☆ただし、以下のワードについては、小論文内に必ず含むこと
- 本殿に祀られる祭神のうち一柱
- 毎年5月5日の藤森祭(深草祭)で奉納される神事
- 社殿が国の重要文化財に指定されている摂社2社
- 境内に3500株あるとされる花
- 境内に湧く名水(御神水)
解答チェック
《解答例》 ※これらのポイントうち、赤字のキーワード部分を含む解説を適正に記述することができて正答 公式テキスト[増]66ページ/[新]82・289ページ
◦ 藤森神社は、伏見区深草の地に平安京遷都以前から祀られると伝わる古社で、本殿は正徳2年(1712)に中御門天皇より、宮中賢所の建物を下賜れたものである。
◦ 祭神は本殿に神功皇后および素戔嗚尊ほか五神。東殿に天武天皇ほか一神、西殿に早良親王ほか二神である。
◦ 古来より朝廷から庶民まで崇敬が篤く、特に勝運と馬の神社として知られてることから、騎手をはじめ競馬関係者の参拝が多い。
◦ 毎年5月5日の藤森祭(深草祭)は菖蒲の節句発祥の祭で、節句に飾る武者人形には藤森の神が宿るとされている。祭りのクライマックスは境内参道の馬場において、走る馬の上で
手綱潜り・逆乗り・横乗り・逆立ちなど駈馬の技を披露しながら駆け抜ける「駈馬神事(かけうましんじ)」で、観客からの大喝采を浴びる。
◦ 藤森神社の摂社は八幡社と大将軍社の2社で、いずれも社殿が国の重要文化財に指定されている。
◦ 毎年6月頃には、境内に3500株あるとされるアジサイの花が咲き、通称「アジサイの宮」とも呼ばれている。
◦ また、その境内には「不二の水」と呼ばれる名水が、地下約100メートルからり湧き出る御神水として、近隣の氏子は元より全国から汲みに来る人々が列をなしている。
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