第10回グランプリ
 名称は昨年に引き続き、黒ウィズゴールデンアワード2023となった。

概要

 前回のGA2022は3月4日というかなり遅い時期にやることが公開されたが、今回は1月の魔道杯終了と同時の1月23日(月)に告知された。
 一方でどのような投票になるかの発表はかなり遅れ、とりあえず、ディートリヒ、アルドベリク、リティカ、リルムが出禁殿堂入りすることだけが伝えられた。
 その後2月14日に世代別投票が、3月17日に上位精霊投票が正式に投票が開始した。

 投票期間は世代別投票が2月14日〜3月15日。投票券入手期間も同様の日程。中間発表は2月28日に行われる。
 上位精霊投票は投票期間が3月17日〜4月12日。投票券入手期間は3月17日〜4月14日。中間発表は4月3日に行われる。

 上位精霊投票は今までと同じ投票形式であるが、出場可能な精霊はGA2017〜2022で上位入賞を果たした精霊のみとなっている。
 世代別投票はGA2018に行われた形式と同じような感じで、2013〜2014の精霊と2015〜2017の精霊と2018〜2022の中で男女各1名合計6名を決める投票となっている。
 ただし投票券の入手方法がこれまでと異なっており、ログインボーナスかデイリーミッション報酬で手に入るGAチケットを消費しクエストをクリアすることで投票券が手に入る。
 最大で1人あたり13400枚入手可能となっている。
 

複アカについて

 初めからかなり予想されていたことなのだが、1アカウントにつき投票できる数が限られているため複数アカウント制作して押し精霊に突っ込むという複垢による精霊投票が行われていた。
 中間発表が終わった翌日の3月1日になって複垢に関して禁止ということが明言され、同一ユーザーと判明した場合は投票を無効化するという処置が取られることが発表された。
 また、3月1日以降複垢による投票を行った場合然るべき対応をすることも明記された。
 なお、中間発表の票数はこの操作が取られたものかは不明である。

 …初めからやっとけとか言わない。
 ユーザーからの反応はGJという反応もあれば、どう対処するか不明なため誤BANされないか不安視するもの、どうせまともに対応できないだろとたかを括り複アカ投票を続けるもの、魔道杯の総合を取り続けている明らかな複垢は対処しないのにこっちは対処するのか…と統一性のない見解に困惑するものなど様々な反応が見られた。
その後…?
 3月7日頃にBANされたというユーザーがツイッター上で現れた。(BAN自体は2月の幻闘戦頃から?とりあえず話題になったのは3月頃)
 黒ウィズでBANというと殺生丸事件(2015年)やアマブ事件(2014年)が記憶に新しいほど取り締まっているか謎だったのでかなり驚かれた模様。一応2020年代頃に上位ランカーがツール使ってた罪でBANされたりはしているが…。
 罪状は不明であるため複アカによるBANなのかは不明ではあるが運営がBANしないということはとりあえず打ち破られた。
 ちなみに、本人の公開している動画上で魔道杯中にロールバックを行っているため完全にアウトであることは記しておく。

 また、それとは別にミカエラに複垢で投票したというユーザーの釈明?などもあった。
 本当かどうかは不明だが、もうやめた黒ウィズユーザーや新規などを誘い、投票をしていたこと、誘った新規の24人の15万6300票+不正投票が簡単に可能なのかを検証したアカウントの+500票が消失したことなど*1が記されていた。
 まあ、本当かどうかは不明なので…。
さらにその後
 3月10日に集計し直しの票が公開され、17日にGA2023上位入賞精霊投票が始まり、公式からの声明があった。
 ツイッターリンク
 なにかもういろいろ突っ込みたいことはある気がしないでもないが、とりあえず世代別開催前にそういう声明を出せと…。

 今回は4つ。
 …ちなみに上位精霊精霊投票の投票対象となる上位入賞の細かい定義に関しては発表されていないので開催待ち。
 GA2018とかあれ1位だけなのかどうなのか…。
 世代別精霊の出禁精霊を見る限り、GA2017以降上位入賞を果たした精霊が出禁対象。GA2018は各年1位のみ。

 投票できるのはクリスタルガチャで登場したことがある精霊でL進化形態を持つもの、他にも足切り基準があるかもしれない。
 初出がイベント報酬、魔道杯報酬、ボスドロップ等で、後にガチャ限定化した精霊(リタ*2、アマネ*3、エニグマチェリー*4など)の場合、エントリーされる世代はガチャで初登場したときが基準になる。

世代別男性賞

 2013〜2014の精霊と2015〜2017の精霊と2018〜2022年に登場した男性精霊から各1名ずつ計3名が受賞対象。
 なお、ここで勝ち抜いた場合殿堂入りとはならず、次回上位入賞精霊投票にお呼ばれがかかるようになるとのこと。

 なお、ディートリヒ、アルドベリク、アポロン、ディオニソス、アシュタル、シャローム、スノウ、ケネス、リュオン、ノクスは出禁となっている。
 あとユウェルは昨年同様ウィズセレ版(悪ユウェル、禁界忌王ユウェル・サクラリッジ)と喰牙RIZE版(善ユウェル)で分かれており、エントリーの世代も異なる。

世代別女性賞

 こちらも同様に2013〜2014の精霊と2015〜2017の精霊と2018〜2022年に登場した女性精霊が受賞対象。

 こっちはリティカ、リルム、アリエッタ、クレティア、リフィル、ガトリン、リレイ、ルミスフィレス、アレスちゃん、カヌエ、イスカが出禁。

 ちなみにタッグカードなのが理由だろうがリフィル(母)も出場禁止となっている。
 まあ、去年も出場していなかったしね。

 あとグレイスがウィズセレ版(グレイス・シグラー)とぽっかみ版(グレイス・デ・グレイス)に分かれている。
 ユウェルが去年も分けられていたのは記述があったが、グレイスはどうだったかな…。あとぽっかみ版のフルネームのグレイス・デ・グレイスはぽっかみ3版グレイスの進化前のカード名で確認できる。

上位入賞男性精霊賞

 投票対象は2017〜2022までに上位入賞したことがある男性精霊が投票対象となっている。
 上位1位と2位の精霊が対象。
 ちなみに、1位(2位)に輝いた場合は出禁殿堂入りとなり次回GAの投票対象ではなくなる。

上位入賞女性精霊賞

 投票対象は2017〜2022までに上位入賞したことがある女性精霊が投票対象となっている。
 こちらも1位と2位の精霊が対象。

データ

中間発表(世代別)

2023/2/28発表
2013〜20141位2位3位4位5位
男性精霊テオドールキュウマラパパカインクルス
女性精霊ミカエラリヴェータユッカルルベルファム
2015〜20171位2位3位4位5位
男性精霊キワムリュディガーラギトラディウスアリオテス
女性精霊エニィルリアゲハイーニアリザエリス
2018〜20221位2位3位4位5位
男性精霊ヴィレスダンタリオンアヤツグタツマ今久留主好介
女性精霊ラシュリーエウブレナロザリアシャローム・ピースリタ

 2013〜2014男性精霊賞の4位までは2018年に行われたものとほとんど変化なし。
 5位にクルスが入っているのはおそらくどこぞの無課金攻略向けのデッキを公開しているプレイヤーの影響だろう。
 女性側は1位にミカエラが入ったのと5位にルルベルが登場。
 ミカエラは2018年時にはいなかったが根強い人気があることは知られており、昨年もミカエラ、ルルベル、リヴェータで団子になっていた(それぞれルル38位、リヴェ39位、ミカ41位)ためおかしいことではない。
 むしろ昨年14位であったユッカが大きく票を落としたほうが気になるところか。
 ちなみに去年大躍進を見せたシャーリーなのだが、そのシャーリー押しのプレイヤーの引退が確認できるため…。

 2015〜2017年は女性部門に出禁精霊がかなり多かったため常連ではあるが新顔な精霊がよく見られる。
 中間1位のエニィはちびキャラを含めた精霊数だけで言えばガトリン並にいるので妥当っちゃ妥当。
 個人的には、2018年時に行われた時にいた男性部門のレッジが消えたのは悲しく思える。黄昏メアレス精霊だってことで新人王に出禁食らっていたので…。
 ラディウスは人気イベントの主人公でありながら毎回GAでは敗退しているのでそろそろ入賞して欲しいが相手が悪すぎるか…。

 2018〜2022年はまさかの銀行イベの2名が1位を取っている。
 ちなみにシャローム(男)は去年6位で一応入賞したため出禁となっている。

 発表日が2月28日で複垢規制前なので複垢の票が入っているかは謎だが、全体的にアレ?ッと思うような精霊は入っておらず私見ではあるがある程度は除外されているかと思われる。

2023/03/10発表*5
2013〜20141位2位3位4位5位
男性精霊テオドールラパパキュウマカインクルス
女性精霊リヴェータユッカルルベルファムミカエラ
2015〜20171位2位3位4位5位
男性精霊キワムリュディガーラギトラディウスアリオテス
女性精霊エニィルリアゲハイーニアリザエリス
2018〜20221位2位3位4位5位
男性精霊ヴィレスダンタリオンアヤツグタツマ今久留主好介
女性精霊ラシュリーエウブレナロザリアシャローム・ピースリタ

 イベントにも全く出ていないのにミカエラが1位だった事が謎だったが、不正アカウントによる水増しだった事が明らかになった。
 それでも5位に入っているあたり、人気キャラであるということは変わりないようだ。
 キュウマとラパパも入れ替わったが、あまり話題になっていないようである。
 …ちなみにラパパは最後に限定化したのがGP2016の時なので6年前が一番最新なのに2位を取っているかなりすごい精霊である。

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