TOEFL iBTについての基本的情報および勉強法

Writingでは、Integrated Taskが1問、Independent Taskが1問の計2問が出題される。

Integrated Taskでは、まず3分間でパッセージを読み、その後教授のレクチャーを聞いたうえで教授の意見を225字前後を目安にまとめる。
出題形式はパターン化されており、教授の意見はほとんどがパッセージに対する反論となる。
Integrated Taskで重要なことは、事前の準備である。
教授の意見がほとんどパッセージに対する反論である以上、自分が書くエッセイは必然的に類似したものとなる。
そのため、事前に問題をたくさん解いて、自分なりのテンプレートを作っておくことが不可欠となる。

ここで注意してほしいのは、必ず自分でテンプレートを作ることである。
他人の作った理想的なテンプレートはたしかに完成度が高いかもしれないが、自分のレベルが追い付かなければそれを使いこなすことが出来ず、結果的に論理性のない文章になることが多々ある。
たとえ論理的に正しい文章を書くことが出来ても、文章の完成度が異なることでテンプレートの引用が採点者に気づかれてしまうことがあり、これは大きな減点対象となるので避けたい。
いずれにせよ、テンプレートを作る過程も自分自身の勉強の一部なので、自作したテンプレートを使うことを勧める。

Independent Taskでは、簡単な質問に対して30分間で300字以上のエッセイを書くことが要求される。
エッセイの書き方は基本的に自由であるが、最低でも「序論・具体例・結論」の3段落は含めることを勧める。
最も一般的な型は、「序論・具体例1・具体例2・(反対意見の論破)・結論」の4(または5)段落形式である。

注意してほしいことは主に2つある。

1つ目は、序論と結論ではっきりと自分の意見を入れるということ。
日本語の文章と異なり、英語では最初に結論を述べることが多い。
そのため、まず序論で自分の立場表明(例:賛成なのか反対なのか)をし、結論で理由を含めた立場確認(例:上記のような理由から、賛成(反対)です)をすること。

2つ目は、しっかりと具体例を用いること。
多くの受験者、特にWritingで伸び悩んでいる受験者は、これを疎かにすることが多い。
問題文にはしっかりと「具体例を用いること」という記述がある。
そのため、具体例が評価のための大きな判断要素であることは言うまでもない。

しかし、具体的に書けば書くだけ評価が上がるわけではない。
もちろん、適度な具体例というものがある。
これは自分で判断することが難しいため、他者から評価してもらうことを勧める。

また、解答はPCでのタイピングによって行うため、タイピング力も問われる。
そう簡単に速くなるものではないが、日々Writingの練習をすることで向上するだろう。
本番はアメリカ式のキーボードであるが、記号以外に違いはない。
コロンやセミコロン、アポストロフィーといった記号は、配置が異なるため確認しておくことを勧める。

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