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かつてはフランス語で高い土地を意味するウッデなど様々な呼び名があったが1958年の独立の際に独立の父であるテオドール氏の民族対立の終わりを願って統一の国名を作る際に誰もが親しみをもてるようにと中部アフリカと名付けたのである。

ドイツ内戦開始直後の1955年頃から徐々に独立運動が加熱していき、1956年頃からはコンゴ地方の白人勢力と協力して、独立運動は過激化した。その後は1957年に自由カタンガが独立したものの白人勢力が実権を握っており、独立運動の指導者であったテオドール氏は別国としての独立を重視し、1957年に独立。初代大統領にはテオドールが就任したものの当日まだ29歳であったため権力を維持することが不可能だと判断し早々に辞任。当時、教会の実権を握っていた大司教のカイバンダが大統領に就任。独裁政権を引き、フツ族優位の政策を続けたものの国民からの支持を得られず、1962年にはフツ族と対立していたフツ族の大量逮捕を行う。だがこれに対して反発した軍部はクーデターを起こし、カイバンダは失脚。司令官であったハビャリマナが大統領に就任した。政権前半は軍事独裁であったものの政府内の汚職の排除と民族対立の解消に尽力し、国民から支持を受け、1969年からの政権後半では徐々に民主化を行った。1972年の大統領選挙をハビャリマナ氏が辞退すると政治家として経験を積んだテオドール氏が出馬し、圧勝した。テオドール氏はインフラ整備と教育制度の確立に尽力し、任期満了までその支持は圧倒的だった。1983年からはピエール・ブヨヤが大統領に就任。初のツチ族大統領であった。ブヨヤ政権は経済の民主化を推し進め、一時的な経済のダメージはあったものの多数の企業が民営化し、中部アフリカにおける中産階級の大幅な増加に繋がった。近年では再評価が進んでおり、現在の経済成長も彼の土壌作りあってのものだったと高く評価されている。1990年の大統領選挙ではヨウェリ・ムセベニが勝利した。ムセベニ政権はそれまで棚上げにされてきた治安安定に全力を注ぎ、少年兵を使用し、国際的に避難されていた神の抵抗軍との戦争を宣言し、壊滅に追いやった。一方で他の反政府組織とは対話路線を築き、教育制度が普及したことにより、徐々に減っていった。1999年の大統領選挙てはポール・カガメ氏が勝利し、今に至る。