img街の魔法少女の素質ある「」を集めてるポン

登場キャラクター:ノスタルジア・トト デッドヒート ヒトミ-2 "剣帝"カミイズミ エアレイド


「わー!はやーい!」

「……お前はもう慣れたのか?」

「だ、大丈夫……何でトトは平気なんだ……」

「ヒトミがこういうの弱すぎるんだよー!」

「……こういうのは個人差だ、とはいえ俺を足に使うならもうちょっと耐性つけたっていいんじゃないか」

「わ、悪い……もうちょっとスピード落とし、落として……」

「ヒート、スピード落としてってヒトミが言ってるよー」

「結局いつもの安全運転か……」

「三人乗りしてるのに安全運転もないけどね」



「で、次はどっちに向かえばいい」

「次の落とし物届けたら最後だよね」

「ちょっと待て、これは……アイツのか……」

「それ誰の落とし物なの?」

「剣帝、アイツ教科書の類丸ごと落とした……いや、置いてったって言った方がいいのか」

「その、剣帝はどこにいるんだ」

「このまま真っ直ぐ行けば出会えるはず」

「あっ、ほら! あれじゃない!? あれ、二人いる……」






「ええい、引っ付くな! 暑苦しい……」

「えー? このくらいいいでしょカミ君、普通だよ普通」

「どう見たってただの友人同士の距離じゃねえよこんなの! 近い近い!」

「大丈夫大丈夫、普通普通……ん? あれ………」

「「「…………」」」

「皆さんお揃いで、どうしたの」

「ちょっと! 見てないで助けてくれ!!」

「ごめんね……でもボクはそういうことは男の子と女の子でするんじゃないかなって思うんだ」

「どういう意味だ今の台詞は」

「オイ、この二人から殺していいのか」

「やめてやれヒート……」

「…………わかったよ、ヒトミが言うなら……」

「なんか助けられてる……」



「しかし……」

 じー……

「え、な、何だ剣帝……俺の事上から下まで舐めまわすような」

「いや、別に舐めまわすとかじゃ」



 じー……

「な、なに? あー! ボク知ってる!! 子どもを変な目で見るやつ!! クエ……クエ……あれ、なんだっけ」

「知らないけど、多分俺は別にそういうんじゃない」

「よく言うよー……」



 じー……

「……やっぱりこいつ殺すべきなんじゃ、こういう輩は放っておくと当たり構わず手を出すタイプだ」

「俺は別に露骨に手を出すのはりおたん以外にないって言うか……」

「駄目だ、アウト、市中引き回しの刑だ」



「まあ、それは置いといて……確かに届けたからな、教科書」

「あーあ……持って帰るのかこの山……」

「自分のだろ、よし撤収だ撤収」

「はーい、今日のお仕事はもうおしまい?」

「送っていく、二人とも乗れよ」

「……あまりスピード出しすぎないでくれよ?」

「……抑える」



「……行ったねカミ君」

「ああ」

「じゃあさっきの続きを」

「いや何でだよ」



「それはそうとさ」

「……今度は何だよ」

「さっき舐めまわすように三人見てたけど」

「いや……アレはなんか変わった組合せだなーと思って見てただけで」

「誰が好みなの?」

「ブッ」

「それとも体型? 好みの体型とかあるの?」

「待った待った待った、そもそもそういう対象としてあいつ等を見てないからな?」

「でも三者三様で違う体つきしてたらどれが好みとかあるでしょ」

「いや〜〜〜、うーん……」

「……ねぇ、教えてよカミ君、ボクじゃダメかい? 君好みの子になるよ? 君が言うならさ、もっと女の子らしくするよ? 駄目だよあっちこっち向いちゃうのは、もっとこっち向いててよ……ボクはこんなに君のことを見つめているのに」

(あっこれはヤバいパターンだ)



「あっ、逃げた」



「もう駄目だアイツは……早く家に帰ってりおたん写真集でも眺めて忘れよう……」



「まあ、今何やってるとかわかるんだけどね……ボクはずっと君の事を見つめているよ、ふふふふふふふふふふ…………」


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