京都検定の学習ノートです。 興味がある方は、ご自由に覗いてみてください。

哲学の道 (てつがくのみち)

所在地

  • 京都市左京区鹿ヶ谷付近
  • 熊野若王子神社?の前にある若王子橋から銀閣寺橋まで、琵琶湖疏水分線に沿う散歩道。

なりたち

  • 大正時代に活躍した京都帝国大学(現京都大学)の哲学者の西田幾多郎や田辺元、経済学者の川上肇らが散歩したことによって名付けられた。
  • 昭和61年(1986)には「日本の道100選」に選出された。

周辺情報

  • 春には両岸に「関雪桜」の名で知られる桜並木が美しく、疏水の水面に多くの花びらが舞い落ちピンク色に染まる様は感嘆に値する。
  • 夏には蛍の名所として知られ、涼を取る人々で賑わう。
  • 中間点にある西田幾多郎の歌碑には、「人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を 吾は行なり」の歌が刻まれている。
  • 道沿いには熊野若王子神社?大豊神社?法然院?銀閣寺?など、著名な寺院神社が点在する。
  • また、銀閣寺?参道には日本画家の橋本関雪の邸宅「白沙村荘」に、「橋本関雪記念館」がある。

交通アクセス

  • 北端
    • 市バス「銀閣寺道」バス停下車 徒歩すぐ
  • 南端
    • 市バス「宮ノ前町」バス停下車 徒歩5分

補足メモ

  • 「関雪桜」の名称は、この地に居を構えていた画家の橋本関雪と妻の米子が、大正10年(1921)に京都市に300本の桜の苗木を寄贈して植樹したことから。

過去問出題実績

<1級>
  • [第4回] 「哲学の道」は、大正時代に活躍した京都帝国大学の哲学者で、『善の研究』の著者(   )らが散歩したことによって名付けられた。

<2級>
  • [第11回] 哲学の道にある西田幾多郎の石碑周辺の桜は、何と呼ばれているか。
  • [第12回] 西田幾太郎と同様に「哲学の道」を散歩したことで知られ、経済学者でもある(   )の墓は、ほど近い法然院にある。

<3級>
  • [第2回] 哲学の道沿いにある西田幾多郎の石碑周辺に植えられている桜を何と呼ぶか。
  • [第5回] シダレザクラで有名な「円山公園」、琵琶湖疎水に沿う散歩道である「(   )」、豊臣秀吉の花見でも知られる「醍醐寺」などは多くの人で賑わう。
  • [第10回] さらにその北の若王子橋から銀閣寺橋までの琵琶湖疏水沿いの散歩道を「(   )」といい、春は桜・秋は紅葉が美しい。
  • [第11回] 若王子橋(にゃくおうじばし)から銀閣寺橋まで琵琶湖疎水に沿って整備された「(   )」は、春には桜、夏には蛍が美しい観光コースである。

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第14回京都検定

実施概要

▽試験日
平成29年12月10日(
[3級]10:00〜11:30
[2級]13:30〜15:00
[1級]13:30〜15:00
※開始20分程度、注意説明あり
▽受験料(予定)
[3級]3,240円(2,600円)
[2級]4,320円(3,460円)
[1級]6,480円(5,190円)
※カッコ内は団体割引適用額
▽試験会場(予定)
◦ 京都学園大学 太秦キャンパス
◦ 同志社大学 新町キャンパス
◦ 龍谷大学 深草キャンパス
◦ 明治大学 駿河台キャンパス

出題範囲

▽歴史・史跡

京都の史跡

▽神社・寺院

京都の神社

京都の寺院

▽建築・庭園・美術

京都の建築

京都の庭園

京都の美術

▽芸術・文化

伝統工芸

伝統文化

花街

▽生活・行事

祭と行事

京料理

京菓子

京のならわし

ことばと伝統

京都の地名

▽公開テーマ問題
〔3級〕京都駅界隈
〔2級〕京都 茶の文化
〔1級〕京都の塔

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