(31) 武士の裃(かみしも)が起源とされる( )は、小さな文様を一色または数色で型染めする伝統的工芸品である。
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(ア)京黒紋付染
(イ)京繍(きょうぬい)
(ウ)京小紋
(エ)京鹿の子絞
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《解答》
京小紋 公式テキスト[増]187ページ/[新]235ページ
《要点》
経産大臣指定伝統的工芸品/江戸時代、小紋を用いた裃が武家の正装となったことで江戸で発展/初めは単色だったが、京小紋は彩色へと変化したことが特色
《参考》
京小紋?,
伝統的工芸品?
(32)「和歌の家」とされる冷泉家(れいぜいけ)の初代当主は( )である。
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(ア)為氏(ためうじ)
(イ)為相(ためすけ)
(ウ)為人(ためひと)
(エ)為教(ためのり)
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《解答》
為相(ためすけ) 公式テキスト[増]189ページ/[新]237ページ
《要点》
藤原定家の孫である為相を祖とする800年の歴史を持つ「和歌の家」/現当主は25代目の為人/昭和58年(1981)、冷泉家時雨亭文庫が設立
《参考》
歌道?,
冷泉家?
(33) 江戸前期に表千家を起こした( )は、紀州徳川家の茶頭として出仕した千宗旦の三男である。
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(ア)江岑宗佐(こうしん そうさ)
(イ)仙叟宗室(せんそう そうしつ)
(ウ)一翁宗守(いちおう そうしゅ)
(エ)剣仲紹智(けんちゅう じょうち)
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《解答》
江岑宗佐(こうしん そうさ) 公式テキスト[増]191ページ/[新]240ページ
《要点》
千利休を祖とする茶道家元「三千家」/利休のひ孫にあたる江岑宗佐が表千家を確立し、紀州徳川家の茶頭として出仕/代表的な茶室は「不審なん(ふしんあん)」
《参考》
茶道?,
三千家?
(34) 三千家が指定した茶道具の職方は「千家十職(せんけじっそく)」と呼ばれるが、この中で中村宗哲家は( )の職方である。
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(ア)釜師
(イ)塗師(ぬし)
(ウ)指物師(さしもしの)
(エ)茶碗師
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《解答》
塗師(ぬし) 公式テキスト[増]??ページ/[新]??ページ
《要点》
喫茶の流行と共に、茶釜や茶碗などの名人を多々輩出/茶釜では三条釜座の大西道仁や、千利休のわび茶に合致した楽茶碗の楽長次郎などが現れた/これら名人たちを「千家十職」と呼ぶ
《参考》
茶道?,
千家十職?
(35) 二代池坊専好が大成した( )とは、豪壮な客殿に相応しい大瓶の生け花のことである。
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(ア)供華(くげ)
(イ)抛入花(なげいればな)
(ウ)生花
(エ)立華(りっか)
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《解答》
立華(りっか) 公式テキスト[増]192ページ/[新]241ページ
《要点》
二代池坊専好は先代が確立した「立華」をもとに、後水尾天皇に召されて禁裏の花会を指導して大成させた
《参考》
華道?
(36) 能の芸術性を高めた世阿弥は、大和猿楽四座の結崎座出身である。この結崎座はのちの( )につながる。
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(ア)観世流
(イ)金春流
(ウ)宝生流
(エ)金剛流
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《解答》
観世流 公式テキスト[増]192ページ/[新]242ページ
《要点》
大和猿楽四座⇒円満井座(金春流)・結崎座(観世流)・外山座(宝生流)・坂戸座(金剛流)/江戸時代になると、幕府の直接支配に入り式楽(儀式としての能)を務めるようになった
《参考》
能?,
世阿弥?
(37) 江戸後期、( )が狂言師の九世茂山正乕(しげやま まさとら)を召し抱えたことが、茂山千五郎家が成立のきっかけとなった。
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(ア)板倉勝重
(イ)井伊直弼
(ウ)島津久光
(エ)松平容保(まつだいら かたもり)
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《解答》
井伊直弼(いい なおすけ) 公式テキスト[増]194ページ/[新]243ページ
《要点》
天保年間(1830〜44)、九世茂山正乕が近江国彦根藩井伊家に召し抱えられ茂山千五郎家が確立/分家の茂山忠三郎家と共に、明治以降も京都の京限界を主導
《参考》
狂言?
(38) 上方歌舞伎の名優である坂田藤十郎と組んだ( )は、歌舞伎の時代物や世話物に名作を多数生み出した。
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(ア)近松門左衛門
(イ)竹田出雲
(ウ)並木五瓶
(エ)並木正三
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《解答》
近松門左衛門 公式テキスト[増]195ページ/[新]245ページ
《要点》
江戸中期を代表する歌舞伎・狂言・浄瑠璃の作者/世話物の傑作「曽根崎心中」が有名
《参考》
歌舞伎?
(39) 花街の始業式に、芸舞妓が髪に挿すことになってる花かんざしは( )である。
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(ア)松竹梅
(イ)桜
(ウ)雪輪
(エ)稲穂
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《解答》
稲穂 公式テキスト[増]201ページ/[新]250ページ
《要点》
舞妓の髪飾りという意味だけでなく、季節を彩るシンボルとして月ごとに決まった花かんざしを挿す/特に1月7日の始業式には「稲穂」のかんざしを挿すことになっている
《参考》
花街?,
花かんざし?
(40) 京舞井上流家元が祇園甲部の始業式の最後に舞う「( )」は、おめでたい舞である。
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(ア)門松
(イ)倭文(やまとぶみ)
(ウ)祝獅子
(エ)京の四季
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《解答》
倭文(やまとぶみ) 公式テキスト[増]200ページ/[新]248ページ
《要点》
始業式⇒新年を迎えて芸舞妓が一堂に会して精進を誓う花街の行事/祇園甲部・祇園東・宮川町・先斗町は1月7日、上七軒は9日
《参考》
花街?,
花街の行事?
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