巳焼島（みやきしま）

三宅島?の東50kmの海上にある小さな島。2001年（巳年）の海底火山活動によって新しく形成された^原-22-45。
溶岩原から成るこの島の面積は、度重なる噴火によって8km²にも及んでいる（国立市?とほぼ同じ）^原-22-47。

名称

「巳焼島」という名は、「三宅島」の名前の由来のひとつと言われる「御焼島」の「御」を、巳年の「巳」に置き換えて命名された。21世紀最初の年にできたことから、「二十一世紀新島」とも呼ばれている^原-22-45。

エピソード

深雪は中学時代、この島で『ニブルヘイム』の練習を行っていた^原-22-46,47。

巳焼島の監獄と四葉家の関わり

第三次世界大戦時には国防軍?の基地が置かれたこともあったが、2050年代の度重なる噴火によって基地は放棄され、現在は犯罪魔法師を収監する施設が置かれている^原-22-46。この監獄は、島の西端のほんの一部だけである^原-22-47。

巳焼島は、東藤青波?を通じて、四葉家の私有地になっている。名義上は都内の不動産会社の持ち物だが、その不動産会社は間に数段階を挟んで、四葉家が全株式を支配している^原-22-46。
つまり、巳焼島の監獄は、四葉家が国防軍から危険な魔法師の隔離を秘密裏に委託されている施設であり、真夜はそこに送られた「囚人」のデータを自由に閲覧できる立場にある^原-22-46。

2097年4月時点では監獄だが、今後、四葉家の実験施設に作り替える予定になっている。これは、四葉本家の施設が老朽化しており、かと言って今ある機器を新しいものに交換するのも不都合があり、ならばいっそ巳焼島に新しい実験施設を作ろう、ということになったためである^原-22-46,47。
なお、受託している監獄は、表向きはしばらく続ける（いずれ廃止予定）。新しく作る施設は、名目は国防軍の研究所であり、この施設を四葉家のものにすることについては、真夜いわく「話がついている」^原-22-48。