※18歳未満の方、二次創作小説の苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

なし崩しでなかったことにされるほど、世の中そんなに甘くない。
警察により組織された怪盗事件捜査チーム『Genius4』――通称G4の面々は、
混沌とした結婚式の夜、王女を逃がしてしまった咎によりスクワット一万回を課せられた。
息は荒れ、足は震え、膝は笑い、腰は砕けながら、スクワットを続ける四人の少女たち。
汗の雫が床に水溜りを作り、部屋を汗の匂いで充満させた頃、ようやく四人は解放された。
――その帰り道。

「……筋肉痛なう」

ピンク色の髪が可愛らしい遠山咲は、棒付きの飴をカリコリしながら呟いた。
いつもマイペースな彼女も、流石に身体をガクガク震わせ、壁に手を着いて歩いている。
そんな弱々しい美少女を、世に蔓延るレイプ魔が逃すはずが無かった。

黒い巨大な影が茂みから飛び出し、コマンドサンボ仕込みの鋭く滑らかなタックルが襲う。
驚く暇も無くテイクダウンを取られた咲は、あっという間に衣服を破かれた。
本来なら悲鳴のひとつも上げるべき場面だが、あいにくスクワット一万回が祟っている。
悲鳴を上げることも抵抗することもダルくて、咲はされるがままになりながらため息をついた。
ポケットから携帯電話を取り出し、カチカチとツイートする。

『ダウンなう』

星空の下でピンクのスカートをまくり上げられながら飴をかじる。
スクワットで火照った身体にアスファルトの冷たさが心地良い。
さらにパンツがずり下ろされ、慎ましいスリットに生暖かい舌が這わされた。
粘液を纏う触手を思わせる舌が、まだ未開通の蕾にむしゃぶりつく。

『ぺろなう』

処女粘膜をねぶられながらも、咲はどこか現実感なく携帯のキーを叩いていた。
暇さえあればゲームやパソコンをしている少女にスクワット一万回はあまりに辛い。
身体の感覚はすっかり麻痺していて、このまま眠りたいと思いながらぼーっとしていた。
そんな咲の状態を無視して、黒い影がバキバキに勃起したモノを容赦なくねじ込む。
ぶちぶちと嫌な音が膣内で響き、処女喪失を示す鮮血が僅かに流れた。

『レイプなう』

ぼーっとしたままツイートを続ける咲だったが、頭のどこかが僅かに警鐘を鳴らす。
しかし生物的な反射を押さえつけるように冷静を保つと、少し震える指でツイートを続けた。

『ロストバージンなう』

静かな夜道に覆い被さる男の荒い吐息だけが響き、咲がそっぽを向いて飴を舐める。
間もなくびゅるびゅると精液を膣内に注がれると、身体がぴくんと跳ねた。
全くの無反応といかなかった身体に少し嫌気が差しながら、薄くなった飴をパキリと噛み割る。
男は欲望を満たした途端に急にオドオドし、辺りを見回して一目散に逃げていった。
後には服を破かれた咲だけが残され、湿度の高い夜風が強姦の名残の熱を拭っていく。

しばらくぼーっと星空を眺めていた咲は、やがてのろのろと起き出した。
壁に手をついて立ち上がり、背中や髪の砂埃を払って前が破かれた服を見る。
幸い上着は前を開いていたので無傷であり、ボタンを留めれば隠すことができた。
スカートも捲くり上げられただけで、下着を剥ぎ取られた中を隠すこともできる。
なんとか何事もなかったように外見を偽装し終えると、咲はよろよろと歩き出した。
ぺたり、ぺたりと、たどたどしい足取りで、中断された帰路を辿っていく。
しかし、数歩歩くと流れ落ちた精液が太ももをどろりと汚し、ピタリと足を止めさせられた。
レースのハンカチを取り出して垂れた精液を拭い、ぎゅっと握り締めてポケットに突っ込む。

「……膣内射精なう」

俯いてする最後の呟きは、普段通りのようでいて、少しだけ落ち込んだような感情が滲んでいた。
その後ネットを通じて援助交際をするようになった咲は、今日もどこかでセックスしてるらしい。おわり。
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