最終更新:ID:tSS2xhX4zA 2019年05月15日(水) 23:25:55履歴
PCより(後日譚、というか今回のオチ)
PLより
あれから四ヵ月の歳月が過ぎた。とはいっても特筆すべきことはいくつもあって
愛奈さんのカウンセラーの練習に付き合って「扇ちゃんは何か違う」と言われたり(ちょっとひねくれ過ぎたと反省している)
『日本橋』で待ち合わせしていた結城さんから「『日本海』にいるヘルプ」と謎のSOSを受けたり(お魚美味しかったですマル)
お家にお邪魔したとき、稲葉さんのお布団に潜入しようとして【魔人酔っ払い】に遭遇したりと(理性と法律のギリギリの戦いでした)
どれも、おそらく書けばきりのない大切な思い出だ
だが、今は『あの時の出来事』について振り返ろう。ようやくほんの少しだけ筆がもてるくらいには落ち着けたのだから。
あの時の出来事に関して。ずっと問い続けていることがある。
「本当にこれでよかったのだろうか」・・・だ
もちろん、それに対しての答えもどうしてこうしたのかも私自身が出した答えだ
・・・それを後悔してはならないのだろう
あの子と出会って過ごした時間はほんの少しだ1日どころか半日にも満たない。
でも、それでも私達の何気ない日常に目を輝かせ楽しそうにしゃべるあの子を見て
私は友達になりたいとこういった日常を一緒に・・・優しい時間を共に歩みたいと
・・・だから私はお別れができなかった。この足と体にあるのは彼女の意志によるものではない
でも彼女の願いがあるのだと思って・・・そう想いたくて
私が歩む限りは彼女はここにいるのだ、同じ時間を歩けるのだ
その事を消し去ってしまうのは・・・願いを否定してしまう気がして。彼女の手を払ってしまう気がして・・・でも
彼女の涙を見た、苦しそうな声を聴いた・・・私はそれに目を伏せて耳を塞いでしまってるのではないかと
彼女の優しさを都合の良いものとして扱ってしまっているのではないかと
あの子がまだ・・・苦しんでいるのではないかと
それがひどく・・・怖い
「さよならだけが人生だ」
さよならが言えるように生きていこうって思ってるのに・・・私は結局あの子に『さよなら』を言うことができなかった
こんな事だから・・・私は稲葉さんや結城さんの名前を呼ぶことができないのだろう
愛奈さんに「なぜ稲葉さんを名前で呼ばないのか」と聞かれたので。折角ですし書いときましょう
私にとって大切な人はたくさんいて、大切ではないから呼んでいるわけではない
愛奈さんは友達で、年の離れた私でもちゃんと向き合って可愛がってくれる(そして本人もかわいい)優しい人
でも、だからこそ、この人はきっと私の『さよなら』を受け止めてくれる。受け入れてくれる
悲しまないとは思っていない・・・でも、私の『別れ』をきっと強い何かにしてくれる人・・・私はそう思ってる
でも、稲葉さんは・・・きっと受け入れてくれない。受け止めてくれない。悲しんで苦しむだろう
・・・もちろん私の勝手な想像で、実際はそうじゃなく。ケロッとしていたりちゃんと受け止めて、歩き続けてくれるかもしれない
他の友人だって彼女を支えてくれる・・・でも、そこに私はいなくて。それが・・・たまらなく辛いのだ
『別れ』は辛いのだ、苦しいのだ。悲しいのだ。そんなことを言うのさえ本当は嫌だ
でも私は死ぬ。あの黒い神様がいうのであるなら38歳までに・・・私は天命を迎える
もっと早く死ぬことだってある・・・なら、せめて大切な人にわたしは「さよなら」だけは言えるようにいたい
唐突にいなくなっても『きっとあの子なら』とその人の中でお別れを言える『私』でありたい
だから『さよなら』だけでいい。私の別れを受け止めて貴方も『さよなら』と手を振ってほしい
そしたら辛くても・・・私はきっとあなたの中で笑顔で去れるのだから
だから、悲しまないでください。泣かないでください。私の別れを止めないで
貴方たちが大切だからそうあろうと思った、そうありたいと願ったのだから
・・・まぁ結城さん辺りも受け入れてはくれそうですけど。あの人の場合変に迷子になって、お別れを言うどころじゃなさそうですからね
大切な人だからお別れをちゃんと言いたい。でもそれさえ辛くないわけじゃない
なら『本当に大切な人』なら・・・きっと私はその人にお別れを言えない・・・それは私らしくない
だからの線引き。私が私であるための私であれるための小さなこだわり
もしかしたら愛奈さん辺りは見抜かれてるかもしれないけれど。きっと稲葉さんは気づかないはずだ。
それでいいのだ。けど・・・これは日記なのだからここくらいには書いておこう
〈何度も線を引いて修正ペンで塗りつぶした空欄〉
七海さん、ありがとうございました。何がとか何をとかは書きませんが会えてよかったです。
臆病な私でごめんなさい
愛奈さんのカウンセラーの練習に付き合って「扇ちゃんは何か違う」と言われたり(ちょっとひねくれ過ぎたと反省している)
『日本橋』で待ち合わせしていた結城さんから「『日本海』にいるヘルプ」と謎のSOSを受けたり(お魚美味しかったですマル)
お家にお邪魔したとき、稲葉さんのお布団に潜入しようとして【魔人酔っ払い】に遭遇したりと(理性と法律のギリギリの戦いでした)
どれも、おそらく書けばきりのない大切な思い出だ
だが、今は『あの時の出来事』について振り返ろう。ようやくほんの少しだけ筆がもてるくらいには落ち着けたのだから。
あの時の出来事に関して。ずっと問い続けていることがある。
「本当にこれでよかったのだろうか」・・・だ
もちろん、それに対しての答えもどうしてこうしたのかも私自身が出した答えだ
・・・それを後悔してはならないのだろう
あの子と出会って過ごした時間はほんの少しだ1日どころか半日にも満たない。
でも、それでも私達の何気ない日常に目を輝かせ楽しそうにしゃべるあの子を見て
私は友達になりたいとこういった日常を一緒に・・・優しい時間を共に歩みたいと
・・・だから私はお別れができなかった。この足と体にあるのは彼女の意志によるものではない
でも彼女の願いがあるのだと思って・・・そう想いたくて
私が歩む限りは彼女はここにいるのだ、同じ時間を歩けるのだ
その事を消し去ってしまうのは・・・願いを否定してしまう気がして。彼女の手を払ってしまう気がして・・・でも
彼女の涙を見た、苦しそうな声を聴いた・・・私はそれに目を伏せて耳を塞いでしまってるのではないかと
彼女の優しさを都合の良いものとして扱ってしまっているのではないかと
あの子がまだ・・・苦しんでいるのではないかと
それがひどく・・・怖い
「さよならだけが人生だ」
さよならが言えるように生きていこうって思ってるのに・・・私は結局あの子に『さよなら』を言うことができなかった
こんな事だから・・・私は稲葉さんや結城さんの名前を呼ぶことができないのだろう
愛奈さんに「なぜ稲葉さんを名前で呼ばないのか」と聞かれたので。折角ですし書いときましょう
私にとって大切な人はたくさんいて、大切ではないから呼んでいるわけではない
愛奈さんは友達で、年の離れた私でもちゃんと向き合って可愛がってくれる(そして本人もかわいい)優しい人
でも、だからこそ、この人はきっと私の『さよなら』を受け止めてくれる。受け入れてくれる
悲しまないとは思っていない・・・でも、私の『別れ』をきっと強い何かにしてくれる人・・・私はそう思ってる
でも、稲葉さんは・・・きっと受け入れてくれない。受け止めてくれない。悲しんで苦しむだろう
・・・もちろん私の勝手な想像で、実際はそうじゃなく。ケロッとしていたりちゃんと受け止めて、歩き続けてくれるかもしれない
他の友人だって彼女を支えてくれる・・・でも、そこに私はいなくて。それが・・・たまらなく辛いのだ
『別れ』は辛いのだ、苦しいのだ。悲しいのだ。そんなことを言うのさえ本当は嫌だ
でも私は死ぬ。あの黒い神様がいうのであるなら38歳までに・・・私は天命を迎える
もっと早く死ぬことだってある・・・なら、せめて大切な人にわたしは「さよなら」だけは言えるようにいたい
唐突にいなくなっても『きっとあの子なら』とその人の中でお別れを言える『私』でありたい
だから『さよなら』だけでいい。私の別れを受け止めて貴方も『さよなら』と手を振ってほしい
そしたら辛くても・・・私はきっとあなたの中で笑顔で去れるのだから
だから、悲しまないでください。泣かないでください。私の別れを止めないで
貴方たちが大切だからそうあろうと思った、そうありたいと願ったのだから
・・・まぁ結城さん辺りも受け入れてはくれそうですけど。あの人の場合変に迷子になって、お別れを言うどころじゃなさそうですからね
大切な人だからお別れをちゃんと言いたい。でもそれさえ辛くないわけじゃない
なら『本当に大切な人』なら・・・きっと私はその人にお別れを言えない・・・それは私らしくない
だからの線引き。私が私であるための私であれるための小さなこだわり
もしかしたら愛奈さん辺りは見抜かれてるかもしれないけれど。きっと稲葉さんは気づかないはずだ。
それでいいのだ。けど・・・これは日記なのだからここくらいには書いておこう
〈何度も線を引いて修正ペンで塗りつぶした空欄〉
七海さん、ありがとうございました。何がとか何をとかは書きませんが会えてよかったです。
臆病な私でごめんなさい
さて、いつものあきらかに他人が読む専用の不定期日記を書き終えた後。
学校から配布された一枚のプリントを見てため息をつく
「はぁ・・・いや、まぁ仕方ないとはいえ世知辛すぎません?」
そこに記載されているのは
<夏休みにおける追加補習について>
の一文と細かな日程。勉学を怠ったわけでもテストで赤字をとったわけでもないが、この半年の間で色々あったせいか
授業の参加日数が足りない
とのお叱りを受けてこの制裁だ
「しかも一応ほとんどの場合入退院とかでですからね・・・しかも無傷ですし・・・はぁ」
人生は続いていくその中でよい出会いもあるが悪いこともある
だがそれでもどう歩んでいくかというのは、大体の場合自分で決めるものでありやらなければいけないもの
ショートカットというものはないのだ
「・・・これほど乗り越えたくなくて乗り越えなきゃいけないものもありませんよね・・・ほんとに」
どうかこの補習中には何も置きませんようにと祈りつつ。私は今日も私らしく日々を送るのだ
追記
この事件の後、学校で私のあだ名が『不死鳥の扇』とか『オウギフェニックス』だとかつき始め。
私の方向性が私自身よくわからなくなってきてるのはまた別のお話
学校から配布された一枚のプリントを見てため息をつく
「はぁ・・・いや、まぁ仕方ないとはいえ世知辛すぎません?」
そこに記載されているのは
<夏休みにおける追加補習について>
の一文と細かな日程。勉学を怠ったわけでもテストで赤字をとったわけでもないが、この半年の間で色々あったせいか
授業の参加日数が足りない
とのお叱りを受けてこの制裁だ
「しかも一応ほとんどの場合入退院とかでですからね・・・しかも無傷ですし・・・はぁ」
人生は続いていくその中でよい出会いもあるが悪いこともある
だがそれでもどう歩んでいくかというのは、大体の場合自分で決めるものでありやらなければいけないもの
ショートカットというものはないのだ
「・・・これほど乗り越えたくなくて乗り越えなきゃいけないものもありませんよね・・・ほんとに」
どうかこの補習中には何も置きませんようにと祈りつつ。私は今日も私らしく日々を送るのだ
追記
この事件の後、学校で私のあだ名が『不死鳥の扇』とか『オウギフェニックス』だとかつき始め。
私の方向性が私自身よくわからなくなってきてるのはまた別のお話
PLより
本当にお疲れ様でした。どの子で行くか迷いましたが扇ちゃんで行けて本当によかった。
とても癖が強い子でしたので。人によっては萎縮されたりするかな?とも思ってましたが
皆さん優しいお姉さんでこの子も存分に甘えられたでしょう(愛奈さんにもっと甘えたかったけど天使過ぎて罪悪感がすごかったのが心残り)
多くを語れば本当にきりがなくて。文章自体もまとまりのつかないものになりそうですのでこちらは簡潔に(事実上がすごい変
まずはKPさんとPLの皆様に感謝を。どの方も個性があって互いに互いを支え思い合っていてとても居心地がよく
ネタを適度に挟まれていてとても楽しい時間を過ごせました(Tシャツの謎のノリは今更ながら自分でも謎
扇の事も好いてくれて。この子をこの子としてちゃんと可愛がってくれたこともありがとうございます
ですが本当に皆さんがいてくれて、接してくれたからこそ。あぁいったRPができて物語が紡げれた
このシナリオだから、この人がいたから、CoCだからではなく。皆さんがいたTRPGだからこそできたあの物語
それが本当にうれしくて・・・皆様と同卓出来たことを光栄に思います。
改めてKP絵呼様 PLたまの様 最大珈琲様 ろきあ様
本当にありがとうございました!
最期に英文は苦手なので正しく伝わるかはわかりませんが
Once in a lifetime meeting (一期一会、一生に一度きりの出会い)
Life goes on (それでも人生は続く)
So let's meet again (だからまた、出会いましょう)
とても癖が強い子でしたので。人によっては萎縮されたりするかな?とも思ってましたが
皆さん優しいお姉さんでこの子も存分に甘えられたでしょう(愛奈さんにもっと甘えたかったけど天使過ぎて罪悪感がすごかったのが心残り)
多くを語れば本当にきりがなくて。文章自体もまとまりのつかないものになりそうですのでこちらは簡潔に(事実上がすごい変
まずはKPさんとPLの皆様に感謝を。どの方も個性があって互いに互いを支え思い合っていてとても居心地がよく
ネタを適度に挟まれていてとても楽しい時間を過ごせました(Tシャツの謎のノリは今更ながら自分でも謎
扇の事も好いてくれて。この子をこの子としてちゃんと可愛がってくれたこともありがとうございます
ですが本当に皆さんがいてくれて、接してくれたからこそ。あぁいったRPができて物語が紡げれた
このシナリオだから、この人がいたから、CoCだからではなく。皆さんがいたTRPGだからこそできたあの物語
それが本当にうれしくて・・・皆様と同卓出来たことを光栄に思います。
改めてKP絵呼様 PLたまの様 最大珈琲様 ろきあ様
本当にありがとうございました!
最期に英文は苦手なので正しく伝わるかはわかりませんが
Once in a lifetime meeting (一期一会、一生に一度きりの出会い)
Life goes on (それでも人生は続く)
So let's meet again (だからまた、出会いましょう)
PCより
PLより
‥‥‥あれから長かったような短かったような。
まだ肌寒かった風は熱気を帯びて肌にまとわりつく。
梅雨を越えて、そろそろ夏が始まろうとしていた。
「また二日酔いなの?体には気を付けないとダメだよ?」
頭部に重圧とじわじわとくる痛みを抱えながら、
友人の愛菜は私のことを心配してくれていた。
あの事件の後、物忘れが激しくなった私のそばに、愛菜は毎日のようにいてくれた。
彼女はおっとりとしているように見えて、意外としっかり者だ。
いつも誰よりも周りを見て、私たちの気持ちを察して仲を取りもってくれる。
きっとこの言葉も、裏では私の精神面を心配してかけてくれたのだろう。
そんな彼女の気遣いを受けて、私は少しだけ肩の荷が下りるのを感じていた。
「苦しんでいる人がいたら、楽にしてあげたい。その結果、あたしたちが、もし命を落とすことになっても」
あの時、彼女はそう言った。
人の心を誰よりも大切にする愛菜らしい。
自分よりも人のことを考えられる、優しい愛菜。
‥‥あなたは言ったね。
「彼女たちを救うことが……やっぱりわたしの目標です。」って。
‥‥でも、まだその方法は見つかっていない。
時折見せる寂しく、苦しむような表情が私の胸を締め付ける‥‥。
(彼女が笑顔を取り戻すため。そのためなら、私は‥‥)
愛菜と別れ、私は友人のいる場所へ歩みを進める。
下へ下へと向かう中で、脳裏に浮かぶのは彼女の姿だ。
「ここで全部終わらせる。ゆずかが泣いてる間、のんきに生きてられるほど私は強くない」
悠乃は人の痛みに人一倍敏感だ。
心の苦しみを理解した上で、彼女は渡先生の背中を押し続けていた。
ゆずかの声を親身に受け止め、彼女は救いたいと心から感じていた。
‥‥そんな悠乃だからだろう。
「……ここに宣言するわ。私はあと”10年”でいい。」
自分自身に枷を付けるかのように、悠乃は宣言した。
いつもであれば散歩に出かけるだけで迷子になる彼女が
今ではゆずかを救う方法を探しながら、自ら遠方を彷徨っている。
苦しみ続ける友人を救い出すために、あてのない放浪をし続けるのだろう‥‥。
(答えのない闇に彷徨うくらいなら‥‥。)
目的の場所へたどり着く。
何度来ても心に暗雲が立ち込める。
すすり泣く声は全身に重くのしかかる。
‥‥ごめんね、待たせちゃって。
‥‥‥ごめんね、苦しめちゃって。
‥‥‥‥ありがとね、私たちを救ってくれて。
でも、もう大丈夫だよ。
あの時から決めていた、心の奥に秘めていた私の決意。
きっと、みんなには嫌われちゃうんだろうな‥‥。
でも、それでもかまわない。
みんながこの出来事に囚われ続けるよりは。
そんなことを考えながら、私はスイッチへと手を伸ばす。
スイッチに指先が触れる。
あとはほんの少し。
ほんの少し力を込めるだけで、すべてを終わらせられる。
みんなも、ゆずかも、救ってあげられる。
‥‥はずなのに。
何かに止められるように、
まるで金縛りにあったかのように、私の体は動かない。
覚悟をしていたはずなのに、私は結局、終わらせることができなかった。
きっと私は怖かったんだと思う。
ゆずかの命を完全に消し去ってしまうこと。
みんなの気持ちを。努力を。意思を裏切ることが。
‥‥ふと彼女の言葉を思い出す。
「貴方の事を忘れて生きようとは思っていません。私はあなたの事も背負って私らしく生き続けます」
「貴方と同じ時間を歩み続けます」
おそらく、それが正解なんだろう。
この日も私は何も変えることはできていない。
それでも私は。私たちは。
このどうしようもない痛みを背負っていくしかないんだろう。
まだ肌寒かった風は熱気を帯びて肌にまとわりつく。
梅雨を越えて、そろそろ夏が始まろうとしていた。
「また二日酔いなの?体には気を付けないとダメだよ?」
頭部に重圧とじわじわとくる痛みを抱えながら、
友人の愛菜は私のことを心配してくれていた。
あの事件の後、物忘れが激しくなった私のそばに、愛菜は毎日のようにいてくれた。
彼女はおっとりとしているように見えて、意外としっかり者だ。
いつも誰よりも周りを見て、私たちの気持ちを察して仲を取りもってくれる。
きっとこの言葉も、裏では私の精神面を心配してかけてくれたのだろう。
そんな彼女の気遣いを受けて、私は少しだけ肩の荷が下りるのを感じていた。
「苦しんでいる人がいたら、楽にしてあげたい。その結果、あたしたちが、もし命を落とすことになっても」
あの時、彼女はそう言った。
人の心を誰よりも大切にする愛菜らしい。
自分よりも人のことを考えられる、優しい愛菜。
‥‥あなたは言ったね。
「彼女たちを救うことが……やっぱりわたしの目標です。」って。
‥‥でも、まだその方法は見つかっていない。
時折見せる寂しく、苦しむような表情が私の胸を締め付ける‥‥。
(彼女が笑顔を取り戻すため。そのためなら、私は‥‥)
愛菜と別れ、私は友人のいる場所へ歩みを進める。
下へ下へと向かう中で、脳裏に浮かぶのは彼女の姿だ。
「ここで全部終わらせる。ゆずかが泣いてる間、のんきに生きてられるほど私は強くない」
悠乃は人の痛みに人一倍敏感だ。
心の苦しみを理解した上で、彼女は渡先生の背中を押し続けていた。
ゆずかの声を親身に受け止め、彼女は救いたいと心から感じていた。
‥‥そんな悠乃だからだろう。
「……ここに宣言するわ。私はあと”10年”でいい。」
自分自身に枷を付けるかのように、悠乃は宣言した。
いつもであれば散歩に出かけるだけで迷子になる彼女が
今ではゆずかを救う方法を探しながら、自ら遠方を彷徨っている。
苦しみ続ける友人を救い出すために、あてのない放浪をし続けるのだろう‥‥。
(答えのない闇に彷徨うくらいなら‥‥。)
目的の場所へたどり着く。
何度来ても心に暗雲が立ち込める。
すすり泣く声は全身に重くのしかかる。
‥‥ごめんね、待たせちゃって。
‥‥‥ごめんね、苦しめちゃって。
‥‥‥‥ありがとね、私たちを救ってくれて。
でも、もう大丈夫だよ。
あの時から決めていた、心の奥に秘めていた私の決意。
きっと、みんなには嫌われちゃうんだろうな‥‥。
でも、それでもかまわない。
みんながこの出来事に囚われ続けるよりは。
そんなことを考えながら、私はスイッチへと手を伸ばす。
スイッチに指先が触れる。
あとはほんの少し。
ほんの少し力を込めるだけで、すべてを終わらせられる。
みんなも、ゆずかも、救ってあげられる。
‥‥はずなのに。
何かに止められるように、
まるで金縛りにあったかのように、私の体は動かない。
覚悟をしていたはずなのに、私は結局、終わらせることができなかった。
きっと私は怖かったんだと思う。
ゆずかの命を完全に消し去ってしまうこと。
みんなの気持ちを。努力を。意思を裏切ることが。
‥‥ふと彼女の言葉を思い出す。
「貴方の事を忘れて生きようとは思っていません。私はあなたの事も背負って私らしく生き続けます」
「貴方と同じ時間を歩み続けます」
おそらく、それが正解なんだろう。
この日も私は何も変えることはできていない。
それでも私は。私たちは。
このどうしようもない痛みを背負っていくしかないんだろう。
KPの絵呼さん、PLの戯遊さん、たまのさん、最大珈琲さん、本当にお疲れ様&ありがとうございました!
今回参加した七海ですが、譲れない部分が強く、皆様にはわがままを言ってしまったのではないかと感じております。
それと同時に、こだわりを貫き通したこと。それを皆様が受け止めていただいた上で関わってくれたことで
私にとっては忘れられない、かけがえのないセッションとなったと感じております。
後日談についてですが、私がセッション中に悩んでいた部分を(妄想しつつ)多少改変して記載しました。
私(七海)は探索者のみんなを救いたいと思っていた一方で、完治してからゆずかを解放してあげたいとも強く思っていました。
ですが、セッション中に会話を重ねる中で、か細い光であっても希望を捨てずにあがき続ける。
そんな探索者の結末も儚く、美しいものになると感じながら筆を執っています(持っているのはキーボードなんですけどね…)
いつかはゆずかも救ってあげられた。そんな未来があると心から願っています。
最後に、皆様と関われたことで楽しい物語を紡ぐことができました。心から感謝いたします。
また次のセッションでも素敵な時間を過ごせることを心から楽しみにしています。
今回は素敵な時間を本当にありがとうございました。
ろきあ
今回参加した七海ですが、譲れない部分が強く、皆様にはわがままを言ってしまったのではないかと感じております。
それと同時に、こだわりを貫き通したこと。それを皆様が受け止めていただいた上で関わってくれたことで
私にとっては忘れられない、かけがえのないセッションとなったと感じております。
後日談についてですが、私がセッション中に悩んでいた部分を(妄想しつつ)多少改変して記載しました。
私(七海)は探索者のみんなを救いたいと思っていた一方で、完治してからゆずかを解放してあげたいとも強く思っていました。
ですが、セッション中に会話を重ねる中で、か細い光であっても希望を捨てずにあがき続ける。
そんな探索者の結末も儚く、美しいものになると感じながら筆を執っています(持っているのはキーボードなんですけどね…)
いつかはゆずかも救ってあげられた。そんな未来があると心から願っています。
最後に、皆様と関われたことで楽しい物語を紡ぐことができました。心から感謝いたします。
また次のセッションでも素敵な時間を過ごせることを心から楽しみにしています。
今回は素敵な時間を本当にありがとうございました。
ろきあ
PCより
PLより
PLより
認識する対象がいないのであればそれは存在していないのと同義。故にこれは私の自己満足の塊に過ぎない。
が、これはどこかで懺悔せねばなるまいと、"彼女"に対する贖罪のように書き記す。
あの決断をした瞬間の「結城 悠乃」は間違いなく「結城 悠乃」ではなかった。
何か得体のしれない悍ましい別の存在だった。
キャラクターが十分に煮詰まっていなかったのか?
セッションの進行を意識してキャラを折ってしまったのか?
シナリオの途中で熱意を失ってしまったのか?
答えは全て否。
……私は「結城 悠乃」の闇の深さに気付いてしまったのである。
あの場面に立たされ決断を迫られた「結城 悠乃」はどのようなことを思うか。
1か月前のセッションの佳境、ドクターワタリに言葉を返す前、私は「結城 悠乃」の分析を行った。
結論はすんなりと出てしまった。
「私は兄さんに会うまで死ぬわけにはいかない」
「命を救ってくれた? それがどうした?」
「会って一日足らずの彼女との関係。彼女は馬鹿馬鹿しいほどにお人よしが過ぎた」
「もちろんそれは褒められるべき行為。だが、彼女と同じような自己犠牲が求められてはたまったものではない」
「なぜ、私が彼女の為に命を落とす危機に身を投げねばならない?」
「それこそ馬鹿馬鹿しい。今更何を人間ぶっているのだ私は」
「猫に懐かれた程度、こんな痛みすぐに切り捨てられる」
「そう、既にお前は沢山切り捨ててきたじゃないか」
「お前は兄さんに会う気はないのか? そのためにここまでやってきたのだろう?」
「ならば、それ以外は全て有象無象」
「……このまま過ごしてくれ。私は彼女を救わない」
「結城 悠乃」は何ら躊躇なく、彼女を切り捨ててしまうのだろう。
それこそ血も涙もなくただただ無表情のままに。
兄さんとそれ以外を天秤にかけ、全てふるい落としてしまう奴なのだから。
化け物とも呼ぶべき利己心の塊。「結城 悠乃」の行動に人としての正義など欠片もなかった。
懺悔はここからだ。PLとしての私は、「結城 悠乃」の闇に気付いた後、それを隠蔽しようとしてしまった。
このような言葉を吐きたくない。一体どんな厚顔があれば、これほどに自分勝手な言葉が吐けるというのだ。
PLとしての自制心が、PCの「結城 悠乃」を殺してしまった。
結果、終盤のRPにどうしても違和感を感じ、終了後も消化不良感が私を苛んだ。
「結城 悠乃」はこの物語で提案した「10年」などという解決案など出す人間ではない。
真っ先に彼女を切り捨て、我先にと病院を後にする。そして、彼女のことなど忘れてしまって、兄探しを再開するのだろう。
そんな「結城 悠乃」を、私は演じきれなかった。
思いの丈を徒然なるままに書き殴ったところで、後日談?とさせて下さい。
KPの絵呼様、PLの遊戯様、ろきあ様、たまの様、この度は楽しいセッションをありがとうございました。
消化不良感、後悔を大きく残すセッションとなった私一個人のどうでもよい事情は置いておいて、
演出から何までKPの絵呼様には魅せさせていただきましたし、他のPLの方々のRPには唸るところが多々でありました。
願わくば、このような落書きが目に留まらないことを祈りつつ、
されど、また貴方達と卓を囲む日が来ることを願いつつ。
が、これはどこかで懺悔せねばなるまいと、"彼女"に対する贖罪のように書き記す。
あの決断をした瞬間の「結城 悠乃」は間違いなく「結城 悠乃」ではなかった。
何か得体のしれない悍ましい別の存在だった。
キャラクターが十分に煮詰まっていなかったのか?
セッションの進行を意識してキャラを折ってしまったのか?
シナリオの途中で熱意を失ってしまったのか?
答えは全て否。
……私は「結城 悠乃」の闇の深さに気付いてしまったのである。
あの場面に立たされ決断を迫られた「結城 悠乃」はどのようなことを思うか。
1か月前のセッションの佳境、ドクターワタリに言葉を返す前、私は「結城 悠乃」の分析を行った。
結論はすんなりと出てしまった。
「私は兄さんに会うまで死ぬわけにはいかない」
「命を救ってくれた? それがどうした?」
「会って一日足らずの彼女との関係。彼女は馬鹿馬鹿しいほどにお人よしが過ぎた」
「もちろんそれは褒められるべき行為。だが、彼女と同じような自己犠牲が求められてはたまったものではない」
「なぜ、私が彼女の為に命を落とす危機に身を投げねばならない?」
「それこそ馬鹿馬鹿しい。今更何を人間ぶっているのだ私は」
「猫に懐かれた程度、こんな痛みすぐに切り捨てられる」
「そう、既にお前は沢山切り捨ててきたじゃないか」
「お前は兄さんに会う気はないのか? そのためにここまでやってきたのだろう?」
「ならば、それ以外は全て有象無象」
「……このまま過ごしてくれ。私は彼女を救わない」
「結城 悠乃」は何ら躊躇なく、彼女を切り捨ててしまうのだろう。
それこそ血も涙もなくただただ無表情のままに。
兄さんとそれ以外を天秤にかけ、全てふるい落としてしまう奴なのだから。
化け物とも呼ぶべき利己心の塊。「結城 悠乃」の行動に人としての正義など欠片もなかった。
懺悔はここからだ。PLとしての私は、「結城 悠乃」の闇に気付いた後、それを隠蔽しようとしてしまった。
このような言葉を吐きたくない。一体どんな厚顔があれば、これほどに自分勝手な言葉が吐けるというのだ。
PLとしての自制心が、PCの「結城 悠乃」を殺してしまった。
結果、終盤のRPにどうしても違和感を感じ、終了後も消化不良感が私を苛んだ。
「結城 悠乃」はこの物語で提案した「10年」などという解決案など出す人間ではない。
真っ先に彼女を切り捨て、我先にと病院を後にする。そして、彼女のことなど忘れてしまって、兄探しを再開するのだろう。
そんな「結城 悠乃」を、私は演じきれなかった。
思いの丈を徒然なるままに書き殴ったところで、後日談?とさせて下さい。
KPの絵呼様、PLの遊戯様、ろきあ様、たまの様、この度は楽しいセッションをありがとうございました。
消化不良感、後悔を大きく残すセッションとなった私一個人のどうでもよい事情は置いておいて、
演出から何までKPの絵呼様には魅せさせていただきましたし、他のPLの方々のRPには唸るところが多々でありました。
願わくば、このような落書きが目に留まらないことを祈りつつ、
されど、また貴方達と卓を囲む日が来ることを願いつつ。
NPCより
KPより
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
彼女達は約束を残して去っていった。
私はできる限りの努力をせねばなるまい。再び精霊に関する文献を集めよう。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あの日から急激に変わったことと言えば、彼女達への感情だろうか。
裕子が精霊と一体となって苦しんでいるのを、私は「生きている」と認識していた。
真偽は分からないが、少なくともそれは、裕子が私と共にこの理想を歩んでくれていると思いたかったためだ。
ああ。なんと傲慢なことだろう。
裕子が……彼女達が痛くて、辛くて苦しんでいることを。私はまず受け入れなければならなかった。
それこそが私の罰だというのに。
人を想う気持ちと言うものを、私は自分の心を守るためだけに、いつしか失って居たのだ
(裕子や、犠牲とした人たちへの謝罪や、追悼が書かれているのだろうが、
涙に濡れたのか、文字が滲んで判読不能となっている)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
自分の人生など話にも出さず、私自身が選択をすべきと迫る彼女の事を思い出す
辛い思いも、葛藤も、全て受け止めた上で友人の事を一番に想っていた彼女の事を思い出す。
全ての人を笑顔に。と、私の末路を見てもその理想を抱く彼女の事を思い出す。
私の行為を深く知ろうとした上で、私に『ありがとう』を言った彼女の事を思い出す。
彼女達は、みな他人を深く想っていた。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
結局、私の行いが正しいことかどうかの結論が出たわけではない
裕子や、犠牲者達の苦しみを理解した上でも。私は約束の時が来るまで救われない命を救い続ける
私は、既にそのように生きることしか知らないのだ。
ただ………
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
===========================================
=======================
===========
エレベーターを使い、地下へ降りる。
エジプトに拠点を置くとある団体の筋から、精霊に関係するかもしれない文献を手に入れるため、明日から少し日本を離れる。
その前に、地下水をくみ出すためのポンプを整備しておく必要があるのだ
洞窟を進むと、うめき声が聞こえてくる。
目を伏せることはない。私は彼女達を真っすぐに見据える
そして。
精霊の側面に、あの日運ばれてきた橙色の髪の少女を見つける
私はハンカチで、その涙を拭った。
彼女達は約束を残して去っていった。
私はできる限りの努力をせねばなるまい。再び精霊に関する文献を集めよう。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あの日から急激に変わったことと言えば、彼女達への感情だろうか。
裕子が精霊と一体となって苦しんでいるのを、私は「生きている」と認識していた。
真偽は分からないが、少なくともそれは、裕子が私と共にこの理想を歩んでくれていると思いたかったためだ。
ああ。なんと傲慢なことだろう。
裕子が……彼女達が痛くて、辛くて苦しんでいることを。私はまず受け入れなければならなかった。
それこそが私の罰だというのに。
人を想う気持ちと言うものを、私は自分の心を守るためだけに、いつしか失って居たのだ
(裕子や、犠牲とした人たちへの謝罪や、追悼が書かれているのだろうが、
涙に濡れたのか、文字が滲んで判読不能となっている)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
自分の人生など話にも出さず、私自身が選択をすべきと迫る彼女の事を思い出す
辛い思いも、葛藤も、全て受け止めた上で友人の事を一番に想っていた彼女の事を思い出す。
全ての人を笑顔に。と、私の末路を見てもその理想を抱く彼女の事を思い出す。
私の行為を深く知ろうとした上で、私に『ありがとう』を言った彼女の事を思い出す。
彼女達は、みな他人を深く想っていた。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
結局、私の行いが正しいことかどうかの結論が出たわけではない
裕子や、犠牲者達の苦しみを理解した上でも。私は約束の時が来るまで救われない命を救い続ける
私は、既にそのように生きることしか知らないのだ。
ただ………
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
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エレベーターを使い、地下へ降りる。
エジプトに拠点を置くとある団体の筋から、精霊に関係するかもしれない文献を手に入れるため、明日から少し日本を離れる。
その前に、地下水をくみ出すためのポンプを整備しておく必要があるのだ
洞窟を進むと、うめき声が聞こえてくる。
目を伏せることはない。私は彼女達を真っすぐに見据える
そして。
精霊の側面に、あの日運ばれてきた橙色の髪の少女を見つける
私はハンカチで、その涙を拭った。
KPより
先日のセッション、お疲れさまでした
人生は一つ一つ違っていて、その時々周りにいる人も、その考えもすべてが違う。シナリオとは別に、これは現実世界でも同じことです。
ですから、まずはこうして今回素敵なPLの皆様と卓を囲めたことに心から感謝をしたいと思います。この度は、本当にありがとうございました!
そして、次はPCの皆様へ。これはTRPGというゲームですが、本当に、今回皆様は"生きて"らっしゃいました。
貴方の人生に深く敬意を表するとともに、本気で悩み、苦しみ、選んでくれた貴方たちに感謝します。ありがとうございました。
と、いうことで。
私は、皆様の素敵でコミカルで真剣なRPや、まさかの小ネタTシャツや、個性あふれる迷子やら癖のある行為やらを見せて頂き、感謝の気持ちで一杯です。
PLの皆様はいかがだったでしょうか?大好きなシナリオで、これを回すためオンセ初KPを志してしまった訳ですが、一度のシナリオに参加できるのは一度切り。
拙いキーパリングでしたが、シナリオの良さを削ぐことなく皆様に楽しめて頂けたなら、これ以上の喜びはありません。
というかこの物語を紡いだのはPL,PCの皆さんです。楽しかったのなら自分たちに大きな拍手をお願いします!
……あ、いえ。もちろん選択には存分に苦しんで貰わなければいけないのですが。PCの皆様におかれましては、これからの人生もほどほどに苦しんでくださいね
改めまして、戯遊様、たまの様、ろきあ様、最大珈琲様。刻野さん、飯森さん、稲葉さん、結城さん。
重ね重ねになりますが、この度は本当にありがとうございました!貴方たちの人生が大好きです!
人生は一つ一つ違っていて、その時々周りにいる人も、その考えもすべてが違う。シナリオとは別に、これは現実世界でも同じことです。
ですから、まずはこうして今回素敵なPLの皆様と卓を囲めたことに心から感謝をしたいと思います。この度は、本当にありがとうございました!
そして、次はPCの皆様へ。これはTRPGというゲームですが、本当に、今回皆様は"生きて"らっしゃいました。
貴方の人生に深く敬意を表するとともに、本気で悩み、苦しみ、選んでくれた貴方たちに感謝します。ありがとうございました。
と、いうことで。
私は、皆様の素敵でコミカルで真剣なRPや、まさかの小ネタTシャツや、個性あふれる迷子やら癖のある行為やらを見せて頂き、感謝の気持ちで一杯です。
PLの皆様はいかがだったでしょうか?大好きなシナリオで、これを回すためオンセ初KPを志してしまった訳ですが、一度のシナリオに参加できるのは一度切り。
拙いキーパリングでしたが、シナリオの良さを削ぐことなく皆様に楽しめて頂けたなら、これ以上の喜びはありません。
というかこの物語を紡いだのはPL,PCの皆さんです。楽しかったのなら自分たちに大きな拍手をお願いします!
……あ、いえ。もちろん選択には存分に苦しんで貰わなければいけないのですが。PCの皆様におかれましては、これからの人生もほどほどに苦しんでくださいね
改めまして、戯遊様、たまの様、ろきあ様、最大珈琲様。刻野さん、飯森さん、稲葉さん、結城さん。
重ね重ねになりますが、この度は本当にありがとうございました!貴方たちの人生が大好きです!
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