「これがただの体当たりなんですよwwwみんなが一斉に僕に向かって突撃するんです。そりゃ、僕が妖精だったらひとたまりもないとは思うけど、人間には、ねえ？で、いくら体当たりしても死なないので、逆にこっちが食ってやったってわけです。」
私「何作ったんですか？」
ずんざえもん「もつなべでしたね。おばさんが作ってくれました。すごく美味しかったです。でも、これが家族だと考えると、ちょっと涙が出ましたね….」
私「そうでしょうね…..あれ？ちょっと待ってください」
ずんざえもん「何です？」
私「さっきあなたは掟が作られたのは昔かつて家族だった人型によって家族が滅ぼされたからっていってましたね。その家族が属していた村には、その掟はなかったのですか？」
ずんざえもん「いえ、ありましたよ。うちの村と同じ掟がね」
私「それってつまり無限ループしてません？」
ずんざえもん「あははw分かりましたか？そうですよw」
私「やっぱり！」
ずんざえもん「これは昔の昔、そのまた昔の話なんですが、かつて人型のずんだもんが妖精のとある一族を皆殺しにしたらしいんです。で、その人型はというと、かつてその一族の妖精だったんです。」
「それを知った他の一族は、うちの村から人型が生まれるのを恐れ、さっきの掟を作ったんです。でもまた生まれてしまった。人間になるかってのは生まれ持ったものですからね。そして死刑が執行される。でも人型にはかなわない、で滅ぶ。それを知った別の一族がまた掟を作る。とまあこんな感じですよ」
私「哀れだなあw」
ずんざえもん「まあ妖精の知能なんてそんなもんですよw僕も人型になってからの生活は最初はそりゃもう苦労しましたからね。だって僕がなったのって、人間で言う10歳ですからね！でもおばさんの家族と過ごしていくうちにだんだん慣れていって、気がつけば僕はもう40歳、家族もいる。ほんとに今は幸せです」
私「ほんとに良かったですね。今日は調査に協力していただき、ありがとうございました」
ずんざえもん「お気をつけて」
しかし、普通の人型ずんだもんの人生と比べて明らかに異なった人生を送っている。しかしその前に、述べて置かなければならない事がある。彼らが人型になった後のその後の家族はどうなったかである。
私が調査した結果、特殊個体の家族の99%が殺されていた。中には家族が属していた村までが全滅しているという結果も出た。誰が殺したのか。何とかつて家族の一人であった特殊個体によってなのだ！
私はこの結果を見たとき唖然とした。そしてこれは実際に本人に聞いてみなければならないと判断した。以下は調査に応じてくれたずんざえもん氏との会話である。
私「今回は私の調査に応じてくださりありがとうございます」
ずんざえもん「いえいえ。こちらこそよろしくお願いします」
私「のだとは言わないんですね」
ずんざえもん「いや、いつもは言いますよ。でもお客さんの前でのだを付けるのは失礼ですからね。まあ長いこと人間やってますんで。こういうことは慣れました」
私「なるほど。そのずんざえもんという名前は妖精の頃から付けられていたんですか？」
ずんざえもん「いえ、僕が昔おばさんに拾われてからでしたね。一緒に住むことになったとき、名前がないとなかなか不便ですからね」
私「優しい方だったんですね」
ずんざえもん「そうですね。でも僕は幸運だったのですが、中には引き取られなかったずんだもんもいるんですよ。人間にも事情がありますからね」
私「彼らはどうなったんですか」
ずんざえもん「安心してください。彼らは東北家の寺のお手伝いをしながら暮らしています。まあ養子ってやつですね。もともと、ずんだもんってのは東北家が昔生み出した存在だそうです」
私「そうだったんですか！」
ずんざえもん「だから、自分たちが引き取るのが当たり前だと思ってるようです。もちろん、一つの家族と暮らしていければそれがいいとはいってます」
私「なるほど。ありがとうございます。あの、そろそろ本題に入ってもよろしいでしょうか？」
ずんざえもん「たしか僕たちが家族を殺した理由を知りたいんでしたよね」
私「そうです。やっぱりあなたも家族を？」
ずんざえもん「はい。殺して食べました」
私「その、失礼ですが、妖精といってもあなたの家族ですよね？それをどうして、気が咎めはしなかったんですか？」
ずんざえもん「さすがに僕も進んで殺しはしませんよ。やるしかなかったんです」
私「どういうことですか？」
ずんざえもん「だって僕は家族に死刑を言い渡されたんですから」
私「え！？」
ずんざえもん「僕が住んでる村では、人型になった者は死刑にせよっていう掟があるんです」
私「どうして妖精はそんな掟を作ったんですか？」
ずんざえもん「なんでも昔、人型になったずんだもんが家族を皆殺しにしたっていう話があってですね。それでうちの村にも作られたってわけです」
私「でもあなたは今こうやって生きてますね。どうやったんですか？」
ずんざえもん「ええ？生きてるに決まってるじゃありませんかw妖精が人間に勝てるわけないじゃないですかw」
私「それもそうですねw」
ずんざえもん「僕は言われたときはそれはもうショックでしたよ。なにせ家族でしたからね。それでおばさんにそれをいうとおばさん血相を変えて怒り出しましたよ。子供に死刑を言い渡すなんて親のすることではない、なんてね。それで死刑執行の日におばさんも一人でも行くといったんですよ。流石におばさんを一人にはしておけないんで僕も行きました。で、さっそく死刑が執行されたんですが、何したと思います？」
私「なんです？」
ずんざえもん「これがただの体当たりなんですよwwwみんなが一斉に僕に向かって突撃するんです。そりゃ、僕が妖精だったらひとたまりもないとは思うけど、人間には、ねえ？で、いくら体当たりしても死なないので、逆にこっちが食ってやったってわけです。」
私「何作ったんですか？」
ずんざえもん「もつなべでしたね。おばさんが作ってくれました。すごく美味しかったです。でも、これが家族だと考えると、ちょっと涙が出ましたね….」
私「そうでしょうね…..あれ？ちょっと待ってください」
ずんざえもん「何です？」
私「さっきあなたは掟が作られたのは昔かつて家族だった人型によって家族が滅ぼされたからっていってましたね。その家族が属していた村には、その掟はなかったのですか？」
ずんざえもん「いえ、ありましたよ。うちの村と同じ掟がね」
私「それってつまり無限ループしてません？」
ずんざえもん「あははw分かりましたか？そうですよw」
私「やっぱり！」
ずんざえもん「これは昔の昔、そのまた昔の話なんですが、かつて人型のずんだもんが妖精のとある一族を皆殺しにしたらしいんです。で、その人型はというと、かつてその一族の妖精だったんです。」
「それを知った他の一族は、うちの村から人型が生まれるのを恐れ、さっきの掟を作ったんです。でもまた生まれてしまった。人間になるかってのは生まれ持ったものですからね。そして死刑が執行される。でも人型にはかなわない、で滅ぶ。それを知った別の一族がまた掟を作る。とまあこんな感じですよ」
私「哀れだなあw」
ずんざえもん「まあ妖精の知能なんてそんなもんですよw僕も人型になってからの生活は最初はそりゃもう苦労しましたからね。だって僕がなったのって、人間で言う10歳ですからね！でもおばさんの家族と過ごしていくうちにだんだん慣れていって、気がつけば僕はもう40歳、家族もいる。ほんとに今は幸せです」
私「ほんとに良かったですね。今日は調査に協力していただき、ありがとうございました」
ずんざえもん「お気をつけて」
結論
ああ、何と彼らは悲しい運命を歩むことか！彼らの生涯は親に阻まれた挙句、親殺しの罪まで背負ってしまうのだ！なんと憎き妖精よ！
だが彼らは最後に幸せを掴み取るのだ。僕はずっとそうあって欲しいと思う。
だが彼らは最後に幸せを掴み取るのだ。僕はずっとそうあって欲しいと思う。
終わり
2日で終わりました。なんか端折った気もするけどまあいいやと思いました。以上。
このページへのコメント
人型は幸せになってほしい
妖精は一瞬たりとも幸せを味わうことなくみな死ぬがよい
結論が結論じゃなくてただの感想になってるので再提出（教員並感）
人型によって家族や村が滅ぼされるのを恐れ対策として掟を作るってのは良いんだけど、人型には勝てないのに「人型になったら死刑にする」とかいう馬鹿な掟作って、やはり返り討ちにあうという…
まあ頭悪いずんだ虫らしいですね…
>妖精におけるかわいいがどういうものか述べよう。まず頭がでかい。それに対し胴体が小さい
つまりそのうち……バランス悪すぎて自立不可能なほどに頭が超巨大で胴体が極小な個体が現れるわけだな？
それはもはやずんだ餅
かわいい=捕食したいｯﾃｺﾄ?
確かに、そこかしこでへこへこしてるような、羞恥心０でその分性欲に回してるような妖精は人型になれそうにないですもんね…