ガンダムトライエイジ まとめWiki - トレーズ・クシュリナーダ

VS IGNITION 02(VS2弾)

VS2-056C
ステータスHP+900アタック+1200スピード+1300
バーストスピードこれからの時代は我々が作ろう。バーストLv1
スキル威圧的な援護アシストをした時、ずっと相手のアタック-500。【毎回】
背景VS2弾Cリーオー
備考閣下が排出カードに降り立ったものの、アシストスキル持ちスピードバースト枠とそのままでは使いにくいものとなってしまった。例によって、強襲持ちかダンタリオンの「滅」以外の選択肢は無い。後に登場したアビリティ・共撃だと、直接戦闘をしつつ、共撃に呼び出されることでスキルを生かすことができるから、専用機のリーオーのB3弾Cで戦おう。共撃の機体は、ディフェンダーかアタッカーにしておくこと。
ちなみに、デュオと同じく覚醒・ゼロシステムを所持していないが、本編においてゼロシステムがトレーズに何も見せなかったことが理由と思われる。

OPERATION ACE 02(OA2弾)

OA2-057M
ステータスHP+2500アタック+1700スピード+800
バーストディフェンス我々は退かない。私は地球が好きなんだ。バーストLv3
スキル常にエレガントであれHPが80%以下の時、ダメージを50%に軽減する。【毎回】
ACE効果ラウンド1からずっと仲間全員の受けるダメージ-500。
背景OA2弾Rリーオー
備考EW特集に伴いトレーズ閣下はMに昇格。ステータス合計値は5000。
スキルは、B5弾PCCAアムロとは違い、HP80%以下で発動するので、使い方がかなり違ってくる点に注意。どちらかと言えばHP半分以下で発動する底力スキルと使い方は似たようなものになる。
機体候補としては受けに特化しているので逆襲や烈破で火力不足を補うのが最適。装甲もトレーズ側で不発の保険がかかってるので悪くない。スピードの低さから、戦迅対策に先制か迅雷も良いだろう。
過去弾の高レアなので持ってない人は無理しなくてもいいが、装甲だけでなくフォトンライズも持っているVS3弾ANNIV.Gセルフ(パーフェクトパック)が特にお勧め。

EVOL BOOST!! 02(EB2弾)

EB2-059P
ステータスHP+2200アタック+3000スピード+1000
バーストアタックその機体に乗って勝者となってはならない。バーストLv3
パイロットアビリティ絆カウンターレディ・アンをパートナーとして発動。
撃破された時復活、連携カウンター攻撃を行う
スキル勝者の渇望単機でロックオンした時、アタック、必殺技、防御力が30%増加する。【毎回】【全攻撃前】
ACE効果ラウンド1のみ相手全員のアタックを30%減少させる。
背景EB2弾PトールギスII
備考閣下が最終決戦時の搭乗機に合わせてPに昇格し2年ぶりに再登場。ステータス合計値は6200。
単機ロック攻撃時発動スキルなので単純に火力向上の機会として捉えるなら追加攻撃持ちとの相性は良好。丁度背景の同弾PトールギスIIも解滅と相性がいい。
また、ACE効果は今でこそ打破発動のトリガーに成り易いものの、対人戦ではB2弾からずっと定番のラウンド1アタック3割ダウンとお得なものとなっている。付帯のトールギスIIはラウンド1必殺5割減と打破持ち以外の相手に関しては火力を封殺できるため、生存性を向上させやすいものとなっている。ただ、単なるアタックバーストだから、何も出来ないまま撃破されるのを避ける意味でも、先制・迅雷・縛撃・ファンネル・フルドライブ持ちと組ませて先攻を取ったり、強靭持ちに乗せて守りを固めるなど撃破されないように立ち回ろう。勿論、自身のエース効果を活かすなら打破封印のビルドアクション(現状だとG-セルフ(大気圏パック)のR版がオペレーションモードでドロップ可能)があると安心。また、アタック補正はDW2弾Pアヤメより100だけ高いので、連撃による弾別ハイスコアにも採用されそうだが、DW6弾PアムロDW6弾Pキンケドゥあたりと変えている人がいるものの、そういう人はスコアが伸びていない為、今後も同弾Pセシアほどの採用率は無さそうだ。

プロモーションカード

TPR-029箔押しバージョンありプロモ
ステータスHP+1200アタック+2200スピード+800
バーストディフェンス私は・・・敗者になりたい・・・!バーストLv3
スキル華麗なるアシストアシストをした時、ずっと相手の必殺技-1500。【毎回】
背景SPパック15リーオー
備考SPカードパック15収録。
ガンダム史上最もエレガントな人が参戦。ステータス合計値は4200。
性能としては、BG6弾シアと同じ性能のスキルを持ちつつ、ディフェンスバースト持ちであり、アシストカットされてもディフェバで受けれるので必然的にシアより使いやすくなる。
搭乗機は背景のリーオー…は電刃なのでスキルが生かしにくい為、より生かせる強襲持ちに乗せてやれば自身のアシストしているバトルと僚機のバトルに参加し必殺を下げて回る事が出来るので、相手の能力を封じてエレガントに勝つプレイスタイルには御誂え向きである。
強襲持ちを乗せるとしたら、彼に次ぐエレガントな人が専用機の鉄血2弾SEC天ミナだと、似合っているし相性も抜群である。
その他、HPが高くアシストカット対策にもなる鉄血1弾SECナイチンゲールや鉄血6弾MエピオンEWあたりで倒されにくくして、二択を迫るのもいいだろう(アシストカットしないと必殺が下げられるが、アシストカットすると逆襲や烈破込みの反撃が飛んでくるのを選ばされる)。

キャラクター解説

登場作品新機動戦記ガンダムW
置鮎龍太郎
年齢24歳
階級少将/総帥
専用機リーオー
トールギスII
証言
特記事項ガンダムエピオンは設計・開発をしただけで劇中では一度も搭乗したシーンはないが、組み立てられた本機で試験搭乗した際に「(エピオンシステムにでも)最良の未来は見えなかった」と言及しているものの本ゲームでは専用補正は入らない。

地球統一連合軍の特殊部隊スペシャルズ(SMS)の総大将にして秘密結社OZの総帥、後に世界国家2代目国家元首。
生来のカリスマ性を持ち、副官のレディ・アンを始め、多数の将兵に慕われている。
彼のためなら命を投げ出すことを厭わないほどである。
また、彼と袂を分かった財団派(下記)の兵士たちですら「閣下」と敬称と敬語を付けて話すほどのカリスマの持ち主である。
基本的に沈着冷静で、不快感を示すことはあっても感情的に激怒したことは本編中>では一度もない。
逆にときた先生の漫画版では「怒った顔」が見ることができる。
その内容が「無抵抗のコロニーを住人ごとミサイルで爆破し、多くの犠牲者を出す」という虐殺行為なのでジオン公国ティターンズアロウズギャラルホルン統制局やアリアンロッドばりの暴虐な行為のため流石の閣下も怒りの色を隠していない。

MSの操縦技量も非常に高く、OZの前組織であるスペシャルズ(SMS)を設立する前は連合でMS部隊の教官を勤めていた。
その時から青と白に塗られた機体を愛用しており、彼のパーソナルカラーとなっている。

当初は連合の一将官としてガンダム各機に応対していたが、連合という組織自体に限界を感じていたため、様々な権謀術数を用いて地球圏統一連合内のスペシャルズ(特殊MS部隊)を一斉蜂起させ、OZの総帥として歴史の表舞台に立った。
またその際にガンダムに「戦い」から遠ざかろうとしている連合の平和論者でもある上層部を一掃させるという暴挙を行わせるように仕向けている。

その後、単身暗殺に向かってきた張五飛を、ガンダムファイター並の身体能力で正面から生身で流麗に土を付けている。
彼を見逃して再挑戦させるチャンスと拭えぬ敗北感を与えた。

様々な策略を用いてガンダムを追いつめていったが、OZの母体となる組織であるロームフェラ財団はMSを完全自動化した機体・・・モビルドール(以下MDと表記)の投入を画策していた。
しかし己の思想(後述)に真っ向から反するその機械人形を自らリーオーを駆って破壊した。
※肝心の戦績はリーオーの解説項参照

ゼクス・マーキスとは親友でもあると同時に部下でもある。
シベリアでの戦いに水を差されたため、個人的な理由(完全な決着が望み=決着を望む者)で決闘を行うべく自爆したガンダムを秘密裏に修復し(かつ、修復したガンダムの囮を爆破するという巧妙な偽装)、パイロットを南極に呼び寄せていたが、それが財団にバレてしまい、ゼクスを反逆者として始末することを財団(というよりその代表のデルマイユ候)から迫られる。
そのためゼクスに70機もの追討部隊を差し向けるが、彼としてはそれを撃破して生き延びる(表向きには戦死)ことを期待していた。

上記の通り血の通わぬ兵器であるMDの投入には一貫して反対の立場を取っていたが(他作品のキャラで言う所の「罪の意識すら持つ気がないのか!」のセリフの通り人殺しの極みである戦争がゲーム感覚になってしまうため)、彼の行動もむなしく戦争の中心的な存在はMDに移って行ってしまった。
自身の思想に反した財団の合理主義によるMD導入に反対する旨を総会で表明(プロモのバースト台詞を発言)し、OZ総帥の座を解任され、ルクセンブルグの古城に幽閉されることとなった。

その結果OZは分裂し、財団派(MD主体のOZの本流)とトレーズ派(トレーズの思想に共鳴する兵たちが挙兵したグループ)が鎬を削り、その争いにガンダムが介入する状況を呈した。

また、この頃秘密裏にガンダムエピオンを製作に取り掛かっていた模様。
囚われの身の上で好き勝手にMSを建造出来たあたり、財団派の警備体制はザルだった(か、上記の通り財団派の兵もそういう風に気を利かせたとも取れる)ようだ。

その後はルクセンブルグ基地の戦いに介入したヒイロと対面し、完成したエピオンを託した。
※初代プレイステーションのゲームのTHE・バトル ガンダムWではトレーズがエピオンに乗って登場している。

財団はリリーナ・ピースクラフトを新たなトップに迎えて世界国家を樹立した。
その際にOZを解体し、全ての武力を放棄しようとした直前にミリアルド・ピースクラフトを指導者とする武装組織・ホワイトファングが蜂起した。
何とか話し合いで解決を図ろうとするもののそれも適わなかった。
そのため再び立ち上がることを決意、リリーナが自由に動ける状態を与えるべく彼女を失脚させ、2代目国家元首に就任した。

地球圏で最後の戦争を起こすべく地球上の全兵力をMO−IIに集結させ、ホワイトファングとの決戦に臨んだ。
世界国家軍は彼の意向でMDは一切使用せず、旧式のリーオーが主兵力となっていた(一応、トーラスも有人型はあるのだがMD仕様がメインであるためか採用しなかったようだ)。

決戦では指揮官機トールギスIIに搭乗し、最前線で陣頭指揮を執った。
殺人的な加速能力(ゼクスは肋骨を折って内臓を痛めるほどの大怪我はするし、副官のオットーと五飛の嫁はそれがもとで亡くなっている)を持つトールギスを「宇宙空間において対G効果のあるパイロットスーツ抜きの軍服姿で」平然と涼しい顔で操縦するあたりスーパーパイロットもビックリの操縦能力+(前述の通り)ガンダムファイター並の身体能力を持っている。
最終的には再び向かってきた五飛のアルトロンガンダムに討たれ、壮絶な最期を迎えた。


彼の思想は「戦う姿勢は美しく、華美する」というものであり、エピオン項にもある様に、どんなに険しい道のりであっても諦めずに己の意思で突き進む者を好んでいる。
また、そういう者たちに時に試練を与え時に手を貸したりもしている(そのため、戦いから避けようとしたり、逃げたりする連合首脳部を謀殺している)。
ただし、戦いであること=戦争であり(※「戦う事=武器を取る」ではない)、多くの人命を奪う関係上「悪」と本人も見做しており、そのことを取って五飛は「悪」と断じているため、閣下は「最大の理解者」と評している。
ちなみその考えを突き詰めると極力人の死の無くなるガンダムファイトやゲームで決着をつけるガンプラバトルになってしまうのはご愛敬。

そして、他のガンダムゲーのGジェネクロスレイズでとうとうガンダムファイトこそが自身の理想を体現したものと言いきってしまった。
ただし、ガンダムファイト自体も色々と弊害があるのだが、エコロジストな一面も持っているので、ガンダムファイトの弊害に対しても気付いて対策・改善しそうではあるが。

また、EWでリリーナも「平和は誰から与えるものではなく、自分の手で勝ち取らなくてはならない」(バーストエール)という言葉もある様に、ある程度リリーナも閣下の影響を少なからず受けているようだ。

戦争の惨劇と悲しみを強く実感しており、彼は自ら起こした戦争(ガンダムW本編での戦闘すべて)で犠牲となり亡くなった人の数と名前(のべ99822人)を全て憶えている(最終的にはその数は自分自身を含めて10万10人分にもなった)。
また、一貫して「人の手を汚さない(血の通わない)戦争などあってはならない(意訳)」というスタンスであり、前述のように無人機を大量投入する戦術前提のMDについて不快感を示している。
また、「本当に決闘しか出来ないガンダムを建造する」「機体を託したパイロットに『その機体で勝者になってはならない』(≒単なる兵器ではなく、現状打破の為の最終手段として使うべきだ)と発言する」、そして前述のように「最後の戦争とするつもりで開戦する」など、ゆくゆくは戦争行為そのものを無くすつもりだったようだ。

ガンダムWの登場人物は数字から取られることが多く、トレーズはフランス語で13(ガンダムシリーズで13はかなりキーパーソンな数字であり、W以外の作品でもところどころ登場する。「第13独立部隊」、「第13回ガンダムファイト」、ガンダムビルドダイバーズのマギーのフォース「アダムの林檎」も世界ランク13位・・・など)を意味する。

また、ドロシーとは親族の間柄でマリーメイアの実父でもある。
当時SMSの新兵だったルクレツィア・ノインを教導中テロリストに襲われ、ノインを庇って負傷し入院することを余儀なくされてしまうのだが、そこで当時看護婦だったレイア・バートンと出会い、恋仲となって最終的には結ばれることになった。
・・・そう、このテロリストこそ後のガンダム01のパイロットであり、閣下からすれば恋のキューピッドという側面も持っていたりする。

そんな大人物の閣下だが、自分のセンスや思想を人に押し付けるという悪癖(上記のエピオンの件)を持っている他、物事を面白半分にややこしくする(ゼクス評)という常人には理解できない趣味(要は悪趣味)な一面を持っている。
入念に極秘情報を操作してカトル・ラバーバ・ウィナーを女の子(その理論で行けば男の娘)扱いさせて、Gチームを陥れる一計を謀ったりもした。
その他、ノインのスリーサイズをゼクスともども把握している。


演じる置鮎龍太郎氏はTV版の収録当時、閣下の人物像や思想が上手く捉えきれなかったようで、リリーナ役の矢島女史共々収録に悪戦苦闘したという。

ガンダムシリーズで閣下(本項目でも多数使用)といえばこの人かエギーユ・デラーズ(デラーズ・フリートの総帥(中将))、ストライクフリーダムガンダム(某所にて)のことを指す。

後に置鮎氏は、「機動戦士ガンダムSEED」にてアンドリュー・バルトフェルド役、「機動戦士ガンダム00」の2nd Seasonにてブリング・スタビティ役として出演している。