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アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者)とは、マーケティングに関する用語で、新たに現れた商品やサービス、ライフスタイルなどを、比較的早期に受け入れ、他へ大きな影響を与えるとされる、受容者の層のことである。

アーリーアダプターは、エベレット・ロジャース(Everett Rogers)が自らのイノベーター理論によって分類した「採用者」(adopter)の中の一段階である。「採用者」は、イノベーター、アーリーアダプター、アーリーマジョリティレイトマジョリティラガード、の5段階に分類される。この中でアーリーアダプターは、イノベーター(革新者)に次いで早く物事を受容する層であり、アーリーアダプターの全体に対する割合は13.5%程度であると言われている。

アーリーアダプターは、新しいものを自らで判断して採用する先進性を持ちながら、しかも一般的な価値評価とずれが少ない価値観を持っているとされる。このため、後続のアーリーマジョリティレイトマジョリティ層の判断を牽引するオピニオンリーダーとしての役割も果たしている。アーリーアダプターに受け入れられるか否かによって、商品やサービスが普及するかしないかが決定するとされている。

アーリーアダプターに受け入れられ普及が進むと、アーリーマジョリティにも受け入れられるようになり、普及率の伸びが一挙に跳ね上がるとされる。この境界となっている普及率がクリティカルマスと呼ばれる。クリティカルマスの値は市場の約16%であると言われている。



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