最終更新:ID:K9dk3O7AQA 2016年06月17日(金) 19:19:30履歴
大型児童買春所の摘発にかかわった探索者達。
その事件解決の休暇として、「とある島」に観光に向かうが…?
島に根付いていた風習と因習。
この島には、二つの影があった。
過去を利用し、自らの欲望を満たそうとするもの。
過去を取り戻し、遥か彼方の邪悪なるものを呼び覚まそうとしたもの。
二つの思惑は、ある双子を捕らえることとなる。
もし、君たちがいなかった。
その企みに二人は飲み込まれ、やがて世界をも巻き込んでいたかもしれない。
…だが、君たちは助けることができた。
生と死の境界線を渡りながら。
二人の少女を助けることができた。
彼女たちを縛る"邪悪なる遺伝子"という名の鎖を断ち切り。
この青い海に少女たちは解き放たれた。
これから、彼女達がどのような物語を描くかはわからない。
だが、それでも。
…二人の未来には、きっと幸せが待っているに違いない。
彼女たちは今"自由"なのだから。
END-S 『邪悪は遥か彼方へ』
PCより
PLより
自分の仕事に戻り、事件で関わった人たちに助けられた記憶の元、
こういう技術持ってるっていいよなぁと考え勉強しに通う日々。
シェリーちゃんと一緒に、潮見姉妹や、深神姉妹のお見舞いに通ってたまに病院抜け出して、代理に怒られ。
カバディしてるインド人に喝を入れお店にいってカレーを食べ。
腹黒刑事(もとい、下衆ww)や、奇怪少女好きの弁護士さんとは、一緒にカレーを食べ
飲みかわし、交流を深めながらあの島での話しに花を咲かせる。
きっと、島での行動そして結末がそうさせることと思う。
みんな揃ってあの島を出れたこと。
双子や神主さんと仲良くなれたこと。
拳銃を中学生に渡してしまったこと絢には謝ったけど、あれはあれで事件となってしまいそう。
でもなかったらきっと自衛も出来ず、シェリーちゃんは蹂躙されてたかもしれない。
それを思うとやっぱりあの判断は正解だったと思う。
たくさんの経験や、出会いがみんなのこれからを支えてくれますように。
こういう技術持ってるっていいよなぁと考え勉強しに通う日々。
シェリーちゃんと一緒に、潮見姉妹や、深神姉妹のお見舞いに通ってたまに病院抜け出して、代理に怒られ。
カバディしてるインド人に喝を入れお店にいってカレーを食べ。
腹黒刑事(もとい、下衆ww)や、奇怪少女好きの弁護士さんとは、一緒にカレーを食べ
飲みかわし、交流を深めながらあの島での話しに花を咲かせる。
きっと、島での行動そして結末がそうさせることと思う。
みんな揃ってあの島を出れたこと。
双子や神主さんと仲良くなれたこと。
拳銃を中学生に渡してしまったこと絢には謝ったけど、あれはあれで事件となってしまいそう。
でもなかったらきっと自衛も出来ず、シェリーちゃんは蹂躙されてたかもしれない。
それを思うとやっぱりあの判断は正解だったと思う。
たくさんの経験や、出会いがみんなのこれからを支えてくれますように。
お疲れ様でした。
いろいろ考えて、これでいいのか…って悩みながらになりました。
ED手前でのあのとき、後悔はあったながらも割と満足することが出来ましたよ!w
それでもみんなが頑張ってくれて嬉しかったし、それが何より良かったと思います。
NPCだけど、ちゃんと人として扱うことができたのが今回のENDに繋がったと思いました。
実に面白いシナリオ改変になっていると思います。
PLの皆さま、またKP様、また機会があればどうぞよろしくお願いします。
シェリーちゃん。
シェリーちゃんの双子を思い、行動を起こす指針と歌帆へのフォローなど
ほんと良かったと思います。
中学生ながら、人を思って行動するってなかなかできることじゃないなぁと。
また戦闘時のシェリーちゃん、ちょっとカッコ怖かったぞ★
シェリーちゃんを見習って拳銃技能磨こうと思ったよ!
黒守さん
怪しい弁護士さん。
出目が安定しない人でもあり、回線すらもあらぶりましたね。
SAN減少で奇怪少女好きになってしまった不定、今後どうなるかも楽しみです。
丸太、強かったですね!影ちゃん…(涙
最後、呪文使ったとこほんとにかっこよかったですよー!
あと魔導書複製ありがとうございます!
インド人
鼻水と涙でぐしょぐしょになったターバンはちゃんと洗濯してね!
カバディのイメージしかもうないよ!!!
ちゃんと技能でナイフとってあのナイフ活用してくださいな。
感激やなカバディ人楽しかったよ。
空峰さん
もう腹黒っていうか下衆刑事だったけど!
顔も悪人顔してたけど、戦闘のときいい出目だったよね!
余計キャラとしてかっこよさが増した!
今度会うときは、下衆じゃなくて立派な腹黒刑事が見れることを望みますw
さて、書くことってこういうのでいいのかなー?
初めて書いたから違ってたらすみませぬ!
追記。
KP、また間違えてるけど私探偵!刑事じゃなくて探偵だよー!w
そしてまた一緒にやりたいって言葉が嬉しいです!
RPもそうだけど、いっぱい考えて行動したことが本当に良かったと思います。
またいつか、卓開いてたらぜひともお邪魔したいと思ってます!
楽しみに待ってますね(。・ω・。)ノ
いろいろ考えて、これでいいのか…って悩みながらになりました。
ED手前でのあのとき、後悔はあったながらも割と満足することが出来ましたよ!w
それでもみんなが頑張ってくれて嬉しかったし、それが何より良かったと思います。
NPCだけど、ちゃんと人として扱うことができたのが今回のENDに繋がったと思いました。
実に面白いシナリオ改変になっていると思います。
PLの皆さま、またKP様、また機会があればどうぞよろしくお願いします。
シェリーちゃん。
シェリーちゃんの双子を思い、行動を起こす指針と歌帆へのフォローなど
ほんと良かったと思います。
中学生ながら、人を思って行動するってなかなかできることじゃないなぁと。
また戦闘時のシェリーちゃん、ちょっとカッコ怖かったぞ★
シェリーちゃんを見習って拳銃技能磨こうと思ったよ!
黒守さん
怪しい弁護士さん。
出目が安定しない人でもあり、回線すらもあらぶりましたね。
SAN減少で奇怪少女好きになってしまった不定、今後どうなるかも楽しみです。
丸太、強かったですね!影ちゃん…(涙
最後、呪文使ったとこほんとにかっこよかったですよー!
あと魔導書複製ありがとうございます!
インド人
鼻水と涙でぐしょぐしょになったターバンはちゃんと洗濯してね!
カバディのイメージしかもうないよ!!!
ちゃんと技能でナイフとってあのナイフ活用してくださいな。
感激やなカバディ人楽しかったよ。
空峰さん
もう腹黒っていうか下衆刑事だったけど!
顔も悪人顔してたけど、戦闘のときいい出目だったよね!
余計キャラとしてかっこよさが増した!
今度会うときは、下衆じゃなくて立派な腹黒刑事が見れることを望みますw
さて、書くことってこういうのでいいのかなー?
初めて書いたから違ってたらすみませぬ!
追記。
KP、また間違えてるけど私探偵!刑事じゃなくて探偵だよー!w
そしてまた一緒にやりたいって言葉が嬉しいです!
RPもそうだけど、いっぱい考えて行動したことが本当に良かったと思います。
またいつか、卓開いてたらぜひともお邪魔したいと思ってます!
楽しみに待ってますね(。・ω・。)ノ
PCより
PLより
怖かった。
あの体験はアタシが今までした中で一番怖かった。
怖かったなんていうものじゃない、どうかなってしまいそうだった・・・いや、なった。
今だって怖い・・・思い出したくない、男が、男達が・・・あんなの、怖い。
怖かった、どうしようもなく怖かった・・・目の前で洸がぐちゃぐちゃになったとき、もうアタシはおかしくなって、それから・・・。
みんなが居てくれなかったらって考えたら、泣いてしまいそうになる。みんなが居てくれなかったら、アタシはきっと「壊されてた」から。
・・・ダメだ、また泣いちゃう。
家に帰って、父さんとママが迎えてくれて、それだけでアタシはその日一日泣いてしまった。
父さんもママもその日は何も言わずに一緒に居てくれた、温かかった。それが嬉しくって、心地よくて、ずっと泣いた。
後になって事件のことを知った父さんとママにすごく怒られた。でも、それがアタシを心配してくれて、愛してくれていて言ってるってわかったから、怒られてるのにそれがどうしようもなく嬉しくて、また泣いてしまった。
最近アタシは泣いてばっかりだ。・・・アタシってこんなに泣き虫だったのかな。
でも、良かったこともあった。たくさんあった。
カホもシホも入院しちゃったけど、アレから少しずつ良くなってる。
誕生日には大分遅れちゃったけど、プレゼントもあげられた。
「アメイジング・グレイス」・・・ヘタじゃなかったかな。恥ずかしかったけど、二人とも喜んでくれた。嬉しかった。
二人が元気になったら、どこかに一緒に遊びに行きたいなぁ・・・。もちろんみんなで。
これからは二人といろんなところに行ってみたい、せっかく出来た友達だから。
早く元気になってね。
神主さんは妹に会えたみたい、なんだか島であったときより雰囲気が明るくなってた。
神主さんの妹も神主さんに会えて元気になったらしい、よかった。
一緒にアルのお店に行ったりとか、普通に過ごしてるのを見てると、こんなアタシでも誰かを幸せに出来たのかと思えて、少し嬉しい。
そういえば神主さんは剣道場でバイトしてるらしいから、今度見に行ってみようかな。
アタシもカタナ使えるようになりたいかも。
洸も一度はあんなふうになってしまったけど、もう全然平気みたい。
死んじゃったかと思って、本当に、本当に怖かった。生きてるって、大丈夫だってわかっても、またあんなふうになるんじゃないかって怖くなって、しばらく離れられなかった。
でも島から帰ったらアタシを連れてシホやカホや、神主さんのところに連れて行ったり、みんなと一緒にアルのお店に連れて行ってくれたり、すごく元気だった。
・・・心配しなくて良かったのかな?なんて思ったりするくらい元気だ。
ただ、それが「帰ってきたんだ」って思わせてくれて、嬉しかった。みんなにばれないようにこっそり泣いた。
・・・もしかしたらこういうことも考えてくれて、連れて行ってくれたのかな。
一真はあれからしばらく入院してたみたいだけど早めに退院できたみたい。
神主さんとか、カホとシホの父さんのために色々してくれたって聞いた。
弁護士ってすごいな・・・アタシには出来ないことが、一真には出来る。
アタシには出来ないやり方で、人を助けられる。
本当にすごいと思った。
影のカズマも元気みたい、また漫才みたいなことしてるのかな。
いつも思うんだけど影のカズマって魔法で出来てるのかな?
アタシの影が話したら面白いかもしれないし、いつか教わりに言って見よう。
タイガは一緒にアルのところには行ったりしたけど、他だとあんまり会えない。
やっぱりすごく忙しいんだと思う。
色々あったし、警察は仕事がいっぱいなんだろうな。
あれからあの変態野郎も、島の村長も、島にいた奴等も逮捕されたらしい。
それ以外にもタイガは大手柄だったみたいだけどアタシは詳しく知らない、本土の方で色々あったみたい。
もう二度と、あんなことが起こらないようになるのかな・・・。
今は大変だと思うけど、応援してる。
アルはなんかヒンディー語しか喋れなくなっちゃった。
話してもちんぷんかんぷんで何を喋ってるか全然わからなかった・・・。
でも、いつもみたいにいっぱい身振り手振りで話しようとするからなんとなく言いたいことはわかった。
・・・やっぱアルだね、元気でよかった。
あと、アルにはひどいことしちゃったような気がする、あのあと謝ったけどちゃんと伝わったかな?
いつかちゃんと日本語も喋れるようになったら、またゆっくり話がしたいな。
・・・でもカバディは、周りから変な目で見られるから抑えてほしい。
レーカにはいっぱい助けられた、島でも島から帰った後も。
カホを治してくれたり、カホとシホの父さんを治してくれたり、アタシのこと抱きしめて、落ち着かせてくれたり。
すごく温かかった、優しかった。
・・・だから、一人で行っちゃった時はすごく怖かった。
もうあんなことしないで欲しい。
多分今言ったら「ガキが大人の心配するな、自分の心配してろ」って言われる気がするけど、それでも。
レーカは色々言い方が怖いこともあるけど、ホントはすごく優しいって知ってるから。
そういえば神主さんたちの話をレーカにするとそっけない返事しかしないけど、実は嬉しいのかな?
「嬉しいの?」って聞くと怒られる、ちょっと面白い。
・・・アタシも、あんなふうに優しい大人になりたいな。
あの島のことは怖かった、怖かったけど、よかった。
みんな幸せになれた、カホもシホも、神主さんたちもみんな。
よかった、本当によかった。
あの島での経験はきっと忘れられない、一生。
今回いっぱい助けてもらったみんなに、今度はアタシももっと色々なことが出来るようになって、返したい。
みんなの力になれるように、もっと。
・・・あと、直接言うのは照れくさいからまだ無理だけど、助けてくれたみんなと、カホとシホにもいつか伝えたい。
「本当にありがとう・・・愛してる」
あの体験はアタシが今までした中で一番怖かった。
怖かったなんていうものじゃない、どうかなってしまいそうだった・・・いや、なった。
今だって怖い・・・思い出したくない、男が、男達が・・・あんなの、怖い。
怖かった、どうしようもなく怖かった・・・目の前で洸がぐちゃぐちゃになったとき、もうアタシはおかしくなって、それから・・・。
みんなが居てくれなかったらって考えたら、泣いてしまいそうになる。みんなが居てくれなかったら、アタシはきっと「壊されてた」から。
・・・ダメだ、また泣いちゃう。
家に帰って、父さんとママが迎えてくれて、それだけでアタシはその日一日泣いてしまった。
父さんもママもその日は何も言わずに一緒に居てくれた、温かかった。それが嬉しくって、心地よくて、ずっと泣いた。
後になって事件のことを知った父さんとママにすごく怒られた。でも、それがアタシを心配してくれて、愛してくれていて言ってるってわかったから、怒られてるのにそれがどうしようもなく嬉しくて、また泣いてしまった。
最近アタシは泣いてばっかりだ。・・・アタシってこんなに泣き虫だったのかな。
でも、良かったこともあった。たくさんあった。
カホもシホも入院しちゃったけど、アレから少しずつ良くなってる。
誕生日には大分遅れちゃったけど、プレゼントもあげられた。
「アメイジング・グレイス」・・・ヘタじゃなかったかな。恥ずかしかったけど、二人とも喜んでくれた。嬉しかった。
二人が元気になったら、どこかに一緒に遊びに行きたいなぁ・・・。もちろんみんなで。
これからは二人といろんなところに行ってみたい、せっかく出来た友達だから。
早く元気になってね。
神主さんは妹に会えたみたい、なんだか島であったときより雰囲気が明るくなってた。
神主さんの妹も神主さんに会えて元気になったらしい、よかった。
一緒にアルのお店に行ったりとか、普通に過ごしてるのを見てると、こんなアタシでも誰かを幸せに出来たのかと思えて、少し嬉しい。
そういえば神主さんは剣道場でバイトしてるらしいから、今度見に行ってみようかな。
アタシもカタナ使えるようになりたいかも。
洸も一度はあんなふうになってしまったけど、もう全然平気みたい。
死んじゃったかと思って、本当に、本当に怖かった。生きてるって、大丈夫だってわかっても、またあんなふうになるんじゃないかって怖くなって、しばらく離れられなかった。
でも島から帰ったらアタシを連れてシホやカホや、神主さんのところに連れて行ったり、みんなと一緒にアルのお店に連れて行ってくれたり、すごく元気だった。
・・・心配しなくて良かったのかな?なんて思ったりするくらい元気だ。
ただ、それが「帰ってきたんだ」って思わせてくれて、嬉しかった。みんなにばれないようにこっそり泣いた。
・・・もしかしたらこういうことも考えてくれて、連れて行ってくれたのかな。
一真はあれからしばらく入院してたみたいだけど早めに退院できたみたい。
神主さんとか、カホとシホの父さんのために色々してくれたって聞いた。
弁護士ってすごいな・・・アタシには出来ないことが、一真には出来る。
アタシには出来ないやり方で、人を助けられる。
本当にすごいと思った。
影のカズマも元気みたい、また漫才みたいなことしてるのかな。
いつも思うんだけど影のカズマって魔法で出来てるのかな?
アタシの影が話したら面白いかもしれないし、いつか教わりに言って見よう。
タイガは一緒にアルのところには行ったりしたけど、他だとあんまり会えない。
やっぱりすごく忙しいんだと思う。
色々あったし、警察は仕事がいっぱいなんだろうな。
あれからあの変態野郎も、島の村長も、島にいた奴等も逮捕されたらしい。
それ以外にもタイガは大手柄だったみたいだけどアタシは詳しく知らない、本土の方で色々あったみたい。
もう二度と、あんなことが起こらないようになるのかな・・・。
今は大変だと思うけど、応援してる。
アルはなんかヒンディー語しか喋れなくなっちゃった。
話してもちんぷんかんぷんで何を喋ってるか全然わからなかった・・・。
でも、いつもみたいにいっぱい身振り手振りで話しようとするからなんとなく言いたいことはわかった。
・・・やっぱアルだね、元気でよかった。
あと、アルにはひどいことしちゃったような気がする、あのあと謝ったけどちゃんと伝わったかな?
いつかちゃんと日本語も喋れるようになったら、またゆっくり話がしたいな。
・・・でもカバディは、周りから変な目で見られるから抑えてほしい。
レーカにはいっぱい助けられた、島でも島から帰った後も。
カホを治してくれたり、カホとシホの父さんを治してくれたり、アタシのこと抱きしめて、落ち着かせてくれたり。
すごく温かかった、優しかった。
・・・だから、一人で行っちゃった時はすごく怖かった。
もうあんなことしないで欲しい。
多分今言ったら「ガキが大人の心配するな、自分の心配してろ」って言われる気がするけど、それでも。
レーカは色々言い方が怖いこともあるけど、ホントはすごく優しいって知ってるから。
そういえば神主さんたちの話をレーカにするとそっけない返事しかしないけど、実は嬉しいのかな?
「嬉しいの?」って聞くと怒られる、ちょっと面白い。
・・・アタシも、あんなふうに優しい大人になりたいな。
あの島のことは怖かった、怖かったけど、よかった。
みんな幸せになれた、カホもシホも、神主さんたちもみんな。
よかった、本当によかった。
あの島での経験はきっと忘れられない、一生。
今回いっぱい助けてもらったみんなに、今度はアタシももっと色々なことが出来るようになって、返したい。
みんなの力になれるように、もっと。
・・・あと、直接言うのは照れくさいからまだ無理だけど、助けてくれたみんなと、カホとシホにもいつか伝えたい。
「本当にありがとう・・・愛してる」
ずいぶん時間がかかって申し訳ありませんでした!
やっと載せられました!
洸さん/あやころさん
一緒にいてくれる女性探索者として色々お世話になりました!すっごくお姉さんでした!!
クレイジーサイコ略な空気を感じたときは「あれ?これもしかしてシェリーもターゲットじゃ・・・?」とか不安になったりもしましたがw
最後のアレは本当に死んじゃったかと思ってPLが鬱ってしまい申し訳ないです・・・
PC・PLともどもお世話になりました!
一真さん/川蝉さん
一真といいカズマといい、良いキャラクターでコンビでしたね!
夜の神社や村長との戦闘など、さまざまなところでのフォローで助かりました!
アルとの絡みも楽げでよかったです!
また同卓できたら影のカズマとも色々話してみたいです!
空峯さん/山田ァ!さん
腹黒刑事でしたね!上司すらあの扱いとはホント酷いやつですw
裏での動きとか、戦闘での活躍とか、ダーティな役回りがとっても似合うPCでした!
でも実は仲間想いな面も見れて「クールなだけじゃないんだな」と思わせてくれましたね!
手に入れたFive seveN大事にしてくださいね!
アルさん/鎧塚さん
いやー・・・キャラの濃いインド人でしたねwホントに何処でも笑わせてもらいましたw
いろんなところでアルの変わらないキャラのおかげでシリアスになり過ぎず、明るい卓になったと思います。
それにしても卓の中だけじゃなくて、後日談のインド推しはずるいw
また一緒にどこかで会って、カバディしてるインド人に会えるのを楽しみにしてます!
KP/いのりんさん
楽しい卓を本当にありがとうございました!!
色々あって、シェリーも笑って泣いて発狂して、すごく楽しくプレイさせていただきました。
なんだかんだで今までに1,2番目くらいに記憶に残った卓でした。
好き放題やっていた自分のRPに合わせてもらって本当にありがとうございます。
シェリーも怖い思いはしましたが、二人を救えたこと、みんなに助けられたこと、自分の目指したい大人の理想像など、たくさん得るものがあったと思います。
特に霊華さんにはシェリーはいっぱい助けられてましたね・・・
こんなメンタルの脆いPLでよければまたどこかの卓に参加させていただきたいと思ってます!
本当にありがとうございました!!!
やっと載せられました!
洸さん/あやころさん
一緒にいてくれる女性探索者として色々お世話になりました!すっごくお姉さんでした!!
クレイジーサイコ略な空気を感じたときは「あれ?これもしかしてシェリーもターゲットじゃ・・・?」とか不安になったりもしましたがw
最後のアレは本当に死んじゃったかと思ってPLが鬱ってしまい申し訳ないです・・・
PC・PLともどもお世話になりました!
一真さん/川蝉さん
一真といいカズマといい、良いキャラクターでコンビでしたね!
夜の神社や村長との戦闘など、さまざまなところでのフォローで助かりました!
アルとの絡みも楽げでよかったです!
また同卓できたら影のカズマとも色々話してみたいです!
空峯さん/山田ァ!さん
腹黒刑事でしたね!上司すらあの扱いとはホント酷いやつですw
裏での動きとか、戦闘での活躍とか、ダーティな役回りがとっても似合うPCでした!
でも実は仲間想いな面も見れて「クールなだけじゃないんだな」と思わせてくれましたね!
手に入れたFive seveN大事にしてくださいね!
アルさん/鎧塚さん
いやー・・・キャラの濃いインド人でしたねwホントに何処でも笑わせてもらいましたw
いろんなところでアルの変わらないキャラのおかげでシリアスになり過ぎず、明るい卓になったと思います。
それにしても卓の中だけじゃなくて、後日談のインド推しはずるいw
また一緒にどこかで会って、カバディしてるインド人に会えるのを楽しみにしてます!
KP/いのりんさん
楽しい卓を本当にありがとうございました!!
色々あって、シェリーも笑って泣いて発狂して、すごく楽しくプレイさせていただきました。
なんだかんだで今までに1,2番目くらいに記憶に残った卓でした。
好き放題やっていた自分のRPに合わせてもらって本当にありがとうございます。
シェリーも怖い思いはしましたが、二人を救えたこと、みんなに助けられたこと、自分の目指したい大人の理想像など、たくさん得るものがあったと思います。
特に霊華さんにはシェリーはいっぱい助けられてましたね・・・
こんなメンタルの脆いPLでよければまたどこかの卓に参加させていただきたいと思ってます!
本当にありがとうございました!!!
魔術装甲5点は「魔術に対する装甲として5点」なのでしょうか、それとも「魔術による装甲値5点」ですか?
それと戦闘の処理に関しては「ダメージの減衰で5点」でしょうか「耐久値に5点追加」でしょうか?
ちゃんと確認しておかなくてすいません・・・。
後はローブを加工(仕立て直してショールに)することは可能でしょうか?
あの後の別セッションで左手が無くなってしまったので、出来ればそれを隠すために普段使えるような物にしたいなぁ・・・と思いまして。
面倒をかけて申し訳ありません、よろしくお願いします。
それと戦闘の処理に関しては「ダメージの減衰で5点」でしょうか「耐久値に5点追加」でしょうか?
ちゃんと確認しておかなくてすいません・・・。
後はローブを加工(仕立て直してショールに)することは可能でしょうか?
あの後の別セッションで左手が無くなってしまったので、出来ればそれを隠すために普段使えるような物にしたいなぁ・・・と思いまして。
面倒をかけて申し訳ありません、よろしくお願いします。
基本的に、ローブは「物理・非物理的攻撃に対して5点の装甲がある」ということです。
ようは、魔術による攻撃・銃火器や刀、あるいはキックなどの一般的な攻撃両方に効果があります(一部例外はあります)。
ローブを身にまとうということも、5点分の装甲を持った防刃ベストを着ているのと、まぁ同じ状態だと考えていただければ。
ローブ自体は、SIZ24までのもの(村長の大きさ)なら、自由に覆うことができます。
また、加工していただいても構いません。
一応、布をバラバラに(糸に戻す)したり、焼却炉で完全に燃やしたりすれば、効果を失います(火炎1d6に対して、装甲5なのでいつか燃え尽きる)
しかし、そのようなことをしなければ。
例えば、肩掛けやコートに加工したり、普段着に加工することも可能でしょう(大きい生地ともいえるので)。
ただし、重ね着しても効果は5点だけなので、悪しからず。
それでは、またどこかの卓でお会いしましょう。
ようは、魔術による攻撃・銃火器や刀、あるいはキックなどの一般的な攻撃両方に効果があります(一部例外はあります)。
ローブを身にまとうということも、5点分の装甲を持った防刃ベストを着ているのと、まぁ同じ状態だと考えていただければ。
ローブ自体は、SIZ24までのもの(村長の大きさ)なら、自由に覆うことができます。
また、加工していただいても構いません。
一応、布をバラバラに(糸に戻す)したり、焼却炉で完全に燃やしたりすれば、効果を失います(火炎1d6に対して、装甲5なのでいつか燃え尽きる)
しかし、そのようなことをしなければ。
例えば、肩掛けやコートに加工したり、普段着に加工することも可能でしょう(大きい生地ともいえるので)。
ただし、重ね着しても効果は5点だけなので、悪しからず。
それでは、またどこかの卓でお会いしましょう。
PCより
PLより
ハイケイ、ナマステ。皆サンがこの手紙を読むころにはワタシはもう日本にはいないコトでしょう。
あの後ワタシはマタヒンディー語しか話せなくなってしまい、接客もできズに裏でルウを混ぜるだけの日々を過ごしてイマした。
デモ皆サンそんなこと気にせず店に来てクダサルのデとってもうれしかったデス!
デモデモ、やっぱ皆サンとお話しできないのワタシメチャつらいデス。カバディで皆サンと会話できたらどんなにヨイことでショウカ…。
お医者サンイワク、過度のストレスとキンチョーが原因らしいデス。
静かなトコやリラックスできる場所に居れば治るソウデ、ワタシの場合は一度インドに帰ったホウがヨイと言われマシタ。
そこでワタシ、インドに帰るコト決めました。大会も近いのでチョードイイ時期だったカモしれません。
母なるガンジス川とコキョーの風に触れて、必ず治して戻ってきマス!
チナミにこの手紙はワタシのアニキに通訳してもらって書いていマス。考えたデショ?
ホントは一人ひとりにお手紙書きたかったデスが、アニキが書くのメンドイ言うので、一枚にまとめて所長にお渡ししときマス。
料理もカバディも一皮ムケタワタシに期待して待っててクダサイね!
अऋनब ख़ान ヨリ
P.S 手紙とイッショに入れたクーポンは皆サンで仲良く分けてクダサイ。他の店にウワキなんてワタシ許しまセンからネ!
あの後ワタシはマタヒンディー語しか話せなくなってしまい、接客もできズに裏でルウを混ぜるだけの日々を過ごしてイマした。
デモ皆サンそんなこと気にせず店に来てクダサルのデとってもうれしかったデス!
デモデモ、やっぱ皆サンとお話しできないのワタシメチャつらいデス。カバディで皆サンと会話できたらどんなにヨイことでショウカ…。
お医者サンイワク、過度のストレスとキンチョーが原因らしいデス。
静かなトコやリラックスできる場所に居れば治るソウデ、ワタシの場合は一度インドに帰ったホウがヨイと言われマシタ。
そこでワタシ、インドに帰るコト決めました。大会も近いのでチョードイイ時期だったカモしれません。
母なるガンジス川とコキョーの風に触れて、必ず治して戻ってきマス!
チナミにこの手紙はワタシのアニキに通訳してもらって書いていマス。考えたデショ?
ホントは一人ひとりにお手紙書きたかったデスが、アニキが書くのメンドイ言うので、一枚にまとめて所長にお渡ししときマス。
料理もカバディも一皮ムケタワタシに期待して待っててクダサイね!
अऋनब ख़ान ヨリ
P.S 手紙とイッショに入れたクーポンは皆サンで仲良く分けてクダサイ。他の店にウワキなんてワタシ許しまセンからネ!
ホノカサン/あやころさん
クレイジーサイコレzなのか頼れるお姉さんなのか最後まで判断できない人でした。
死の間際まで人を思いやるRPにあやころさんの優しさがにじみ出ていて、思わず涙が出てきちゃったのは内緒です。
たとえクレイジーサイコ略でも母なるガンジス河はあなたのすべてを受け入れてくれます。今すぐインドに行きましょう。
空サン/山田ァ!さん
戦闘では銃をぶっ放し、アフターで精神分析をするという非常にかゆいところまで手の届く探索者でしたね。
デキる男のRPから山田ァ!さんのカッコよさがひしひしと伝わりました。
インドでは神話的事象は日常茶飯事であり、そこらの邪神よりもおっかない神様がたくさんいらっしゃいます。旅行も兼ねて早急にインドに行きましょう。
ミカチャン/ネコヅキさん
中学生らしく純真なところと戦闘時のギャップがイイ味出していたと思います。
立ち絵の表情がクルクル変わって見ていてとても楽しかったです!キマシ用はないのでしょうか…。
インドでは国が安全のために女性の銃所持を推奨するくらい規制がユルユルなので、銃好きのあなたは即刻インドに行きましょう。
クロスサン&影サン/川蝉さん
出目といい回線といい、PCPL共においしいところを掻っ攫っていく人でした。
私が影シナリオ知らないせいで序盤に影と会話をしているのを見た時はいっこく堂か何かかと思ってました。すいません。
ちなみにインドにはカーリーという3つの目と4本の腕を持つ女神がいらっしゃいます。奇怪少女好きとしてなんとしてでもインドに行きましょう。
KPサン/いのりんさん
この度は素晴らしい卓を用意してくださり誠にありがとうございます。
大人数の戦闘処理を軽々とこなすKPの手腕に感嘆しつつ、カバディをするのが非常に楽しかったです。
芸術(カバディ)は精神分析(ヨガ)に吸収されて残念ながらあまり成長していません。
しかし低い方が成功した時の喜びもひとしお、ということでこのままにしておきます。(この技能は一体何に使えるのでしょうか…)
あと神主サン、アルブサでもアルブナでもないです、アルナブです。まあ使ってるこっちもよく間違えるのでモウマンタイ!
あれからIND48に所属するアイドルインド人PCができましたので、機会があればいのりんさんの卓に参加希望させていただこうと思います。
あとなんでもいいのでとにかくインドに行きましょう。
まとめに、インド人を暖かく受け入れてくれた皆さんに心より感謝いたします…!
またどこかでご一緒できたら嬉しいです!KP、PLの皆さん本当にありがとうございました!
クレイジーサイコレzなのか頼れるお姉さんなのか最後まで判断できない人でした。
死の間際まで人を思いやるRPにあやころさんの優しさがにじみ出ていて、思わず涙が出てきちゃったのは内緒です。
たとえクレイジーサイコ略でも母なるガンジス河はあなたのすべてを受け入れてくれます。今すぐインドに行きましょう。
空サン/山田ァ!さん
戦闘では銃をぶっ放し、アフターで精神分析をするという非常にかゆいところまで手の届く探索者でしたね。
デキる男のRPから山田ァ!さんのカッコよさがひしひしと伝わりました。
インドでは神話的事象は日常茶飯事であり、そこらの邪神よりもおっかない神様がたくさんいらっしゃいます。旅行も兼ねて早急にインドに行きましょう。
ミカチャン/ネコヅキさん
中学生らしく純真なところと戦闘時のギャップがイイ味出していたと思います。
立ち絵の表情がクルクル変わって見ていてとても楽しかったです!キマシ用はないのでしょうか…。
インドでは国が安全のために女性の銃所持を推奨するくらい規制がユルユルなので、銃好きのあなたは即刻インドに行きましょう。
クロスサン&影サン/川蝉さん
出目といい回線といい、PCPL共においしいところを掻っ攫っていく人でした。
私が影シナリオ知らないせいで序盤に影と会話をしているのを見た時はいっこく堂か何かかと思ってました。すいません。
ちなみにインドにはカーリーという3つの目と4本の腕を持つ女神がいらっしゃいます。奇怪少女好きとしてなんとしてでもインドに行きましょう。
KPサン/いのりんさん
この度は素晴らしい卓を用意してくださり誠にありがとうございます。
大人数の戦闘処理を軽々とこなすKPの手腕に感嘆しつつ、カバディをするのが非常に楽しかったです。
芸術(カバディ)は精神分析(ヨガ)に吸収されて残念ながらあまり成長していません。
しかし低い方が成功した時の喜びもひとしお、ということでこのままにしておきます。(この技能は一体何に使えるのでしょうか…)
あと神主サン、アルブサでもアルブナでもないです、アルナブです。まあ使ってるこっちもよく間違えるのでモウマンタイ!
あれからIND48に所属するアイドルインド人PCができましたので、機会があればいのりんさんの卓に参加希望させていただこうと思います。
あとなんでもいいのでとにかくインドに行きましょう。
まとめに、インド人を暖かく受け入れてくれた皆さんに心より感謝いたします…!
またどこかでご一緒できたら嬉しいです!KP、PLの皆さん本当にありがとうございました!
PCより
白いカーテンが風に煽られてゆらゆら揺られている。
窓から見える景色は都会の喧騒を忘れさせてくれるほどにいいものだ。
緑というのは目にもいいが、心が安らぐいい色なのだろう。
そう、僕――黒守 一真――は病院にいた。
ただの病院ではない。精神病院だ。
なぜここにいるのかといえば――――
『相棒、何してんだ?』
そんなときだった。
僕の影から、声が聞こえたのは。
「ああ、ちょっと前のことを思い出していたんだ」
窓の外に向けていた視線を再び病院のベッドに戻して僕がそういうと、
影は少し悩んだような雰囲気を出した後、答えた。
『前……ああ、あの島のことか。なんだ、今頃思い出してどうしたよ……ってそういやここにいる原因もそれだったか』
影――カズマ――に「お見通しか」と苦笑しつつ、僕はあの島のことを思い出していた。
---------------------------------------------------------------------------------------------
それは、僕がお世話になっている探偵事務所のある事件を終えた徹夜明けの日だった。
――みんな、旅行行くか?
僕らが徹夜明けの身体を休めようとしていたときに、竜胆さんが言い放ったのだ。
どこ?と聞くと「曾洲島」とかいう穴場の観光地なのだという。
「ねぎらいみたいなもんだ」竜胆さんは続けた。
『びっくりしたよな。あの時は。まぁ、オレにとっちゃいい気晴らしになると思ったがな』
……やはりカズマは僕の考えることが分かるのだろうか。いや、僕の分身だ。それくらい朝飯前だろう。
ともかく。
夏場で海もあるということもあり、僕らはそれを快く受けた。
ただし、竜胆さんは事後処理でこれないとのことだった。
結局、島に向かうメンバーは僕、大河さん、シェリーさん、アルナブさん、空峰さん、霊華さんの六人で行くことになった。
僕の語彙力がないのが苦しいけども、このとき、僕はまさかあんなことに巻き込まれるなんて思ってもみなかった。
若干怪しげな情報もあったけど、それもまぁ何とかなるだろうと思った。いや……思いたかっただけなんだろう。
そう、普通の、楽しい旅行になると思っていた。
でも
それは
間違いだった
島に着いた後、僕らは民宿に向かった。けれども宿の人はどこかよそよそしくて、少し違和感を覚えた。
まぁ、僕らはよそものだし多少は仕方ないか。そう思うことにして僕らは海に泳ぎに行った。
…………恐らく、このときに今回の運命の輪が狂ってしまったのであろう。
それはある方面から見れば不幸だったけれど、ある方面から見れば幸運だったのかもしれない。
まぁ、結果論なんだけども。
ともかく、僕らは海に泳ぎにいったのだ。しかし……
『ありゃびっくりしたよなぁ〜。おぼれかけてたシェリーを楽々助けちまったんだから。あの水泳能力には脱棒したぜ』
そう……
そして出会ったのだ。出会ってしまったのだ。
潮見 詩帆と潮見 歌帆という二人の少女に。
彼女らは謎の多い人だった。
誌帆は巫女といったが、彼女、あるいは彼女らが仕えるという神は曾洲御無藻具とかいう邪神だった。
全く聞いたことない。聞いたかもしれないが、思い出したくない名前だった。理解が追いつかなかった。
しかし事態は進む。
その日は神社の裏手にあるという居住区に泊まる事になった。
その約束をする仮定でなぜか大河さんのブラを歌帆さんが持っているなんていうハプニングがあったわけだけど。
『ククク。分かるぜ相棒。あれは思わずオレも開いた口がふさがらなかったからなぁ。ハハハ』
それはおいておいて。
今度は胡散臭そうな医者が出てきて頭の整理が大変だった。なんでも本土からきた医者なんだそうだ。
結局それ以上聞くことはできず、誌帆さんたちをつれて病院へいってしまった。
まだ夜まで時間があったため、神社や村長の家を訪れてみたがこれといった情報は手に入らなかった。
『村長の家、な。確かにコレといったものはなかったが。あんな奴らがいるとはびっくりしたぜ』
結局、漠然となにかこの島の人は隠しているんじゃないか? という疑問が残るだけだった。
時は夕方。
夕食をご馳走になりに神社にきた僕ら。
アルナブさんのインド料理と日本料理が融合してかなりおいしい料理を食べれたのは覚えてる。
その後いくつか話をしたあと、僕らも情報整理のために部屋に集まると……
急に音が聞こえた。
いそいで音のほうに向かうと、そこには血まみれの男の人と歌帆さんがいた。それはは思い出せる。
確かそこからどういうわけか神社に行って……
『そうだな。神社に行って、そして見ちまったんだろ? あの光景を』
そうだ、見てしまったんだ。あれを。
あの忌まわしい宴を……けれども、あんなのを見て平静でいられた僕は一体どういうことなんだろうか。
アレを見た大河さんやシェリーさん、空峯さんが狂ってしまったんじゃなくて、
僕自身が既に壊れていたのではないか?
『……まぁそんな深く考えるなよ、相棒。その後は確か急いで神社を離れたんだろ?』
あ、ああ。そうだ。
そして村長の家に行って図書館の鍵を確保したんだ。そのときに資料があって……
『そうだな。変なメモとかを見つけたんだな。でも相棒、目をやられてなかったか? 目が、めがーとか言ってたが?』
こいつ……あの場にいただろうに、からかってるのか。
まあ。その後は図書館にいったんだっけ。
日記みたいなものがあって、いろいろなことが書かれていた。かなり驚きの事実だったけども。
結局今でもあの民俗学者なる人物はわからないままだし……
何者なんだろうか。
『まぁ、知るべきことは必然とそのときになったら分かるだろ。
わからないってことは、今は知る必要はないってことだぜ、相棒』
そういうものだろうか。
『そういうものさ。それで、そのあとは診療所に行ったんだろ?』
そうだった。
そこでもまた驚きの事実だった。胡散臭いとは思っていたがまさかあの医者が斡旋していたとは……。
けども電話しているときの空峰さんが悪人にしか見えなかったんだけど……
『ありゃああいう仕事なんだろうさ。そういう訓練? 受けてんだろ』
なるほど……。
『そんで、その後は民宿に戻ろうとしたんだろ?』
ああ。けどあの魚面がいたせいで入れなかったんだ。
『そういやそうだったな。それにしてもあのときのアルナブのカバディ?だっけか。あれは面白かったなぁ』
え、なに。
カズマお前あれにはまったの?
『は? 馬鹿言うなよ相棒。ただ面白いな、と思っただけだ。別にはまったとかそんなことじゃねぇ』
へー……じゃあ夜な夜な練習してるのはなんでかな?
『〜〜〜! 相棒、見てるなんて卑怯だぞ!』
ははは。今度大会あるみたいだからいってみたら?
えーっと、なんだっけ。今までシリアスな話してたと思うんだけど今のでどっかいっちゃったよ。
『カバディの後だ』
やっぱシュールだよね。字面が。
『るっせぇ。続けろよ、相棒』
はいはい。
とはいっても僕は半分寝ていたからね。あまり確かじゃないけどその後図書館に逃げたんだ。
それで……あの化け物どもがきて…霊華さんが囮になって、時間を稼いでくれたんだ。
『その後は?』
確か船着場のほうで村人に捕まっていたみたいだから、助けにいったんだけど……
『だけど?』
僕は見張りをしていただけだし、何かすごい骨が折れるような音がしたからね……
今でも思い出すと身震いするよ。一体なにしてたんだか……
『なんかバキボキ聞こえたのは覚えているんだよなぁ、オレも。まあ、詳しいことは今度聞けばいいだろ』
えぇ……ちょっと勇気でないなぁ。
『まぁいいや。それで、その後は?』
ああ、うん。
神社に向かって、神主さんから話を伺って、とうとう元凶たる村長の蔵に向かうことにしたんだ。
それで、いざ向かってみたらそこには美しい少女がいて……
『え……。まさか相棒の好みってああいうのだっていうのか…?』
え? 何言ってるの。あんなに美しいものはないでしょ。
『……それもここにいる原因か』
? まぁいいや。話の続きだけど、
なんだかんだで村長をぶっ飛ばしたわけだけどさ、びっくりしたよ。
みんな相当怒ってたとはいえシェリーさんが銃をほんとに撃つとは…。最近の中学生はみんな銃が使えるのかな…。
まぁ空峰さんも銃は撃ってたけどさ、あれは仕事柄だろうし……。
それにしても村長の丸太には驚いたよ……。地面壊れたんだもの。
『あれはオレもひやひやしたぞ。というか相棒、またオレを盾に使いやがって。いやいいけどよ。…痛いんだからな?』
それは御免って…でもああする以外に手がなかったし……。
それにしてもあんな化け物がいるなんて…。
そんな中、村長の処遇をどうするか悩んでいたら外に向かった大河さんたちのほうから何か不穏な音が聞こえたんだ。
『音ね。で、向かったのか?』
うん。空峰さんを先頭に外に行ったらた、大河さんが……
『……』
……あの医者がシェリーさんたちを連れて行こうしていたみたいだから、止めようと向かって、
向かって……向かって……見つけて、止めようとして……止めようとして……
しようとして……しようと、シヨウトシテ、シヨウト、シ、シヨウト、ち、違う。そうじゃない。
いや、何が違う?わからない、いや、シヨウトシタンダ、シヨウトシタ、シヨウトシタ、傷つけようと、殺そうと、
違う。違う。違う
いや……あの時、僕は彼女を……
ああ、そうか。なんだ。
彼女を…………ハ、ハハハ ハハハハ アハハハハハハハハハハハ
みんな、何で僕を見る……そんなに僕が憎い? なんで、なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
『おい、相棒、どうした! 少しおかしいぞ? ……まさかお前!』
声がキコエタ。でも、ダレダッケ? ああ、ドウデモイッカ。
アラームのような音と……何か足音のようなものがキコエタ。
『-----------! ---------、-----------!』
声が、聞こえた。
でも、もうどうでもいいや。
だって僕は…………
僕の意識は、そこで途絶えた。
---------------------------------------------------------------------------------------------
『……起きたか、相棒』
カズマの声で目覚める。時計を見ると……夜になっていた。
「はぁ……。参りましたねぇ……もう少しここにお世話になりそうですよ」
『だな。まぁ、なんだ。全員無事に帰ってこれたんだし、犯人も捕まった。落ち着いて治療すれば治るだろ』
「いえ、治らなきゃ困るんですが……皆さんとアルさんの店に行く約束もありますし、あのお2人のことも心配ですし
頼まれた写本も渡さなきゃならないんですから。」
『ははは。まぁ、いつもどおり"影"ながら応援しておくぜ。頑張れよ、相棒』
---------------------------------------------------------------------------------------------
その後、荒治療も含めたもろもろのおかげで無事(?)に退院することが出来た僕は
皆さんとアルさんの店でカレーを食べ、神主さんたちの法律相談に乗るというやっと仕事らしい仕事をして
なんとか日常に帰ってこれている。
あんなことがあっても無事に帰ってこれたのは、みんながいたからだと今でも思う。
あの二人も、神主さんも、無傷とはいかなかったけれど、無事に帰ってこれた。
僕一人のちっぽけな力じゃどうにもならなかった。最後に頼った魔術だって、決して万能でなかったのですから。
何より、今回の一件でかけがえのない仲間をえることが出来た。
この出来事は思い出すたびに頭が痛くなりますが、忘れられることのない出来事となるでしょう。
しかし、冒涜的な知識を身につけるたびに思います。
僕もいずれあの村長や医者のようになってしまうのではないか、と。
まぁ……そうなっても彼らがきっと止めてくれるでしょう。彼らなら、きっと。
だからそう、僕はそれを信じて……今日も一日働きますか。
それにしても、人をあんなに狂わせた民俗学者なる人物……野放しにはしておけませんね。
いずれ合間見えるときを楽しみにしておきましょう。
そうして、黒守弁護士事務所は今日も、相談者を待っている。
PLより
白いカーテンが風に煽られてゆらゆら揺られている。
窓から見える景色は都会の喧騒を忘れさせてくれるほどにいいものだ。
緑というのは目にもいいが、心が安らぐいい色なのだろう。
そう、僕――黒守 一真――は病院にいた。
ただの病院ではない。精神病院だ。
なぜここにいるのかといえば――――
『相棒、何してんだ?』
そんなときだった。
僕の影から、声が聞こえたのは。
「ああ、ちょっと前のことを思い出していたんだ」
窓の外に向けていた視線を再び病院のベッドに戻して僕がそういうと、
影は少し悩んだような雰囲気を出した後、答えた。
『前……ああ、あの島のことか。なんだ、今頃思い出してどうしたよ……ってそういやここにいる原因もそれだったか』
影――カズマ――に「お見通しか」と苦笑しつつ、僕はあの島のことを思い出していた。
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それは、僕がお世話になっている探偵事務所のある事件を終えた徹夜明けの日だった。
――みんな、旅行行くか?
僕らが徹夜明けの身体を休めようとしていたときに、竜胆さんが言い放ったのだ。
どこ?と聞くと「曾洲島」とかいう穴場の観光地なのだという。
「ねぎらいみたいなもんだ」竜胆さんは続けた。
『びっくりしたよな。あの時は。まぁ、オレにとっちゃいい気晴らしになると思ったがな』
……やはりカズマは僕の考えることが分かるのだろうか。いや、僕の分身だ。それくらい朝飯前だろう。
ともかく。
夏場で海もあるということもあり、僕らはそれを快く受けた。
ただし、竜胆さんは事後処理でこれないとのことだった。
結局、島に向かうメンバーは僕、大河さん、シェリーさん、アルナブさん、空峰さん、霊華さんの六人で行くことになった。
僕の語彙力がないのが苦しいけども、このとき、僕はまさかあんなことに巻き込まれるなんて思ってもみなかった。
若干怪しげな情報もあったけど、それもまぁ何とかなるだろうと思った。いや……思いたかっただけなんだろう。
そう、普通の、楽しい旅行になると思っていた。
でも
それは
間違いだった
島に着いた後、僕らは民宿に向かった。けれども宿の人はどこかよそよそしくて、少し違和感を覚えた。
まぁ、僕らはよそものだし多少は仕方ないか。そう思うことにして僕らは海に泳ぎに行った。
…………恐らく、このときに今回の運命の輪が狂ってしまったのであろう。
それはある方面から見れば不幸だったけれど、ある方面から見れば幸運だったのかもしれない。
まぁ、結果論なんだけども。
ともかく、僕らは海に泳ぎにいったのだ。しかし……
『ありゃびっくりしたよなぁ〜。おぼれかけてたシェリーを楽々助けちまったんだから。あの水泳能力には脱棒したぜ』
そう……
そして出会ったのだ。出会ってしまったのだ。
潮見 詩帆と潮見 歌帆という二人の少女に。
彼女らは謎の多い人だった。
誌帆は巫女といったが、彼女、あるいは彼女らが仕えるという神は曾洲御無藻具とかいう邪神だった。
全く聞いたことない。聞いたかもしれないが、思い出したくない名前だった。理解が追いつかなかった。
しかし事態は進む。
その日は神社の裏手にあるという居住区に泊まる事になった。
その約束をする仮定でなぜか大河さんのブラを歌帆さんが持っているなんていうハプニングがあったわけだけど。
『ククク。分かるぜ相棒。あれは思わずオレも開いた口がふさがらなかったからなぁ。ハハハ』
それはおいておいて。
今度は胡散臭そうな医者が出てきて頭の整理が大変だった。なんでも本土からきた医者なんだそうだ。
結局それ以上聞くことはできず、誌帆さんたちをつれて病院へいってしまった。
まだ夜まで時間があったため、神社や村長の家を訪れてみたがこれといった情報は手に入らなかった。
『村長の家、な。確かにコレといったものはなかったが。あんな奴らがいるとはびっくりしたぜ』
結局、漠然となにかこの島の人は隠しているんじゃないか? という疑問が残るだけだった。
時は夕方。
夕食をご馳走になりに神社にきた僕ら。
アルナブさんのインド料理と日本料理が融合してかなりおいしい料理を食べれたのは覚えてる。
その後いくつか話をしたあと、僕らも情報整理のために部屋に集まると……
急に音が聞こえた。
いそいで音のほうに向かうと、そこには血まみれの男の人と歌帆さんがいた。それはは思い出せる。
確かそこからどういうわけか神社に行って……
『そうだな。神社に行って、そして見ちまったんだろ? あの光景を』
そうだ、見てしまったんだ。あれを。
あの忌まわしい宴を……けれども、あんなのを見て平静でいられた僕は一体どういうことなんだろうか。
アレを見た大河さんやシェリーさん、空峯さんが狂ってしまったんじゃなくて、
僕自身が既に壊れていたのではないか?
『……まぁそんな深く考えるなよ、相棒。その後は確か急いで神社を離れたんだろ?』
あ、ああ。そうだ。
そして村長の家に行って図書館の鍵を確保したんだ。そのときに資料があって……
『そうだな。変なメモとかを見つけたんだな。でも相棒、目をやられてなかったか? 目が、めがーとか言ってたが?』
こいつ……あの場にいただろうに、からかってるのか。
まあ。その後は図書館にいったんだっけ。
日記みたいなものがあって、いろいろなことが書かれていた。かなり驚きの事実だったけども。
結局今でもあの民俗学者なる人物はわからないままだし……
何者なんだろうか。
『まぁ、知るべきことは必然とそのときになったら分かるだろ。
わからないってことは、今は知る必要はないってことだぜ、相棒』
そういうものだろうか。
『そういうものさ。それで、そのあとは診療所に行ったんだろ?』
そうだった。
そこでもまた驚きの事実だった。胡散臭いとは思っていたがまさかあの医者が斡旋していたとは……。
けども電話しているときの空峰さんが悪人にしか見えなかったんだけど……
『ありゃああいう仕事なんだろうさ。そういう訓練? 受けてんだろ』
なるほど……。
『そんで、その後は民宿に戻ろうとしたんだろ?』
ああ。けどあの魚面がいたせいで入れなかったんだ。
『そういやそうだったな。それにしてもあのときのアルナブのカバディ?だっけか。あれは面白かったなぁ』
え、なに。
カズマお前あれにはまったの?
『は? 馬鹿言うなよ相棒。ただ面白いな、と思っただけだ。別にはまったとかそんなことじゃねぇ』
へー……じゃあ夜な夜な練習してるのはなんでかな?
『〜〜〜! 相棒、見てるなんて卑怯だぞ!』
ははは。今度大会あるみたいだからいってみたら?
えーっと、なんだっけ。今までシリアスな話してたと思うんだけど今のでどっかいっちゃったよ。
『カバディの後だ』
やっぱシュールだよね。字面が。
『るっせぇ。続けろよ、相棒』
はいはい。
とはいっても僕は半分寝ていたからね。あまり確かじゃないけどその後図書館に逃げたんだ。
それで……あの化け物どもがきて…霊華さんが囮になって、時間を稼いでくれたんだ。
『その後は?』
確か船着場のほうで村人に捕まっていたみたいだから、助けにいったんだけど……
『だけど?』
僕は見張りをしていただけだし、何かすごい骨が折れるような音がしたからね……
今でも思い出すと身震いするよ。一体なにしてたんだか……
『なんかバキボキ聞こえたのは覚えているんだよなぁ、オレも。まあ、詳しいことは今度聞けばいいだろ』
えぇ……ちょっと勇気でないなぁ。
『まぁいいや。それで、その後は?』
ああ、うん。
神社に向かって、神主さんから話を伺って、とうとう元凶たる村長の蔵に向かうことにしたんだ。
それで、いざ向かってみたらそこには美しい少女がいて……
『え……。まさか相棒の好みってああいうのだっていうのか…?』
え? 何言ってるの。あんなに美しいものはないでしょ。
『……それもここにいる原因か』
? まぁいいや。話の続きだけど、
なんだかんだで村長をぶっ飛ばしたわけだけどさ、びっくりしたよ。
みんな相当怒ってたとはいえシェリーさんが銃をほんとに撃つとは…。最近の中学生はみんな銃が使えるのかな…。
まぁ空峰さんも銃は撃ってたけどさ、あれは仕事柄だろうし……。
それにしても村長の丸太には驚いたよ……。地面壊れたんだもの。
『あれはオレもひやひやしたぞ。というか相棒、またオレを盾に使いやがって。いやいいけどよ。…痛いんだからな?』
それは御免って…でもああする以外に手がなかったし……。
それにしてもあんな化け物がいるなんて…。
そんな中、村長の処遇をどうするか悩んでいたら外に向かった大河さんたちのほうから何か不穏な音が聞こえたんだ。
『音ね。で、向かったのか?』
うん。空峰さんを先頭に外に行ったらた、大河さんが……
『……』
……あの医者がシェリーさんたちを連れて行こうしていたみたいだから、止めようと向かって、
向かって……向かって……見つけて、止めようとして……止めようとして……
しようとして……しようと、シヨウトシテ、シヨウト、シ、シヨウト、ち、違う。そうじゃない。
いや、何が違う?わからない、いや、シヨウトシタンダ、シヨウトシタ、シヨウトシタ、傷つけようと、殺そうと、
違う。違う。違う
いや……あの時、僕は彼女を……
ああ、そうか。なんだ。
彼女を…………ハ、ハハハ ハハハハ アハハハハハハハハハハハ
みんな、何で僕を見る……そんなに僕が憎い? なんで、なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
『おい、相棒、どうした! 少しおかしいぞ? ……まさかお前!』
声がキコエタ。でも、ダレダッケ? ああ、ドウデモイッカ。
アラームのような音と……何か足音のようなものがキコエタ。
『-----------! ---------、-----------!』
声が、聞こえた。
でも、もうどうでもいいや。
だって僕は…………
僕の意識は、そこで途絶えた。
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『……起きたか、相棒』
カズマの声で目覚める。時計を見ると……夜になっていた。
「はぁ……。参りましたねぇ……もう少しここにお世話になりそうですよ」
『だな。まぁ、なんだ。全員無事に帰ってこれたんだし、犯人も捕まった。落ち着いて治療すれば治るだろ』
「いえ、治らなきゃ困るんですが……皆さんとアルさんの店に行く約束もありますし、あのお2人のことも心配ですし
頼まれた写本も渡さなきゃならないんですから。」
『ははは。まぁ、いつもどおり"影"ながら応援しておくぜ。頑張れよ、相棒』
---------------------------------------------------------------------------------------------
その後、荒治療も含めたもろもろのおかげで無事(?)に退院することが出来た僕は
皆さんとアルさんの店でカレーを食べ、神主さんたちの法律相談に乗るというやっと仕事らしい仕事をして
なんとか日常に帰ってこれている。
あんなことがあっても無事に帰ってこれたのは、みんながいたからだと今でも思う。
あの二人も、神主さんも、無傷とはいかなかったけれど、無事に帰ってこれた。
僕一人のちっぽけな力じゃどうにもならなかった。最後に頼った魔術だって、決して万能でなかったのですから。
何より、今回の一件でかけがえのない仲間をえることが出来た。
この出来事は思い出すたびに頭が痛くなりますが、忘れられることのない出来事となるでしょう。
しかし、冒涜的な知識を身につけるたびに思います。
僕もいずれあの村長や医者のようになってしまうのではないか、と。
まぁ……そうなっても彼らがきっと止めてくれるでしょう。彼らなら、きっと。
だからそう、僕はそれを信じて……今日も一日働きますか。
それにしても、人をあんなに狂わせた民俗学者なる人物……野放しにはしておけませんね。
いずれ合間見えるときを楽しみにしておきましょう。
そうして、黒守弁護士事務所は今日も、相談者を待っている。
はい、お疲れさまでした! ほぼ徹夜でのぶっ通しセッションでしたがなんとか完遂できてよかったです。
ただ……回線とんだりしてご迷惑をおかけして申し訳ない!
RPもできず、探索も無能、戦闘にいたってはFFする始末……!
間違いなく今回のセッションの戦犯は私です。ほんとすいませんでした。
大河さん/あやころさん
セッションを先導していくお姉さんの後姿、とってもかっこよかったです!
RPでコレといって絡めなかったのが悔しいですが……
それと発狂中とはいえ押さえつけて申し訳ない!
シェリーさんと同じく、あの二人に親身に大河さんたちが接してくれたからこそこのエンドを迎えられたと思っています。
間違いなく今回の立役者は大河さんとシェリーさんでしょう。
偽善者の私には難しかったほんとの正義の味方のようなRP、とてもすばらしかったです。
あの状態になったときは、一時はどうしようかと……無事で本当によかったです……(涙
複製したあの魔道書をきっかけに大河さんもこちらの世界に来ることでしょう。今後が楽しみです(おい
シェリーさん/ネコヅキさん
現代の中学生、ということで思春期真っ只中の多感な時期の少女のRP、感情が篭っていてすごかったです!
ああいうRPは私には出来ないものでしょうから、本当にすごいと思いました。
シェリーさんが楽しんで、怒って、悩んで、悲しんで……いろんな感情がモニター越しに伝わってきました。
こういうのがTRPGなんだろうな……と素直に感動していました。
ちなみに現代の中学生はみんな銃が使えるんですかね……?(震え声
それはそうと、大河さん同様、シェリーさんの感情の篭ったRPと行動力があったからこそ
このエンドを迎えることが出来た大きな要因だと思います。
おんぶに抱っこ状態でしたが、本当にありがとうございました。
空峯さん/山田ァ!さん
公安の腹黒刑事RP……なんでしょう、とても型にはまっていたというか、遜色ないんじゃないかというか…
本物っぽくて、本物っぽすぎて、ちょっとびびってたのは内緒です()
しかし逆にその腹黒さがかっこよかったです。探索者は大抵正義側に立つ……様な気がしますのでそれを前提にしちゃいますが
そんな中で、物語をグレーっぽい立ち位置で見守り、参加していくさまは鳥肌モノでした。
ただただカッコイイと()
そして盗聴器、かなり役に立ちましたね! ああいう機転が利くのはすごいなと……
いえ、ただ私の頭がぼんくらすぎるのかもしれませんが()
これからの腹黒刑事さんの物語が楽しみです!
アルナブさん/鎧塚さん
インド人! インド人ですよ! 圧倒的存在感! まさにインド人でした(ぇ
外国人探索者との同時参加は実は初めてだったので最初は戸惑っていましたが、
アルさんの気さくな性格と要所にはさんでくるカバディのおかげでかなり笑わせていただきました!
いっこく堂……w あながち間違いじゃないのがなんともw
ただなんでしょう、アルさんのイメージが=カバディに思えてしまうのは……w
ちなみに影君はカバディにはまったようです。よろしければ今度彼の指導でも……(
一度帰国してしまったようですが……IND48も気になります。またの邂逅が楽しみです!
KP様/いのりん様
二度目の参加許可を出していただきありがとうございました!
回線の影響で迷惑を多々かけてしまったのが心残りです……
あと影の面倒な性質により負担を増やしてしまったのも申し訳ない。
あれから魔術師黒守君はなんとか生き残っています。(たぶん)元気です。
影は盾となって死ぬ! しかし何度でも蘇るさ……! ということで影君の存在価値って盾なんですかね……?
いや自分でやっておいてあれですけど影君盾となって死ぬこと以外なんもしてないというか()
というか、私今回も何も役に立ってませんね!ナンテコッタイ!
しかし、半分傍観者状態でしたが、楽しめたのも事実です。
また機会があれば、迷惑でなければ参加したい所存……!
EX)
ちなみに、奇形少女好きーは短期狂気ですからね!?
え、あれ、不定だったっけ^p^
ただ……回線とんだりしてご迷惑をおかけして申し訳ない!
RPもできず、探索も無能、戦闘にいたってはFFする始末……!
間違いなく今回のセッションの戦犯は私です。ほんとすいませんでした。
大河さん/あやころさん
セッションを先導していくお姉さんの後姿、とってもかっこよかったです!
RPでコレといって絡めなかったのが悔しいですが……
それと発狂中とはいえ押さえつけて申し訳ない!
シェリーさんと同じく、あの二人に親身に大河さんたちが接してくれたからこそこのエンドを迎えられたと思っています。
間違いなく今回の立役者は大河さんとシェリーさんでしょう。
偽善者の私には難しかったほんとの正義の味方のようなRP、とてもすばらしかったです。
あの状態になったときは、一時はどうしようかと……無事で本当によかったです……(涙
複製したあの魔道書をきっかけに大河さんもこちらの世界に来ることでしょう。今後が楽しみです(おい
シェリーさん/ネコヅキさん
現代の中学生、ということで思春期真っ只中の多感な時期の少女のRP、感情が篭っていてすごかったです!
ああいうRPは私には出来ないものでしょうから、本当にすごいと思いました。
シェリーさんが楽しんで、怒って、悩んで、悲しんで……いろんな感情がモニター越しに伝わってきました。
こういうのがTRPGなんだろうな……と素直に感動していました。
ちなみに現代の中学生はみんな銃が使えるんですかね……?(震え声
それはそうと、大河さん同様、シェリーさんの感情の篭ったRPと行動力があったからこそ
このエンドを迎えることが出来た大きな要因だと思います。
おんぶに抱っこ状態でしたが、本当にありがとうございました。
空峯さん/山田ァ!さん
公安の腹黒刑事RP……なんでしょう、とても型にはまっていたというか、遜色ないんじゃないかというか…
本物っぽくて、本物っぽすぎて、ちょっとびびってたのは内緒です()
しかし逆にその腹黒さがかっこよかったです。探索者は大抵正義側に立つ……様な気がしますのでそれを前提にしちゃいますが
そんな中で、物語をグレーっぽい立ち位置で見守り、参加していくさまは鳥肌モノでした。
ただただカッコイイと()
そして盗聴器、かなり役に立ちましたね! ああいう機転が利くのはすごいなと……
いえ、ただ私の頭がぼんくらすぎるのかもしれませんが()
これからの腹黒刑事さんの物語が楽しみです!
アルナブさん/鎧塚さん
インド人! インド人ですよ! 圧倒的存在感! まさにインド人でした(ぇ
外国人探索者との同時参加は実は初めてだったので最初は戸惑っていましたが、
アルさんの気さくな性格と要所にはさんでくるカバディのおかげでかなり笑わせていただきました!
いっこく堂……w あながち間違いじゃないのがなんともw
ただなんでしょう、アルさんのイメージが=カバディに思えてしまうのは……w
ちなみに影君はカバディにはまったようです。よろしければ今度彼の指導でも……(
一度帰国してしまったようですが……IND48も気になります。またの邂逅が楽しみです!
KP様/いのりん様
二度目の参加許可を出していただきありがとうございました!
回線の影響で迷惑を多々かけてしまったのが心残りです……
あと影の面倒な性質により負担を増やしてしまったのも申し訳ない。
あれから魔術師黒守君はなんとか生き残っています。(たぶん)元気です。
影は盾となって死ぬ! しかし何度でも蘇るさ……! ということで影君の存在価値って盾なんですかね……?
いや自分でやっておいてあれですけど影君盾となって死ぬこと以外なんもしてないというか()
というか、私今回も何も役に立ってませんね!ナンテコッタイ!
しかし、半分傍観者状態でしたが、楽しめたのも事実です。
また機会があれば、迷惑でなければ参加したい所存……!
EX)
ちなみに、奇形少女好きーは短期狂気ですからね!?
え、あれ、不定だったっけ^p^
全てが敵だと思っていた。
私以外のすべてが敵だと。
「詩帆を守らないと」
私は詩帆の…お姉ちゃんの為に、動いて、動いて、動いて。
それでも、届かなくて。
「助けて」
その叫び声は、誰が発したものだろうか?
「私」か「詩帆」か。
…答えは、あまりにも単純で簡単だった。
「私たち、姉妹を助けて」
それは、余りにも我儘で、それでいて純粋な"願い"
…それは、誰も聞いてくれないと思っていた。
…でも
手を差し伸べてくれる人がいた。
その人は、正義の為だった。
その人は、友達の為だった。
その人は、敵の敵であったからだ。
その人は、流れに身を任せていた。
その人は、また別の"特別"なものに立ち向かうためだった。
…あの人は…誰の為に動いたのだろうか?
私の為だろうか?
詩帆の為だろうか?
…しかし、あの人はこうやって答えるのだろう。
「無論、私の為さ」
では、私は?
…聞くまでも…ないでしょう?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あの日、お姉ちゃんの「通過儀礼」を見てから。
私は、一人でずっと考えていた。
「どうにかしなくちゃ」
そして、その事に対して、あの人は誘うように囁いた。
「お姉ちゃんを助けたくないか?」
私はその手を取った。
これで、お姉ちゃんが助けられると信じて。
でも、それは違った。
その声は、悪魔のささやきで。
その手は、地獄への道で。
その力は…全てを奪うものだった。
…でも、それだけじゃなかった。
助けてくれた人達がいた。
その人達は、この島の"風習"という悪魔に立ち向かい。
そして"化け物"と戦った。
その中で、もう一人の"巫女さん"を見つけて、その人も救い出した。
そして、お姉ちゃんを救い出して。
あの悪夢みたしな島からようやく…。
…ようやく、脱出…しようと、して…?
「…Trigger」
ああ
「…of」
だめ
「…WracK」
それ以上は…
「…っあああああ!」
彼女の肉体が、突然崩れ去る。
それはまるで、肉体の組織すべてが"破壊"されているかのように。
ぐずぐずと、崩れ去っていく。
悲痛な声を上げて。
洸お姉ちゃんが…。
私の…
せいで…
…やったのは、私?
「…あぁ…」
「私の、せい…で?」
っあああああああああああああ!!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
…帆さん!…歌帆さん!
「…っ…はぁ…はぁ…」
肩で息をしながら、ベッドから飛び起きる。
目の前に飛び込むのは、白い壁で囲まれた部屋と…一人の女性。
「…大丈夫ですか?」
霊華さんの声に、私は現実を認識する。
ここは、S市の民間総合病院の精神病棟の一室。
あの事件のあと、私は精神病棟に入院させられた。
事件の事情聴取の間に、酷く自傷行為が目立ったためだ。
勿論、お姉ちゃんと一緒にいるときは、そんなことはなかった。
霊歌さん曰く「罪の意識」が付随しているものかと。
「簡単にいえば"自分が助かっていいのか?"という強迫観念ですね」
「詩帆さんが酷い目にあっているのに、自分はのうのうと生きている」
「それが許せなくて、自傷行為に走る」
「"自分も酷い目にあう"ことが、"安心"である…ということです」
そして、その精神疾患を治療するために、病院にいるのだ。
…さっきまでは、夢を見ていたようだ。
「…私は、あの島から出てきたんだよね」
「詩帆さんも一緒ですよ」
「…そうだね」
あの島から無事、お姉ちゃんと共に脱出できた。
それが今の現実で…そして、とても愛おしい。
でも、それと引き換えに。
私を助けてくれた人は…みんな。
「っ!」
再びうつむきそうになった私に、霊華さんが腕をつかんだ。
「落ち着いてください」
「確かに、色々ありましたけど」
「みんな、無事ですから」
「…あなたが傷つく必要はない」
「…ごめんなさい」
私は、いまだあの悪夢から抜け出せないでいる。
大切な人…大切な人達を、傷つけたのが、私に重くのしかかる。
…でも、今は、あの時とは違う。
「霊華さん、あれを…」
「ああ、はいはい、洗濯してきましたよ」
彼女の差し出された"それ"は、2枚の下着。
…あの、洸さんからとったものと、後でお姉ちゃんから貰ったものだ。
今、お姉ちゃんとは治療中で会うことが禁止されている。
お互いに、依存関係を断ち切る意味もあるらしい。
私は「お姉ちゃんと一緒がいい!」といったけど。
先生は「今はお互いに悪影響しか与えないからダメです」
といって、部屋は別々だ。
…だけど、私の手元には、これがある。
洸さんと、お姉ちゃん。
二人のお姉ちゃんが、そばにいるから。
…もう、不安はない。
「…んじゃ、バイタルチェックといきますかね」
「はい、竜胆先生」
私は霊華さんに、連れられて診察室に向かった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
お姉ちゃん、私は大丈夫だよ。
あの島からは、もう逃げ出せた。
私たちに悪意を向ける人は、もういない。
でも、もし
また貴方が、誰かに傷つけられそうになったら。
…今度は、傷つけられる前に助けるから。
絶対に、傷つけさせやしないから。
…あの"生贄の儀"の身代わりに…
私を助けてくれた貴方の為に…
「…今度は、お姉ちゃんの為に」
君の為に。
…お姉ちゃんの為に、生きるから。
「…だから、待っていてね?」
二つの下着をぎゅっと握りしめ、ベッドにもぐる。
それは、私に安らぎと安心感を与えてくれる。
「…好きだよ」
…それは、君の為に綴る言葉。
…そしてこれからは…君の為に綴る"物語"だ。
○歌帆の部屋を調べると手に入る日記。
10歳の誕生日から、それまでの出来事が書かれている。
狂気に堕ちるまでの記録である。
数年間にわたる日記がとびとびで書かれている。
特筆すべきことを抜粋
○月×日
今日は10歳の誕生日!
お姉ちゃんも私もいっぱい楽しんだ。
これからも、ずっとお姉ちゃんと一緒にいる。
そんな未来が続くといいな。
○月×日
今日、お姉ちゃんが神社に呼ばれた。
帰ってきたお姉ちゃんには元気がなかった。
「どうしたの?」と聞くと「なんでもない」と答えた。
…お姉ちゃんのために、何かできないかな?
○月×日
お姉ちゃんが小学校をやめた。
島の外にある学校だけど、お姉ちゃんとの通学は楽しかった。
「どうしてやめたの?」と聞くと
「島で神主になるためだよ」と答えてくれた。
お姉ちゃんが神社で立派な神主になるのだろう。
○月×日
みた
見てしまった
お姉ちゃんが
大勢の、男の人たちに
犯されている所を
お姉ちゃんは
ないていた?
笑っていた?
表情はわからなかった。
でも、確かにお姉ちゃんの姿で
お姉ちゃんの声で
私の聞いたことのない「声」を響かせて。
お姉ちゃん
…お姉ちゃん?
日付があいている。
○月×日
島について一杯調べた
ばれないように一杯一杯調べた。
図書館で恐ろしい記述を見つけた
「生贄」
詩帆も生贄になるらしい。
嫌だ、助けないと
○月×日
神主さんに相談したら、殴られた。
神主さんも大切な人を生贄にされたそうだ。
「これは島の決まりだから」
神主さんは、とても悲しそうにいった。
○月×日
あるとき、民俗学者さんがやってきた。
過去にも島に来ていた人。
今回はこっそり来て、私だけに会いに来た。
その人はこういった
「お姉ちゃんを助けない?」
その人は、助けられるといってこんなものをくれた。
本、ナイフ、水晶、ペンダント
…こんなので助けられるのかな?
あと、私と会ったことは、誰にも言わないようにと言われた。
約束だ、学者さんとの大切な約束。
○月×日
本は、英語で書かれていて難しい。
辞書片手にいっぱい調べている。
急がないと
詩帆が、どんどん壊れていく。
最近、笑ってくれなくなった。
一緒にお風呂も入らない。
なにより、触ろうとすると腕を払う。
そのあと「ごめんなさい、ごめんなさい」となくのだ。
…いやだ、壊れないで。
日付が開いている
○月×日
…理解した。
壊そう。
みんな壊そう。
そして、詩帆と一緒にこんな島を出ていく。
詩帆は、曾洲様を信じてるけど。
そんなものは存在しない。
いや
もしいたとしても、関係ない。
島なんてどうなってもいい。
詩帆さえ…。
生きてくれれば、それでいいのだ。
○月×日
今日、生贄に選ばれた
私は詩帆の代わり。
巫女の代わりに、生贄になれといった。
この人達は嘘をついている。
私たち二人を生贄にする気だ
私はその誘いに乗った。
…誰が生贄になるものか
みんな殺してやる。
○月×日
助ける準備を始める。
じっくり、慎重に、気付かれないように。
きっとばれていないはずだ。
今は警戒が強いけど
生贄直前には、警戒が弱くなるはずだから。
そのときに。
脱出する。
10歳の誕生日から、それまでの出来事が書かれている。
狂気に堕ちるまでの記録である。
数年間にわたる日記がとびとびで書かれている。
特筆すべきことを抜粋
○月×日
今日は10歳の誕生日!
お姉ちゃんも私もいっぱい楽しんだ。
これからも、ずっとお姉ちゃんと一緒にいる。
そんな未来が続くといいな。
○月×日
今日、お姉ちゃんが神社に呼ばれた。
帰ってきたお姉ちゃんには元気がなかった。
「どうしたの?」と聞くと「なんでもない」と答えた。
…お姉ちゃんのために、何かできないかな?
○月×日
お姉ちゃんが小学校をやめた。
島の外にある学校だけど、お姉ちゃんとの通学は楽しかった。
「どうしてやめたの?」と聞くと
「島で神主になるためだよ」と答えてくれた。
お姉ちゃんが神社で立派な神主になるのだろう。
○月×日
みた
見てしまった
お姉ちゃんが
大勢の、男の人たちに
犯されている所を
お姉ちゃんは
ないていた?
笑っていた?
表情はわからなかった。
でも、確かにお姉ちゃんの姿で
お姉ちゃんの声で
私の聞いたことのない「声」を響かせて。
お姉ちゃん
…お姉ちゃん?
日付があいている。
○月×日
島について一杯調べた
ばれないように一杯一杯調べた。
図書館で恐ろしい記述を見つけた
「生贄」
詩帆も生贄になるらしい。
嫌だ、助けないと
○月×日
神主さんに相談したら、殴られた。
神主さんも大切な人を生贄にされたそうだ。
「これは島の決まりだから」
神主さんは、とても悲しそうにいった。
○月×日
あるとき、民俗学者さんがやってきた。
過去にも島に来ていた人。
今回はこっそり来て、私だけに会いに来た。
その人はこういった
「お姉ちゃんを助けない?」
その人は、助けられるといってこんなものをくれた。
本、ナイフ、水晶、ペンダント
…こんなので助けられるのかな?
あと、私と会ったことは、誰にも言わないようにと言われた。
約束だ、学者さんとの大切な約束。
○月×日
本は、英語で書かれていて難しい。
辞書片手にいっぱい調べている。
急がないと
詩帆が、どんどん壊れていく。
最近、笑ってくれなくなった。
一緒にお風呂も入らない。
なにより、触ろうとすると腕を払う。
そのあと「ごめんなさい、ごめんなさい」となくのだ。
…いやだ、壊れないで。
日付が開いている
○月×日
…理解した。
壊そう。
みんな壊そう。
そして、詩帆と一緒にこんな島を出ていく。
詩帆は、曾洲様を信じてるけど。
そんなものは存在しない。
いや
もしいたとしても、関係ない。
島なんてどうなってもいい。
詩帆さえ…。
生きてくれれば、それでいいのだ。
○月×日
今日、生贄に選ばれた
私は詩帆の代わり。
巫女の代わりに、生贄になれといった。
この人達は嘘をついている。
私たち二人を生贄にする気だ
私はその誘いに乗った。
…誰が生贄になるものか
みんな殺してやる。
○月×日
助ける準備を始める。
じっくり、慎重に、気付かれないように。
きっとばれていないはずだ。
今は警戒が強いけど
生贄直前には、警戒が弱くなるはずだから。
そのときに。
脱出する。
薄暗い神社の境内。
冷たい床と、風通しのいい本殿の中。
申し訳程度に敷かれた毛布。
目の前には、数人の男性。
誰もが、島に住んでいる人たちだ。
そして、村長さんと、お医者さんと、囲むようにローブを被った人たち。
顔は見えず、しかしその腐った魚のような異臭が、正体を示している。
男の人の一人が下品な笑いを浮かべる。
「さぁ、これを飲め」
お医者さんから受け取った薬を、私は抵抗せずに飲む。
…飲んだとたん、体が熱くなる。
気分が妙にふわふわするようになる。
そして、自分が自分じゃなくなるみたいに、意識は彼方に追いやられる。
…準備は整った。
男たちは、全裸で。
私の体を貫くように
いきりたった"それ"を
秘部に、強引に押し込んで
ああ
「いや、やめ…」
出そうとした悲鳴は"力"で強引にねじ伏せられる。
「〜!!」
「お前は黙って腰を振っていればいいんだよ」
叫びにならない痛みが、体と心を揺さぶる。
いや だめ お願い 助け て
声にならない叫び声は…夜の闇に溶けていく。
「…歌…帆」
手を伸ばした先には、誰もいない。
私はただの"神"の憑代なのだから。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ふと気づくと、そこはあるアパートの一室だった。
煌びやかな朝日が、古めかしい朝日から差し込む。
しかし、そんな爽やかな朝とは裏腹に、私は全身に汗をかきつつ、ベッドから飛び起きた。
「…最悪の目覚めだ」
あの悪夢は、こうも付きまとい続ける。
当然だ、10歳のときから5年間、毎晩ずっと続いていた。
肉体・精神ともに限界を過ぎ、自らの体は"性"という汚れた拷問になすすべもなく落ちた。
あの悪夢が、行為が…いまだに、体に染みついて離れない。
…でも、今はあの時と違う。
隣に眠る"大切な人"を見ながら、私は考えた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あの事件のあと、霊華さんの元で、色々と治療を受けた。
肉体的にも精神的にも、ボロボロだったからだ。
それの治療を受けながら、みんなとお話ししてた。
治療中の間は、歌帆と会えなかったけど、それでも皆が手伝ってくれた。
洸さんは、何度も病室に足を運んでくれた。
一杯一杯お話しして、あの事件についても色々話してくれた。
たまに、ちょっとだけ病室から抜け出して、インド料理店にも連れてってくれた。
洸さんは優しくて、まるで本当のお姉さんみたいだった。
…また、ちょっとだけ甘えたいな…歌帆と一緒に。
大河さんは、病室についての便宜を図ってくれた。
警察関係の事情聴取とかを、うまくまとめて回避してくれた。
今は、少し忙しいらしいけど…また、あえるといいな。
アルナブさんは、インドに帰ってしまった。
最後の話したときは、ヒンドゥー語ばかりで、あまりわからなかったけど。
それでも、なんか話したいんだろうな…っていう気持ちだけは伝わってきた。
「竜胆さん」っていう、霊華さんのお姉さんから、お手紙をもらった。
今度会えたら、インド料理を教えてもらいたいな。
黒守さんは、本土での一人暮らしの手伝いをしてくれた。
未成年二人での住居などは、色々大変だったけど。
お父さんや、神主さんも手伝ってくれて、何とかこぎつけられた。
霊華さんは、精神病棟で治療をしてくれた。
外科も内科も得意らしく、薬物中毒や強引な性行為による肉体損傷の治療もしてくれた。
ずっと付きっ切りで治療してるかと思いきや、私たちみたいな子の精神治療もしてて…
いつ寝てるんだろうってくらい働いていた。
…あんな、優しくてすごい大人に、なれたらいいな。
……そして、シェリーさんは…。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
私の隣で、歌帆が寝ている。
幸せそうだ。
霊華さんがいうには「治療は終了だけど、時たまフラッシュバックするかもしれないから」
「そのときは、私の所に来るか…まぁ、何かしなさい」
と、言っていた。
だから、何度かは霊歌さんの所に行ってたけど…。
今は、大丈夫。
シェリーさんは、誕生日に歌を歌ってくれた。
その歌は、綺麗で、心地よくて…優しい気持ちの歌だった。
私は、その歌を心に刻んている
それは、一種の"お守り"
心を落ち着かせるように、ある歌の一節を歌う。
…あの人が歌ってくれた、あの歌と共に。
私は、マジナイを唱えるように、その歌に心を乗せる。
「…That saved a wretch like me」
…ここには、手を差し伸べてくれる人がいるから。
「I once was lost but now am found」
あの時見えなかった未来を、今進むことができる。
「Was blind, but now I see」
あの時見えなかった"歌帆"の心が、今はそばにいる。
「Twas grace that taught my heart to fear」
あの事件は、私に"薄氷の世界"を突き付けた。
「And grace my fears relieved」
でも、あの事件があったから"歌帆との未来"が今ここにある。
「How precious did that grace appear」
悪夢のような世界から、助け出されたとき
「The hour I first believed」
私は、やっと"信じられる人"を見つけた
「Through many dangers, toils and snares」
地獄のような"儀式"を耐えて
「I have already come」
今はただ、幸せが隣にある
「Tis grace has brought me safe thus far」
あの人達が、私のことを導いてくれたから
「And grace will lead me home」
きっと、歌帆と共に生きていける
「When we've been there ten thousand years」
そこについて、初めて"安らぎ"を得ることができたとき
「Bright shining as the sun」
輝く笑顔を向ける貴方に
「We've no less days to sing God's praise」
私はきっと、愛をささやくだろう
「Than when we've first begun」
初めて、貴方に愛を囁けた時と、同じように
「…Amazing grace」
…ありがとう、私を助けてくれた人達に
「…I love you」
○詩帆の部屋を調べると手に入る日記。
10歳の誕生日から、それまでの出来事が書かれている。
狂気に堕ちるまでの記録である。
こまめに日記が書かれている。
几帳面な性格のようだ。
ただし、文字に漢字が使われていなかったりする。
○月×日
今日は10歳の誕生日。
妹の歌帆は元気にはしゃいでいた。
楽しそうだ。
可愛い可愛い私の大切な人だから。
きっと、成長したらもっと可愛くなるんだろうな。
○月×日
今日、神社に呼ばれた。
お父さんも一緒だったが、歌帆はいなかった。
どうしてだろうか?
待っていると村長がやってきた。
いい人で、島の事を第一に考えている人だ。
○月×日
儀式、について聞かされた。
双子の姉妹は生贄として曾洲様に捧げられるらしい。
捧げられるのは、片方だけといわれた。
…歌帆には、まだ話していないといっていた。
…ごめんね、お姉ちゃん、歌帆を守らないとね。
○月×日
今日は、正式に生贄に選ばれる日。
歌帆は何も知らない、何も知らなくていい。
学校はやめさせられ、島から出られないようになった。
歌帆は少し怪しんでいたけど、大人たちの説明で納得したようだ。
…あの子だけは傷つけさせない。
○月×日
明日は通過儀礼をおこなうらしい。
島の大人みんながかわるがわるやるそうだ。
内容は聞いていないが、大切なことらしい。
生贄に正式になるために、きちんと受け入れなくてはならない。
○月×日
いたかった こわかった
いや さわらないで たすけて こわい
おとうさん かほ おねがい たすけて
いや
日付が大きく空いている
○月×日
やっと、にっきがかける。
つうかぎれいは、たいせつなことだ、うけいれないといけない。
さいしょはたいへんだったけど、なんとかなれてきた
おおぜいのおとこのひとをあいてにするから、てばやくしないといけない
こつもつかめてきた
だいじょうぶ
だいじょうぶ
○月×日
がまんしないと
がまんしなくちゃ
かほがつれていかれちゃう
わたしがかほをまもらないと
かほにこのことをしられてはいけない
おねがい
あなたのきおくのなかでは
きれいなおねえちゃんのままで
○月×日
なにかがこわれてく
ぎしきのまえの くすりのせいだろうか?
あれ のむとふわふわして
なにもわからなくなって
ああ でも
かんかくがないから きもちいい
きもち いいから わたしじゃ なくなってきて
○月×日
あなたはわたしをまもってくれる
がっこうを さぼりがちだね、だめだよ?
あなたはいきられるから
いっしょう けんめい がんばらないと
そして
いつかこの しま をでて
わたし を むかえに きてくれたら
うれしいな
○月×日
いけにえ は ふた りに なった
なんで どうして わから ない
でも どうにかし てまも らないと
わたしは おねえ ちゃん だから
○月×日
そんちょう の いえ にいった
きょうの あいて は へんなひとだった
ひらべったくて こわくて おさかなさんみたい
でも おくすり いっぱい もらえた
うれしい
うれ し い?
○月×日
あかちゃ ん おな かのなかに
いる
あの おさかな さん の こ ?
わか らない けど こわ い
○月×日
だれ か たすけて
10歳の誕生日から、それまでの出来事が書かれている。
狂気に堕ちるまでの記録である。
こまめに日記が書かれている。
几帳面な性格のようだ。
ただし、文字に漢字が使われていなかったりする。
○月×日
今日は10歳の誕生日。
妹の歌帆は元気にはしゃいでいた。
楽しそうだ。
可愛い可愛い私の大切な人だから。
きっと、成長したらもっと可愛くなるんだろうな。
○月×日
今日、神社に呼ばれた。
お父さんも一緒だったが、歌帆はいなかった。
どうしてだろうか?
待っていると村長がやってきた。
いい人で、島の事を第一に考えている人だ。
○月×日
儀式、について聞かされた。
双子の姉妹は生贄として曾洲様に捧げられるらしい。
捧げられるのは、片方だけといわれた。
…歌帆には、まだ話していないといっていた。
…ごめんね、お姉ちゃん、歌帆を守らないとね。
○月×日
今日は、正式に生贄に選ばれる日。
歌帆は何も知らない、何も知らなくていい。
学校はやめさせられ、島から出られないようになった。
歌帆は少し怪しんでいたけど、大人たちの説明で納得したようだ。
…あの子だけは傷つけさせない。
○月×日
明日は通過儀礼をおこなうらしい。
島の大人みんながかわるがわるやるそうだ。
内容は聞いていないが、大切なことらしい。
生贄に正式になるために、きちんと受け入れなくてはならない。
○月×日
いたかった こわかった
いや さわらないで たすけて こわい
おとうさん かほ おねがい たすけて
いや
日付が大きく空いている
○月×日
やっと、にっきがかける。
つうかぎれいは、たいせつなことだ、うけいれないといけない。
さいしょはたいへんだったけど、なんとかなれてきた
おおぜいのおとこのひとをあいてにするから、てばやくしないといけない
こつもつかめてきた
だいじょうぶ
だいじょうぶ
○月×日
がまんしないと
がまんしなくちゃ
かほがつれていかれちゃう
わたしがかほをまもらないと
かほにこのことをしられてはいけない
おねがい
あなたのきおくのなかでは
きれいなおねえちゃんのままで
○月×日
なにかがこわれてく
ぎしきのまえの くすりのせいだろうか?
あれ のむとふわふわして
なにもわからなくなって
ああ でも
かんかくがないから きもちいい
きもち いいから わたしじゃ なくなってきて
○月×日
あなたはわたしをまもってくれる
がっこうを さぼりがちだね、だめだよ?
あなたはいきられるから
いっしょう けんめい がんばらないと
そして
いつかこの しま をでて
わたし を むかえに きてくれたら
うれしいな
○月×日
いけにえ は ふた りに なった
なんで どうして わから ない
でも どうにかし てまも らないと
わたしは おねえ ちゃん だから
○月×日
そんちょう の いえ にいった
きょうの あいて は へんなひとだった
ひらべったくて こわくて おさかなさんみたい
でも おくすり いっぱい もらえた
うれしい
うれ し い?
○月×日
あかちゃ ん おな かのなかに
いる
あの おさかな さん の こ ?
わか らない けど こわ い
○月×日
だれ か たすけて
「あくまで、会うだけですからね」
「下手に動かしたりはできませんよ?」
「わかっています、ありがとうございます」
「…まぁ、唯一の親族ですしね」
精神病棟の廊下にて。
私は、竜胆霊華と名乗る女性と歩いていた。
あの島の事件の後。
事件の事で、色々聞かれたけど、特におとがめはなかった。
まぁ、それでも事件の処理には追われたが…。
あの時救えなかった妹のように。
あの二人がならなくて、本当によかった。
手をのばせて…本当に、よかった。
そして、今。
私は「15年前の巫女」に会いに行く。
妹であり、そして助けられなかった彼女に、会いに行く。
正直…とても怖い。
妹に会うことが、15年前の事に向き合うことだが…。
彼女はもう覚えてないんじゃないか。
あるいは、私のことを…憎んでいるんじゃないか。
「到着しましたよ」
「…っ」
「…さ、入ってください」
「……」
開ける手をためらう。
もしかしたら、もう会うべきじゃないのか?
あるいは、私はこのまま…。
コンコン、と彼女がノックした。
「入りますよ、真生さん」
「ま、まだ心の…」
私の返事をまたず、彼女はドアを開けた
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
最初に彼女を見たとき。
「髪が伸びているな」と感じた。
肌は少々荒れている。
彼女曰く
「衰弱していましたが、それ以上に精神状態が非常にまずいです」
「殆どの事柄に反応しないし、男性が近づくとおびえるしで…」
「精神科医に女医が少ないので、私が一応担当しています」
とのことだった。
そのせいか、最後に見たときと身長があまり変わっていない。
…だけと。
「真生」であると、一目でわかった。
「深神さん、定期健診に…」
彼女の声かけに、真生は振り向いた。
…そして
「………お…ねえ…ちゃん…?」
「…真生…」
駆け寄った。
抱きしめた。
強く、強く抱きしめた。
真生だ。
いなくなったと思った。
貴方の事を忘れたくなかった。
真生が…今、私の腕の中にいる。
「…お姉ちゃん…おねぇ…ちゃん」
「ああ、そうだよ、真生」
「ごめんね、私が気付けなくて」
「もう、どこにもいかないからね」
「ずっと、ずっと一緒だからね」
「…おねえ…ちゃん」
真生は泣いた。
まるで、今までためていた涙を吐き出すかのように。
私も泣いた。
今まで、積み重ねてきた思いを与えるように。
二人で、泣き続けた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
泣き終わった後は、いっぱい話をした。
昔のこと。
別れてからのこと。
今までのこと。
事件のこと。
そうして、お互いに笑ったり泣いたりしながら。
ずっとお話を続けて…。
気が付けば、夕方となっていた。
「ただいま戻りました…て、まだいたんですか」
「ああ、霊華さん」
そういえば、いつの間にか席を外していたのか。
気づかなかった。
…あとで聞いた話だが、姉妹水入らずでいられるように席を外したらしい。
「…ん…ま、いいかな?」
「?…何がです?」
「数時間前よりいい顔になったな、と思いましてね」
「この分なら、退院も早そうです」
「え?…退院って」
真生が不思議がる。
当然だ、多少精神状態が戻ったからといって、それでもまだ治療必要だ。
そんなこと、彼女もわかっているはずだが…
「自宅療養ですよ、自宅療養」
「二人でべったりくっついて元気になるなら、そうしたほうがいいですよ」
「…というかいちゃつきすぎだろ30歳児、二人で抱き合ってないでこっち来てしゃべれ」
「あ…ご、ごめんなさい」
ベッドから降りて、彼女のほうに向かう。
「精神病院なんで、病室に泊まることはできないんですよね」
「取り合えず、一旦神子さんには家に帰ってもらうのと」
「改めて後日、自宅療養のお話をしてください」
「ああ、そうする」
私たちは、真生の病室を出ようとする
「それでは、真生さん、お大事に」
「…あ、あの!先生!」
真生が霊華を呼び止める。
「…その…えっと…ありがとうございます」
「あまり長くはいませんでしたが…その、先生には、お世話に…」
「…私からもお礼を言います、ありがとうございます、霊華先生」
「…別に仕事なんで、お礼を言われるようなことしてませんよ」
「私こそ、私を信頼して治療をさせていただいてありがとうございます」
「さっさと二人で新居でも見つけて住んで」
「とっととそこのベッドを開けてください」
「…はい!」
「…恩に着る」
彼女は、一足早く病室を出て行った。
…その足取りは、どこか嬉しそうだったのは…気のせいではないだろう。
「素直じゃない人だ」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あれから。
いろいろと、話をしたいと思う。
身体的衰弱があるので、すぐに、とはいかなかったが自宅療養にこぎつけられた。
今は、真生と姉妹仲良く暮らしている。
あの島は…思い出もあるが、それでも真生とは本土で暮らしたいから、戻ってない。
就職先は、近くの剣道場で師範代のアルバイトをしている。
…子供といろいろ会話したり、寺子屋もどきの塾をやったりと、忙しい。
真生も、時たま顔を出して、仕事を手伝ってくれたりする。
…少し…いや、とても、この生活が幸せだ。
あの島で出会った彼らとも、何度か交流している。
シェリーさんや大河さんとは、個人的な交流で付き合っているし。
黒守さんとは、新居での購入や本土に移り住む際に、法律相談をしてもらった。
アルナブさんの料理店にも顔を出した。
…インド料理ってあんなにおいしかったのか、また食べに行きたい。
空峰さんとは、あまり出会ってないが…警察関係で忙しいのだろうか?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
…潮見姉妹にも、顔を出しておいた。
幸せそうだ。
「ごめんなさい」を私は彼女たちに謝った。
彼女たちに、殴られる覚悟で言った。
でも、返事は違った。
「ありがとう、神主さん」
「助けてくれて、ありがとう」
その言葉に、私は泣いてしまって。
「ああ、あなたたちを助けることができて、本当に良かった」
そう言って、彼女たちを抱きしめた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
私は、大切な人と再会できた。
幸せだ。
でも、これは簡単に手に入れたものではない。
傷ついて、耐えて、絶望して、立ち止まって。
それでもここまで来れたのは、あの島で出会った"彼ら"のおかげかもしれない。
「…また…」
「どうしたの?お姉ちゃん」
「…なんでもないよ、真生」
隣に真生がいる幸せを、かみしめて生きていきたい。
…これから、もし。
あなたたちと、再会する機会があって。
その時、あなたたちに助けが必要だったら。
わたしは、迷わず力を貸すだろう。
「…再会を、楽しみにしています」
あの島で出会った、彼らに。
「ただ、また無事再会できることを祈って」
日常は突如、狂いだす。
それは、恐らく誰かが求めた"物語"なのかもしれない。
…そして、それの犠牲となるのは。
いつだって、無垢で無邪気で…そして、何も知らない人間だ。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あの民俗学者が来た。
彼女は、まるですべてを見透かしたかのように笑い、話した。
「どうする?」
「…どうする、とは……?」
「ここから出る?」
「…勿論、無償で、というわけでもないだろう?」
「ええ、私の読者に…」
「断る」
「…へぇ」
「貴様の"物語"に踊らされるのはもうたくさんだ」
「…ちぇ、つまんない」
彼女は、つまらなさそうに…いや、それすらも見透かしていたように。
まるで、何の期待もしていなかったというように、去っていった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
私は、狂気に染まってしまった。
…ように、見えていたのかもしれない。
だが、実際には全く違う。
私は、常に狂気に見舞われていたのだ。
"曾洲教"という宗教に支配され。
ただ、幼い少女を生贄にすることをためらわず。
そして、たくさんの"悲劇"を生んだ。
"少女達"の行方は、あの"津田家"が絡んでいた。
彼らは、この風習を利用し、私服を肥やしていた。
…だが、私は彼らの風習に手を貸した。
批判する権利はない。
「…狂気に染められた」
そう、被害者にように振る舞う事もできるかもしれない。
しかし、私は"加害者"だ。
狂気に染まり、狂気を振るい、狂気という汚染を広げてしまった。
…はっ、ははは…
「あはははははは!!」
実に、愉快じゃないか!
あの時、あの瞬間!
私はあの島を支配していた。
"狂気"という一つの武器で!
「…なら、できるんじゃないのか?」
狂気を広め、操ることができた私なら。
…もっと、もっと広く…広げることができるのではないか?
「…そうだ」
「私には、これがある」
これは、あの民俗学者の魔導書。
彼女は、私を利用して"物語"を描いた。
だが、これ以上の"物語"までは想定しているはずもない。
登場人物の"物語"は終わらない。
…ここから先は…私が描く物語だ。
「…染めてやる」
「…この世界を…狂気にな」
…狂気に染まった"彼"の物語は…続く。
だが、それは簡単に打ち消されることとなる。
彼の狂気は、未熟で、浅はかで、そして不完全だ。
だから、簡単に壊れてしまう。
狂気に染められたものの末路は、往々にしてあっけない終わりを迎える。
……しかし、その物語は。
次の探索者達が、描いてくれることだろう。
「クソッ!忌々しい奴らめ!」
島で秘密裏に行っていた人身売買は、あっけなく奴らの手によって表ざたとなった。
裏で手を組んでいた島民たちも軒並み逮捕さて、打つ手立てもない。
診療所から盗まれた山のような証拠品は、そのまま私自身の逮捕、そして死刑へとつながった。
「はては、当てにしていた"名簿"まで流失してしまった…!」
あの"名簿"は代々組織してきた児童買春所「blue ocean」の最後の切り札だった。
あれの力は、政治家関係、あるいは警察関係の司法などにも大きな力を及ぼす。
ゆえに、伝家の宝刀として金庫に大切に保管していたが…。
「奴らめぇ…!」
島に来た"奴ら"がすでに確保していたようだ。
そのまま警察の手へと流れ、代々的な世間発表が行われた。
力を持ち、私を刑務所から出すことのできるものは軒並み塀の中に入る。
そして、もう"外"に残されたものはなくなった。
「くそぅ…せめて"blue ocean"の連中がしっかりしてくれていれば…」
児童買春所との取引場所を警察は抑えていたようだ。
あの診療所にはその場所のメモなどはおいていなかったはずなのに…!
何重にも張られた予防線のすべては、あっけなく途切れ、この世間からの評価に飲み込まれる。
「…おしまいだ」
逃げる手だてもなく、あとはただ死刑台に上がるをの待つだけの人生。
「…こんな…こんなことが、あるはずがないんだ…!」
「そうだ、何とか魔術を使って自力で脱出を…!」
「…ん?」
ふと、看守がやってくる。
そして、彼は何かをいい…。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「…ハッ!」
気が付けば、牢屋の中にもどっていた。
…戻っていた?
おかしい、まるでどこかに行っていたように…。
「それはそうと…こ、これは!」
私のには、本があった。
著者名には「あの民俗学者」の名前が記されている。
「そうか!…奴め、やってくれたな!」
おそらく、これは魔道書のはずだ。
となれば、確実にここから脱出するための魔術が書いてあるに違いない!
「急いで解読だ!」
俺にまだ、逃げ道は残っている!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「うわぁ!来るな!来るな!」
「悪かった!許してくれ、だからこっちに来るんじゃない!」
「やめろ!やめろ!」
牢屋の隅で、ガタガタと震える男を、二人の看守は見ていた。
「なんだ、こいつ?」
「さっきから様子が変でさ…幻覚でもみえてんのかね?」
「わかんね、とりあえず上に報告するか?」
「まぁ、そうだな」
彼らは踵を返し戻るが、それでも男は静まらない。
「俺が…俺が全部悪いんだ…アハハ、アハハ…」
…彼は今、罪悪感という名の幻覚にとらわれた。
それは、果てしなく続く砂漠のような世界。
そして、彼はそこから死ぬまで脱出することはできないだろう。
…彼の牢屋の中に、一冊の本が落ちている。
まるで彼の末路を暗示するかのような、その本のタイトルの名は…。
『袋小路』
あの事件の後の話をしよう。
とはいえ、大したことはしていないが。
事件の後、関係者の大半は精神病院送りとなった。
まぁ、あんな出来事があれば当然ともいえるが。
勿論、少々怪我を負った人(私含む)なども考え、結局のところ全員病院に世話になったわけではあるが。
まぁ、とはいえ。
アルナブさんが帰国してしまったことを除けば、特に劇的な変化は起こらず。
私といえば、病院内部であっちこっちをせわしなく動きながらも、どこかあの非日常を懐かしむ日々に…。
戻れたら…よかったんだけどなぁ。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Q.やればやるほど増えること、なーんだ?
A.仕事
「…はい…はい…わかりました、それでは」
ガチャリ、と電話を切る。
あの事件の後、事件全体にかかわっていた児童買春所が摘発された。
実によかった。
これで希望あふれる若者が食い物にされることも少なくなるだろう。
…問題は、そのせいで患者がまた増えたことだ。
一時的とはいえ、病棟内にあふれかえる患者に、私は疲労困憊になりながら対応。
今度は1週間どころか1か月は眠れないであろう環境に放り込まれ。
さらに並行して、患者の出身地の地元病院など、患者の引き取り先などとの交渉も行い。
他病院からの応援や、フリーランスとして協力してくれた医師達の全体的な統括。
そのような時期を、馬車馬のごとく必至で働き続け。
そして今、患者の引き取りなどが終わり、最後の電話が終わったところである。
「…ふへ…へへ」
疲れすぎて変な笑いが出てきた。
とはいえ、ここで倒れるわけにはいかない。
私には、色々と仕事が残っているわけで。
「これが終わったら…私、お布団にくるまるんだ」
なんて、死亡フラグを立てながら最後の病室へと向かった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「…精神状態は良好、怪我の具合なども安定…」
「うん、数日後には退院かな」
「…!…ありがとうございます!…えへへ」
目の前にいる子の名前は「潮見詩帆」
この事件の一番の被害者だ。
「そのバカみたいな間抜け面しないで…ええと、引き取り手は歌帆ちゃんでいいんですね」
「はい!早く歌帆に会いたいです!」
「ずいぶん元気になりましたね…まぁ、終わったらあの人達にでもお礼を言いに行きなさい」
「助けてくれたのは、あの人達ですからね」
「もちろんです!…でも、せんせいも「はいそこまで!」…?」
「私は仕事だからいいの、患者である貴方に必要な事をしたまでだしね」
「…でも、あの時は、一人の人間として助けてくれました」
「…本当に、ありがとうございます」
そういって、彼女はペコリと頭を下げた。
…本当に、よくできた子だ。
「ま、私はそろそろ帰ります、仕事上がりですし」
「もしまた何かあったら…」
と、いくつかの定期的な説明をする。
…もう一つだけ
「…いいですか」
「たぶん、貴方のことです」
「治療は終わっても、いつ、フラッシュバックするかわかりません」
「…その時は、まぁ」
「私のところに来てください」
「…ありがとうございます!先生!」
そんな、彼女のいい笑顔に
自然と、つられて笑ってしまった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あの事件は、人々に大きな爪痕を残した。
それは、決して消えない傷。
…だけど
私は、その傷をなるべく楽にしてあげようと思う。
決して消えなくても
決して治らなくても
少しでも、彼女らが、前を向いて生きられるように。
…それが、この事件の
私が受け持つ「後始末」なのだから。
曾洲島の発症は遥か昔。
ルルイエから追放された「深きもの」の一族が島に移り住む。
彼らは、もう一度ルルイエに戻るために、二つの行動を行う。
一つは種族の繁栄である。
深きものは人間と交わって繁殖する。
その為、島の外から人間を島の内部に招く、あるいは拉致する。
そして人間との後輩を繰り返し、繁栄していった。
もう一つは「ゾス=オモムグ」の崇拝である。
彼らはゾスの像を作り上げ、それらを崇拝した。
そして、人間にも邪神を崇拝するように従わせる。
その過程で、人間が崇拝するように「曾洲教」を作り上げた。
ある時、島で双子が生まれる。
双子は不吉であり、魂の生き別れた存在であるといわれている。
その後、偶然か、邪神崇拝の影響か、島は天災に何度も襲われる。
それを「曾洲様」の怒りととらえた島民は生贄として双子の片割れを捧げる。
すると、島の天災がピタリと収まった。
そして、島では「双子が生まれると、その片割れを生贄に捧げる」という習わしができたのである。
それから長い月日がたち、人間との交配が何世代にもわたり続くようになる。
その結果、深きものとしての血は薄まり一般の人間と変わらなくなった。
ある時、島医者である「津田家」が蔵から本を発見する。
それは「無名祭祀書」という名前の本だった。
魔導書であるそこには「復活」という魔術が記載されていた。
津田家はその「復活」と「生贄という風習」を利用して児童売春を考えるようになる。
図書館などの資料に記述を追加。
児童などを生贄に捧げ、それを「復活」させて発狂させる。
そして児童売春所に売るという手立てである。
当時、島の住民が多かったので、生贄も多かった。
そして児童買春を行う組織に入り込み、医者としての技術などを使用。
組織的に、そして科学的に児童買春を行い、力を付けていった。
そして現代、つい数年前に、島にある「民俗学者」がやってきた。
ただし、彼女は魔術師で非常に狡猾な人物であった。
また、人を発狂させて壊し、その出来事を「物語」として描く作家でもあった。
彼女はこの島の生贄にいち早く気づき、そのうえでそれを利用することにする。
元々先祖帰りで「深きもの」としての血が濃かった「村長」に魔導書をプレゼント。
「邪悪なる意思」を覚醒させて「ゾス=オムモグ」の招来を促す。
そして一度、資料を持ち出して島から出る。
数年後、生贄に選ばれた少女を見るために島にこっそり戻る。
そして、「潮見 歌帆」に魔導書を習得させつつ、不定の狂気を発症。
また、元から狂人であった「津田 類」に「潮見 歌帆」の「支配のペンダント」の言霊などを教える。
そして島から出ていき「物語」を楽しみにしたのである。
そして、少したってから「児童売春所の摘発」が行われる。
まだ名簿は見つかってないが、それでもかなりの大事件である。
それにかかわった探索者達。
事件解決に貢献した探索者達に、竜胆さんはねぎらいとして「旅行」を与える。
そして、今回の事件に巻き込まれる。
結果、村長や島民、津田などは逮捕される。
獄中などで色々な事があるが、津田は無事死刑となった。
姉妹は本土に移り住んだ。
深神姉妹も本土に移り住み、剣道場で師範代をしているらしい。
潮見姉妹の妹。
お姉ちゃんがとても大好きである。
本来は何も知らない少女であった。
あるとき、夜にふと目が覚めて神社にいく。
そして、姉が巻き込まれていた「通過儀礼」をたまたま目撃してしまう。
シナリオ内では常に不定の狂気を発症している。
そのため、姉の呼び方が「お姉ちゃん」「詩帆」のどちらかでころころ変わる。
「お姉ちゃん→姉への甘えたい願望」
「詩帆→姉妹として姉を守る決意」
探索者の敵にも味方にもなりうる存在であり、非常に厄介。
しかし、彼女にやさしくすればそれ相応の見返りがある。
魔術を複数所持しているため、物理的に倒すのはかなり難しい。
情緒不安定で、心の底では誰も傷つけたくないと思っている。
が、民俗学者の話術により、その真意を自分で隠すようにして探索者たちに向かう。
今回は大河さんのRPとシェリーのフォローで事なきを得る。
…ブラジャーをとったのは、ちょっと困らせようと思っただけ。
でも、今はお守り代わりにしているかもしれない。
ちなみに「破壊の契約」が結ばれているときに心理学に成功していたら
「ナイフを持つ腕が震えている」
という情報が手に入った。
クレイジーサイコレズ枠…の、ように見えて実は割と正気で常識的な娘。
お姉ちゃんがとても大好きである。
本来は何も知らない少女であった。
あるとき、夜にふと目が覚めて神社にいく。
そして、姉が巻き込まれていた「通過儀礼」をたまたま目撃してしまう。
シナリオ内では常に不定の狂気を発症している。
そのため、姉の呼び方が「お姉ちゃん」「詩帆」のどちらかでころころ変わる。
「お姉ちゃん→姉への甘えたい願望」
「詩帆→姉妹として姉を守る決意」
探索者の敵にも味方にもなりうる存在であり、非常に厄介。
しかし、彼女にやさしくすればそれ相応の見返りがある。
魔術を複数所持しているため、物理的に倒すのはかなり難しい。
情緒不安定で、心の底では誰も傷つけたくないと思っている。
が、民俗学者の話術により、その真意を自分で隠すようにして探索者たちに向かう。
今回は大河さんのRPとシェリーのフォローで事なきを得る。
…ブラジャーをとったのは、ちょっと困らせようと思っただけ。
でも、今はお守り代わりにしているかもしれない。
ちなみに「破壊の契約」が結ばれているときに心理学に成功していたら
「ナイフを持つ腕が震えている」
という情報が手に入った。
クレイジーサイコレズ枠…の、ように見えて実は割と正気で常識的な娘。
潮見姉妹の姉のほう。
生贄について妹よりはやく聞かされる。
そして「妹を助けるためにはあなたが犠牲になるとこだ」と言われ犠牲になる道を選ぶ。
10歳の誕生日から365日、島の男に犯され続けているため、精神的にかなりやばい状態。
日記や病院での情報でその手のことがわかる。
1か月前のことについては、儀式直前ということで孕ませる作業に入ったため。
何度か蔵の中に連れて行かれて深きものと交わらせた。
孕んでいたのは「深きものの混血児」
もし、それを放置して本土に連れて帰っていたら…歌帆と心中します。
発狂状態を治す手立てがそれ以外に存在しないので、エンドが強制的にNormalあるいはBadに変更。
ハッピーエンドに行くためのキーパーソン。
今回は「遺伝子の抑制」により胎児は綺麗さっぱり消え去った。
この子が死ねば、歌帆もまずい状態になるので超危険です。
また、日記を読むと妹に超過保護であるため、そのことがわかる。
生贄について妹よりはやく聞かされる。
そして「妹を助けるためにはあなたが犠牲になるとこだ」と言われ犠牲になる道を選ぶ。
10歳の誕生日から365日、島の男に犯され続けているため、精神的にかなりやばい状態。
日記や病院での情報でその手のことがわかる。
1か月前のことについては、儀式直前ということで孕ませる作業に入ったため。
何度か蔵の中に連れて行かれて深きものと交わらせた。
孕んでいたのは「深きものの混血児」
もし、それを放置して本土に連れて帰っていたら…歌帆と心中します。
発狂状態を治す手立てがそれ以外に存在しないので、エンドが強制的にNormalあるいはBadに変更。
ハッピーエンドに行くためのキーパーソン。
今回は「遺伝子の抑制」により胎児は綺麗さっぱり消え去った。
この子が死ねば、歌帆もまずい状態になるので超危険です。
また、日記を読むと妹に超過保護であるため、そのことがわかる。
潮見姉妹の父親。
島で曾洲教を崇拝していることを除けばごく一般的な男性。
本土で仕事をしている最中に出会った女性と結婚。
現在は島で林業と漁業を営んでいる。
普通に仕事をし、普通に恋愛をし、普通に結婚した。
娘たちもふつうだったが、ただ一つ環境が狂っていた不幸な人物。
村長に言われて娘を監視しているため、姉妹だけでは島からの脱出は不可能である。
ただし、心の奥底では罪悪感に苛まれており、彼女をどうにかして守ってやれないかと考えていた。
妻は双子が生まれたときが難産だったため衰弱し、病気にかかって死亡した。
今回は、探索者たちに助けられることとなる。
積極して犯罪に加担していたわけではなかったが、児童虐待の罪で逮捕。
出所後は島で生活しつつ、本土にいる娘たちの支援をしている。
島で曾洲教を崇拝していることを除けばごく一般的な男性。
本土で仕事をしている最中に出会った女性と結婚。
現在は島で林業と漁業を営んでいる。
普通に仕事をし、普通に恋愛をし、普通に結婚した。
娘たちもふつうだったが、ただ一つ環境が狂っていた不幸な人物。
村長に言われて娘を監視しているため、姉妹だけでは島からの脱出は不可能である。
ただし、心の奥底では罪悪感に苛まれており、彼女をどうにかして守ってやれないかと考えていた。
妻は双子が生まれたときが難産だったため衰弱し、病気にかかって死亡した。
今回は、探索者たちに助けられることとなる。
積極して犯罪に加担していたわけではなかったが、児童虐待の罪で逮捕。
出所後は島で生活しつつ、本土にいる娘たちの支援をしている。
この島にある村の村長である。
この島で交錯していた「企み」の黒幕の一人。
深きものの先祖帰りともいうべきか、村の中でも一際大きい体格を持つ。
とはいえ、心根はやさしく、島のことを第一に考えるいい人である。
しかし、悪い民俗学者に手を付けられ、血に眠る邪悪なる意思が覚醒。
ゾス=オムモグの再度の招来を行うため、今回の潮見姉妹に生贄の儀として通過儀礼を行う。
とはいえ、実際は今までも時代錯誤の生贄所業を津田に騙されていたとはいえやっている。
そのため、本当にいい人か?と聞かれると「熱心な信者です」と答えるしかない。
正気度はかわいそうなことに0にされている。
今回、生き残った後は、島民を扇動して少女の強姦に手を貸す。
深きものにしたため実質失踪扱いの島民たちの殺害の罪などで逮捕。
特殊な公安課に処理され、今はどこにいるのかすらわからない(後日談では…)
このシナリオでもかなり不幸な目にあった人である。
この島で交錯していた「企み」の黒幕の一人。
深きものの先祖帰りともいうべきか、村の中でも一際大きい体格を持つ。
とはいえ、心根はやさしく、島のことを第一に考えるいい人である。
しかし、悪い民俗学者に手を付けられ、血に眠る邪悪なる意思が覚醒。
ゾス=オムモグの再度の招来を行うため、今回の潮見姉妹に生贄の儀として通過儀礼を行う。
とはいえ、実際は今までも時代錯誤の生贄所業を津田に騙されていたとはいえやっている。
そのため、本当にいい人か?と聞かれると「熱心な信者です」と答えるしかない。
正気度はかわいそうなことに0にされている。
今回、生き残った後は、島民を扇動して少女の強姦に手を貸す。
深きものにしたため実質失踪扱いの島民たちの殺害の罪などで逮捕。
特殊な公安課に処理され、今はどこにいるのかすらわからない(後日談では…)
このシナリオでもかなり不幸な目にあった人である。
元のシナリオの黒幕であり、この島の「企み」のもう一つの黒幕。
対して役割は変わらず、最もぶれないお方。
正気度はもちろん0である。
この島で代々医者として受け継がれてきていた。
だが、近年になって「生贄を利用して女児回収」をし人身売買と児童買春ビジネスに乗り出していた。
彼もまたその仕事を受け継ぎながら、島で「善良な医者」を演じつつ、裏でビジネスをしている。
こいつ自身は正常な性的嗜好であるため、ロリコンではない。
ただロリの方が高値で売れるから好きというだけである。
島での双子の女児は割と貴重なので、本土で家出少女を薬で落として商品にしたり、色々手を染めている。
生贄の利用法は、一度薬で殺した後「復活」を使って蘇生。
発狂した子を本土に売りさばくというもの。
ちなみに、15年前の被害者である「深神 真生」は彼の父が殺した。
それ以外でも度々被害者は出ているが、片割れは例外なく発狂か自殺している。
このシナリオ一番の屑。
今回のシナリオでは、シェリーも商品に組み込めるといいなと考えて、実際そうなった。
あの後島から脱出したら、本土で商品売りさばいて海外に高飛びする予定だった。
今回は、普通に児童買春もろもろの罪で逮捕。
明らかに重罪であり、何度も少女を死に陥れているため、普通に死刑である。
対して役割は変わらず、最もぶれないお方。
正気度はもちろん0である。
この島で代々医者として受け継がれてきていた。
だが、近年になって「生贄を利用して女児回収」をし人身売買と児童買春ビジネスに乗り出していた。
彼もまたその仕事を受け継ぎながら、島で「善良な医者」を演じつつ、裏でビジネスをしている。
こいつ自身は正常な性的嗜好であるため、ロリコンではない。
ただロリの方が高値で売れるから好きというだけである。
島での双子の女児は割と貴重なので、本土で家出少女を薬で落として商品にしたり、色々手を染めている。
生贄の利用法は、一度薬で殺した後「復活」を使って蘇生。
発狂した子を本土に売りさばくというもの。
ちなみに、15年前の被害者である「深神 真生」は彼の父が殺した。
それ以外でも度々被害者は出ているが、片割れは例外なく発狂か自殺している。
このシナリオ一番の屑。
今回のシナリオでは、シェリーも商品に組み込めるといいなと考えて、実際そうなった。
あの後島から脱出したら、本土で商品売りさばいて海外に高飛びする予定だった。
今回は、普通に児童買春もろもろの罪で逮捕。
明らかに重罪であり、何度も少女を死に陥れているため、普通に死刑である。
潮見神社の神主。
15年前に妹が生贄となり、それの償いとして神主をしている。
場合によっては敵対、あるいは味方になる。
味方に引き込むには「妹のメモ」を見せなくてはならない。
日本刀は神社に代々伝わり「クトゥルーの眷属」を殺す力を宿している。
…通過儀礼に対して疑問を持ちながらも、生贄で妹を殺したことがトラウマとなり何も言えなかった。
潮見歌帆に一度そのことで口論を起こしている。
今回のシナリオで救われたもう一組の「曾洲島の双子」
妹は冒頭の被害者名簿にも出てきた通り、精神病院で入院中。
とある大物政治家の家の地下で15年間飼われ続けた。
肉体的にも精神的にもボロボロだが、姉と再会したことで回復の兆しを見せている。
きっと、また笑える日が来るだろう。
15年前に妹が生贄となり、それの償いとして神主をしている。
場合によっては敵対、あるいは味方になる。
味方に引き込むには「妹のメモ」を見せなくてはならない。
日本刀は神社に代々伝わり「クトゥルーの眷属」を殺す力を宿している。
…通過儀礼に対して疑問を持ちながらも、生贄で妹を殺したことがトラウマとなり何も言えなかった。
潮見歌帆に一度そのことで口論を起こしている。
今回のシナリオで救われたもう一組の「曾洲島の双子」
妹は冒頭の被害者名簿にも出てきた通り、精神病院で入院中。
とある大物政治家の家の地下で15年間飼われ続けた。
肉体的にも精神的にもボロボロだが、姉と再会したことで回復の兆しを見せている。
きっと、また笑える日が来るだろう。
お手伝い兼お目付け役。
探索者達が序盤で潮見姉妹を本土から連れ出そうとするのを力ずくで止める。
なお、村長と同じく先祖帰りに近い形で、肉体が非常に強い。
STRは24、SIZ17のdb+2d6であり、丸太を軽々と振り回す。
今回は序盤で探索者がおとなしかったため登場しなかった。
また、通過儀礼目撃後に神社にとどまっていると、深きものとともに襲い掛かってくる。
村長の企みを知っている数少ない人物、なお村長とは20年間片思い。
探索者達が序盤で潮見姉妹を本土から連れ出そうとするのを力ずくで止める。
なお、村長と同じく先祖帰りに近い形で、肉体が非常に強い。
STRは24、SIZ17のdb+2d6であり、丸太を軽々と振り回す。
今回は序盤で探索者がおとなしかったため登場しなかった。
また、通過儀礼目撃後に神社にとどまっていると、深きものとともに襲い掛かってくる。
村長の企みを知っている数少ない人物、なお村長とは20年間片思い。
曾洲島に住む島民たち。
曾洲教を熱心崇拝し、崇拝しないものは村八分にあうか八つ裂きにされる。
同じ八でもえらい違いである。
今回は特殊な生贄をするということで、詩帆を犯すのを手伝う。
宗教のせいか、あるいは血を受け継ぐものの宿命か、曾洲教を邪魔するものを全力で排除する。
それ以外は基本いい人で、温厚な民族ともいえる。
とはいえ、宗教を盾に探索者達で遊ぶなど、えげつない行為を繰り返している。
深きものの血を全員色濃く受け継ぐため、身体能力が高い人が多い。
全員丸太を振り回す程度の筋力と、90以上の水泳能力を兼ね備えている。
事件後には、大半が児童買春にかかわっていたとして逮捕される。
善良な衆愚ほど恐ろしいものはないと言わんばかりのもの。
ただし、殺せば勿論罪になる。
また、普通に児童買春にかかわって津田先生のお手伝いをしていた人達も数人いる。
村長に深きものにされたものも数名。
曾洲教を熱心崇拝し、崇拝しないものは村八分にあうか八つ裂きにされる。
同じ八でもえらい違いである。
今回は特殊な生贄をするということで、詩帆を犯すのを手伝う。
宗教のせいか、あるいは血を受け継ぐものの宿命か、曾洲教を邪魔するものを全力で排除する。
それ以外は基本いい人で、温厚な民族ともいえる。
とはいえ、宗教を盾に探索者達で遊ぶなど、えげつない行為を繰り返している。
深きものの血を全員色濃く受け継ぐため、身体能力が高い人が多い。
全員丸太を振り回す程度の筋力と、90以上の水泳能力を兼ね備えている。
事件後には、大半が児童買春にかかわっていたとして逮捕される。
善良な衆愚ほど恐ろしいものはないと言わんばかりのもの。
ただし、殺せば勿論罪になる。
また、普通に児童買春にかかわって津田先生のお手伝いをしていた人達も数人いる。
村長に深きものにされたものも数名。
KPの探索者で、シナリオクリア回数は2回。
ヒーラーがいないからついてこさせた。
事件前・事件後でともに被害者のアフターケアなど医者としてとても優秀。
なんか今回妙に活躍した、ニートのくせに…。
ヒーラーがいないからついてこさせた。
事件前・事件後でともに被害者のアフターケアなど医者としてとても優秀。
なんか今回妙に活躍した、ニートのくせに…。
ついくたばってしまったので、シナリオ終了後の報酬などに質問があると思います。
ので、ここで答えるだけ答えておきます。
もし、他に知りたいことがあれば、PLよりの方で質問していただければ幸いです。
他、質問次第で随時追加予定
ので、ここで答えるだけ答えておきます。
もし、他に知りたいことがあれば、PLよりの方で質問していただければ幸いです。
シナリオ内についての魔導書の処理。
今回、英語持ちが豊富・竜胆霊華が最後まで生存、この二つを満たしています。
ゆえに、誰か一人でも成功すれば、あとはSANチェック処理さえすれば魔導書研究ができます。
複製もどうぞ、写本も問題ありません。
一応、探索者持ち込みの魔導書は各自で研究の言語ロールを行ってくださいませ。
今回、英語持ちが豊富・竜胆霊華が最後まで生存、この二つを満たしています。
ゆえに、誰か一人でも成功すれば、あとはSANチェック処理さえすれば魔導書研究ができます。
複製もどうぞ、写本も問題ありません。
一応、探索者持ち込みの魔導書は各自で研究の言語ロールを行ってくださいませ。
今回、技能のフリーポイントという報酬を設けております。
その為、仕様がわからない方もいるかもしれないので説明を。
簡単にいえば、クトゥルフ神話と有史以前の他の言語以外上げれます。
まぁ、幕間成長ロールの時と、技能選択は変わらないです。
また、初期値などに振り分けることも可能です。
技能値が90以上になったら、正気度回復を2d6行えます(ルルブより)
正気度カンストによる技能成長にも同様に適用されます。
…インド人は<芸術(カバディ)>でも上げればいいんじゃないでしょうか?
その為、仕様がわからない方もいるかもしれないので説明を。
簡単にいえば、クトゥルフ神話と有史以前の他の言語以外上げれます。
まぁ、幕間成長ロールの時と、技能選択は変わらないです。
また、初期値などに振り分けることも可能です。
技能値が90以上になったら、正気度回復を2d6行えます(ルルブより)
正気度カンストによる技能成長にも同様に適用されます。
…インド人は<芸術(カバディ)>でも上げればいいんじゃないでしょうか?
「深きもの」「深きものの混血児」「ゾス=オモムグの像」の三種類です。
一応、像は神話生物には入りませんが。
「ゾス=オモムグは各地の像から<接触>で姿を現す」とあるので。
姿形は見たことある、という感じでお願いします。
あとは…ロリコンとクレイジーサイコレ(蹴
一応、像は神話生物には入りませんが。
「ゾス=オモムグは各地の像から<接触>で姿を現す」とあるので。
姿形は見たことある、という感じでお願いします。
あとは…ロリコンとクレイジーサイコレ(蹴
皆さま、お疲れさまでした。
この度は「曾洲島の双子・改変シナリオ」をプレイしていただきありがとうございます。
20時間に及ぶセッションで、延長してしまい申し訳ございません。
それでも、皆さまに「楽しかった」といっていただきました。
本当にありがとうございました。
NPC後日談は随時追加していきます。
良ければ、読んでみていただけると嬉しいです。
それでは、恒例の謝辞を。
あやころ様、今回は女性
NPCの潮見姉妹への対応は本当に「かっこいいお姉さん」でした。
そして恐らく今回のクレイジーサイコレズ枠(蹴
凄く素敵でした、また別のシナリオでも会いたいです。
山田ァ!様、今回もご参加ありがとうございます。
腹黒というか、若干外道というか、下種というか…そんな刑事でした。
公安の刑事が神話的事象に染められていく…さて、次はどうなることでしょう?
"空峰大河の事件簿"の続きを楽しみにしております。
ネコヅキ様、銃火器系女子がとっても魅力的な中学生でした。
NPCが女子中学生という事もあり、身の入ったRPは非常に素敵でした。
そして最終戦闘の時はすみません…出目が…出目が悪いんや…。
また機会があれは、ぜひ参加していただきたいです。
鎧塚様、唯一の外国人三か国語探索者としての魅力的な活躍でした。
片言で話すインド人のインド料理人の立て板に水のようなRPは、正直感動しました。
ここまでうまくできるものなのか…!と。
そして後日談の方、訂正しておきました、すみません(アルブサ→アルブナ→アルナブ)
後日談でも見事なインド押しでした…インド押しすげぇ!
インド…ガネーシャ…夢…チャウグナー…ひらめいた!
IND48のアイドルとも、また機会があれば、ぜひ。
川蝉様、二度目のご参加ありがとうございます!
相も変わらず魔術師系弁護士は健在ですね!
そしてまた死ぬ影…戦闘の出目…川蝉さんの時だけ狂うのだろうか…?
更なる神話的事象との接触、楽しみにしています。
それでは皆様、まだどこかの卓で会える事を祈って。
※追記 アルナブさんごめんなさい。
※更に追記 洸さんごめんなさい。
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