マンガ、アニメ、特撮などに登場し、倒されていく女性悪役の情報を扱います。

管理人雑記 2020.6.4 平成敵女アンケート結果

平成中期(平成11年(1999年)から平成20年(2008年))

 今回は平成11年(1999年)から平成20年(2008年)を平成中期と呼ぶことにして、その時期に関するアンケートの回答をまとめてみたいと思います。おおむね2000年代ですね。 
 
 この時代の大きな出来事は色々ありますが、敵女界隈的に重要そうなのは、インターネットが定着したことでしょうか。

 もう一つこの時期に興味深い現象として、供給されるマンガやアニメが一気に増えた印象もあります。特に深夜アニメは目に見えて増加し、それに伴い子ども向けというよりは大人向けの作品が多く見られるようになりました。

 私個人のインパクトのある経験としては、やはり2000年の5月に開設したMET様のホームページ『Midnight Ladies』(MNL)を知ったことでしょうか。私がこのホームページを発見したのは、たしか開設から数か月後だったと思うのですが、ものすごく感動したのを覚えています。

 このサイトの掲示板で、同好の士の方々と様々な交流ができたのは良い思い出です。それに加えて『女やられ役探索』というページで、未見だった作品に関する情報にふれることができたので、過去の物件に触れることも多くなりました。

 MNLがきっかけで知った物件としては、シャーマン(ゴッドマジンガー)マゾーン(宇宙海賊キャプテンハーロック)キライヤ(神秘の世界エルハザード OVA)などがあります。

 その後は、インターネットで敵女に関係するさまざまなサイトが次々と創設され、ネット上で敵女に関する情報を手に入れやすくなって行ったため、たくさんの物件に出会うことができました。当時全盛期を迎えていた匿名掲示板の2ちゃんねるなんかでも、『強い悪の女戦士を屠る創作スレ』が立ったりしています。

 自分の場合、この時期から多少は経済的に余裕ができてきたので、MNLで知った物件や、幼少期に見た物件を購入したりもしていました。また、2006年に敵女をレビューするブログを開設しました。考えてみるとこの時期(2000年代後半)に、ブログやSNS、イラスト共有サイトなどが、次々に登場して、個人でHPを作る必要がなくなった印象があります。

 ともあれ、私にとってこの時期は、もっともアグレッシブに敵女やられ物件を探していた時期だったと思います(大体20代の時期なので、ある意味当然かも)。

平成中期の敵女の思い出

 と、いうことで、私の話はこの辺にしてアンケートの回答結果を見ていきましょう。引き続き、自由記述の紹介にあたっては、文意を損なわない範囲で、誤字脱字を直したり、一部省略したりしています。あらかじめご了承ください。

 まず、この時期については、1990年代生まれの方々で特撮に言及している人が非常に多く見られました。1990年代生まれの方はこの時期は、幼少期から10代だったのではずなので、印象に残ったのだと思います。以下のような感じです。
きっかけは多分日曜朝のスーパーヒーロータイムでこの趣味に目覚めました。その頃はスマホなんて無い頃、インターネットでもこの様な大変有り難いサイトも無く "その様な" 行為をする歳でも無かったのでただ単純に想像したり偶に見かける敵女を見ては恋してました。(1990年代生まれ)
戦隊やライダーの女幹部、女怪人を目当てに毎週テレビにかじりつき、ネットで画像をあさり続けた。(1990年代生まれ)
多すぎる クイーンクロウロード コルウス・イントンスス(仮面ライダーアギト)最高(1990年代生まれ)
ウェンディーヌを幼少期について目覚めましたね(1990年代生まれ)
戦隊の女幹部がいいなと思いはじめたころ、特に何故かホラン千秋が好きだった(笑)(1990年代生まれ)*1
幼少期の私は、毎週ギンガマンを観るのが楽しみでした。特に49話は印象に残っています。理由は、ヤラレシーンだからです。艶めかしいダメージボイスも相俟って、魅力的な肉体を持つ女幹部がヒーローに敗れ、大爆発するシーンに得も言われぬ興奮を覚えました。今振り返れば、あれが敵女ヤラレの目覚めです。(1990年代生まれ)

 以上のような感じです。最後の方は、平成前期でも言及されることの多かったギンガマンについて言及していますが、本作は1998年から1999年の放送なのでちょうど境目の作品になるんですね。

 ちなみに、2000年代生まれの方々も、やはりこの時期に幼少期だったせいか、特撮に言及する人が多かったですね。
アニメや特撮ですばらしい作品と何度か出会いました。(2000年代生まれ)
ハリケンジャー第6話「ハサミとくノ一」で、ウェンディーヌとフラビージョがハリケンブルーを2人がかりでボコボコにするシーンを見て非常に興奮した。(2000年代生まれ)
敵女に目覚めるきっかけは、(ヤラレはなかったですが)「ボウケンジャー」のシズカや「ゲキレンジャー」のメレを小さいときに見てドキドキしたことが"種付け"だったと思います。そして"発芽"したのが、「ゴセイジャー」のメタルAの巨大化した時のヤラレや制裁ボムによるお仕置きをみたことが決定的でした。しばらくしてネット環境に触れ、メタルAの中の人(超美人)を見た時の衝撃はありました。(2000年代生まれ)

 ちなみに、世代不明の方のコメントは以下のような感じです。
女幹部の豊かな時代を過ごしました。インターネットも発達し、一人暮らしも開始して、発掘大航海時代のような感じだと思います。(後略)(世代不明)
ネット上の仮面ライダー少女化イラストを見て、怪獣・怪人擬人化や女性怪人に興味を持ちました。ことに昭和期は独特の敵が多いので空想するのも楽しいです。(世代不明)

 特撮の番外編として、禅ピクチャーズの作品をこの時期から見始めたという人もいました。
地上波で顔だしの女幹部が減少傾向にある中、禅ピクチャーズを見つけて女幹部が出てる作品をひたすら買い集めたこと。(1970年代生まれ)

 ちなみに、この平成前期との違いとして、趣味が拡散しているような気がします。平成前期だと、シェリンダ、シボレナが特に人気を集めていたのですが、この時期だと『このキャラ!』という存在がない印象です*2

 もちろん、アニメ(+マンガ)に関する言及もありました。ただ、特撮と同じで『このキャラ!』というものはない印象があります。
振り返ると、「鋼の鬼」「ルパン三世 天使の策略」「テイルズオブディスティニー1(リメイク)・2」など、強烈な印象を受ける敵女作品が多く作られた時代だった。(1980年代生まれ)
リアルタイムで見たのはハートブレイカーさんくらいですがこの間にボンバーガールやネネカさん案件を知りました。(1980年代生まれ)
アニメ版『永遠のアセリア』の雑魚スピリット殲滅シーンを初めて見た時などは、激しい動悸を起こしてもう少しで倒れるかというほどになりました。また、もともと敵女趣味の性癖とは別に「主人公等のコピー・偽物として作られた存在」に強く惹かれる傾向があったのですが、劇場版『プリキュアファイブ』のダークレモネードに両方の脆弱性を突かれてしまい、これ以降、同路線の敵女に狂うほど入れ込むケースが続出することになります。(1980年代生まれ)
アソボット戦記ゴクウの、確かマリーという名前の敵女のやられが好きでした。可愛い系の少女が遠慮なくやられる姿が当時は衝撃的でしたね。(1990年代生まれ)
トランスフォーマーギャラクシーフォースのクロミアやゲームのロックマンゼロ4のソル・ティターニャン、ポケットモンスター水の都のザンナー、マジレンジャーのゴーゴンなどに興奮してました。(1990年代生まれ)
夕方のアニメなどに敵女が出てくるたびにドキドキしていました。『敵女フェチ』という界隈があることはまったく知りませんでした。『敵女で興奮している』ということは、普通の人には理解してもらえないという自覚があったので、誰にも秘密にしていました。あと幼稚園の頃からシーネ派で、敵女が生存するたびがっかりしていたのを覚えています。(1990年代生まれ)

 ↑この方は世代は違えど、私に近い経験をお持ちのようです。
ナルトのアニメを見てフウカという敵女に会った。(1990年代生まれ)
AIKa R-16の2話は水着回なので出てくる敵女も当然水着を着ているためセクシーなアクションがたまりませんでしたが終わった後、ボスの凪紗りさこが水着を剥ぎ取られて生乳と生尻がガスト(男)がいる前で露わになってしまい他の敵女もブラジャーを奪われたうえに腕を後ろに縛られてしまったため乳首が露わになってしまった状態で並べられてるのがよかった。(1990年代生まれ)
この頃はまだ深く調べてはいないものの(例えば犬夜叉によくあるような)リョナ系のエロスには密かにドキドキしていました。(世代不明)

 ちなみに、ゲームに関する回答もいくつかありましたが、それぞれの方のこだわりが強く出ていました。
エロゲーやAVを買うようになり、敵女が出てくる作品ばかり買っていました。中でもダイブボカンは今でも使っています。(1980年代生まれ)
もっぱら思春期だったので、性の言うものを意識する真っただ中で敵女に夢中でした。漫画やアニメのもそれなりに見てきたのですが、当時は祖父のパソコンや家庭用などのゲームに登場する敵女にはまっていました。(以下略)(1980年代生まれ)
この期間が自分の性癖について段々と理解してきた頃ですね。当時ゲームキューブが発売されておりマリオサンシャインやスマブラDXなどが出ている頃、バトル封神というゲームに出会い、そこで6-3の敵のボスである春雷と闘い、当時はとても強く感じ何度もゲームオーバーになったものですが、諦めず戦い、倒した時…自分の中で何かが弾けました。セーブポイント作り何度も何度も倒しに行きました。今でも時々やっています。(1990年代生まれ)
この業界でもあまり推している話を聴きませんがかの名作、ムジュラの仮面の女海賊 これが私の入門(ゲーム篇)でした。蜂の巣で追い払われる幹部から中ボス、兵卒まで当時のグラフィックとしては見た目と悲鳴が可愛すぎる。(以下略)(1990年代生まれ)

 ということで、特撮・アニメ・ゲームに関するアンケート回答を見てみました。繰り返しになりますが、この時期の物件に関するコメントを見ると、媒体を問わずあまり共通点がない感じがします。

 一方で、この時期に関する回答を見ると、インターネット上での出会いなどがきっかけになり、この嗜好に目覚めたり、敵女との関わり方が変わったりした、といった方がおられました。特に1980年代生まれの方は、この時期に思春期から20代だったこともあり、インターネットの影響が大きかったのかもしれないです。
18歳に達するのと前後してパソコンとインターネット回線が手に入り、皆さんご存じ『Midnight Ladies』で初めて自分以外の敵女やられ志向者と出会うことになります。確かナギさんだったかが「俺は世界でただ一人の異常者ではなかった!と感じた」という旨のことを書いておられましたが、私も同感の思いでした。『悪の女戦士を屠るスレ』に様々な同人作家が集って創作・交流を繰り広げたのもこの頃でしたね。(1980年代生まれ)

 ↑やはり2ちゃんねる(後に避難所に移動)の『悪の女戦士を屠るスレ』に惹かれた人はいたみたいです。
2001年ごろからインターネットに触れるようになり、MNLやショッカー婦人部、タイトロン、ネオショッカーと女性怪人の秘密基地などのサイトで敵女(特に女ザコ系)の知識を得るようになりました。デルモゲニィ、シャーマン。マゾーンを知ったのもその年代です。(後略)(1980年代生まれ)
インターネット環境が普及し始め、2002年頃に「Midnight Ladies」のサイトを発見したことは大きなターニングポイントだったと思います。ここで「AIKa」や「変幻戦忍アスカ」、「ゴッドマジンガー」などの過去の名作に触れ、新宿のツタヤや紀伊国屋で物件を探す日々が懐かしいです。(後略)(1980年代生まれ)
実はこの時期の作品はあまり惹かれるに敵女に出会えなかった気がします。それよりもMET氏が運営する「Midnight Ladies」に出会ったことにより過去の作品を探してたことが多かったです(国会図書館にも行きましたw)。「キャプテンハーロック」、「AIKa」、「Vガンダム」なんかはこのサイトのレビューで知ってよく見てました。(1980年代生まれ)

 ↑私も『幕末人斬り伝――壬生の狼』をどうしても読みたくて、国会図書館に行ったことがありますw
手にしたばかりの携帯で検索し、アクアランサーヒトミのドローメの画像を見つけたときの興奮は忘れられません!自分の中の感情に「性癖」という名がついた瞬間、人生初の過呼吸を起こしました。そのあとは屠る絵掲から様々な敵女クリエイターに出会いました。(1990年代生まれ)

 ↑私の場合、MNLの作品で一番好きなのは『ビザール魔女』と『サイトエンジェル セリカ』です。

 なんというか、1980年代生まれでインターネットに言及した方は、全員が「Midnight Ladies」に触れているのがすごいですね(さらに、1990年代生まれの方もいます)。私もそのクチですが、MNLがこの嗜好界隈においてどれほど影響力が多いサイトなのかよくわかります。

 ちなみに、この時期インターネット上では、MNL運営者のMET氏以外にも、敵女を題材にするアマチュアのクリエイターが増えていったわけですが、そういったいわゆる絵師さんに影響を受けたというコメントもありました。
その日、僕はネットサーフィンをしていて、綾崎ミトラ氏(現Mito.氏)となめジョン氏に出会った。思えばこの時に逃げるべきだったのだ。だが当時の僕は下半身に忠実すぎた。テイルズのマイナーな女ザコとか、当時の厨房が絶対知らんようなAIKaとかにハマってしまったのである。こうして僕は女ザコ沼に引きずり込まれていくことになる。(1990年代生まれ)

 そんなわけでインターネットは色々な人に、さまざまな出会いを提供した媒体なような気がします。ちなみに、前回も紹介した海外の方の意見によると、この時期は…
驚異的な作品は今でもあちこちに登場しているが、以前の10年ほどの頻度ではないので、私はこの時期を「インターバル期」と呼んでいる。(中略)同時に、日本以外の世界でも(議論の余地はあるが)優れたものがどんどん出てきているし、日本各地でインターネットを介して行われている女性悪役文化の研究や議論も非常に貴重なものがある。(後略)(1990年代生まれ)

 とのことです。個人的には納得できる部分もあるんですが、どうなんでしょう。ちなみに、この時期については「少し寂しい」という簡潔なコメントもありました。

まとめ

 ということで、今回は平成11年(1999年)から平成20年(2008年)を平成中期と呼び、アンケートの回答結果を見てみました。こうして振り返ると、1990年代、2000年代に生まれた人々は、特撮・アニメなどで性癖に影響する作品に出会ったりしており、1980年代以前に生まれた人にはインターネットの普及が大きな出来事であったという感じでしょうか。

 また、この時期は「敵女やられといえばこの作品!」というコンテンツがなくなっていく一方で、インターネットの普及、に加えて、MNLなどの敵女やられを扱ったサイトが増加したことにより、個人でさまざまな物件にアクセスしやすい時代になったと考えて良いようです。

 今回は平成中期の敵女を振り返ってみました。次回は平成後期の敵女を振り返り、最後に平成全体を振り返ってみようと思います。

おまけ

 問1の回答の集計で、2票以上の得票があったキャラは以下のような感じでした。
順位キャラクター名得票数備考
1シェリンダ(星獣戦隊ギンガマン)8※ 操舵士シェリンダも合算
2レイナーレ(ハイスクールD×D)6
3ウェンディーヌ(忍風戦隊ハリケンジャー)5
4デルモゲニィ(AIKa)4
4逆髪の結羅(犬夜叉)4
4雷亜(バイオニックフォース 2017)4※ 魔竜4姉妹も合算
7ジオーナ(妖艶な女幹部ジオーナ)3
7マリア(瘴気のガスマスカレイド)3※ 漢字名記入も合算
7マルシーナ(非公認戦隊アキバレンジャー)3
7弐(NARUTO)3
7ネメシス/ケイオス(美少女戦士セーラーアルトリアス―エーテリウム強奪攻防戦)3※ ネメシス単独、ルナティックシスターズも合算

12位以下はクリックで開く

管理人雑記 2020.6.1 平成振り返りアンケート結果

はじめに

 と、いうことで早くも6月になってしまいました。昨日時点で、5月上旬に募集をしたアンケートの回答を締め切りました。結果として、55人の方に回答をいただきました。ご協力いただいた方にはお礼を申し上げます。

 そこで今回の雑記では、結果の紹介をしつつ平成という時代が、敵女やられ好きにはどういう時代であったのか振り返りたいと思うのですが、その前に回答してくださった方の概要を見てみたいと思います。
 
 結果的に回答者のおよそ7割が80年代と90年代に生まれた方ということでした。この嗜好にはまっている人は、結構若い世代が多いということが、あらためてわかりました。ちなみに回答者の性別は、男性が圧倒的に多く50人で、無回答の方が5人でした。女性と明示した方はいませんでした。

 では、アンケートの自由記述を見ながら、平成時代がどんな時代だったのか振り返ってみたいと思います。一度にすべての時代を見ると長くなってしまうので、平成時代を前期・中期・後期の3つの時期に分けて見ていきます。なお、好きなキャラについては最後に取り上げます。

平成前期の敵女

平成前期という時代
 では、平成前期である平成元年(1989年)から平成10年(1998年)を見ていきます。

 平成前期は、前半では日本が不景気になったり、有害マンガ論争*3があったりした時代です。個人的な印象ですが、有害マンガ論争のせいで、少年マンガや子供向けアニメなどでは、表現がおとなしくなっていった気がします(一方で、青年マンガやエロマンガの表現はますます過激になっていった印象もあります)。

 また、ウィンドウズ95が発売されて、インターネットが普及し始めた時代です。ただ、敵女やられの元祖ともいうべきMidnight Ladiesはまだ開設されていませんでした。

 はじめに、自分にとっての平成前期を振り返ると、実はあまり良い物件に出会えた記憶がありません。私の場合、1980年前後に生まれていたので、敵女やられにもすでに目覚めており、「単独の敵女幹部」で「最終的に殺される」キャラが好きという嗜好も完成済みでした。

 しかし、身分的にはまだ学生で、経済的にも余裕はなかったので、自分の中で、敵女やられという嗜好は、「完全になくなったわけではないが、下火だった」印象です。もちろん、『壬生の狼』(91年)のユキ・サキ姉妹や、ファイルファイトをはじめとするベルトフロアアクションの女ザコなどに惹かれていたりはしました。

 で、そんな感じであった自分の敵女やられ嗜好を再点火したのが、古本屋で見つけた『変幻戦忍アスカ』の水鬼姫様との出会いだったりするのですが、この辺は過去の雑記でさんざん語っているので割愛します。
平成前期の敵女の思い出
 では、平成前期について、敵女wikiの閲覧者の人たちはどのような印象を持っていたのでしょうか。以下、自由記述回答を紹介します。なお、自由記述の紹介にあたっては、文意を損なわない範囲で、誤字脱字を直したり、一部省略したりしています。あらかじめご了承ください。

 まず、60年代の回答者が1人だけいらっしゃったのですが、以下のような回答でした。
セーラームーンに始まりAIKaで終わる。後者が平成9年だからマイ平成終了。間に挟まったハニーFも良かった。以上。(1960年代生まれ)

 そもそも、今回のアンケート回答者自体、80年代生まれ以降に偏っているのですが、やはりある程度以上の年齢になると嗜好が固まり、新しい作品への興味は相対的には減少するというのはあるかもしれないですね(私も最近そうですし)。

 また、70年代生まれの方は3人回答していますが、自由記述を書いている人は1人だけで、その方の回答は次の通りでした。
地上波の戦隊ものでシボレナ・シェリンダとギルガメ出演者が登場したことが衝撃。(1970年代生まれ)

 お二人の回答からは、『セーラームーン』『AIKA』と『星獣戦隊ギンガマン』『電磁戦隊メガレンジャー』が、相対的に年齢が高い人も魅了したことが分かります。これらの作品は年代に限らず多くの人を魅了したようです。特に、1980年代以降に生まれた人の回答からは、これらの作品がより強く印象に残っていることがうかがえます。
 たとえば、セーラームーンシリーズに言及しているコメントは以下のような感じです。
幼少期の私にとって、旧セーラームーンのテティスや『寿霊障解決株式会社』の魔女たちの最期は非常に刺激が強く、今思えば完全に性癖を捻じ曲げられてしまいました。(中略)一方、『デビルマンレディー』の黒崎あおいや『魔法騎士レイアース』のノヴァなど、性欲とは離れた部分で敵女という存在の持つ宿命・翳りのようなものに惹かれてもいました。(1980年代生まれ)
セーラームーンの敵女(1990年代生まれ)

 アニメ作品でセーラームーンシリーズに次いで言及されていたのは、『クレヨンしんちゃん』でした。私にとってはギャグ作品のイメージが強いので、意外な感じもするのですが、劇場版である『ヘンダーランドの大冒険』の敵キャラ、チョキリーヌ・ベスタに惹かれた人が複数人いました。
初めはテレビでやっていたクレヨンしんちゃんヘンダーランドの大冒険を録画して見ていました。チョキリーヌの消滅シーンを純粋な気持ちで「何故彼女は消えたのだろう?」と疑問を感じ何度も何度も巻き戻して見ていましたね。(1990年代生まれ)
幼い頃から悪女=おっぱいが大きくてセクシーな印象があって好きでしたが中でもチョキリーヌ・ベスタちゃんのギャグ作品でありながら巨乳美女が粉々に砕けて死んでしまう展開の衝撃がやられシーンに興味を抱くきっかけの一つでした(世代不明)
テレビでクレヨンしんちゃんをよく見ていたので、劇場版の敵女キャラなどは印象に残っています。一方でVガンダムのネネカ隊をはじめとする敵女の数々を見逃したのは残念でした。何故見なかったのだろう?(世代不明)

 『クレヨンしんちゃん』のチョキリーヌ・ベスタは、ナイスバディの褐色美女という外見や、サービスシーンの多さがあるにもかかわらず、最後は人形に戻って粉々に砕け散ってしまうという儚げなやられ方が、印象に残ることがあったようです。
 もちろん、『AIKA』に関する言及もありました。
無印のAIKaの敵女デルモは全員美人のお姉さんなのに上司の趣味で超ミニスカを履かされてるため主人公に無慈悲に蹂躙されると例外無くは下着のパンツがよく見えるように気絶する哀れで無様でエロくて最高でした。(1990年代生まれ)

 次に、特撮についてみると、やはし幼少期に見ていたという人の印象に強く残ったようです。特に、スーパー戦隊シリーズの『星獣戦隊ギンガマン』のシェリンダと『電磁戦隊メガレンジャー』のシボレナについて、中の人が、アダルト寄りな活動をされていた方たちだったこともあって、その色気に魅了された人が多かったみたいです。
正義のヒロインよりも、敵女の方が美しいことに気づいてしまった青春期(1980年代生まれ)
最初に意識し始めたのは小学生高学年ぐらいのころ、友達のうちで見かけた特撮物のおもちゃでした。確か、パチンコ玉のようなものを発射して怪人がプリントされた的を倒すようなものでしたがその的に入っていたのがシルバレラでした。(中略)忘れかけていたところに、放映されていたギンガマンのシェリンダで明確に敵女を意識し始めたと思います。ビキニアーマーであふれんばかりのボディで戦ってる様は鮮烈に記憶に焼き付いています。(1980年代生まれ)
(前略)ドリフやとんねるずの番組で飯島愛さんがやられ役や汚れ役をやっているのを見て気になったのがひとつの大きかったかなと。(中略)今思えばシェリンダは顔出し女幹部(しかも露出過多)にも関わらずグリーンとのタイマンでやられる回が多かったり、最後は改心や誰かをかばうみたいなドラマ性もなくきっちりグリーンの手で葬られたのも大きかったと思います。(1980年代生まれ)
当時衛星放送で仮面ライダーの再放送があり、そこでショッカー戦闘員というのを初めて知りました。全身タイツという特異な格好と奇声という特徴に惹かれました(中略)。特に誤爆・処刑が好きなジャンルとなりました。(1980年代生まれ)
ビデオで見た仮面ライダーJの蜂女ズーを見て幼ながらドキドキした。(1990年代生まれ)
メガレンジャーのシボレナのやられ方に自分では名前をつけられない感情が芽生えたことに戸惑った思い出があります。(1990年代生まれ)
カクレンジャーリアルタイム勢はほぼこの業界に入る説を提唱いたします。後年正式に特ヲタになる自分が後に最高の挿入歌と称するイントゥーデンジャーカクレンジャーに乗せて美女軍団が敵であるというだけで最高の見せ場として可愛すぎる声を上げながら倒されていく様を見て子供ながらに興奮で眠れなくなりました。(2000年代生まれ)
まだ生まれてなかったですが、シボレナとかシェリンダみたいな女幹部が地上波で放送されていたことが驚きです。できればリアルタイムで体現したかったです。(2000年代生まれ)
ジェットマン、ジュウレンジャー、ダイレンジャーあたりから、子供ですがはっきりと敵女やられでの性の目覚めがあったと思います。その前の時期に仮面ノリダーもありました。顔出し着ぐるみや、ガラやラミィのような恰好がエッチな格好と認識するようになりました。(世代不明)

 という感じで、この時代に非常に人気のあった『セーラームーンシリーズ』や定番化していた『スーパー戦隊シリーズ』の作品でこの嗜好に目覚めたという方が多いようです。
 ちなみに、少数派の意見としては、以下のようなものがありました。
自分の敵女人生のスタートはファイナルファイト(1989)のポイズン/ロキシー。それから色々なアニメ・ゲーム等で敵女を見かける度に興奮していた時代だった。(1980年代生まれ)
エレクトラ(ベア・ナックル供傍す發そ王様(1990年代生まれ)
ゲームバラエティー番組(バリキン7や天才てれびくん)で出てくる敵女を見て、この性癖に目覚めました。敵女だけど、どこかライトな感じのあるテイストがいまだに好きです。(1980年代生まれ)
色気がすごい(2000年代生まれ)
まとめ
 さて、このような感じで、平成前期は私個人にとっては不作の時代でも、私より若い人々にとっては、『セーラームーンシリーズ』の女怪人や『ギンガマン』のシェリンダなど印象に残る作品・キャラクターが多い時代だったようです。

 ちなみに、1人だけ海外の方が回答してくださっているのですが、その方の回答はなかなか興味深いです(翻訳は、自動翻訳にかけたうえで、自分で読み直して意味を取っているので、正確性には自信がありません。悪しからず)。

この時代の日本の作品に出てくる悪役は、ゲーム、漫画、アニメなど媒体を問わず、画風、色使い、ストーリーが最高で、その時代ならではの強烈な魅力の香りを放っていて、その多くが私の中ではトップレベルの作品であり、この10年を悪役黄金時代(decade the golden age of villainess)と呼ぶことにしたい。日本以外の地域のキャラクターはあまり良く見られない。(1990年代生まれ)

 “悪役黄金時代”とはなかなかの評価だなぁ、と思ったりします。ちなみに、この時代の敵女についてみれば、上のコメントにあるように物件の良質さと同時に、80年代、90年代に生まれた方にとって、幼少期から10代という一番多感な時期に接した作品であることも大きいと思います。たとえば、以下のコメントを見てみましょう。
多感な時期にイヤリング官女を始め、ダイレンジャーやカクレンジャーの女怪人やセーラームーンの敵を見たからやはりこの時代の影響が一番強い。(1980年代生まれ)
幼少期に「セーラームーンシリーズ」→「キューティーハニーF」で女怪人のヤラレを毎週見ることができた環境、90年代後半のセクシー系女幹部(シボレナ→シェリンダ)が顔出し&ヤラレありだったこと。この2つが大きな影響を受けたと思います。(1980年代生まれ)

 こうしてみると、平成前期の敵女は、『セーラームーンシリーズ』『スーパー戦隊シリーズ』の女幹部・女怪人などの物件を中心にして、80年代・90年代生まれの人々に大きな影響を与えたのではないでしょうか(ちなみに、幼稚園の女性の先生が敵女ではないが、特撮の怪人役をやってくれたなどの回答もありました)。

 一方で、この時期の敵女ヤラレ好きの人々は、インターネットも発展段階であったので、孤独であったことが推測されます。そのあたりの環境が変わってくのが、00年代なわけですが、そのあたりについては、次回に取り上げようと思います。

管理人雑記 2020.5.6 平成振り返りアンケート

管理人雑記 2020.1.16 新年あいさつとアンケート

管理人雑記 2019.5.18 ”やられ”と”リョナ”の話

管理人雑記 2019.5.5 人気投票の話

 

管理人雑記 2019.4.11 モブ敵女の話。

管理人雑記 2019.3.28 過去記事人気投票の話

管理人雑記 2019.1.4 新年のあいさつとアンケートの話

管理人雑記 2018.12.9 敵女やられの余韻の話。

管理人雑記 2018.11.10 悪の女幹部の話

管理人雑記 2018.10.25 近況とか物件探しの話

管理人雑記 2018.3.30 アンケート結果

管理人雑記 2018.3.16 なぜ、私は敵女に惹かれるのか

管理人雑記 2018.3.8 記事数1000とアンケート

管理人雑記 2018.1.18 あいさつと人気投票結果

このページへのコメント

00年代はネット環境が整ったことで過去の作品が掘り出しやすくなったことに加え、敵女の中の人や作者の意図やエピソードなども触れることが多くなり、幅が本当に広がったと思います。


また、問1ので皆さんが挙げたキャラが興味深いです。投票しなかったけど「わかる!」と唸るものが多い(笑)
できれば皆さんのコメントや思い入れも合わせてみてみたいです(管理人様の負担が大変かと思いますが・・・)

3
Posted by KRI 2020年06月05日(金) 09:03:50 返信数(1) 返信

言われてみると、インターネット時代で作者の人の裏話も見られるようになりましたね。そういえば、たまにtwitterで作者の人や中の人からいいねをされることがあって驚くことも多いです。

2
Posted by  akuyakusuki akuyakusuki 2020年06月06日(土) 09:35:40

90年代はネット環境がほとんど普及していなかった時代だったので影響を受けた作品が共通なものが多いんでしょうね(2000年代に入り細分化される時代に突入してしまいますが)

クレしんに関しては第1作目のハラマキレディース、第3作目のダイアナお銀と下地があって、第4作目のチョキリーヌ・ベスタへと昇華した印象です(これ以降は監督・脚本が原恵一氏に一本化されて作風が変わってしままいました)

あと、個人的に気になったのが「AIKa」に関する言及が少ないなと。MNLでもバイブル的な扱いだったので意外ですが、もしかすると2000年代に入ってからMNLの登場によって後追いで見た人が多かったのかな?と、色々分析すると面白いです。

4
Posted by KRI 2020年06月01日(月) 12:48:53 返信数(4) 返信

90年代生まれですが、AIKaは綾崎ミトラさんのイラストで知ったクチです。

1
Posted by  bluebloood bluebloood 2020年06月01日(月) 23:17:27

 現在、平成中期(1999年から2008年)の回答をまとめているのですが、KRIさんの予想通りかなという印象ですね。

 ダイアナお銀についてあまり回答がなかったのは意外といえば意外でした。

4
Posted by  akuyakusuki akuyakusuki 2020年06月03日(水) 16:16:52

クレしんの悪女については和解という美女に優しい結末のハラマキレディースで安心させてからの壊れた形相の恐ろしさが強烈なダイアナお銀とシリーズ屈指の魅力を持つ巨乳美女が非情にも消え失せてしまうチョキリーヌさんでそれぞれ違った意味のトラウマを植え付けられましたw

3
Posted by おっぱいハンター 2020年06月04日(木) 00:45:56

そう言えばヘンダーランドまでと同じ監督の「金矛の勇者」にもチョキリーヌと同じセクシー悪女枠のプリリンが登場していますがこちらはやや癖のある容姿や俗っぽい性格描写等で好みが分かれそうですね
その他「ケツだけ爆弾」のひなげし三人娘、「野生王国」のマイハシ、「B級グルメ」のキャビア、「ロボとーちゃん」の蘭々等セクシー女幹部がしばしば登場しますがいずれもやられシーンを期待すると物足りないものはあるかと(容姿の美しさとサービスシーンの面ではひなげしのくららがお薦めです)

2
Posted by おっぱいハンター 2020年06月04日(木) 08:45:24

やられシーンのある女性キャラについて大きく分けると味方・敵・一般人になると思いますがこの内味方キャラとそれ以外の女性キャラの決定的な違いとして味方側のやられには受け手に悲しみが伝わるよう描写されるのに対し敵や一般人はどれだけ魅力的な女性でもやられた後ほぼ顧みられることも無く話が過ぎていくというのが挙げられます
そういう悪く言えばお涙頂戴のやられであるヒロインより作品内で使い捨てのように扱われてしまう美しいやられ役の敵女や一般人ほど贔屓目に見ているところはありますね

2
Posted by おっぱいハンター 2020年05月27日(水) 09:16:33 返信数(8) 返信

>敵や一般人はどれだけ魅力的な女性でもやられた後ほぼ顧みられることも無く話が過ぎていくというのが挙げられます。

 一般人は一部例外を除いて射程外ですが、私が敵女に惹かれる理由はまさにこれですね。

2
Posted by  akuyakusuki akuyakusuki 2020年05月28日(木) 08:36:24

思い入れの強いクレヨンしんちゃんのチョキリーヌの最期もその差がはっきり現れているところがより印象深いものになっていますね
ヒロインの人形少女が感動的な消滅を迎える傍ら悪い爆乳美人お姉さんは誰にも情けをかけられず葬られるべき悪として粉々に砕かれて終わることをストーリー上求められている扱いの差が却って愛しく思えます

1
Posted by おっぱいハンター 2020年05月28日(木) 10:12:55

言われてみると、変な言い方ですが、まさしく理想的な「顧みられない」散り際ですよね。しかし、チョキリーヌさんは結構な数の人の性癖を狂わせたようで、なかなか興味深いです。

2
Posted by  akuyakusuki akuyakusuki 2020年05月28日(木) 21:05:05

チョキリーヌさんの場合はやはり国民的アニメ映画のキャラクターであること、その中でも顔の綺麗さと胸のサイズが上位であること、ギャグアニメでありながら悪役ぶりとその最期はシリアスであること等から強い印象を残しているのかと思われます

1
Posted by おっぱいハンター 2020年05月28日(木) 22:44:23

>どれだけ魅力的な女性でもやられた後ほぼ顧みられることも無く話が過ぎていく

それだああああーーーーっ!!!
某掲示板でどんだけ熱く語っても、敵女派やモブリョナ派が最強勢力「ヒロピン派」に蹂躙されるのはそれが原因でしょうな。どうしても、印象に残りやすいから。アンサイクロペディアじゃないですけどそりゃ三国志で言う所の魏並みの強さになりますわな。なーるほど深く納得。

4
Posted by  bluebloood bluebloood 2020年05月28日(木) 22:56:17

個人的には3位のザアラを演じた橋元優奈さんの引退でしょうか

本wikiでは「アースファイターS」のジャクラしか紹介されていませんが、アクション女優でもAV女優でもないグラビアアイドルが数多くのセクシーな女幹部を演じ、そして惨めにやられ続けたことは敬意に価します。

それだけに今回のご病気による引退は残念でなりません。

4
Posted by 釜石 2020年01月26日(日) 17:28:57 返信数(2) 返信

 橋元優奈さんは、まったくチェックが行き届いていなかったのですが、ZENピクチャーの方でご活躍された方なのですね。
 引退してしまったのは残念ですが、今後作品を見ていきたいと思います。

4
Posted by  akuyakusuki akuyakusuki 2020年01月31日(金) 00:02:46

橋元さんは現在病気療養と並行して少しですが活動再開されてるみたいです。

事務所移籍にともない「大坂夕」に改名されていて、引退してませんよ。

2
Posted by KRI 2020年06月05日(金) 08:57:27

私的にはルパンの娘の田中みな実は思わぬ収穫でした。今後も悪女女優としていけそうな感じですが最近の好感度からすると菜々緒パターンにならないか一抹の不安があります・・・

3
Posted by Mad 2020年01月18日(土) 18:34:41 返信数(1) 返信

自分は全く未チェックだったので、画像をぐぐってみたのですが、セクシーでしたね。

2
Posted by  akuyakusuki akuyakusuki 2020年01月21日(火) 10:30:21

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

+ボタンを押すと開閉します。

wiki内容説明

同人作品紹介

インデックス

名称アイウエオ順
演者・CV名

演者・CV名

リンク集

その他

リンクはご自由にどうぞ。相互リンク希望の方は上記アドレスまでご連絡ください。なお、本wikiはアダルトサイトです。ご留意ください。

【メニュー編集】

Menu

管理人

akuyakusuki

連絡先

akuyakusuki(あっとまあく)gmail.com

Wiki内検索

フリーエリア

フリーエリア

「平成の敵女を振り返るアンケート」終了しました。

メンバーのみ編集できます

メンバー募集!
閉じる
お知らせ
0.(>検索などでいらした方へ)本wikiにはリョナ描写・グロ描写が含まれます。苦手な方はブラウザを閉じてください。
1、現在メンバーのみ編集可能です。「メンバー申請」から参加申請をお願いいたします。