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クイズマジックアカデミー MAXIVCORD
QUIZ MAGIC ACADEMY MAXIVCORD
稼働日:2018年4月23日
製品情報
スペシャルサイト
MAXIVCORD Wiki
永き封印の中で瘴気に堕ちたトーキョー世界の管理者アヴェノセイメイ。
彼女が創り出したエボルグリムたちは、
世界に瘴気を蔓延させるための存在としてマジックアカデミー生徒たちの前に立ちはだかった。
一度は敗れていった彼らだが、
やがてアカデミー生徒たちと力を合わせ悪しきセイメイに打ち勝ち、
この世界の魔法樹に輝きを取り戻した。
善の心を取り戻したセイメイは、
再びマナが満ちたこの世界で「魔法」が心無きことに使われぬよう、
エボルグリムたちがその守人になることを願い、
マジックアカデミー生徒たちに魔法の先輩として彼らを導き共に学んで欲しいと依頼した。
彼女が創り出したエボルグリムたちは、
世界に瘴気を蔓延させるための存在としてマジックアカデミー生徒たちの前に立ちはだかった。
一度は敗れていった彼らだが、
やがてアカデミー生徒たちと力を合わせ悪しきセイメイに打ち勝ち、
この世界の魔法樹に輝きを取り戻した。
善の心を取り戻したセイメイは、
再びマナが満ちたこの世界で「魔法」が心無きことに使われぬよう、
エボルグリムたちがその守人になることを願い、
マジックアカデミー生徒たちに魔法の先輩として彼らを導き共に学んで欲しいと依頼した。
セイメイ | リコードアリーナは 30枚のリコードを組み合わせて競う 絵札遊び……、カードゲームですよ |
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セイメイ | すぐに始められるよう、編成済みの 2種類のデッキを渡しておきましょう |
イナリ | ひとつめの『クイズデッキ』は クイズが得意な人向けのデッキ |
イナリ | クイズの正解数によって 効果を発揮するリコードが多めの デッキだよ |
ムジナ | ふたつめの『センリャクデッキ』は カードゲームが得意な人向けのデッキです |
ムジナ | 特定のリコードでパワーアップするなど、 特殊な効果を持つリコードを中心に 編成されています |
ムジナ | この2種類のデッキ以外にも、 『デッキ編集』でオリジナルのデッキを 組むこともできます |
イナリ | このロケテスト版では特別に 最初からリコードをたくさん持ってるから、 色々と試してみてね |
ムジナ | 『デッキ編集』はWEBサイトでも できますので、じっくりと組みたい方は ぜひご利用ください |
セイメイ | それではあなたの健闘を祈っていますよ |
セイメイ | リコードアリーナは 30枚のリコードを組み合わせて競う 絵札遊び……、カードゲームですよ |
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セイメイ | すぐに遊べるよう、 私が徹夜で編集したデッキを渡しておきましょう。 さあ、どうぞ |
イナリ | ありがとう! 中身はどんなのかな……? |
イナリ | あれ? あんまりキラキラしたのが 入ってない! |
ムジナ | 最初からキラキラがたくさん入っていたら、 つまらないだろう? |
セイメイ | プレーするたびに、リコードが手に入りますから。 手に入れたリコードと入れ替えるなどして、 あなただけのデッキにしてみてください |
イナリ | えー、1枚ずつとか、めんどそう…… |
ムジナ | もし、早くたくさんのキラキラを入れたり、 色々な組み合わせを試したいのであれば、 リコードブースター購入がオススメらしいぞ |
イナリ | そっか。 お小遣い程度で済むなら、買ってみようかな |
セイメイ | 購入したリコードを使ったデッキの編集は WEBサイトでもできますから、 色々なデッキを試してみてくださいね |
セイメイ | それではあなたの健闘を祈っていますよ |
セイメイ | かわいい我が子らよ。 わらわは、あなたたちがこの世界の 守人とならんことを願っています |
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グリム・ レオン | いい加減、その『かわいい我が子ら』っての やめろよな |
グリム・ レオン | で、守人ってのは、前に言ってた 魔法が悪用されねぇようにしろってヤツか |
セイメイ | そのとおりです。 しかし、あなたたちが魔法の根源たる マナの扱いに不慣れというのもまた事実 |
セイメイ | そこでマジックアカデミーの魔法使いの方々。 この子らの成長のため、どうかその力を 貸してはもらえませんか |
ルキア | 校長先生の許可ももらったし わたしたちでよければいくらでもっ! |
レオン | ライバルと競い合うのは楽しそうだしな! |
グリム・ レオン | ハッ! 楽しそうとか余裕を かましてられるのも今のうちだぜ! |
シャロン | それで、わたくしたちは具体的に 何をすればよろしいのですか? |
セイメイ | これは世のあらゆる事象すべてを記憶する 『マキシブコード』から抽出した 過去の記憶です |
ルキア | わあ! 昔のみんなとか 前に戦ったモンスターが写ってる! |
セリオス | ふむ、何だか懐かしいな…… |
セイメイ | この記憶の具象──『リコード』を 扱うには、相応の魔力と それをコントロールする術が必要 |
セイメイ | ゆえにこの『リコード』を用いて競い、 お互いを高めあって欲しいのです |
ルキア | 何かむずかしそうだけど…… アカデミーで学んだことを活かせば 何とかなるよね! |
グリム・ ルキア | 魔力の扱いで後れをとっても パワーじゃ負けないよッ! |
ムジナ | 力そのものとその扱い方。 双方のバランスが取れて初めて 本当の意味での力を発揮できる…… |
イナリ | 難しいことはわかんないけど、 とにかくこれで魔法が使えるようになる ってことだよね! |
セイメイ | あなたたち暁の賢者にとっても、 きっと良い鍛錬となるでしょう。 共に高め合い、より高みを目指して下さい |
レオン | よっしゃ! そうと決まれば早速バトルだぜっ! |
グリム・ レオン | ハッ、いいだろう! 吠え面かくなよ! |
グリム・ ルキア | ふん、まずは胸を借りるつもりで 行かせてもらおうかね! |
ルキア | よーし、勝負だよっ! |
ルキア | このリコードは強いけど いま出せないし、これだとこうで…… |
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グリム・ ルキア | そらそらッ! ボーッとしてると怪我するよッ! |
ルキア | ううっ! ブロックは…… |
グリム・ ルキア | これで終いだよッ! |
ルキア | うわーっ! ブロックできなーいっ! |
ルキア | あーあ、負けちゃったぁ…… |
ルキア | ははっ、なかなか難しいね……。 初めてなのにグリム・ルキアはすごいよ! |
シャロン | 感心するのは結構ですけど、 これではどちらが教える側なのやら |
レオン | よっしゃー! オレは勝ったぜっ! |
グリム・ レオン | クッ……! まぐれ勝ちのくせに調子にのるなよッ! もう一度勝負しやがれーッ!! |
レオン | おう、のぞむところだぜっ! ライバル! |
グリム・ ルキア | やれやれ、男共は揃ってガキみたいだねぇ。 ところであんた、今の勝負、 手を抜いてなんかいないだろうね? |
ルキア | え!? そんなことないない! わたしはいつだって全力だよ!! |
グリム・ ルキア | ……ならいいけどさ、 胸を借りる側とはいえ、手加減なんざ 毛ほども嬉しかないからね |
ルキア | そんな余裕ないよー! いつもより考えることが多いから ちょっと戸惑っちゃって…… |
グリム・ ルキア | 模擬戦とはいえ、迷いは禁物だよ。 常に身内の助けがあるとは 限らないからねぇ |
グリム・ ルキア | 自分が強くなきゃ 身内を守ることもできないしね |
ルキア | うん……、その通りだね |
ルキア | …………………………………… |
ムジナ | ルキアさん、焦らずとも 徐々にリコードの特徴や効果を 理解していけば大丈夫ですよ |
シャロン | そうそう、柄にもなく考えすぎなのですわ |
ルキア | ちょっとちょっと! でも、うん……そうかもね。 グリム・ルキア、もう一回勝負しよ! |
グリム・ ルキア | フッ、アンタがそうこないと こっちも張り合いがないからねッ! のぞむところだよッ! |
ルキア | よーし、次は負けないよっ! |
リディア | まったく、 同じエルフ族として嘆かわしいばかりだわ |
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グリム・ メディア | ええ〜? わたし何も悪いことしてないわよぉ〜? |
リディア | してるの。 若いパワーを発散したい気持ちは解るけど 異性をいたずらに挑発しないの |
メディア | そうだよグリメディちゃん。 私と同じ顔してあまり変なことしないでぇ…… |
リディア | 先生も学生の頃は、 おてんばだって言われていたものだけど、 やっぱり女の子はおしとやかが一番なのよ? |
グリム・ メディア | あら、ということはリディア先生も 昔はヤリ手だったとかぁ? |
メディア | リディア先生の昔話、聞いてみたいです! |
リディア | 別にいいけど、私の話なんて面白いかしら? そうね例えば…… |
リディア | ……みたいな事とかね。 ね、たいしたことないでしょ |
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メディア | 御見逸れしました! |
グリム・ メディア | 先生と呼んでよろしいでしょうか! |
リディア | |
リディア | 先生よ |
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サツキ | 生徒が一人お話ししたいと聞いたから 誰かと思えば、あなただったのね |
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グリム・ ユウ | ……私のお兄様を誘惑する泥棒猫め。 そういうの迷惑だからやめてもらえないかな? |
サツキ | ど、泥棒猫……ていうか! 私がユウをいつ誘惑したっていうの!? |
グリム・ ユウ | 私にはわかるの。 あなたがお兄様を見るあの目……ああ、変な女に 付きまとわれて、なんて可愛そうなお兄様! |
サツキ | なんだか勝手に盛り上がっちゃってるけど…… いい? 私とユウはそもそも姉弟。 だからそんな変なことなんて…… |
グリム・ ユウ | 姉弟だからこそ燃えるですって!? あなた、私が思っている以上にレベル高いわね。 でも確かにアツいシチュ、羨ましい…… |
サツキ | もしもし? グリム・ユウさん? |
ユウ | あれ、何してるの? おね……サツキ先生と何か相談事? |
グリム・ ユウ | お兄様! ちょうどよかった、今この場で決めてください。 私とこの女、どちらが大切かを! |
サツキ | もしもーし!? グリム・ユウさーん!? |
ユウ | えーと、僕には二人とも同じくらい大切だよ。 僕は人を大事に思う気持ちに 優劣なんて決めるものじゃないと思うな |
グリム・ ユウ | なんて寛大な御心…… お兄様、私惚れ直しました! |
サツキ | (……私の知らない間に立派になったわね。 ユウ、先生はとても嬉しいわ) |
サツキ | ああもう、今すぐにでもそっちへ飛んでいって 抱きしめて頭を撫でて褒めちぎってあげたい! でも我慢、我慢よサツキ……! |
ユウ | お、お姉ちゃん? |
グリム・ ユウ | あなた、嬉しすぎて 本音とたてまえが逆になってるわよ |
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校長 | して、相談というのは何でありましょう。 アヴェノ殿 |
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セイメイ | お呼び立てして申し訳ありません、 ヴァルアドス校長。 何ともお恥ずかしい事なのですが…… |
セイメイ | 可愛い我が子ら……生徒たちが 愛おしすぎて悩んでおります |
校長 | ふむ、教育者として実に素晴らしい事。 結構な事ではありませんか |
セイメイ | でもこの気持ちに正直になりすぎると 生徒たちに迷惑をかけてしまうようなのです |
セイメイ | この前も遅刻しなかったグリム・レオンを ハグして褒めてあげたら怒られてしまいました。 わらわは教育者失格です…… |
校長 | アヴェノ殿、貴女のその生徒への愛情は 何ものにも変え難き美しい感情。 何も恥ずる事はありませぬ |
校長 | 愛情深き故、時に生徒と軋轢を生む事があっても その気持ちは必ず皆の心に届くでしょう。 恐れず、自らの愛を開放してよろしいかと |
セイメイ | ああ……憑き物が取れたような清清しい気分です。 感謝いたします、ヴァルアドス校長 |
イナリ | セイメイ様ー。 ちょっと授業で分からないとこがあるのですがー |
セイメイ | まあ、イナリ。 勉学へ勤しむその姿勢に わらわは涙を禁じえません。 さ、我が胸の中で存分に褒めてあげましょう |
イナリ | え、セイメイ様? そんな、嬉しいな……えへへ |
イナリ | セイ……メイ……様……そ、そろそろ…… ……い、息が…… むぎゅううううぅぅぅ……… |
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セイメイ | 遠慮せずに、まだほんの1時間ですよ? 生徒の息づかいが伝わってまいります…… ああ校長、これが愛の開放なのですね! |
校長 | |
校長 | ……あーオホン、アヴェノ殿 |
校長 | やはり愛の開放は禁止の方向で |
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ラスク | ふふん、貯金貯金っと……。 この貯金箱にお金が貯まっていく快感! |
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グリム・ ラスク | 相変わらずいい性格してんな、オリジナル。 使わない金積み重ねて何になるっつーんだ? |
ラスク | 人の趣味にケチつける方がいい性格だと思うけど。 キミみたいに奪うことしか考えてない人には 蓄積という名のエクスタシーが解らないのさ! |
グリム・ ラスク | おーおー解らなくて結構。 じゃあそんな俺からひとつ言葉を贈ってやるぜ。 『地獄に金は持っていけねえ』 |
ラスク | う、意外と的を射ること言うじゃないか |
グリム・ ラスク | 金は使って使って経済回してナンボだ。 じゃねえと金が泣くってもんだよ |
グリム・ ヤンヤン | そんなアナタに本日オススメするのが この仮想通貨『グリムコイン』アル! |
ラスク | げ、グリム・ヤンヤン!? ていうか何だよ、グリムコインって……? |
グリム・ ラスク | お前運がいいぜ、この仮想通貨はまだ誰も 手をつけてねえから今がチャンスだぜ? |
グリム・ ヤンヤン | コレ運用すればお金回しつつ貯金もガッポッポ! オマエの欲をぜーんぶ満たしてくれるアル♪ 詳しく説明するとだネ…… |
ラスク | 仮想通貨か、こんな世界があったなんて! 教えてくれてありがとう、 早速帰って本格的に調べてみるよ! |
グリム・ ヤンヤン | …… 行ったアルね、チョロイもんアル♪ おい、分け前は五分五分アルよ? |
グリム・ ラスク | へへ、タタキにも流行ってもんがあるのさ。 サイトにアクセスした瞬間ウイルス流して あいつの貯金は全部いただきだぜ! |
ラスク | いやー、コイン集めの延長でいろんな種類の 仮想通貨を眺めるだけでそこそこ楽しめたよ! |
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ラスク | え? まさか、買うわけないじゃん。 僕は実物無いものに出すお金は持ってないよ |
グリム・ ヤンヤン | …… |
グリム・ ラスク | ホント、いい性格してんなコイツ |
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グリム・ マヤ | いい加減しつけえぞテメエ! さっさとどっか行きやがれ! |
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マヤ | いーえ、行きません。 あなたが標準制服を着るまで指導するわ |
アイコ | お、どったのマヤちん。 グリマヤちんの不良な制服を注意してるけど 言うこと聞いてくれないってとこかな? |
マヤ | 察しが良いのがアイコの長所ね |
グリム・ マヤ | なんとかしてくれ、アイコのオリジナル! こいつおとなしい顔してとんだガンコ者だぜ |
マヤ | 衣服の乱れは風紀の乱れ。 アカデミーの気品を守るためにも 私は絶対に諦めないわよ |
アイコ | ゾーンに入ったマヤちんは最強だよ。 ご愁傷様〜 |
グリム・ マヤ | クソが……ていうか、おい! そういやこいつの服装はどうなんだよ!? |
アイコ | わ、私? |
グリム・ マヤ | ブレザーは着てねえし指定外のセーター着てるし バッジも違反対象だし靴もローファーじゃねえ! |
マヤ | あら、言われてみれば新発見。 じゃあアイコもそこに整列、正座 |
アイコ | マヤちん許してぇ〜。 明日多分なおしてくるからぁ〜 |
マヤ | しょうがないわね。 アイコ、免除 |
グリム・ マヤ | マヤさん許してぇ〜。 明日多分なおしてくるしぃ〜 |
マヤ | やだこわい、頭でも打った? |
グリム・ マヤ | 納得いかねえ…… |
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グリム・ クララ | クラっち、何してんのー? あそび行かね? |
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クララ | あ、ちょっと待ってて。 今マロン先生と話してるから |
グリム・ クララ | 放課後までセンセとお話とか、どんだけwww お? このおにゃのこがセンセ? 子供先生ウケル♪ よろよろー |
マロン | 突然なんだ、キミは! あ、クララちゃんのエボルグリムの子か |
クララ | そういえばマロン先生、 もともと『グリム』って、 瘴気モンスターのことでしたよね |
マロン | おーう、そのとおり! わたし命名だ! |
クララ | その延長で彼女たちを エボルグリムって呼んでましたけど…… |
クララ | 今は瘴気からマナに転換してるので ちょっと意味ズレちゃいましたね |
マロン | 確かに!今のエボルグリムちゃんたちは マナの塊だし、どちらかというと、 マジックペットの方が近いかもだねぇ |
グリム・ クララ | なんか難しい話してるー。 ふたりとも、マジピすぎっしょ |
マロン | マ、マジピ……? って、なに? |
クララ | たぶん、真面目な人たちって ことだと思います |
マロン | あぁ…なるほど。 この子は独特な言葉遣いをするね |
グリム・ クララ | で、さっき言ってたマジックペットってなに? 求む、せつめー |
クララ | えぇっと……。 あ、ミューちゃん、いいところに! ちょっとトンちゃん見せてくれる? |
ミュー | いいですよ。 ……トンちゃーん |
グリム・ クララ | え、なに、このクマすけ! これがマジックペットなん? |
ミュー | トンちゃんはクマですが、 他にも種類が居るですよ |
グリム・ クララ | あーしら、このきゃわわなのと一緒ってこと? ジワる! マジマジペ♪ |
マロン | まぁ、そんな感じでエボルグリムちゃんたちも 魔法の素質を得たんだし、頑張ってね! |
グリム・ クララ | おけまる! MD、がんばりますか♪ |
マロン | え、えむ…でぃ? |
クララ | 魔法使いデビューのことだと思います |
マロン | キミはなんでわかるのさ…… |
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グリム・ ミュー | おねえちゃん、きょうはなにしてあそぶ!? タンクローリーのぶつけっこがいい? それともロードローラーなげがいい? |
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ミュー | 人様の物をぶつけたり投げたりして 遊ぶのはいけないのですよ |
グリム・ ミュー | えー、おもいっきりあばれないと たのしくないよー? |
ミュー | 自分のことばかりに魔法を使うのは駄目。 この力はみんなが喜ぶことに使うのです。 大きな力には大きな責任が伴う、なのです |
グリム・ ミュー | おねえちゃんのいうことはむつかしいのだ…… じぶんがたのしいことはわかるけど、 みんながよろこぶことってなんだろ? |
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タイガ | 悩んだらええ、悩んだらええ! こういう時は、バイクのケツ乗って かっ飛ばしたら気も晴れるわ! |
タイガ | どや、気持ちええやろ!? |
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グリム・ ミュー | うん、ちょーきもちいーのだー! タイガおにいちゃんは、みんながよろこぶって どんなことだとおもうのだ? |
タイガ | ま、俺もムズいことはようわからんけど 困ってる人を助けるんが 人の道ってやつやろな |
『誰かーー! ひったくりよーー!』 | |
タイガ | うお、噂をすればなんとやらやで! グリム・ミュー、今こそお前の力で あのひったくり犯を捕まえたれ! |
グリム・ ミュー | ……うん、やってみるのだ! ぐーるぐーるどーーーーん!! |
タイガ | ってオイ、俺をバイクごと 魔法でブッ飛ばすんかい!? おわーーーーーーーー!!! |
『あなたのおかげで私のバッグは無事だったわ。 お嬢ちゃん、ありがとうね!』 | |
グリム・ ミュー | ……かんしゃされたのだ、うれしいな…… そっか、おねえちゃんのいってたことは こういうことなんだね! |
タイガ | お、俺の自慢の883ccがオシャカに…… まぁ、お前の勉強になるん やったら安いもんや……はは……ははは |
グリム・ ミュー | ご、ごめんなさいなのだ! どうしよう、みゅーのちからだと きかいをなおすのはすごくむつかしいのだ…… |
ミュー | おふたりとも、大丈夫でしたか? わたしも手伝いますから、 一緒にバイクをなおすですよ |
グリム・ ミュー | あっ、おねえちゃん! ありがとうなのだ、みゅーはみんなのこと だいだいだいすきなのだ! |
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イナリ | 兄様ー! そろそろ帰る時間ですよー! |
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ムジナ | ……ああ、了解した…… |
イナリ | この通り、一度読書研究にのめりこんだ兄様は 外の声が全然聞こえなくなっちゃうの |
マヤ | すごい集中力ね。 アイコに爪の垢を煎じて飲ませてあげたいわ |
アイコ | ほらムジにゃん、まごまごしてると マヤちんからマニアックなプレイ させられるよー!? |
ムジナ | ……ああ、了解した…… |
タイガ | お、なんかおもろいやんけ! おーいムジナ、俺に大型バイク オゴってくれへんか? |
ムジナ | ……ああ、了解した…… |
ユリ | いいないいなー! じゃあわたしは焼肉お食事券一年分! |
カイル | 僕は新型の耕運機が欲しいですね |
ヤンヤン | 5000兆円! |
ムジナ | ……ああ、了解した…… |
イナリ | ちょっと、兄様で遊ばないで! ホント、兄様は隙だらけで心配です…… |
タイガ | ほなら、嬢ちゃんが一生 面倒みたったらえぇやん! どないや、ムジナ兄様? |
ムジナ | ……ああ、了解した…… |
イナリ | 〜〜ッ!? |
ムジナ | ……ん、イナリに皆さん。 どうかしたんですか? |
アイコ | お、やっと気付いた! ……あれ、イナリどうしたの? 顔真っ赤にして |
イナリ | し、ししし知らない知らない知らない!! もぅ……兄様のバカバカおバカーーー!! |
ムジナ | ぼ、僕なにかやっちゃったんでしょうか? |
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ウィーズ | アロエ、何の用だ…… む、お前たちは |
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グリム・ アロエ | あー、ホント金ぴかだぁ |
グリム・ メディア | うふっ、たくましい♪ |
ウィーズ | アロエとメディアのエボルグリムか。 アロエはどうした |
グリム・ メディア | ねぇねぇ、ウィーズ先生だっけ? 聞いたわよぉ、アナタ、 セクシーな奥さんいるんですって? |
グリム・ アロエ | どんないい男の人かなーって ちょっとアロエちゃんのグリモワールを 拝借しちゃった♪ |
グリム・ アロエ | ね、ね、ちょっと兜取って お顔見せてくれないかなぁ? |
ウィーズ | くだらん。通信を切るぞ |
グリム・ メディア | やぁーん、見た目どおり お固ぁーい |
グリム・ アロエ | 見せられないくらい お顔に自信無いんだぁ? |
ウィーズ | 挑発をしたいのなら、 安すぎる言葉は使わんことだな |
グリム・ メディア | 渋いわねぇ。 ねぇ、奥サンにもそんな感じなの? ちゃんと愛の言葉足りてるぅ? |
グリム・ アロエ | そうそう、奥さんはそういうところに メロメロなのかもしれないけど、 それに頼ってちゃダメだよぉ |
ウィーズ | 言いたいことは終わりか? |
グリム・ メディア | んー、先生全然ノってくれないのねぇ。 ざんねーん |
ウィーズ | 実情を知らぬ者たちに、 ありきたりな論を説かれたところでな |
グリム・ アロエ | はいはーい、そうですね。 ちぇー、せっかくからかって、 遊ぼうとしたのに、つまんなーい |
ミランダ | 最近、あの人が妙に優しいのよね……。 アロエちゃんのグリモワールから通信が あった日からなんだけど、なにか知ってる? |
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アロエ | うーん? あたしはなんにも…… |
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アイコ | ねーねー!グリムのわたし! |
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グリム・ アイコ | ふぁ…………? なんだ……オリコちゃんか |
アイコ | オリコちゃん? |
グリム・ アイコ | あなたはオリジナルのアイコでしょ…… |
アイコ | おー! 略してオリコね。 いいねぇ、なんだか賢くなった感じで! |
アイコ | あ、じゃあキミはグリム・アイコで、 グリコちゃんだ! |
グリム・ アイコ | いーよー、それで…… |
アイコ | さて、ここから本題! せっかくクラスメイトになったんだからさ、 いっしょに遊びに行こうよ! |
グリム・ アイコ | えー、めんどい……結構です…… |
アイコ | まぁまぁそう言わずに! なにするかはグリコちゃんが 決めていいからさ! |
グリム・ アイコ | うーん、じゃ鬼ごっこ… |
アイコ | おっと、ガチなこどもの遊びですか! でもオーケー! 受けてたとう! |
グリム・ アイコ | わたしが鬼ね。 いーち……、にー…… |
アイコ | ひゅー、やる気マンマンだね! ならばわたしも全力で逃げる! |
アイコ | うおぉぉぉぉぉぉぉ…… |
グリム・ アイコ | ……さーん……しー…… ……………………………… ………………おやすみ |
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マラリヤ | キャシィ・マラリヤと |
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グリム・ マラリヤ | ぐ、グリム・マラリヤの |
マラリヤ | 錬金3分クッキングー。 テレレッテ テッテッテ↑ テレレッテ テッテッテ↓ |
グリム・ マラリヤ | ……あの、これ一体なんなんですか? 私、薬の調合のお手伝いしろって 連れて来られただけのはず…… |
マラリヤ | だまらっしゃーい。 獅子は我が子を 千尋の谷に落とした上、 虎穴に入れて虎子を得るんじゃーい |
グリム・ マラリヤ | 言葉の意味はよく分かりませんが とにかくすごい自信ですぅ〜! |
マラリヤ | これはビギナーなあなたへの薬の調合の練習。 こういうのは体で覚えるのが一番早いから まずは私の言うとおりに作ってごらんなさい |
グリム・ マラリヤ | マラリヤさん、私の為を思って…… 嬉しいです! 私、この心続く限り頑張ります! |
マラリヤ | その意気や良し。 じゃあこの✕✕✕と✕✕✕を素手で混ぜ混ぜして 新鮮な✕✕✕を生で口に含んで吐き出して…… |
グリム・ マラリヤ | ポキッ (心が折れる音) |
グリム・ マラリヤ | はぁ、はぁ……なんとかやりとげました…… 人間(?)死ぬ気でやれば 意外と死なないものですね |
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マラリヤ | うむご苦労ー。 では完成した薬をその辺の通行人で実験。 ちょいとそこのムスメさんや |
グリム・ アロエ | んー? このジュースくれるの? ちょうど喉渇いてたの♪ ごくごくごく…… |
グリム・ マラリヤ | 非道の極み! |
グリム・ アロエ | なにこれ、体が熱い……? うう……ぐ、グリマラちゃん、好き…… 好き好き大好きゴートゥーヘヴン!! |
グリム・ マラリヤ | グリアロちゃん!? キスに次ぐキスの嵐、 これアカンやつですよー!? |
マラリヤ | ほほう、難易度が高い惚れ薬を いきなりこの高純度で完成させるとは。 あなた、なかなか素質があるわよ |
マラリヤ | では私はこの薬を売って財を成します。 さらばいばいー |
グリム・ マラリヤ | ちょ、ちょっとマラリヤさん!! これ解毒薬とかないんですか!? あ〜〜〜〜れ〜〜〜〜!! |
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イナリ | 鳥だー!! |
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ガルーダ | 鳥ではぬぁぁぁーいッッッ!! |
イナリ | ふぁぁぁっ! ごめんなさーい!! |
ガルーダ | おい、マラリヤ。 突然通信してきたと思ったら、なんだコイツは |
マラリヤ | 人間以外の知的生命体に なじみの薄いこの子たちに、 エキセントリックなのを見せてあげようかと |
ムジナ | すみません、イナリが失礼しました。 マラリヤさんのおっしゃるとおり、 我々には貴方のような方は珍しいもので |
ムジナ | それで……、先ほどご自身が 鳥ではないとおっしゃいましたが、 いったい何なのでしょうか? |
ムジナ | あぁっ、不躾な質問でした。 申し訳ありません、 知識欲が先走ってしまい…… |
ガルーダ | なぁに、かまわん。 俺は鳥でも人間でもない、 鳥人族だ! |
マラリヤ | そういう種族であって、 決して自分を人間だと思いこんでる 一般鳥ではないので、安心して頂戴 |
ムジナ | なるほど……。 なにか種族的な特徴はあるのでしょうか。 例えば記憶が3歩ほどしかもたないとか…… |
ガルーダ | オマエ、やっぱり俺を鳥だと思ってないか |
マラリヤ | このヒトは仮にも教師。 4歩くらいは大丈夫よ |
ガルーダ | ハハハ見くびるなよ、10歩は堅いぞ (鳥人族ジョーク) |
イナリ | やっぱり鳥じゃん!! |
ガルーダ | 鳥ではぬぁぁぁーいッッッ!! |
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グリム・ カイル | 我の原物たる魔法使いよ、 勝負を付けようではないか! 方法は貴様が選ぶがいい! |
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カイル | おや、こんにちは。 そうですね、ではテーブルの上に お皿を並べていただけますか? |
グリム・ カイル | ほほぅ、食器を並べた数で 競おうと言うのか? よかろう! |
グリム・ カイル | む、ユリ! 丁度良い、我らが勝負を見届けよ |
グリム・ ユリ | いったい何なのです、藪から棒に |
グリム・ カイル | なに、見たまま勝負を判ずるだけのことよ。 まぁ、貴様の目に映るのは 我が勝利のみだろうがな! |
グリム・ カイル | では始めるぞ! それ、それ、そォォれッェェイ! どうだ、この数と完璧な配置は! |
カイル | ありがとうございます。 では、次はこの料理の配膳を |
グリム・ カイル | ほぅ、適わぬと断じて 次の勝負を挑もうと言うのか。 よかろう、 そら、そら、そらぁぁッ! |
カイル | なんとも素晴らしい手際ですね。 では席について、食事にしましょう。 あ、グリム・ユリさんも遠慮なさらず |
グリム・ ユリ | え? あ、ではご相伴にあずかります |
グリム・ カイル | 次は早く食した方の勝ちか? 懲りんヤツだ。 はぐっ!もごッもぐッッ! |
グリム・ ユリ | 全く、はしたない… |
グリム・ ユリ | ……ほぅ、これは。 オリジナルカイル、噂には聞いていましたが、 あなたの料理の腕は確かなようですね |
カイル | お粗末さまです |
グリム・ カイル | フハハハハハ! 完食、完食だッ! 見たか、オリジナル! |
カイル | なんとも気持ちのいい食べっぷりでしたね。 僕も作った甲斐があるというものです |
グリム・ カイル | フン、我の連戦連勝ではないか! ユリ! 貴様に審判を委ねるまでも 無かったな! |
グリム・ ユリ | ……あなたの完敗ですよ |
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レオン | ちっきしょー、今回は完敗だったぜ! |
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グリム・ レオン | ハッ。 まぁ、オマエも中々だったんじゃねぇか |
セリオス | む……? レオンにグリム・レオンか |
レオン | よう、セリオス! |
グリム・ レオン | ……オゥ |
ヴァニィ | こんにちは、セリオスさん! |
セリオス | ヴァニィもいるのか。 珍しい取り合わせだな |
ヴァニィ | わたくしは、最近お二人の勝負の 実況&ジャッジ役を 務めさせていただいております! |
セリオス | あぁ、お前たち、また勝負をしていたのか。 全く、よく飽きないものだな |
セリオス | オマエのことだ、 どうせ単純な勝負ばかりなんだろう? 今回は殴り合いか? それとも大食いか? |
レオン | へっ、馬鹿にしてくれるぜ。 そんなもん、もうやっちゃいねぇよ |
ヴァニィ | 本日の勝負はうさぎカフェ対決でした! |
セリオス | |
セリオス | …………うん? すまない、それは一体どういう……? |
ヴァニィ | うさぎカフェで、どれだけのうさぎさんに 懐かれるかという勝負です! 今回の勝者はグリム・レオンさんでした! |
レオン | いやぁ、オレも動物に好かれる自信は あったんだけどよ。 ライバルはそれ以上だったぜ! |
ヴァニィ | うさぎさんたちが鈴なりでしたね! まことにうらやましい限りです! |
グリム・ レオン | ハッ、あれくらい大したコトじゃねぇ |
ヴァニィ | やはり、あの博愛主義のセイメイさんの 影響もあるのでしょうか!? |
グリム・ レオン | ……アイツは関係ねぇ |
セリオス | (こいつら、勝負のし過ぎでおかしな方向に…… 放っておいたらどうなってしまうんだ!?) |
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フランシス | ………… |
---|---|
グリム・ ミュー | 〜〜♪ |
グリム・ セリオス | …………ッ |
グリム・ ユウ | …………………… |
フランシス | ルキアくん……、 この場はいったい何なんだい |
ルキア | はい! フランシス先生って、 ダジャレが好きでしたよね! |
ルキア | なので、エボルグリムの中でも よく笑う人を集めてみました! 思い切りやっちゃってください! |
フランシス | う、うむ……。 本来シャレというのは 会話にさりげなく挟むもので、わざわざ 場を設けて披露するものではないのだが…… |
フランシス | いや、せっかくの教え子からの気遣いだ。 ありがたく受けようじゃないか |
ルキア | それではどーぞー! |
フランシス | コホン……。 ミューくんのテンションがミューテーション |
グリム・ ミュー | あはははははー! ぜーんぜん意味わかんないけど、 面白いのだーー! |
フランシス | セリオスくんが競りをする |
グリム・ セリオス | フ……フハハハハ…… 全く、全く笑えるじゃあないか! |
グリム・ セリオス | 私がこのような辱めを受けるとはなぁぁぁ! |
フランシス | ユウくんとサツキ先生が、 ゆっくりとサツキ剪定 |
グリム・ ユウ | …………………………うふ、 うふ、ふふふふふふふ……なにコレ? なんでわたしこんなの聞かされてるの? |
グリム・ ユウ | ねぇお兄様はどこ? どこなの…? どこなのよぉ!!!!! |
フランシス | ルキアくん! 気持ちは有難いのだけどね! 私の求めていた笑いは こういうのではないというか…… |
ルキア | そうなんですか? |
グリム・ ミュー | あはははははー! |
グリム・ セリオス | フハハハハハハハハッ!!!! |
グリム・ ユウ | うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ |
フランシス | 色々と精神に来るよ、これは……! |
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ムジナ | 突然すみません、アメリア先生。 本日は先生に教師としての 心構え等をお聞かせ願えたらと |
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アメリア | かまわないけど、 私なんかで参考になるかしら |
ムジナ | ぜひお願いします |
アメリア | まずは、ベタなところだけど、 飴とムチかしらね |
ムジナ | 『褒める』と『叱る』のメリハリですね |
アメリア | そうそう、弱い雷と強い雷ね |
ムジナ | |
ムジナ | え? |
アメリア | え? |
アメリア | それから、一人一人と 向き合うことも大切ね |
---|---|
ムジナ | 『生徒』としてひとくくりにせず、 個々人と対等に接する ということでしょうか |
アメリア | だってあの子たち、まとまると 騒がしくて手が付けられなくなるから、 各個撃破が原則よ |
ムジナ | |
ムジナ | え? |
アメリア | え? |
アメリア | あとは無理をしないこと。 人間ですもの、どうしても 出来ないことはあるわ |
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アメリア | 下手に頑張って潰れちゃ全てが台無しよ。 それより出来ることを確実にした方が、 みんなのためになるわ |
ムジナ | なるほど、見通しが危うそうなら 起こりうるトラブルを未然に防ぐことに 注力すべきですね |
アメリア | そう、飲み会の翌日の一限は、 あらかじめ自習にしておくとかね |
ムジナ | |
ムジナ | え? |
アメリア | え? |
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イナリ | ふたりともー、 飲み物買ってきたよー |
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ルキア | イナリ、ありがと! |
グリム・ ルキア | すまないね、お嬢 |
イナリ | その呼び方ちょっと恥ずかしいんだけど……、 あ、それより、ほら見て見て! |
イナリ | ビンの牛乳! 珍しくて1本買っちゃった |
ルキア& グリム・ ルキア | 「……!」 「!!」 |
ルキア | イナリ……、 それ私が貰ってもいいかな? |
イナリ | いいよー。 いまどきコンビニで売ってるの 珍しかっただけだし |
グリム・ ルキア | おっと、オリジナル。 ちょっと待ってもらおうか |
ルキア | なに? 牛乳は私の大好物なんだけど |
グリム・ ルキア | そいつはあたしもさ。 他のコトはさておき、 コレばっかりは譲れないねぇ |
ルキア | へぇー、そりゃ意外。 わたしのエボルグリムなんだから、 好みも逆なんじゃないの? |
グリム・ ルキア | 何もかも反対ってワケじゃないのは 見りゃ分かるだろ。 それともあたしが 男にでも見えるってのかい? |
イナリ | え、あれ? なにこの雰囲気 |
グリム・ ルキア | 大体、牛乳の逆ってなにさ。 あたしが何を好きなら 満足なんだい? |
ルキア | え、えと……白くなくて、 ビンじゃなくて…… んん……甘い缶コーヒーとか? |
イナリ | あ、あるよ。 はい『マクシミリアンコーヒー』 |
ルキア | あるんだ! |
グリム・ ルキア | フ、気が抜けちまったねぇ……。 ま、別にコーヒーが嫌いなわけじゃない |
グリム・ ルキア | どうだいオリジナル、 二つをミルクコーヒーにして半分こ。 それで手打ちにしないかい? |
ルキア | うん、それでいいよ。 ごめん……ついムキになっちゃって! |
グリム・ ルキア | そりゃお互い様さ |
イナリ | えっと、仲直りしたところ、 言いにくいんだけど…… |
ルキア | どしたの? |
イナリ | 残りの飲み物が、 プレミアム・アイスミルクっていう 超美味しそうな牛乳で…… |
ルキア& グリム・ ルキア | 「……!」 「!!」 |
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グリム・ リック | トリックオアトリートの時間だ! コラァ!! |
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クララ | なっ…… なになになに!? |
リック | ここに居たか! 大丈夫か、クララ! |
クララ | リックくん!? う、うん、私はなんともないけど…… いったいどうしたの? |
リック | コイツにハロウィンの説明をしたら、 突然飛び出して行ったんだ! |
グリム・ リック | どけよ、オリジナル‥‥ “菓子”を多く集めたヤツが “勝ち”なンだろォ‥‥? |
グリム・ リック | 聞いたぜェ? “クララ”のオリジナルは 毎日菓子作ってるってなァ! |
リック | なるほど、それでここへ……。 真っ先に最も合理的な手を導き出すとは、 コイツの勝利への嗅覚、侮れない! |
リック | いや、感心してる場合じゃない! 聞け! ハロウィンに勝ちも負けもない! 子ども向けのお祭りだぞ! |
グリム・ リック | ハッハハ! やっぱ“祭り”じゃねェか!! ガキみたくバカやろうぜ! |
クララ | えっと……勝ち負けって、 グリム・リックくんは誰と勝負してるの? |
グリム・ リック | あァ? ンなモン、 オリジナルとに決まってンだろ!! なァ!? |
リック | いやいや! 俺は概要を説明しただけで、 全部オマエの早とちりだ! |
グリム・ リック | ンだァ? やる気ナシかよ‥‥。 ケッ‥‥シラけちまったぜ |
リック | 落ち着いたか……。 まったく、勝ちにこだわるあまり 見境いのないヤツだ |
クララ | うーん、ふたりは ものごとの優先順位が違うだけで、 ストイックなところは似てると思うけど |
リック | そ、そうなのか? |
クララ | それはそうと、ちゃんと お菓子は用意してあるから。 はい、ふたりとも、ハッピーハロウィン! |
グリム・ リック | !? “美味”ェ‥‥? ドエレー“COOOL”じゃん‥‥? |
グリム・ リック | フッ、仕方ねェ。 “クララ”のオリジナル、 今日の“勝ち”はテメーだぜ…… |
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ミランダ | なにか用かしら、アロエちゃん…… あら、あなたたちは |
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グリム・ アロエ | あー、ホントにセクシーなひとだぁ |
グリム・ メディア | 色っぽーい♪ |
ミランダ | またアロエちゃんのグリモワールを 勝手に使ってるのね。 ちゃんと返しておくのよ |
ミランダ | で、今度は私に用なのかしら? |
グリム・ アロエ | そうでーす。 ミランダ先生は ウィーズ先生の奥さんなんですよねぇ? |
グリム・ メディア | あんなお堅い人と、どうやって ラブラブになったのか聞きたくてぇ♪ |
ミランダ | あら、オマセさんたちね。 いいわよ、あなたたちには少し恩もあるしね |
ミランダ | そうね、あの人はもともと友人の同僚で、 その子に紹介してもらったのよ |
グリム・ アロエ | あ、知ってる! それ合コンだぁ♪ |
ミランダ | あの人、そのとき鎧を着ててね。 ちょっとガッカリしたわ |
グリム・ メディア | そりゃあね。 合コンに鎧なんて、どういうセンスなの |
ミランダ | 自信ないのか、って挑発したら、 あの人は鎧を脱いで 隆々とした身体をあらわにしたわ |
ミランダ | 私はそうこなくっちゃとばかりに 全力でぶつかっていったわよ! |
グリム・ アロエ | 脱がせていきなりとか、だいたーん! で、で、どうなったの!? |
ミランダ | それはもう衝撃的だったわ! |
グリム・ メディア | すごかったんだぁ! |
ミランダ | 私の打撃は全ていなされた上に、 焦ったわずかな隙のうちに、 簡単に組み伏せられちゃった |
グリム・ アロエ | うん? |
ミランダ | 自分の腕力にうぬぼれてたバカな小娘が、 鼻っ柱を完全に折られちゃったのよ。 当然、惚れちゃうわよね |
ミランダ | それからはもう猛アタックよ! ぶっきらぼうなところが、また燃えたわ! |
ミランダ | 私を倒せるような男が居たら連れてこい、って ワガママに応えてくれた友人には ホント感謝してもしきれないわ♪ |
グリム・ メディア | へー…… |
ミランダ | ……あら? やだ雨!? 虫干ししてるあの人の鎧取り込まなくちゃ! ごめんなさい、失礼するわね! |
グリム・ アロエ | あ、はい、どーもー |
グリム・ アロエ | なんか……期待してたのと違ったね |
グリム・ メディア | ……人は見かけによらないものねぇ |
グリム・ アロエ | ねぇ…… |
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グリム・ シャロン | おーっほっほっほ! 朝も早よからごきげんようですわ、 オリジナル! |
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シャロン | …………ごきげんよう |
グリム・ シャロン | あらあら、元気の無いこと。 ちゃんと睡眠はとってるのかしら |
グリム・ シャロン | わたくしは、毎日バッチリ ぐーすかぴーですわ! おーっほっほっほ! |
グリム・ シャロン | それはそうと貴女に勝負を申し込みますわ! 魔法の修練を重ねたわたくしを、 以前と同じと思わないのが吉ですわ! |
グリム・ シャロン | さぁさぁさぁさぁ!! レッツリコードバトルと参りましょうか!!! |
シャロン | …………………… |
シャロン | ちょっとリエルさん。 エボルグリムの皆さんは、 わたくしたちを模しているのですよね |
リエル | え? あ、はい。 そうですね |
リエル | その上で性格が反対になっていたり 強まっていたりしてて、 グリム・シャロンさんは後者かと |
シャロン | つまり、程度の差はあれど、 わたくしの振る舞いもあのように すっとんきょうなものだと……? |
リエル | あ、あはは……えーと…… |
シャロン | ……なるほど。 己の振り見て 我が振りなおせ、というわけですわね。 今後は気をつけるとしましょう |
シャロン | それはそれとして、このおバカさんを 放置するワケにはいきませんわね…… |
グリム・ シャロン | 何をグダグダくっちゃべってますの? さぁ、さっさと始め…… |
シャロン | 貴女、ちょっとそこにお座りなさい |
グリム・ シャロン | はぁ? 座れですって? 何を突然…… |
シャロン | いいからお座りなさいッ!! |
グリム・ シャロン | ひゃんっ! |
シャロン | レディたるもの、みだりに大声を あげるものではありません! |
シャロン | そのうえ、人の都合も聞かず 自分の要望だけを押し付ける立ち振る舞い、 まったくなっちゃいませんわ! |
グリム・ シャロン | ひぇ…… |
リエル | あぁっ、この光景はまるで、 小さかったお嬢様が 奥様に叱られていた時のよう! |
シャロン | 貴女はわたくしの写し身、 もっと思慮のある行動を心がけなさいな! 分かったのならお返事は!? |
グリム・ シャロン | ふぁ…、わ、わかり…… |
グリム・ リエル | マスターのオリジナル、 どうかその辺りで |
グリム・ シャロン | ……リエル |
グリム・ リエル | マスターがマトモになってしまっては、 私がつまらないので |
グリム・ シャロン | リエル! |
シャロン | グリム・リエルさん、 どうやら教育方針で話し合う必要が ありそうですわね…… |
グリム・ リエル | 望むところです |
リエル | え、なんなんです、 この楽しそうな光景! 私も混ぜてくださ〜い! |
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ユリ | よーし、ここだぁっ! |
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グリム・ ユリ | くっ! |
シャロン | 勝負ありですわ! |
ユリ | ふぅ、何とか勝ったー! ナイスファイト! |
グリム・ ユリ | やりますね……。 ナイスファイトでした |
シャロン | 今回はユリさんの勝ちでしたが、 グリム・ユリさんの冷静な試合展開は 実に見事でしたわ |
ユリ | そうそう! 私の目指す 『ぶんぶりょーどー』を見た気分だよ! |
グリム・ ユリ | あの…… やめていただけますか |
ユリ | あれ、なんか気に障った? |
グリム・ ユリ | い、いえ、違うのです。 面と向かって褒められるのは その、面映いというか…… |
ユリ | おもはゆい? |
シャロン | 恥ずかしい、ということですわよ |
グリム・ ユリ | 褒めていただきながら無作法でした。 感情をあらわにするのは不得手でして……。 その、直そうとは思ってはいるのですが |
ユリ | (うひょーシャロン! どうしよう、あの子可愛いよ……!) |
ユリ | (素直が苦手ってのが なんかシャロンみたい!) |
シャロン | (ちょっと、どういう意味ですの! あなたのエボルグリムでしょう!) |
ユリ | あははー。 そういや、おなか空いたね。 カイルになんか軽く作ってもらおっか? |
グリム・ ユリ | ……!!! オリジナルカイルの料理ですか! そ、それは私もぜひ! |
グリム・ ユリ | 以前賞味した際、その奥深さというか 完成度というか、えぇと…… つまるところ、美味しかったのです! |
グリム・ ユリ | あ、あの……! 大盛りを頼んでもよいものでしょうか? |
ユリ | えと……、いいんじゃないかな |
ユリ | (うひゃーシャロン! どうしよう、あの子食いしん坊だよ……!) |
シャロン | (それはまぁ、 あなたのエボルグリムでしょうし) |
ユリ | (ちょっと、どういう意味ー!) |
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グリム・ ヴァネッサ | はいどーもー! バーチャルエボルグリム、ヴァネッサです♪ |
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バーチャルエボルグリム ヴァネッサ です♪ | |
グリム・ ヴァネッサ | 今日はわたしのオリジナルと 一緒に配信しまーす♪ |
グリム・ ヴァネッサ | はい、オリジナルちゃんも あいさつあいさつー |
ヴァネッサ | えっ、えっ? なんですこれ? バーチャル? |
グリム・ ヴァネッサ | バーチャルを知らない! 知らないか〜 |
グリム・ ヴァネッサ | 超簡単に説明すると…… |
グリム・ ヴァネッサ | 非実在青少年! |
非実在青少年 | |
グリム・ ヴァネッサ | ん?ちょっと違う? |
ちょっと違う? | |
グリム・ ヴァネッサ | まぁ、いいや。 さて、今日は何するかというと…… これ! |
グリム・ ヴァネッサ | 『オリジナルちゃんを変身させてみよう!』 |
オリジナルちゃんを 変身 させてみよう! | |
ヴァネッサ | 変身!? わ、わたし、変身なんてしませんけど |
ヴァネッサ | 実況のときのことを言っているのなら あれはテンションが上がってるだけで…… |
グリム・ ヴァネッサ | なるほど、テンションを高めれば変身すると! えーと、どうすればいいかな…… あ、アレか! |
ヴァネッサ | え、私の頭を掴んで何を? |
グリム・ ヴァネッサ | ほーら、テンション上がってきたー |
テンション上がってきた | |
ヴァネッサ | わわわわわわわ 揺らさないで揺らさないで! |
ヴァネッサ | 何でこんなことするんですか! |
グリム・ ヴァネッサ | 何でって、再生数欲しいし? |
グリム・ ヴァネッサ | 目立つことやって注目されよ? それが全てでしょ? |
ヴァネッサ | そんなことのために…… |
ヴァニィ | そんなことのために 人に迷惑をかけてもいいなんて 間違っています! |
グリム・ ヴァネッサ | おー変わった変わった! 私も負けじとへんしーん! |
グリム・ ヴァニィ | 認識されない情報は無いのと同じ! 注目されない報道なんて全く無意味! 違いますかぁ!? |
ヴァニィ | センセーショナルな報道は 確かに目を引きます! |
ヴァニィ | しかし注目されることは手段であって 目的ではありません! |
ヴァニィ | それを履き違えて、 他者への迷惑を容認するようなことは ジャーナリズムにあってはならないのです! |
グリム・ ヴァニィ | ふふ……いい言葉です。 どうかその気持ちを忘れずに…… |
ヴァニィ | え、なぜ唐突にいい話の流れに……!? ちょ、ちょっと消えかけてますよ? 大丈夫なんですか!? |
グリム・ ヴァニィ | 問題ありません、 なぜなら私たちは非実在! さっき言いましたよー! |
ヴァニィ | え……、それはつまり……! |
ヴァニィ | ふわあぁぁぁっっ!! ま、また夢でしたか? |
---|---|
ヴァニィ | ……夢は潜在意識の現れ、 わたくしの中にもあのような 妙ちくりんな願望があるのでしょうか |
ヴァニィ | いやいやいやいや! 今の夢は今後の戒めといたしましょう……! |
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ヤンヤン | ザオ、グリム・ヤンヤン。 良い天気アルな、金よこすアル |
---|---|
グリム・ ヤンヤン | 朝の挨拶からのノータイム恐喝、 流石のワタシもたまげたアルね |
ヤンヤン | 恐喝じゃないアル。 れっきとした投資の依頼ネ |
グリム・ ヤンヤン | ほほう? 何をするつもりか話してみるネ |
ヤンヤン | 最近は運送業界の人材不足が 深刻化してるとニュースで見たアル |
ヤンヤン | わたしらは魔法を使って、空を飛べるアル。 コレは大きなアドバンテージ、 他所に比べてスピードが違うネ |
ヤンヤン | というわけで、業者として 体裁を整えるための資金を…… |
グリム・ ヤンヤン | 却下アル |
ヤンヤン | 何でアル!? |
グリム・ ヤンヤン | 魔法を使っても結局マンパワー頼みじゃ、 いつか破綻するネ |
グリム・ ヤンヤン | もっとスマートな魔法の使い方考えるアル。 ノーマネーでフィニッシュアルよ |
ヤンヤン | なら、クララとカイルの 特製クリスマスケーキ販売はどうアルか! |
グリム・ ヤンヤン | 数の見込みはちゃんと出来てるアルか? 大量の廃棄を出したら意味無いアルよ |
ヤンヤン | うぅ……、クリスマスイベント 『サンダークロース VS. グリム・サンダークロース』開催! |
グリム・ ヤンヤン | もう思いつきで話してるアルな |
ヤンヤン | キー! めんどくさいアル! いいから金よこすアル! |
グリム・ ヤンヤン | 何するアルか! 前に楽な金儲けはできないと 言ったのは誰アルか!? |
リエル | グリム・ヤンヤンさんが正しいですね |
ラスク | びっくりするくらいにね |
ヤンヤン | ぬわっ! お前らまでなにアルか! |
ラスク | ヤンヤンってハングリーな割に、 楽な方法に釣られがちだからさ |
リエル | ちゃんと見ててあげてくださいね |
グリム・ ヤンヤン | おぉう、了解……アル? |
グリム・ ヤンヤン | え、なんでワタシが 面倒見る流れになってるアルか……? |
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グリム・ アロエ | はぁーいアロエちゃん あけおめ♪ |
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アロエ | あ、あけましておめでとー! 今年もよろしくね! |
グリム・ アロエ | さっそくだけど、 お年玉もらいにいこ♪ |
アロエ | え、誰からもらうの? |
グリム・ アロエ | もちろん大人から。 セイメイママ |
アロエ | え……いいのかなぁ |
グリム・ アロエ | んーあれれ? 欲しくないの? |
アロエ | 欲しくないわけじゃないけど、 自分からねだっちゃ ダメなんじゃないかな…… |
グリム・ アロエ | もう、まーた我慢してる。 こんなの、わがままでもなんでもないよ |
アロエ | で、でも…… |
幼セイメイ | 話は聞かせてもらいました |
アロエ | あっ、セイメイさん |
幼セイメイ | あなたの謙虚さは美徳ですね。 どうかその心がけをいつまでも |
幼セイメイ | ですが、大人というのは厄介でしてね。 子供の聞き分けが良すぎると、 逆に不安になってしまうものなのです |
幼セイメイ | ここはどうか、 わらわを安心させてはくれませんか? |
アロエ | えと、いいんですか? |
幼セイメイ | もちろんですとも。 はい、あけましておめでとうございます |
アロエ | わーい! ありがとうございます! |
グリム・ アロエ | やったね、アロエちゃん♪ ね、ママ、あたしもあたしも! |
幼セイメイ | はい、どうぞ。 ちゃんと計画的に使うのですよ |
グリム・ アロエ | はいはーい、もちろんでーす ありがと♪ |
幼セイメイ | ふふ、子供が喜ぶ姿は いつ見ても良いものですねぇ |
ルキア | (…………なんだかすごい光景だ) |
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ハルト | チェスボクシングを知っているか? |
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グリム・ ハルト | ……は? イキナリなんなの? |
ハルト | フ、全く異なるベクトルの種目を 互いに行うというユニークな競技方法だ |
ハルト | テーブルゲームが得意なこの俺と、 格闘ゲームとやらが得意なお前が戦うのに、 実にうってつけだとは思わんか? |
グリム・ ハルト | え、それはチェスと格ゲーを 交互にやろうってこと? うわ、超めんどくさいんですけど |
グリム・ ハルト | 大体なんでわざわざ 戦わなきゃいけないの? イミフ |
ハルト | なん……だと……? 貴様らエボルグリムはオリジナルたる我々と 優劣を競いたがってるのではないのか!? |
グリム・ ハルト | いや、僕そういうの別にいいんで…… |
ハルト | なぜだぁっ!! 己が写し身との身を削るような駆け引き、 誰もが望む展開ではないか!! |
グリム・ ハルト | あぁ、もう分かったってば……! |
ハルト | ようし! ではルールだが、 一方の種目を始め、一定時間が経過したら 進行を中断し、もう一方を開始する |
ハルト | チェス時のチェックメイト、もしくは 格闘ゲーム時のノックアウトをもって 試合の決着とする |
ハルト | どちらから始めるかは、お前に選ばせてやろう |
グリム・ ハルト | じゃあ格ゲーからで……。 一応聞いておくけど、 格ゲーやったことは…… |
ハルト | フッ、先ほどマニュアルを読んだ! |
グリム・ ハルト | あぁ、そう…… |
『ラウンド1 ファイッ!』 |
『K.O.!!』 | |
ハルト | な………… |
---|---|
グリム・ ハルト | ………… |
ハルト | なんなんだ今のは!! 何もしない間に終わったぞ! |
グリム・ ハルト | まぁ、こうなるよねぇ |
ハルト | もう一戦、もう一戦だ! 今度はチェスからだ! |
グリム・ ハルト | いや、僕が持ち時間で チェスサイド終わらせたら 結局一緒でしょ |
ハルト | ぬがぁっ! そんな盲点があったとは……! |
ハルト | ぬぅぅ、こういうのは同等の能力を持った両者が、 一進一退の闘いを繰り広げるという 展開になるのではないのか!? |
グリム・ ハルト | えっと、バカなのかな…… |
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サンダース | エリーザ教官! |
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エリーザ | どうしたのかしら、サンダースくん |
サンダース | このたびはお願いしたいことがありまして。 我が輩、この者と 日々鍛錬に勤しんでおります |
グリム・ サンダース | なンや、ワシのことか? |
エリーザ | グリム・サンダースくんね |
サンダース | この者、我が輩のエボルグリムだけあって その力は申し分なし! しかし、まるで言うことを聞かぬのです |
サンダース | 制御のできぬ力は、戦力として数えられません! 我が輩はそれが歯がゆくてならんのです! |
グリム・ サンダース | ふわぁぁ…… オリジナルは堅っくるしぃのォ |
サンダース | 教官殿はかつて、国家の垣根を超えた精鋭部隊 『魔導騎士団』に籍を置かれていたと 聞き及んでおります! |
サンダース | そこで、統率の大切さを この者にお聞かせ願えませんでしょうか! |
エリーザ | なるほど、そういうこと。 何と戦ってるか知らないけれど…… サンダースくん、貴方らしくないわね |
サンダース | と、申されますと? |
エリーザ | 統率の取れた集団ばかりが絶対ではなく、 強力な個が有用な場合もある。 事実、私の所属はそういった部隊だったわ |
エリーザ | つまりは運用の目的次第。 貴方へ改めて説くことではないと思うけれど |
サンダース | ……返す言葉もありません。 恥ずかしながらこの者のあまりの野放図さに その考えを失念しておりました |
エリーザ | それに制御ができないことが分かっていれば、 逆にそれを活かすこともできるでしょう? |
サンダース | ふむ、イレギュラーを戦術として組み込む……。 なるほど、それは面白い |
グリム・ サンダース | さっきからゴチャゴチャと、 ワシにどないせい言うねン。 めンどい話は無しで頼むで! |
エリーザ | ふふっ、あなたは 今のままでいいという話よ |
グリム・ サンダース | |
グリム・ サンダース | オ、オゥ……そンならエェわ |
サンダース | む? どうした、お主顔が赤いぞ |
グリム・ サンダース | なななんでもあらヘン! べべ、別にベッピンさンに 照れとるワケちゃうぞ! |
エリーザ | あら |
サンダース | エリーザ教官。 お時間をいただき どうもありがとうございました |
エリーザ | 構わないわ。 それじゃあね |
エリーザ | 生徒たちにとってエボルグリムは 自分が元となっているだけに、 色々思うところがあるようね |
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エリーザ | ……私も不肖の弟子に 少し喝を入れておこうかしら |
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グリム・ セリオス | む……オリジナル |
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セリオス | なんだ君か。 見てのとおり、今は読書中だ |
セリオス | いつものように優劣を競おうとするのは、 勘弁してくれるとありがたいな |
グリム・ セリオス | フン……。 ならば黙って続けるがいい |
セリオス | おや、本当に勘弁してもらえるとは 少々意外だったな |
グリム・ セリオス | ……あまり争うなと 我が主から言われている |
セリオス | ほう、それはそれは。 なるほど、煩わしくなったら 彼女に頼めばいいわけか |
グリム・ セリオス | 貴様ァ…… |
セリオス | はは、すまなかった。 邪魔をするなと言っておいて、 僕から絡んでいては世話が無い |
セリオス | だが、いい機会だ。 君に聞きたい |
セリオス | 自らを生み出した者を崇めるのは分かるが、 エボルグリムの中でも、君は群を抜いている。 何か理由があるのか? |
グリム・ セリオス | ……………………。 今日のところは気まぐれだ |
グリム・ セリオス | まだこの身が形を成すか成さぬかの折、 『私』という意思が最初に知覚したのは、 瘴気に堕ちた我が主の深い嘆きだった |
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グリム・ セリオス | 私は知りたくなった。 その嘆きが如何ばかりであるかを |
グリム・ セリオス | が、嘆きに身を委ね知れば知るほど その深さに引きずり込まれた |
グリム・ セリオス | 自身の力が及ばなかったことへの悔恨、 来る世界の変容への絶望…… それらにただただ圧倒された |
グリム・ セリオス | 嘆きの深さは思いの強さでもあった。 私はその強さに魅せられたのだ…… |
グリム・ セリオス | 瘴気から解き放たれた今も、あの御方は 変わらず世界を強く愛しておられる。 ならば私も忠義を尽くすのみだ |
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セリオス | ふむ。 知ったがゆえに……か |
セリオス | 興味を持ったならどこまでも……。 なるほど、君は確かに 僕のエボルグリムというわけか |
グリム・ セリオス | 否定はすまい。 いささか癪ではあるがな |
セリオス | なかなか興味深い話だった。 そろそろ良い時間だ、 僕は失礼するとしよう |
グリム・ セリオス | どこへ行こうというのだ、 話は終わっちゃあいないぞ |
セリオス | なに? |
グリム・ セリオス | これから我が主の素晴らしさを、 とくと聞かせてやろうじゃあないか! 貴様の言うとおり良い機会だからなあ! |
グリム・ セリオス | よもや私のオリジナルが、 自分の要求だけを通すような 不義理はすまいなあぁぁ!? |
セリオス | くっ……! |
グリム・ セリオス | フハハハハ、覚悟するがいい! 終わらぬ夜の始まりだッ!!!! |
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幼セイメイ | ふむふむ、この包みが『はんばーがー』、 こちらの容器が『こーら』ですね |
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イナリ | セイメイ様、本当にこんなもので 良かったんですか? |
幼セイメイ | えぇ、買い出しご苦労様でした。 わらわの時代には無かったものゆえ、 一度食したいと思っていたのですよ |
幼セイメイ | では、さっそくいただきましょう。 えぇと、箸を…… |
イナリ | セイメイ様、それは手で持って お口でガブっといっちゃってください |
幼セイメイ | まぁ、そういうものなのですね。 それでは改めて |
イナリ | (これって、高貴な人がジャンクフード 初めて食べて感動するってヤツ……!) |
幼セイメイ | |
幼セイメイ | これは、なんとも鹹味(かんみ)が強い……。 わらわはもうすこし薄い方が好みですね |
イナリ | (ちょっと違ったー!) |
幼セイメイ | では次は『こーら』を…… |
イナリ | (あ! これは子供舌で 炭酸が飲めないヤツかも……!?) |
幼セイメイ | |
幼セイメイ | あらあら、この強い刺激は良きものですね。 癖になってしまいそうです |
イナリ | (これも違ったー!) |
イナリ | ……ということがあって、 何事も例外はあるんだと 勉強になりました! |
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ムジナ | そうだね、固定観念で 視野が狭まるのは勿体無い。 それに気づけたのは良い事だったね |
イナリ | はい、兄様! |
グリム・ ハルト | え、ただマンガの 読みすぎだっただけじゃ…… |
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グリム・ クララ | ちょ、空気読みなって! はるるん、そういうとこだよ! |
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グリム・ サンダース | オゥ、邪魔するでぇ |
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グリム・ マラリヤ | あ、あのお母様、 ちょっといいですか……? |
幼セイメイ | あら、皆でどうしたのです? |
グリム・ タイガ | 文献ではセイメイ様の誕生日は 本日2月21日とありました。 こちらで相違ないでしょうか? |
幼セイメイ | 文献? そんなものがあるのですか |
イナリ | 陰陽は現代では架空の存在扱いですけど、 創作の題材としてメジャーな方なので、 セイメイ様のお名前も結構有名なんですよ |
イナリ | まさか創始者ご本人が、 私のご先祖様だなんてビックリしましたけど |
幼セイメイ | あらあら、そうなのですね。 それは照れますね |
幼セイメイ | あぁ、生まれの日でしたね。 うーん……確かに寒い時期ではありましたが |
幼セイメイ | もう遥か遠き日のこと、 今の世とは暦も異なりますし、 明確な日付は覚えていませんね |
グリム・ ラスク | マジかよ。 おい、誕生パーティどーすんだ? だからもっと前に聞いとけって 言ったじゃねぇか |
グリム・ マヤ | ラスク! ソレ内緒だっつったろ! |
イナリ | こんな大勢で聞きに来て、 隠すつもりあったんだ…… |
幼セイメイ | あらあらまあまあ、なんという嬉しいことを。 ありがとう、わらわは今日で構いませんよ |
グリム・ ユリ | お心遣い痛み入ります。 最上の宴としてみせますゆえ、 しばしお待ちいただけますか |
幼セイメイ | はい、わかりました |
グリム・ アイコ | ふわぁぁぁ……。 そういえばさ、わたしたちの 誕生日っていつなんだろ |
ムジナ | ふむ、考えられるとすれば マジックアカデミーの皆さんが 一度元の世界へ戻られたあたりでしょうか |
幼セイメイ | あの頃は正体が無いようなものでした。 やはり明確な日というのは…… |
幼セイメイ | そうです、ならば皆とわらわ、 同じ生まれの日とするのはどうでしょう。 せっかくですし共に祝いましょう |
グリム・ ユウ | なんて慈愛に充ちた…… さすがはお母様! |
グリム・ カイル | 宴の規模を拡大せねばな! 貴様ら、早急に準備に戻るぞ! |
グリム・ リック | へっ、セリオスのヤツがハシャいで やかましくなりそうだぜ‥‥ |
イナリ | あ、私も手伝うよ! |
ムジナ | セイメイ様、誕生日の件ですが、 マキシブコードで確かめられるのでは? |
幼セイメイ | そうですね。 しかし、まぁ良いではありませんか |
幼セイメイ | 愛しきわが子らが、楽しき時間を 用意してくれるというのです。 今さら調べ直すのも野暮というものでしょう |
ムジナ | 確かに。 承知しました |
幼セイメイ | ふふふ、わらわは果報者ですね…… |
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マロン | たりゃぁぁーっ!! |
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マロン | ぬあー! 私の魔法が効かないとか 何なのコイツら! |
マロン | うひゃあっ、あぶなっ! これはちょっとマズいかな…… |
マロン | なっ、今のは!? ……この威力はまさか! |
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??? | 魔法少女マロン! さーんじょー♪ |
マロン | しっ、師匠ーッ!! |
先代マロン | やれやれ、引退した先代に 出張らせるとは困った弟子ちゃんだね |
先代マロン | 聞きなさーい! あなたの魔法が効かないのは、 心に緩みがあるからだよ! |
マロン | ハッ!? |
マロン | (そういえば最近は ゲームを買っても積んだまま、 録ったアニメも放置気味……) |
マロン | (気になっていた映画も気づけば終わってる……。 アニメ&ゲームの教師にあるまじき この体たらくを…………私は…………) |
マロン | (恥じるッッ!!) |
マロン | うおぉぉぉぉ!!!! そろそろ冬アニメもテコ入れ回、 それを見ずにやられてたまるかーっ! |
先代マロン | どうやら調子が戻ったみたいだね |
先代マロン | それじゃ、一気に片付けちゃおう! 合ーわせなさいっ! |
マロン | いいですとも! |
マロン | どっせぇーい!! |
先代マロン | ダブルマロン あたーーっく!! |
マロン | 師匠! あざっした!! そのお姿、久しぶりに見られて 超嬉しいっス! |
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先代マロン | 困った人を助ける、それが 魔法少女マロンの大原則だもの |
先代マロン | そして今のマロンはあなた。 いつまでもそれを胸に、 生徒たちを導いてあげてね♪ |
マロン | かしこまろん!! |
マロン | それにしても、コイツら いったい何だったんスかね? |
マロン | …………おんや? この鎧についてるマークって、 魔導騎士団の………… |
マロン | えっ……これってまさか、 師匠の自作自…… |
先代マロン | |
先代マロン | 今見たことは、忘れなさい♪ |
マロン | ヴァニすけや……、 アカデミーはひどい ブラックかもしれぬ…… |
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ヴァニィ | ええっ!? 詳しくお聞かせ願えますか!! |
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ユウ | …………………… |
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ユウ | よし……大丈夫かな |
ラスク | あ、ユウ |
ユウ | ひぃぃぃっ! |
ラスク | わ! なになになに!? |
ユウ | あぁなんだ、ラスくんか |
ラスク | なにをそんなに驚いてるのさ |
ユウ | うん……、ちょっとね |
ラスク | ん? 手に持ってるそれ、ひなあられ? いいね、ちょっとちょうだい |
ユウ | いいけど……ゴメン、少しだけね。 大事な武器なんだ |
ラスク | 武器? |
グリム・ ユウ | 居た! お兄様っ! |
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ユウ | うわぁぁ! 見つかったぁぁ! |
グリム・ ユウ | お兄様! ひな祭りです! さぁ、この男雛の装束を! さぞや凛々しいことでしょう! |
グリム・ ユウ | もちろん私は女雛を……。 そしてそしてそしてそして 二人は結ばれるのです! |
ユウ | だから着ないってばぁ! |
グリム・ ユウ | ………………! 男女逆がお望みですか!? 私は一向に構いませんよ! さぁさぁさぁ! |
ユウ | こっち来ないでぇぇ! |
グリム・ ユウ | あぁっ、お兄様のひなあられ! 痛心地いい! |
グリム・ ユウ | あっ、こぼれちゃう! 勿体無い! |
ユウ | よし、今のうちに……! ラスくん、またね! |
グリム・ ユウ | あぁっ、お兄様! またお逃げになって! どうかお待ちください! |
ラスク | ぼくの知ってる ひなまつりと違うなぁ…… |
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グリム・ リエル | 少しいいですか、オリジナル。 この間あなたに取り寄せてもらった 緑茶ですが…… |
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リエル | えっ! なにか問題ありましたか!? |
グリム・ リエル | 大問題です。 マスターはとてもお気に召していました。 困ったものです |
リエル | ふぇ? どういうことです? |
グリム・ リエル | 素直に喜ばれたら、 つまらないではないですか |
グリム・ リエル | 拒絶するほどではないものの、 喜びづらいといった物が欲しかった |
リエル | 忠義の尽くし方がおかしい……! |
リエル | でも、そういったものをお望みなら 最初に言っていただかないと…… |
グリム・ リエル | 私とマスターの関係はご存知でしょう。 皆まで言わずとも、適した品を用意する。 それが良い商人ではないですか? |
リエル | なんたる理不尽! |
グリム・ リエル | おや、もしかして私を クレーマーだと思っていませんか? でしたら心外ですね |
グリム・ リエル | これも立派な商人になるという、 あなたの夢の助力になればこそ。 別に楽しんでいるわけではありません |
リエル | ほ、本当ですか? |
グリム・ リエル | ………… |
リエル | 言葉を! |
リエル | (なんだろう、 この真顔で人を弄んでくる感じ、 誰かに似てるような……) |
マラリヤ | 呼ばれた気がした |
リエル | あぁっ、この人です!! |
マラリヤ | いきなり人を不審者みたいに。 なんという失礼な子だろう |
マラリヤ | おぅおぅ、ここの店員の教育は どないなっとんねん。 上のモン出さんかーい |
グリム・ リエル | お待ちください |
マラリヤ | なにかしら |
グリム・ リエル | こういう場合スポンサーに訴える等の方が 回りくどい分、効果的ではないでしょうか |
マラリヤ | あら。 あなたの発想、イエスだわ |
リエル | 誰 か た す け て ぇ ぇ !! |
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グリム・ サンダース | オゥ、エェ景色じゃ! 見事なモンじゃのう! |
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カイル | 皆さん、料理はたくさんありますから どんどん食べてくださいね |
グリム・ ユリ | ……! 心得ました! |
グリム・ サンダース | なンや、このしゅわしゅわイケるやンけ。 オリジナル、ジブンもどないや? |
サンダース | (花見………… 宴で昂揚したこやつが 何をしでかすか判らぬ……) |
サンダース | (いや待て、以前エリーザ教官に ご助言をいただいたではないか。 イレギュラーを戦術に組み込む手もあると) |
サンダース | (花見といえば、周りの迷惑を省みぬ 不貞の輩が出没することもある。 そやつらの対策に利用できるのでは?) |
サンダース | (威圧感のある風体はそれだけで抑止となり、 たとえ因縁をかけられようとも 競り負けるようなことはあるまい) |
サンダース | (うむ、良い機会だ。 大事にならぬように留意しつつ、 しばらくは何も言わず様子を見るとしよう) |
グリム・ サンダース | あン? なにニヤついとンねん。 聞こえてヘンのか? |
サンダース | ふふ、すまぬ。 我が輩もいただくとしよう |
グリム・ サンダース | ごあーっ…… ごあーっ………… ごあーっ……………… |
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サンダース | |
サンダース | こやつ……寝おった! |
サンダース | よもや炭酸飲料で酩酊するとは、 まさにイレギュラーであったわ……! |
グリム・ サンダース | ……………………………………ふごっ |
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シャロン | メディアさんはエルフ族です |
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アイコ | うん |
シャロン | エルフ族の特徴として、 成長速度が人間よりも早めですわ |
アイコ | うん |
シャロン | そのため、あのような見た目でも アロエさんより年下です |
アイコ | うん? |
シャロン | 次にグリム・メディアさんです |
アイコ | うん |
シャロン | メディアさんよりも好奇心が強く、 異性に対する扇情的な言動も 多く見受けられますわね |
アイコ | うん |
シャロン | そしてエボルグリムなので メディアさんよりも年下です |
アイコ | うん? |
メディア | 二人とも、なに難しい顔してるの? |
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グリム・ メディア | みんなでぇ あ・そ・び・に・イキましょ♪ |
アイコ | うるさいぞ、生物的強者ども! |
シャロン | いま大自然の不条理について 話し合ってるんですのよ! |
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