TOEFL iBTについての基本的情報および勉強法

質問形式のIndependent Taskが2問、文章や会話の総合的な理解力を測るIntegrated Taskが4問の計6問が出題される。
解答はマイクで行い、それぞれ45〜60秒で解答することが求められる。
評価は発音、文法、語彙、速さ、問題との整合性などから総合的に行われる。

これらからわかるように、Speakingでは文章を読んだり会話を聞いたりするなどの総合的な力に加え、それらを端的にまとめるといった処理能力が試される。
もちろんSpeakingにおいて一番重要なのは「地力の英語力」であるが、これはそう簡単に伸びない。
留学等を経験したことのない日本人の限界は23点であるとさえ言われている。

Speakingで高得点を取る(足を引っ張らないようにする)ために必ずやるべきことは、問題を徹底的に研究し把握することである。
これだけで5点前後点数が伸びる人もいるだろう。
Speakingはほとんどがパターン問題である。
出題形式を知っているのとそうでないのとでは当然大きな差が出る。
最低限、初級者向けの模試は行ったうえで試験に臨んでほしい。

しかし小手先のテクニックを覚えるだけではなく、「地力の英語力」を伸ばす努力も忘れてはいけない。
そう簡単に伸びるものではないが、「継続は力なり」である。
「地力の英語力」を伸ばすための方法としては、日ごろから英語を使うことを勧める。
もちろん多くの人は、そばに会話できるネイティブがいるわけではないため、ここで推奨するのは会話をすることではない。

英語を使うというのは、日常生活で「これって英語で何て言うのだろう」という疑問を頻繁にもってほしいということである。
日本語では簡単なものも英語になるとさっぱりわからないということはよくある。
日ごろから疑問を持ちすぐに調べることで、発言のレパートリーは必然的に増える。
備忘録としてノートに書き記すのも良いだろう。

まあ、発音の矯正方法としてシャドーイングを挙げる。
シャドーイングは多くの受験者が知っていることと思うが、そのうちどれだけの人が正しい方向で実践しているだろうか。

シャドーイングで行ってほしいのは、「ボイスレコーダーで自分の声を録音して聞く」ことである。
そうすることで、リスニングで聞き取れていない箇所が明確になるとともに、ネイティブとの発音の違いが浮き彫りになる。
もちろんすぐに発音が良くなることはないが、徐々に違いが現れてくるはずである。

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