kagemiya@ふたば - ヘルフィヨトル

「…流石はマスターさん!私、憧れちゃいます!(………とか言っておけば喜ぶんでしょう、どうせ)


【基本情報】


【元ネタ】北欧神話等
【CLASS】ランサー
【真名】ヘルフィヨトル
【性別】女
【身長・体重】175cm・58kg
【肌色】柔らかな陽光の色
【髪色】降りしきる雪の色
【瞳色】煌めく明星光の色
【スリーサイズ】77/58/82
【外見・容姿】銀蔓眼鏡、肘までの長髪、白亜の軽鎧、白銀のロングスカートの中に灰色のキュロットの下に黒スト直履き
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力:A 耐久:C 敏捷:B+ 魔力:B 幸運:D 宝具:B

【イメージ画像】

けおおん

【クラス別スキル】

対魔力:B+

あらかたの通常魔術を無効化し、大魔術に対しても軽減をする。
ルーン魔術に対しては、簡易的な反射ルーンの構築も可能である。

【保有スキル】

騎乗:B+

ワルキューレとして模範的な程度の騎乗能力。狼か馬の召喚能力を複合。
通常の獣や乗り物ならばあらかたを乗りこなし、こと狼と馬ならば神獣クラスでも乗りこなせる場合がある。

ルーン魔術:B

刻み込むことで詠唱なしに効果を発揮する魔術の一種。
ワルキューレの一柱として多彩なルーンを使いこなすがやや器用貧乏なところも。
彼女の場合戦闘では主に防御の補強と治癒に使われ、ステータス的弱点が(幸運以外)ほぼ無くなる。
戦闘以外では「会話」と「思考」によく使い、宝具による猫被りを更に強化する。

魔力放出(鎖):A+

彼女の持つ特異な魔力放出。
曲者揃いのワルキューレとエインヘリヤル達を(いざという時に)纏めあげるための懲罰機構である、対神性・対人間双方に強力に作用する対拘束抜け効果付き拘束鎖を魔力から精製し自在に操る。
抵抗には筋力か魔力による抵抗判定に複数回成功する必要がある。

とはいえあくまで拘束するだけのもので、力を奪ったり眠らせたりといったことは出来ない。
物理攻撃は可能。

通常の魔力放出も複合されており、魔力ブーストによる高速移動も可能である。ただし、そちらはBランク相当の性能となる。

神性:-(B+)

半神として扱われ、戦乙女としての想像図に近い彼女は高い神性を持つが、宝具によりスキルごと破棄することで効果を完全に失っている。
これにより本来ならばある筈の翼やそれに類する宝具が使用不可能となっており、空中を行動するには狼の召喚か魔力放出が必要となっている。

【宝具】

自己変質・戒めズィーゲル・ヘルフィヨトル

ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:数千
変質宝具。基本的に常時発動。
自らをも戒める、戦乙女の枷としての名の具現。

効果はワルキューレとしてのテンプレートとなる能力、外面、内面へと自らを仕立て上げ、大勢の他者に対してもそれらの改変を一切悟らせない、といったところである。
細かい任意解除が可能で、ワルキューレとしてのスキルならば意図的に失うことも可能。
諜報、自己改造、カリスマなどを複合、類似すると言っていい。

基本常時発動しているが、後からの任意解除も神性関連以外は可能。

名と融合することで宝具に昇華こそしているものの、本来は彼女の行動や精神の動きによる巧みな自身の偽装スキルであり、どちらかといえば魔剣や奥義などの技能に近いものである。
そのため、スキルのみで偽装を見破ることは難しく、単なる会話のみで見破ることも難しい。

戦乙女流星騎行ディー・ワルキューレ・メテオール

ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~25 最大捕捉:20人
狼に乗り戦場へ赴き、優秀な戦士の魂を回収する役目そのものを戦闘用に改造した宝具。

前方もしくは下方に目掛け騎乗突進を仕掛け、同時に魂狩りを行い即死判定を与える。
相手が肉体的に優秀で、精神的に高潔な理想の戦士であるほど即死確率は上がるため、神話に語られる大英雄や、忠義を尽くした武士などに対しては非常に強力な宝具となる。

ただし、この宝具の即死原理は信仰に左右されるため、啓示や神の加護などによる他神の恩恵でのレジストが可能である。
逆にヴァイキング出身だったりワルキューレだったりする場合は多少格が低くても高確率で即死する。
オーディンそのものには効かない。

【Weapon】

『鎌槍』

横に鎌状の刃の生えた、豪華な装飾の長槍。
鎌のような外見なのは一種の死神としての側面故。

『剣』

片手で振るえる程度の長さの両刃剣。
腰に二本下げているが、基本的には槍を使用するのであまり使用しない。
ただし、拘束鎖と合わせて相手の拘束補助に使うことがある。

『拘束鎖』

魔力放出により精製する鎖。
純粋な拘束用であり、拘束抜け対策こそしてあるものの拘束以外のデバフは与えられない。
ただし、鎖そのものや拘束した対象を振り回すことで攻撃する事は可能。また、狼に乗る時には手綱としても使用する。

『狼』

巨大で美しい、天駆ける白狼。
だが、本来の死体を喰らう狼の印象を強く受けており非常に凶暴。
また死者の魂たる英霊全般に強く、動物に対してマイナスの逸話を持つ相手なら狼のみで仕留められるほど。

ちなみにベグラーベンという名前があり、これはヘルフィヨトルが個人的に付けたものであるが、理想への偽装の一環としてか人前では基本呼ばない。

【解説】

北欧にて語られるワルキューレの一人。
その名の意味は「軍勢の戒め(縛め)」「主人の足枷」などと訳される。
エインヘリヤルに酒を注ぐ役目をオーディンに言い渡されるシーンがある。

(以下泥略歴)

元は地上の王族の娘。
優秀であれ、清廉であれと育てられその通りの素晴らしい娘に育った。
ある時ワルキューレとして神の元へ召し上げられたが、ヴァルハラにおいても現代に伝わるワルキューレの働き方の模範、原型とも言える理想の働きぶりを見せた。
そのことにより、他ワルキューレの暴走や自身の迷走を止める者としての名をオーディンに賜り、ヘルフィヨトルという名を名乗ることとなった。

オーディンからの評価、エインヘリヤル達からの人気は共に高く、他ワルキューレからも一目置かれる存在であった。


時に死神として、時に戦士として、時に奉仕者として完璧であり続けた彼女の、本来の性質を知る者は少ない。

他の適正クラスはセイバー、ライダー、バーサーカー、そしてルーラーなど。
ルーラーとしての召喚の場合は悪性の本心が消失し、偽装ではない完全な理想の戦乙女として現れる。

【人物・性格】

普段は、あらあら系お姉さんの身体に子犬系の後輩を憑依させたような性質。
マスターに従順かつよく懐き、正道ならざる行いは敵味方問わず正そうとし、いざ戦闘となれば非情に徹し積極的に戦う優秀なサーヴァント。

…なのは、あくまで外面の話である。

本来は自分以外ほぼ全てを下に見、自身の尊厳を守ることに全力を置く利己的な性格。
誰からも疑いを持たれないほどの演技力を用いて常に自分に一目「置かせる」ことにより、プライドに似た存在意義のようなものを満たし続けている。

丁寧語は生来のものだが本心だと冷徹で高慢で毒舌。
ワルキューレ仲間やエインヘリヤル達の事も快く想っておらず、オーディンに対してすらも尊敬はあれど畏敬はなく仕事上の上司としてしか見ていない。
勿論人間のマスターなどもってのほかで、途中でストレスが溜まったり何となく気に食わなかったりするといきなり後ろから殺したりする。
聖杯にかける願いもあるのだが、マスター殺しは単純にストレス発散をしたい故の行動でありそれとは別勘定らしい。

そんな自身の外面と内心の双方を嫌っており、自らのことを悪と称す。
その程度の善心は残っているのか、それともそれすらも偽装に過ぎないのか。
それは彼女自身にも分からない。

この在り方を変えることも、変わることも、彼女が「軍勢の戒めヘルフィヨトル」である限りは有り得ないのだ。


イメージカラー:柔らかな燐光の奥にある暗い深淵
特技:励まし、誉め殺し、お酌、媚売り、猫被り
好きなもの:基本的にないが強いて言うなら酒と狼
      現代では煙草と眼鏡も気に入った
嫌いなもの:自分含めたほぼ全て
天敵:オーディン、スクルド
願い:■■を取り戻すこと

【一人称】私
【二人称】さん付け、あなた、など
【三人称】さん付け、様付け、あの人、など

マスターの呼び方はマスターさんかマスター。

【台詞】


「ランサー、ヘルフィヨトル!ヴァルハラより、あなたに力を貸すために参上致しました!…よろしくお願いしますね、素敵なマスターさん!」

「行きましょうマスターさん!あなたと私なら、どんな敵が相手でもきっと大丈夫です!」

「だ、ダメですダメですぅ!そんなことしたらヴァルハラに行けなくなっちゃいますよぉ!?」

「分かりました!マスターさん、私、精一杯頑張りますね!」

「動かないでくださいっ!」

「私の前に立ったこと、誇りに思いなさい!…秀でし魂よ、我が刃によって、天へと旅立て!『戦乙女流星騎行』!!」


「…ごめんなさい、マスターさん。私…

あなたに、飽きちゃいました」

【因縁キャラ】

[表]

オーディン(そのもの):大神様。
「とっても強くて、とってもかっこよくて、とにかくすごい方なんですよ!…あ、でも、マスターさんも負けてませんからね?えへへっ///」

ブリュンヒルデ(原作):リーヴァ姉様。
「…愛って、とても悲しいものなのかも、しれません、ね。…わ、私は、あの時っ、リーヴァ姉様も、大神様も、止められなくてっ…私、私っ…!役目を果たせなくって…!ごめんなさい、ごめんなさい…っ!」


スクルド:スクルド姉様。
「私にとって憧れの方なんです!綺麗で、何より力強くて!」
「…本当なら私じゃなくてスクルド姉様がみんなの模範になるべき…なんで、しょうけど…。ちょ、ちょっと私達とは格が違いすぎるかなーって、思うことはありました、はい」

レギンレイヴ:レギンレイヴちゃん。
「…え?あなたがレギンレイヴ…?…んー、ちっちゃい頃の姿で召喚されたんでしょうか…?ふふっ。でも、なんだか可愛らしいですね。えと、レギンレイヴちゃんって呼んでも、いいですか?」

レギンレイヴ(罪):呼び捨て。
「……レギンレイヴ、ごめんなさい。私達、あなたを取り残して……。……もう、決してあなたを一人にはしません。私が側にいますから!…絶対に!」

サングリズル:呼び捨て。
「あっ!サングリズル!…今日という今日はその性根を叩き直してあげますからね!ってこら、逃げるんじゃありません!またお尻ぺんぺんしますよーっ!」

スケッギョルド:呼び捨て。
「スケッギョルド、また斧ですか?まぁ、破壊力や普及度の観点なら斧も良いのかもしれませんが…私は、人々の描くワルキューレの理想でなければいけません。ですから、今回も丁重にお断りしますね」

ソグン:呼び捨て。因縁という程ではないが猫被り中でも珍しくマイナス反応。
「…ソグン。あなたの判断、生き様、私は認めることはできません。…ですが、例え袂を分かったとしても、どうか、あなたが戦乙女であったことも、心の隅に留めておいてください」

ヒルドル:さん付け。会話は成り立つ方。
「あぁヒルドルさん。報告書はこちらに纏めておきました!分からない所がありましたらスクルド姉様に聞いてください!」

エルルーン:呼び捨て。
「エルルーン、まだお昼なんですからもうすこし節度をですね…。ほら、夜になったら一緒に飲みますから。それまでは、とりあえずこれはお預けです!」

ランドグリーズ:呼び捨て。仲がいい。
「えぇ、大丈夫ですよランドグリーズ。無理なんてしていません。さぁ、早く次の仕事も片付けましょう」

ラーズグリーズ:呼び捨て。だった。
「誰ですか!?」

ヘルヴォル・アルヴィト:同僚の中では珍しくさん付け。
「ヘルヴォルさん…。そうですねぇ…。結婚するなら、大神様のような男性がいいですねぇ…(キラキラ)」

エイル:さん付け。
「いつもお疲れ様ですエイルさん!治療器具の不足は早めに言って下さいね!」

スルーズル:様付け。一番苦手な相手。
「スルーズル様ぁ、お願いですから落ち着いて下さいぃぃぃ!!!!」

グリームニル:大神様ですよね?
「なにしてるんですか大神様。…いや、誤魔化しても無駄ですよ。いろいろと聞きたいこともありますし、まずはちょっとお話しません?…しましょう?」

グリムリーパー:大神様…ではないようですね。
「あなたは…?…大神様の気配はすれど、何か…。……とにかく、ヴァルハラへの導き手として、あなたの行為を許すわけには行きません!!」

フラフナグズ:大神様……の分霊ですね!わかります!
「お互い、お仕事頑張りましょうね。お酌くらいならいつでもしますから」


ガグンラーズ:絶対大神様ですよね、はい。
「大神様…今度はそのような姿に………え?腹を割って話してみろ…とは?………はぁ、やはり、そういう時のあなたには敵いませんね。…ハッ、まったく、自分で自分が嫌になっちゃいますよ」

[裏]


アグラヴェイン:何かと共通点があるので仲良くなれるかもしれないが、ものすごく仲悪くなるかもしれない。

【FGO風台詞集】


【コメント】

巻き込まれマスターと魔術使いマスターと魔術師マスターは台詞欄みたいな末路がほぼ確定するタチの悪い外れ鯖。
超人系マスターに喚ばれるか鯖に喚ばれるかしないと基本的に駄目です。
カルデアで大人しいのは世界の破滅が嫌だから。