概要

N.3 ナルコレプシー」の乗機。ハイコープスの技術力によって実現した新システム『光波推進』により機動力と殲滅力を異次元のバランスで両立させた機体。
近づけば光波の嵐、距離を取ればたちまち蜂の巣という具合で全距離でのアドバンテージ確保に成功した理詰めされた強さの極致を体現している。
パイロットの精神面が安定している事からある程度の現場指揮統制能力も付与されているが、本機が投入される事態というのは大抵「単騎で片付けるから全速力で逃げろ」の合図である。

アセンブル

  • 頭部:HCVS-438「ケイローン・ヘッド」
非常に広大なスキャン範囲の中量頭部。敵の攻撃ではなく自身が撒き散らす光波への防御を想定した復元性能と耐ENコーティングが施されている。
  • コア:HCVA-555「プロメテウス・コア」
HC製品でもトップクラスのエネルギー伝達効率を有する中量コア。光波推進に耐えられる装甲材の選定には長い開発期間を要し、アセンブルの中で最も完成が遅れた。
  • 腕部:HCVC-510「オルフェウス・ハンド」
HC製エネルギー火器の運用を想定して開発された最新鋭の中量腕部。送電装置によりエネルギー火器に高出力を供給しつつ高速機動中も安定した射撃…否、狙撃が可能。
  • 脚部:HCVC-606「ダフネ・レッグ」
中量脚部。高機動戦におけるアドバンテージの確保というよりはイメージインターフェースによる機体と人体の差異によって起こるレスポンスの遅れを極限まで減らす為に設計された。新機軸の機能である光波推進に何らかの不具合が起こった際の地上戦に耐えうる性能は確保されているが…実戦で活躍する機会は殆ど無いだろう。
  • ジェネレーター:Sw-43
「プロメテウス・コア」専用設計を代償としてサイズに見合わない超高出力を実現した中量ジェネレーター。EN補充性能と容量を除く全ての性能がLo-50より一回り下程度という凄まじいパフォーマンスを誇る。
  • FCS:HCSS-7650
高機動中遠距離用FCS。従来の強化人間の反応速度を以てしても処理しきれないマルチロック速度と解像度にセッティングされている。

  • ブースター:「MESSENGER」CV-W-29
レーザーブレード系装備には、発振と加速のタイミングが合致することでエネルギー波を発生させる現象(通称:光波)が確認されていた。ハイコープスはこの性質に目をつけ、推進機関とレーザー発振装置を複合させレーザー圧で推力を生み出し、機体を加速させる新型推進システム───『光波推進』を実現するに至った。
機構自体が従来の推進方式より加速力と軽量さに優れるのもあるが、この光波推進が副次的に生み出す「光の暴風」はそのまま攻撃手段となり、不用意に接近しようとする敵はもれなくエネルギーの波に切り刻まれる運命を辿ることとなる…一歩間違えれば凄まじいGで自分が潰されてしまうのだが。
  • 右腕武器:プラズマスナイパーガトリング「アグネヤストラ」
最新鋭の光学照準器と連射性能を備えた長距離狙撃重機関砲型エネルギー兵装。威力はもとより、ナルコレプシーの技量が合わさる事で一発一発が恐ろしい命中精度を発揮する。
  • 左腕武器:プラズマスナイパーガトリング「アグネヤストラ」
同上。
  • 右肩武器:特殊シールド生成装置「オーロラカーテン」
「スカイランナー」のエネルギー効率を向上させた発展型。主に光波から自機を保護する為に使用される。
  • 左肩武器:複合電子戦装備「ハーモナイザー」
「ドゥームインストーラ」から機能を削り小型化した簡易版。遠隔ハッキングにより軌道上の友軍機を強制退避させるのに使用される。
  • 腰武器:小型レーザーブレード「カルンウェナン」
光波推進が機能不全を起こし敵機の接近を許す事態を想定した近接装備。使われる事はまず無い。
  • アタッチメント:シーケンスリブート
機体またはパイロットが致命的な損傷を受けた時に、ナノマシンを利用する事で強引に機体を再稼働させる。

事件

事件1
事件2

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