架空国家を作ろう

アドリアノープル州は、オスマン国の行政区画。
リムノス島やサモトラキ島などの周辺の小島も含まれる。
州の名前となっている「アドリアノープル」は、州都エディルネの旧名で、東ローマ帝国時代の都市名である。
バルカン地方?の中では2番目に大きい。

エディルネはローマ帝国がトラキア支配の要とした古代都市ハドリアノポリスの後身である。トルコ語名のエディルネはハドリアノポリスがトルコ語化したエドレネボルの転訛である。
14世紀にオスマン帝国の統治下に入って以降はブルサに次ぐ第二の宮廷が置かれてコンスタンティノープル（イスタンブール）が征服されるまで100年にわたり帝国の実質上の首都であった。
15世紀にイスタンブールが正式の首都となった後もオスマン帝国の副都として宮廷が置かれ、帝国のバルカン半島支配の重要な拠点である。

他の州と違い、州知事がイスタンブールより派遣される。
州知事は、州議会が制定した法案に対する拒否権を有し、州知事による独占が可能。また、刑事犯に対する恩赦を行う権限を有している。