クトゥルフ神話TRPGやろうずWiki

このセッションの小説
しいては羽鳥と八日のその後の小説を
書きたいと思ってます。
もし許可してもらえるのでしたら
この後日談の部分で結構ですので　お返事お願いします。

それとできたら八日さんとオカマと宮田の詳細をkwsk

ﾅ､ﾅﾝﾀﾞｯﾃｰ!?
コレが小説になる・・・だと・・・？
良いだろう・・・できるものならやってみるがいいさ！
ちなみに詳しい情報といいますとどんな感じ？　見た目だったらあのまんまだよ。

いやぁ　オカマがどんな性格なのかいまいちつかめない･･･
宮野は死んでるしいいかなぁ・・・・　回想で出すかも

ふむ。
オカマは義理堅く、そして情にもろい清く正しいバツイチ。
あと、子供好き。良い保父さんになれるレベル。ですね。

お気に入りのロックバンドを大音量でかけながら、あたしはベットの上でだらしなくくつろいでいる。
暖房をガンガンにかけならが、ジャージとトンクトップ一丁で、温暖化とか、エネルギーとかそんなものは知ったこっちゃない。
大切なのは頭をからっぽにすることだ。
お腹に響くドラムの音圧と、生ぬるい暖気に身を包み、できるだけ無防備にだらだらするのが、あたしには一番の治療なのだ。
カウンセラーは当てにならない。
彼女は彼女なりに真剣なのだろうけど、心が触れ合わない相手とは、何を話しても意味がない。
そういうことを考えると、私は何ともこの世界にたった一人取り残されたような、寄る辺ない恐怖心がこみ上げてくるのだ。

私は、のそりとリモコンに手を伸ばし、それをバイト代2カ月分のコンポにむけた。
ばぁん、とか意味なくつぶやいて、じゅうでも打つように反動で手をのけぞらせながらボタンを押す。
ぶつりと極が止まって、部屋が静寂に満たされる。
やや作動音の後、今度は陽気でアップテンポなメロディーが流れ始めた。
余計なことを考えてはいけない。
せっかく帰ってきたのだ。
それでも何とも言えない孤独感だけが、満たされずに私の中で大きな口を空けて、現実感やらエネルギーやら、生きていく上で大切なものを。
ごうごうと音を立てて飲み込んでいく。
だめだ、
そう呟いて、私はまたリモコンに手を伸ばし、CDを切り替えた。
曲が心に響かない、音だけが、私の空っぽの上で、むなしく上滑りするだけだ。
今私はどういう気分なんだろう、私に力を与えてくれる曲はなかったか?

ああだめだ、思い出せない、昔の自分はもういないのだろう。
五体満足で帰っては来れたけど、もう大事なものを私はなくしてしまった。
かつてのと立ちも、両親も、医者も、警察の人たちも、みな全てに共感というものが持てない。
今は、心の傷を治すような時間じゃない、自分が独りぼっちだという事実を受け入れるのに必要な時間なのだ。
何せあの夜の出来事を共有できる相手なんていないのだ。

ひかれたとしても、一緒にはいられない、彼と会うたびあの夜に立ち返らざるを得ないのならば、
私たちの間に一生やすらぎなど生まれない。
そんなものは願うに値しないところだ。
ひかれたことは嘘じゃないけど、それに振り回されるほど私だって幼くはない。
願っても実現しないことはあるのだ。

そっと、彼の顔を思い出す。
ずっと、少女を気にかけて、そのままどこかに行ってしまった彼のことを。

非常に楽しいセッションをありがとうございました。
最後まで考えさせられ、あがき続ける楽しさに満ちたすばらしいセッションでした。
いろんなことがありましたが、ひっくるめて、また十日さんとセッションがしたいと思いました。
またチェックさせてもらいます。どこかでお会いしたら、ごいっしょさせてください。