秋田のご当地ヒーロー「超神ネイガー」の60を超えるキャラクターを画像付きで掲載!ファンで完成を目指すデータベース!

「超神」とは何か?

ちょうじん【超神】
悪鬼・悪神を討伐するため、神としての時間的・行動的な制約を超えた、神を超えた神。
その土地に住まう実体のある者=“人(住民)”でなければ成し得ないことを補完・増強するために、その 地域の土地神が特別に力を貸し与えた者(人)たちを指してもいう。
超神ネイガー公式サイト「ネイガー用語辞典」より

現在「超神」として知られているヒーローは、ネイガーを始め、ジオンマイアラゲマルチャグマオーラッセイバー?など多数存在します。彼らは、それぞれその土地に住まう神から選ばれて、「豪石玉」によって変身する神通力を与えられたヒーロー達です。
神通力を授ける神様は、ネイガーやジオンの「ナモミハギ(なまはげ)」、マイの「龍神(辰子姫)」、アラゲマルの「アラハバキ(荒吐)」など実に様々です。

超神の始祖と超神ヒーローの誕生


本来「超神」とは、その土地の平和を守るために実体化してこの世に現れた神様を指していたようです。
神々は我々の住む世界とは別の世界に存在するため、この世に直接干渉する事が難しく、行動的・時間的にかなりの制限があるといえます。
例えば、なまはげがこの世で活動できるのは、大晦日(小正月)に限られています。龍神辰子は田沢湖に住むとされ、その土地から離れることはなかなか出来ないようです。
このように、神様といえども決して自由で無限の力を顕示できる存在ではありません。

そんな神ゆえの制約を超え、実体を持ってこの世で活動できる神が居ました。それが最初の超神「寧神尊〔ネイガミノミコト〕」という神様です。彼は、大昔からこの秋田の人々や作物を『悪い鬼や物の怪(もののけ)』から守ってきました。

ところが、今まではそれぞれバラバラに民衆を困らせる悪事を働いていた物の怪たちが、いつからか団結して行動し始め、善良な民たちをホジナシにして仲間を増やしていくようになりました。それが現在「だじゃく組合」として活動を続ける悪の組織に発展してしまったのかもしれません。

敵の数が増え続けるにつれて、人々の心は荒み始めていきました。
こうしてホジナシになってしまう人間が増えてくると、だんだん寧神尊だけの力では抑えきれなくなってきたのです。
このままでは秋田が人の住めない土地になってしまう…
人がその土地に住まなくなるということは、神々に力を与える人々の祈りも無くなってしまい、神自身の力も失われてしまうと言われています。

そこで秋田を守護する神々は、それぞれ己の力を封じ込めた「豪石玉」を作り、力と勇気と正義の心を持つ若者に貸し与えることで、自分たちに代わって「ホジナシ」を懲らしめる事ができる、寧神尊のような神の戦士を増やそうと考えました。
こうしてネイガーやアラゲマル達の様な、人間が変身して神の力を使う「超神」が誕生したのです。

「豪石(ごうしゃく)」とは何か?

超神ネイガーの作品によく用いられる「豪石」という言葉には大きく3つの意味があります。ちょっと紛らわしい場合も…
  1. 「超神」に変身する時の掛け声。または変化する(させる)能力や行為のこと。
  2. 「豪石(変身)」するためのアイテム。「豪石玉(ごうしゃくだま)」と呼んで区別することが多い。
  3. 秋田弁で「叱る」「怒る」という意味の「ごしゃぐ」の韻を踏んでいる所から、超神がホジナシ怪人を懲らしめる事を「豪石する」と言う。
また、別の意味として神の力を借りる「剛借」であり、己の強さを量る「強尺」でもあるといわれています。
なんだかチョット難しい気もしますが、「へぇ〜そうなんだぁ〜」位に思っておいてください。

1、神通力としての「豪石」

超神が持つ最大の特徴は、自分の身体や物を変化させて特殊な能力を与える神通力を使うことができる点でしょう。
自分の身体を変化させて超神になる事ができる他に、普通の物品を武器や特別な道具にして使うことができる、とっても便利な能力です!
例えば、秋田の名物「きりたんぽ」を豪石して「キリタンソード(ネイガーの武器)」や「キリタンチャク(ジオンの武器)」にしたり、魚を豪石させて通信機能を付けた「魚型携帯電話(アラゲマルの道具)」など、本来の使い道とは全く違う機能を物に与えます。『個体を変化させることで、全く違う性質を与える』という意味では、どちらも同じ能力なんです。

2、変身アイテムの「豪石」

一般的に「豪石玉」と呼んで区別していますが、元々この変身アイテムの名前は「豪石」といいます。手の平に乗る位の丸い石の様な道具だそうです。
神の力が封じ込められており、超神に変身する際に用いるのですが、何せ神様が作った道具なので実体があるのか無いのかハッキリしていません。
ある人は玉の中に「豪」の字が浮かび上がっている*1と言い、またある人はネイガーのマークが描いてある丸い石*2だと言い、そして他のある人はナマハゲの顔が浮き彫りにされた楕円形の石*3だと言います。

このアイテムは、豪石玉を作った神様に選ばれた人間にしか扱えないはずなのですが、アキタ・ケンの飼い犬スケシロ*4は、よくいたずらをして「いぬっこネイガー」に変身して遊んでいたという話もあります。
本当に謎の多いアイテムです。

3、懲らしめる意味での「豪石」

秋田弁の「ごしゃぐ(叱る・怒る)」の意味で、超神が悪鬼・悪霊を退治する事を「豪石する」「豪石した」などと表現する慣習が生まれました。まぁ要するにダジャレ感覚で使う言葉です。
TV番組「超神ネイガーVSホジナシ怪人」のタイトル「ゴミのポイ捨てに豪石!」などに使われました。
しかし考えてみると、超神が豪石(変身)する時は、ホジナシ怪人を豪石(懲らしめる)するのが普通ですから、両方の意味が含まれていても不自然では無いのかもしれません。


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