TOEFL iBT

Listeningでは、3〜4分程度の会話を6つまたは9つ聞く。
内容は大学の講義やキャンパス内での会話であるため、学術的な専門用語や会話で用いられる語彙が必要となる。

Listeningの対策としては、これは当たり前だがとにかく毎日聞くことを勧める。
その際に注意すべきことは2つある。

1つ目は、聞き流さないことである。
ずっと聞いていればいずれ聞こえるようになると考える人が多いが、これは間違いである。
Listening力をあげるためには、しっかりと意識して聞くことが重要となる。
そのための方法として、シャドーイングを推奨する。
実際に声に出すことで、聞き取れなかった箇所が明確になるとともに、Speakingの対策にもつながる。

2つ目は、自分にあったリスニング素材を選ぶことである。
リスニング素材を見つけることは難しいが、できれば少し速く感じるくらいの素材が望ましい。
あまりに速すぎるとシャドーイングでついていけない。逆に遅すぎては向上は見込めない。

また、本試験で注意してほしいことは、時間制限である。
時間制限は3つの会話につき10分であるが、解答済みの設問には戻れないことから慎重になる人が多い。
しかし制限時間はそれほど長くないため、タイムアップしてしまう可能性もある。
そのため練習の段階からListeningにおいても時間を意識して解くことを勧める。

会話中のメモに関しては、賛否両論の声があるが、これは自分に合った方法を探ることが一番である。
練習でいろいろと試して判断してほしい。