「空戦のドルキマス供〆き英雄」の事。略称として、ドルキマス2、シーツイベ2等がある。
 2016年9月16日から2016年10月14日までを期間として開催された通常型のイベント。黒歴史イベントとして悪名高い空戦のドルキマスの続編であり、開催前から開催後まで多大な反響があった。
 キャッチコピーは、「今、復讐を遂げるために――」。

開催前
 真夏のグレート・クイズ・ウォーでのドルキマス軍限定化、クロの日にドルキマスモチーフカード配布と伏線を仕込みつつ、9月12日に本イベントが告知され、ユーザーは騒然となった。
 その後、事前情報のリークとなるおせニャンがイベント開催当日の16日午前0時20分ととんでもない時間に公開され、いつも以上の手際の悪さが垣間見えた。
 限定の数も"7"と直前のクロムマグナゼロと比べて再び評判の良くない多数限定路線に回帰しており、不安要素が多くユーザーの間に動揺が見られた。
開催後
 実際蓋を開けてみれば、それまでの不安を払拭する様な良質のイベントであり、良い意味でユーザーを驚かせた。
 前作の気鬟廛譽い靴燭海箸無いプレイヤーがドルキマス兇僚侏茲膨爐蕕譴騰気鬟廛譽い掘△△泙蠅僚侏茲琉さに驚愕したりしていた。

イベント内容

  • 本編 (2016年9月16日(金) 20:00〜10月14日(金) 15:59)
    • 2人協力プレイ (2016年9月20日(火) 21:00追加)

良かった点

シナリオが良質

 話の出来の悪さでは底辺を極めた前作と違い、非常に良質なシナリオとなっている。
 黒猫の魔法使いを過去にタイムスリップさせることで既に過去のものとされていたディートリヒの復讐劇にスポットを当てるものとなっており、非常にシリアスな雰囲気で話は進行していく。
 各種伏線の回収や日常パートで仕込まれるネタ等も秀逸で何より主人公のディートリヒが一切ブれず、ダークヒーロー路線を終始突き進む。本イベントにより、ネタキャラと化していたディートリヒは再びシリアスキャラに回帰できたといっても良い。
 しかし前作での迷言「ここに来るまでに費やした時間、戦力、それを考えれば、退くことなどありえない。」は再登場。

 1のラストを真の意味での黒歴史にしてしまうようなタイムスリップによるパラレルワールド的展開は、その後の4周年プルミエストーリー、GWフェリクスストーリー、空戦のドルキマス3に続くシリーズの大きな転換点だったと言えるだろう。
 黒猫の人がいなくなった後の1の宇宙戦争の結果は気になるところだが。

イベント難易度が適正

 前作と違いハードやチャレンジ的意味合いのある覇級3種の難易度は比較的緩い。
 直前のクロムマグナゼロの試練系イベントの様に極度に手持ちが要求される事もない。
 周回要素も比較的に少なく、一定の難易度以上は強化本、素材、クリスタルであり、無理をする必要もない。

報酬精霊が比較的良質

 簡単に手に入る初級配布のエルナを筆頭に流行の反射無視を備えた報酬が複数あり、比較的使える報酬精霊となっている。
 エルナはストーリーでも重要な位置を占めており、性能も相まってユーザーには好意的な評価を受けた。

ガチャが10連でSS確定

 低迷を続ける背景事情もあってか、シルバーウィーク企画として本イベントのガチャは10連で最低1枚の限定が確定する。これに関しては不安視する声も一部あるものの概ね好評を博した。
 但し、限定精霊は手持ちに大きく左右される性能が多く、安易に強いといえるものは少ない。よって、限定の性能そのものの評価は最近のものでは一枚落ちるという声が強い。

 しかし明らかにディートリヒだけは0Tで攻撃力2000アップ+5問正解でブーストと目に見えて強く、魔道杯で上位を狙うならディートリヒが必須と言えるものになった。
 その後もアマン、リフィルと3色全て出してきたのもあり、今後もこれらの精霊を持っていない人は魔道杯では厳しい戦いになるのは間違いないと思われる。

覇級が別枠

 これまで一定条件を満たすと出現する隠しクエストはハードの最奥にあったが、今回は外伝扱いとなった。
 これはどういう事かというと、隠しクエストをクリアしなくてもハード全クリア扱いされる(魔道士の家でクリスタルが貰える)という事である。
 図鑑埋めはできないものの、アルトゥールは性能があまりよくないためスルーしても大した問題はないし、時間がない人にも嬉しい措置である。

悪かった点

魔法使いがその後どうなったのか不明

 ドルキマス1と同じだが、ほとんどのイベントクエストでは最後に自分の世界に戻ってきていたにも関わらず、ドルキマス2でも元の世界に戻るまでのストーリーは描かれず、結末が次回以降のシナリオに持ち越しとなっている。本イベント後に開催されたGWフェリクスのストーリーでも対イグノビリウム兵器開発に助力したことは伺えるが、その時どうしているのか(ディートリヒ軍に残っているのか)までは描かれていない。
 この謎については空戦のドルキマス3開催を待つこととなる。

前作との関係性

 今作の冒頭は前作のラストからほぼ直結しており、黒猫の魔法使いの発言や行動も前作を踏まえたものが多い。
 しかしながらタイムスリップしている以上、ルヴァルやディートリヒの発言などに少なからず矛盾が生じており整合性が取れない。
 
 こちらの謎については「その後」の項目を参照。

魔道杯

 イベント期間中にドルキマス魔道杯が開催された。前回の八百万魔道杯程ではないもののかなり良質な報酬ぞろいとなっており評価は高い。

報酬

ナディ・ロイス
AS:回復、SS:ブーストのスキル構成。クイズ力が高いほどブーストの倍率が上がるので上級者程力を発揮できる。そしてASは回復スキルであるので腐りづらくインフレにも飲まれにくいのが利点。
リクシス・トラオム
AS:水雷エンハンス、SS:全属性ガード。SS1は5ターン周期なのでレイドでもちょうど良い。SS2はクイズの解答速度依存なので上級者程扱いやすいと言える。

ボーダー

総合ボーダーは55万程度。性能に比較してかなり低めと言える。この時点ではまだエヴァショック八百万Zの出来の悪さの傷跡が大きくユーザー離れが深刻だったので、ボーダーが低かったと推測される。

余談

報酬のイグノビリウムの残骸は性能的にはドルキマス1のイグノビリウムの王よりもはるかに優秀であり、残骸のほうが王より強いとはどういうことだ?と揶揄された。

また、黒ウィズが始まって約3年半の歴史の中で、初めて味方キャラの死亡がはっきり描かれたイベントである

その後

 4周年記念精霊にプルミエが抜擢され、本イベント後からイグノビリウム戦の合間の話*1が語られた。イグノビリウムの侵略により滅びた国の村の民100名を安全なドルキマスにプルミエが連れていくという話である。強行軍の中で水や食料問題、女、子供、老人等への弱者への迫害と人間の醜悪さが露呈し、それに苦悩するプルミエの描写が秀逸であり4周年のストーリーの中でも特に評価が高い。もっともお祭りムードに全くそぐわない内容だと突っ込むも声も多数ある。
 2017GWフェリクスのストーリーでは、本イベントの後、イグノビリウムとの戦争が開始された時期の話が描かれている。大魔道杯の報酬のみの登場であったリクシス(イラストは大魔道杯ギルドマスターズのもの)がドルキマスシリーズにストーリー初登場を果たしており、過去の回想シーンでは、2には登場しなかったライサも登場している。

 2017年9月には続編の空戦のドルキマス3が開催された。
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