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概要

 精霊のスペシャルスキルの1つ。問題のダミー選択肢を削り正解しやすくする。
 削られるのは"解答"ではないので「選択肢削り」が正しい表現のはずであるが、そこはいつものコロプラ語ということで。

 解答削りという正式名が付いたのは3周年の潜在結晶実装の頃であり、それまでは見破りでない選択肢削りは俗称として「閃き」と呼ばれていた。
 選択肢を削るスキル自体は最初期から魔道書などに実装されていたが、実用レベルになったのは2013年末に初の見破りスキル持ちとなった常駐ティファあたりから。
 ちなみに配布版初は2014年のショコラフォレストのパッツァ。

 戦闘に直接貢献するスキルではないが、常に誤答リスクが付きまとうゲームであることを考えると安定感が増す意味は大きい。特に、昔は複色パネルがクソ問が多かったかなり難しかったため、入れる余裕がある場合は重宝された。
 今でこそ普通に受け入れられている見破りであるが、上記のティファ初実装の頃は「クイズゲーの終わりの始まり」などと言われたこともあった。

効果

 例えば、四択で「解答選択肢を1つ削る」を使うと実質三択になる。
 見破りは使用した時点でその問題は自動的に正解になるが、エクセレント時間内に使わないとASが発動しないため、「精霊アイコン→スキル使用」で時間がかかることも計算に入れて見破りを打つかどうかの判断が求められる。
 削りの効果は重複するので、例えば「1つ削る」「2つ削る」がそれぞれ1体ずついれば、同時に使用することで実質四択の見破りとして使用可能。
 ただし一発見破りと違い自動的に正解にはならないので、残った1個の選択肢を改めて押す必要がある。

 なお、選択肢が全て消えてしまうような解答削り(と言っても、選択肢2つの状態で2つ削り以外ないのだが)の場合は使う事ができない。

特殊クイズ形式での選択肢削りの効果は以下のとおり。
スライド
 各リールのダミー文字が削られる。
 1リールあたり文字は3個以内なので、2個削れば実質見破り。 
線結び
 選択肢が自動的に結ばれる。
 線結びは3肢固定なので、2個削れば実質見破り。 
一問多答
 ダミー選択肢が削られる。
 選択肢数-正解数の数だけ削らないと正解確定しない。 
グループ分け
 選択肢が自動的にスライドする。
 選択肢数の数だけ削らないと正解確定しない。 
穴埋め、文字つなぎ
 ダミー文字が削られる。
 いくら削っても正解文字列は自力で作らないといけないので、他形式よりも効果は薄い。

主な類型

通常型
 無条件で見破るタイプ。L精霊の場合はSS1が選択肢2個削りであることが多い。
 見破り実装当初は7ターン周期+ファストスキルが基本だったが、現在は配布や常駐の標準が6T/FS3、限定では4〜5T/FS3のものもある。
 限定精霊は新たに実装されることはほぼなく、過去の限定がL進化したものがほとんど。
フウチ型
 SS1が1Tで4ch消費見破り、SS2が2Tで3ch消費見破り。チェインが足りない場合はSS2でも選択肢1個しか削れない。
 チェイン供給源があれば毎ターン見破りできるため、セカンドファスト斬撃やチェインパネルリザーブ、イベントでは呪装符フェアリーコードバトルと相性が良く、一旦コンボが回り始めたら後は自力解答なしでクリアできることも多い。株主総会でスキルゲーと指摘された原因の1つか?
 2TでL化するので煌眼とも相性が良い。
 また、クイズ王には全く不要な精霊かといえばそうでもなく、カムシーナや高難度、魔道杯で登場した「高チェインで怒る敵」に対して、チェイン数調整役として機能する。

 2017年に実装されたスキルであるが、2019年現在でも相当に需要が高く、トリテン難民という言葉も生まれている。
 実際クイズ解きたくない難民による不満の声が続出したのか、このトリテンが入手できるレイドのみ復刻した。何故他のレイドは復刻しないのだろう?
まかたん型
 SS1が1Tで選択肢1個削り、1ch消費で選択肢2個削り。SS2が2Tで無条件選択肢2個削り。
線結びやスライドなら単体で実質見破りとして機能するため、その場合はフウチ型よりチェイン供給が少なくて済む分有利である。
 また、スキルを2枠使うことになるが、フウチ型と組み合わせると実質無限見破りができる。
 斬撃+フウチ型よりも面倒だが、初手から打てるのがメリット。
セカンドファスト型
 初回が少し遅いが、2回目以降は3T周期になる見破り。水属性のみ配布で4T周期。
 限定の2種は決して弱くはないのだが、通常だとオーバースペックでエクストラだとやや物足りない中途半端な性能で、フウチ型が全盛期なこともあり、あまり使われていない。
その他特徴的なもの
  • レティシア
 サタ女魔道杯累計中位報酬。開幕から無条件で見破りが使える唯一の精霊。ただし2回目以降は9T周期になる。
 サブクエの関係で1問は解かないといけない低難度クエストで使われたり、レイドの初手事故防止に積まれることがある。
  • サルーム
 クロマグ魔道杯累計上位報酬。SS1が1Tで選択肢2個削り、SS2が2Tで見破り。ただし、どちらも全体HP50%消費なので乱発は難しい。
 同魔道杯総合のニヴァナとの相性は抜群で、高難度パネルがガンガン湧くアユタラ15-4では特に大活躍した。
 なお、以前は見破り→SS回復→解答ができたが、現在は見破りが自動解答に仕様変更され、そのような戦術が取れなくなった。ステ的にインフレに飲まれてるからどのみち産廃だが。

似たようなスキル等

 異界の物語(まどマギコラボ)で初実装。数ターンの間、クイズ回答中のカウントが0.01秒で停止する。
 AS特殊変化との絵合わせを想定したスキルではあるが、単体でもカンニングと併用することで実質見破りとして機能する。
アンサーリセット
 MARELESS夢現の蝶で初実装。
 クエスト中1回だけ誤答を巻き戻すことができる。その場で同じパネルを再度踏めば当然答えは同じなので、実質見破りになる。
 勘違いや押し間違えの誤答もリセットしてくれるので、事故防止という意味では普通の見破りより有用なこともある。
●●●●●●(諸事情により伏せ字)
 太古の昔、見破りを使わずとも誤答を防げる方法があったらしい。
 今風に言えば、回数制限のないアンサーリセットのようなものだったとのこと。
 ただし、公言すると異端者扱いされるため一部の者が秘密裏に利用していたようである。
 2015年頃にアプリの仕様が変わりその方法は使えなくなったとの噂であるが、今でもその話題を出すことはタブーとされている。
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