時は2000年、ナチスの「約束されし新世界−NeueNazi-Ordnung−」が崩壊してから45年が経った。

ヴェクター CR21(Vektor CR21)とは、ツワナ帝国のデネル・ランド・システムズのヴェクター小火器部門が生産するアサルトライフルである。
CR21
種類軍用小銃
製造国ツワナ帝国
設計・製造デネル・ランド・システムズ
年代
仕様
種別アサルトライフル
口径6.8mm
銃身長460mm
ライフリング4条右一回転(.332ツルベロ)
使用弾薬.332ツルベロ
装弾数20発/35発/50発
作動方式ロングストロークガスピストン
全長760mm
重量3,720g
発射速度983発/分
銃口初速980m/s
有効射程500~600m
歴史
設計年1998年
製造期間1998年 -
配備期間1998年 -
配備先ツワナ帝国軍
製造数-
CR21とは、「21世紀のコンパクトライフル(Compact Rifle for 21st century)」のアクロニムである。

開発・製造経緯

1997年、ツルベロ社はツルベロラプターの新型として、ラプター・ブルパップを公表した。ラプター生産の一翼を担っていたデネル社ヴェクター小火器部門にも、当然このブルパップの生産は割り当てられることとなる。そんな中、暇を持て余したヴェクターの設計グループが手遊び感覚でラプター・ブルパップに手を加えたのが本小銃である。意外にも性能が良かったため軍は採用を決定、ラプター・ブルパップと共に導入されることとなった。

基本仕様

口径は.332ツルベロのみであり、小銃・分隊支援火器共通弾薬計画に基づいて弾種が選定された。
作動閉鎖システムはガリルに準じたガスオペレーテッド/ロングストローク/ピストンヘッド/ロテイティング/ボルトだが、オリジナルが2個のボルトロッキング・ラグを使用する事に対し、ラプターではM16系に準じた6個のボルトロッキング・ラグとなっている。
コッキングハンドルはボルト連動型で左右入れ替えが可能である。
マズル・コンペンセイターはR4小銃のものを使用できるほか、米仕様のものにも対応している。
マガジンは20発/35発/50発仕様のものがあるが、基本的には35発仕様が好んで使われる。
現代のアサルトライフルやサブマシンガンでは、ブルパップ方式か従来型かにかかわらず、セミオートとフルオートを切り替えるセレクターと、安全装置のオン・オフを切り替えるセイフティを1つのレバーで兼用する方式が主流であるのに対し、CR21ではセイフティはトリガーガードの前方付け根部分に配置されたクロスボルト式ボタン、セミオート射撃とフルオート射撃を切り替えるセレクターは銃床左右両側面の肩当て付近に配置された回転式レバーにそれぞれ分かれている。
外装は銃床の肩当て部分から後方上部を覆う上部外装とハンドガードやグリップなどを含めた下部外装に分かれる。全体的に曲面を多用しているほか、排熱性を高めるためにハンドガードの上下には排熱用の穴があけられてい。
ハンドガードの下面には、ツワナが独自に設計した40mm口径のアンダーバレル式グレネードランチャーを装着できる。
銃口のフラッシュハイダーはR4/R5と異なり、前端部からスリットが入る形になっている。また、このフラッシュハイダーは22mmライフルグレネードを装填するためのソケットを兼ねている。
トリガーガードはグリップ下端部分まで伸びており、厚い手袋をつけたままでも操作が容易となっている。トリガーはスライド式であり、内蔵レバーを介してベクターR4本来のトリガーメカニズムを遠隔式に作動させる。
照準器については、ブルパップ方式の短所の一つである「全長が短いために前後のアイアンサイトの基線長を長く取れない」ことから、アイアンサイトを一切装備せず、光学照準器を装着するように設計されている。光学照準器のマウントは、内部の銃身付け根部分に装着されている。標準装備としての照準器は、倍率1倍の反射式光学照準器を搭載しているが、必要に応じて他のダットサイトや倍率付きのスコープ、暗視スコープなどに換装可能である。

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