真夏のグレート・クイズ・ウォーは、2016年7月31日から行われた高校生クイズとのコラボイベント。略称はGQW。

 26日にナゾニャーゾのイラストが公開された時は「ウルトラクイズコラボ?」などと言われ、28日に朝比奈蓮司のイラストが公開された時は白物高校と書いてあった事もあり、「家電コラボ?」などと斜め上の方向へと話題が進んでいたが、29日のおせニャンで正式に高校生クイズとのコラボと発表された。

 高校生が高校生クイズで、精霊を召喚してクイズに正解して戦うという、黒ウィズを黒ウィズでやってみたというイベントである。
 また、舞台が高校生クイズ(大会)という事でイベントの進め方もこれまでとは全く異なるものになっていた。

復刻

 2017年の高校生クイズ放送前後には何も情報が無かったため復刻は絶望視されていたが、ニコ生での告知後2017年9月5日 19:00にイベントとガチャが復刻、ハード追加とLtoL(ガチャキャラ及び報酬精霊の比良芽、奇譚)が行われた。

 以下は初回開催時の情報です。

良かった点

イベントの進め方が完全新規

 これまでのイベントはノーマルを全てクリアするとハードが登場。ハードを全てクリアして一定条件を達成すると隠しステージが登場、という物が多かったが、今回はイージーとノーマルの2種類しか難易度がない。
 しかし隠しステージ(番外編)はイージーにもノーマルにも存在し、図鑑を埋めるならば両方ともクリアする必要がある。

 また、高校生クイズが舞台という事もあり、擬似的な魔道杯のようなイベントとなっており、魔道杯と同じく早いターンで倒せないと勝ち抜く事ができない。

セルフパロディネタが豊富

 まず、使用する精霊とその使用者が「声優が同じ」「使用者の名前が精霊の名前のもじり」と共通点がある。
(印河比良芽→しるしがわ→シール、今久留主奇譚→いまくるす→クルス など)

 道中のセリフなども元ネタがあるものが多い。
・アルティメット・ぞばリオン:ウィズセレ版ガトリンのLモード。
・これが答えだぁっ!:黒ウィズOPの「それが答えかっ!!」に対して。
・ドルキマス軍デッキの特有スキル空域支配のシュラハト:空域支配のシュラハトは2016年正月元帥のスキル。
・新製品『フェニックスコンロ』のパネルを掲げた今久留主奇譚:クルス・ドラクが作った銘菓「フェニックスブラッド」

 また、高校生クイズが舞台であるが故に対戦する高校もあるが、高校の名前とメッセージが全てセルフパロディとなっており非常に面白い。
市立双翼失学園「お人好しだと思うな」(失=ロストなので双翼のロストエデン お人好し:双翼1の主役のアルドベリク)
市立六洲高校「意気地なしでも、夢がある!」(六州→ロクス→ロクス=ソルス:黄昏メアレスの舞台となる街 セリフ:リフィルの「夢はなくとも意地がある」)
大神輿高校「ポイント稼ぐぞ!」(大神輿:オオミコシガミ ポイント稼ぐぞ!:初代八百万ではミコトがご利益ぽいんとが足りずに喧嘩神輿とうなめんとに出られなかった)
私立朱雀坊高校「月研修の成果を見せてやる!」(朱雀:幻魔特区スザク 月研修:スザク3の舞台が月)
 などなど。

 背景にもコロプラのロゴ、USGの精霊、ラパパの炊飯器など、ネタに事欠かない。

 そして極めつけにレンジのサイクロン式洗濯機。これは2月の天井岬天上岬魔道杯のとき某ウィズの掲示板でグループ分けクイズに間違えまくったプレイヤーがコラ画像を作ったサイクロン式洗濯機が元ネタと言われたり言われなかったりする*1

ストーリー

 これまでのファンタジー路線とは違い、現代が舞台だが違和感なく物語は進んでいく。
 今回の主人公は朝比奈蓮司であり、魔法使いとウィズは完全に脇役に徹している。

 主要キャラも非常に立っており、蓮司へのツッコミ役と巨乳競泳水着でASSS共に特攻で有用な印河比良芽、落ち着いているものの運の悪さには定評のあるるんたった瓜転永理、そして変態発言や変顔でプレイヤーの腹筋を崩壊させた今久留主奇譚はミスティックメアと共にネタ素材として使われている。
まいみちゃんは…残念だったね…

16時から始まった

 4時間遅れの20時から始まるのが定常化していたが、このイベントは珍しく16時から始まった。
 日曜日から開始という点も珍しい。

限定ガチャが軒並み優秀

 クイズ力に左右されるが高速高火力のSSを連発できる蓮司や永理、非特効ながら高火力のSSを放てる進軍のドルキマス、どこにでも連れていける異常回復アタッカーの円卓アーサーなど優秀な精霊が多く登場した。

 2017年9月5日にガチャ産精霊とボス以外の配布精霊がLtoL化したものの大した強化がされておらず、当時のプレイヤーはがっかりしたようである。逆にまいみちゃんはこれで良いという声が何故か多い。

悪かった点

絞り

 エヴァイベにも書いてある通り、イージーでのクリスタル配布がなくなりハードもないため、トータルでのクリスタル配布数が普通のイベントと比較すると少ない。
 2017年の復刻でハードと魔道士の家報酬クリスタルが追加されたので多少改善された*2

勝ち抜き戦が手持ちが貧弱な人には辛い

 魔道杯では手持ちが貧弱であっても下の級で戦うなどの方法があるが、これはひたすら上を目指すイベントであり、手持ちが弱いとクリアはできても次のステージへ進む事ができない。
 また、他のイベントとは違って助っ人に頼る事も不可能で、耐久型デッキだとターン数が掛かるために勝ち抜けない。
 クイズ神以外はイージーでもコンプ可能だが、クイズ神以外のボスも使いづらい性能となっている。

ランク報酬にランクがあまり関係ない

 イージーであれば番外編であってもSSを取っても報酬がほとんどなく、ノーマルでSSを取ったとしても報酬の数にばらつきがある。つまり高ランクを取っても大して変化がない。なお予選第1戦は報酬はない。
 結局のところ報酬は周回しやすい所をずっと周回するのが一番良いという事になる。

ストーリーが中途半端に終わる

 クイズバトルシステムで叡智の扉が半開きになってそこからモンスターが出てきている事が判明する。この話は無事解決するものの、少々中途半端に終わってしまう。
 またこの話は最初と終盤にしか出てこないため、再度話が出てきた時にすっかり忘れていた人もいるのではないだろうか。

 番外編もナゾニャーゾの出す問題を正解しないと元の世界に戻れない事が判明するが、100万問と言われたあたりで終わってしまう。

コラボの意味が薄い

 高校生クイズのHPにも黒ウィズコラボの話はなく、登場キャラには高校生クイズの要素はなく、高校生クイズ放送日にはコラボイベントは終わっており(記念クエストはちゃんと行われたが)、肝心の高校生クイズのコロプラのCMでは案の定白猫のCMと、コラボ要素がほとんどない。
 イベントクイズとして高校生クイズの問題は出たが、問題数はかなり少なかった。

総評

 エヴァコラボ2の出来の悪さで冷えていたプレイヤーの心を、ファンサービス要素満載で盛り上げようとしたイベントなのは間違いない。
 しかしこのイベントの努力も虚しく、次のイベントでは大勢のプレイヤーが失望することになった。

余談

 前述の通りコラボ要素が薄いイベントであったが、後の企画ではコラボ扱いとなっており、新人王決定戦2016には本作初登場のキャラはノミネートされていない。
 4周年記念のキャラプレゼントでも、本作の精霊は既存精霊の別バージョンも含め対象外となっている。
 2017年正月のリフィル&ルリアゲハのストーリーでは、本イベントの登場キャラの煩悩が〈ボンノウン〉として実体化して登場している。

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