img街の魔法少女の素質ある「」を集めてるポン

登場キャラクター:ウルフファング ぷっしーきゃっつ クライム・PF てすら

魔法少女?達の会合

ここは、img町にある一軒の家屋、そこに集まる4人の少女?達、今宵、何が執り行われるというのか…
「それでは今からぷっしー主催!22組親睦パーティーをはじめますにゃ!♥」
異様なテンションで、ピンクの怪しげな衣装に身を包んだ少女の一人、ぷっしーきゃっつが声を挙げると、すぐさま赤ずきんの少女、
ウルフファングがそれに対して
「貴女が主催というなら、あなたが場所を用意すべきでは?なぜよりにもよって私の家に来るのです?」
と、よく解らない肉の丸焼きを運びながら咎めるように言い放った。すると
「ぷっしーの家は使えないから仕方ないにゃん♥ウルファンちゃんの家なら大丈夫だと思ったにゃん♥」
悪びれる様子もなくぷっしーきゃっつがそれに返した。
そのように二人が言い争うところに、スーツを着ているいかにもビジネスマンのような少女、クライム・PFが飲み物を取り分けながら
「それはそうと、親睦とは聞いているが、どうしてこのメンバーなのだ?22組の魔法少女は他にもいたはずだが?」
その一言に対応するように白衣の少女、てすらが皿を配りつつ問う
「私もそれは気になっていたぞ。もしかすると此処にいるのは交流を愛する魔法少女か?」
それに対し先ほど言い争っていたウルフファングも問う
「それもそうです、なぜこの4人で親睦を深めようと?」
その三人の言葉を待っていたかのようにぷっしーきゃっつが話し出す
「みんな♥変身を解いてくれるかにゃん?♥それで大体わかるにゃん♥」
まさかの言葉に三人、いや正確にはクライム・PFとてすらは絶句する。仲間とはいえなぜ、目の前で武装解除しなければならないのか、
そして、それとは別に二人にはこんな所で変身を解けない理由もあった。自分は魔法少女である。しかしそれ以前に男性であるという事であった。
女性の姿で戦っているなどまるっきり変態ではないかと…
その沈黙に満足したかのようにぷっしーきゃっつが語りだす
「変身を解けない理由はわかってるにゃん♥ぷっしーも同じにゃん♥だって変身を解いたらおと…
その言葉を遮って苦い顔をしていたウルフファングが、
「私はウルフファング、それ以上もそれ以下もありません!」
と、ライフルをぷっしーきゃっつに突き付ける。
「ごめんにゃん♥ウルファンちゃんにそれは御法度だったにゃん♥まあ言いたいことは大体わかったにゃん?」
クライム・PFとてすらはこの話に衝撃を受けた、なんせ魔法少女は女の子がなるもので、自分は完全なイレギュラーだと思っていたからだ。
それがこの場に4人も…何たる確率なのだろうかと、しかし疑問は残る、何がしたいのだ、この眼前の痴女?痴漢?は…
「して、ぷっしーよ、お前は何がしたいのだ、俺たちを集めて」
クライム・PFがそれを切り出した、それを聞いたぷっしーきゃっつは誇らしげに
「そんなの簡単にゃん♥猥談にゃん♥今まで見た魔法少女の痴態を語るにゃん♥」
と、言い放った、すると三人の魔法少女が一斉に
「私の家を、これ以上汚すというのか、この雌猫!」「そんな下種なことの為に力を得たのではない!」「くだらない…もう少し建設的な話だと思っていたのに」
とぷっしーきゃっつを糾弾する。それはそのまま襲い掛かってしまうのではないというかという気迫である。
「あれ…ぷっしーちゃんピンチ♥?退散するにゃん♥」
危険察知が速いのが猫の特徴であるかと言わんばかりに、一目散にぷっしーきゃっつは逃げてしまった。
そこに残された三人はたまったものではないのである、なにせパーティーの主催が居なくなってしまったのだから…
「…俺とてすら?だったかな?はどうしようか、もう帰ろうか?」
申し訳なさそうにクライム・PFがウルフファングに問うとウルフファングは
「いえ…親睦を深めることは悪い事ではないですし、なにより折角の料理がもったいないです。3人でいただきましょう」
と言い、対して二人が
「うん、そうしようか」「私も賛成だ」
と返し、改めてパーティーは執り行うこととなった。
パーティーは猫の駆除についての話で大いに盛り上がり、三人の結束は高まり、結局夜が明けるまでパーティーは続いたのであった。

劇終

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