朝日放送 | アタック25 のデータ倉庫

 管理人は出たことも予選を受けたこともありませんが、ネット上の話などからとりあえず情報を仕入れてみました。ある程度の、ご参考に(古くなっているかもしれないですが)。出た、受けた、 勝って旅行に行ったという方の最新情報もお待ちしています。

1・出る気になる


 日曜の昼、クイズの好きな人はかかさず、そうでない人も暇つぶしがてらについ見てしまう「アタック25」。「ただ同然で海外へ」「クイズに答えたい」「オセロがしたい」「児玉さんに会いたい」「テレビに出たい」と動機はさまざまでしょうが、「アタック25」に出るにはまず出場を希望する意思表示が必要です。 ながらく数ヶ月に1回の割合で出場者募集のお知らせテロップが番組中に出ていただけでしたが、現在は通年で出場者募集が行われるようになりました。応募手段は これまたながらくハガキのみで特別企画のときにだけインターネットが使われたのみ、となっていたのが2004年春より一般の出場者募集にも番組公式ホームページに応募フォームが設けられ、併用されるようになりました。

ハガキは下記の要領で出します。

あて先:〒530−8001 「アタック25」予選係 裏に住所・氏名・年齢・職業(学校名)・電話番号を記入 インターネット応募(http://www.asahi.co.jp/attack25)も送信内容はほぼ同じです。

しかし。出たい人みんなが予選に呼ばれるとは限らず、予選会にも一定の定員があり、応募者多数の場合は抽選です。予選会は「アタック25」が放送される各放送局単位で行われるため(以前はわざわざ「都道府県名から住所を書け」と念を押していたのはそのためか)、どうしても大都市圏は競争率が上がりますが、そういう地域は年に何度も予選をやっているようです。逆にいうと、地方局は年に1度程度ということになるかと思います。ただ、東京でしか予選をしない番組もある中でよくがんばっているほうではありますが。なお、出場者募集は通常「アタックチャンス」前のCM明けに行われますが、それとは別にテロップでお知らせが行われることがあります。この場合はご覧の放送局だけで流れているものであり、おそらくその地域の予選会の実施が近づいているというサインではないかと思われます。地方の方でハガキを出すのをためらっている方、テロップが流れると時間がないという証拠かもしれないですよ…。ちなみに関西地区での倍率は年間トータルで3倍程度とのこと。

2・予選を受ける


 抽選を乗り越えるとハガキで予選会の開催通知が届きます。時期的には開催の1〜2週間前だそうです。開催場所は関西の人なら朝日放送本社、東海三県なら名古屋テレビ放送…と地元放送局で行われます。ただし、関東地区についてはテレビ朝日ではなく、朝日放送の東京支社で行われます。 なお、かつては浜松町に自前の建物を持っていましたが、現在は中央区築地に移転していますのでご注意を。予選は全員一斉に受けるわけではなく何組かに分けて行われます。

以下は関西地区で2000年の2月と6月に行われた予選会の模様から起こしていますが、現在もこの方式は続いているようですので参考までに掲載しておきます。

 関西予選は大阪市福島の朝日放送本社会議室で行われます。参加者はだいたい350人程度。60〜70人が一組となり5組に分かれます。予選は筆記試験・プロフィール表の記入、面接です。筆記試験は30問で制限時間は8分。前半15問がクイズによく出るような知識問題、後半15問が時事問題という組み合わせなようです。前半15問をあまり落とさずどれだけ後半15問がとれるかというところがポイントとか。以前はその時の出題者の声で収録したテープで問題が読まれていたようですが、現在は印刷されているそうです。そしてプロフィール表の記入。履歴書+αといった形だそうですが、得意ジャンル・苦手ジャンルの記入欄や自己PR欄もあるのであなどれません。得意・不得意は実際に出場するときに考慮してくれるそうですし、自己PRは選考時の資料になるはず。筆記試験はその場で合格発表が行われ、上位10人程度が合格となりすぐに面接を受けます。一方、落ちた人はここで撤収となります。なお、予選を受けた人には参加賞代わりの記念品をくれるようです。

 面接はその組の合格者全員が一斉に受けます(いわゆる集団面接)。番組側からはプロデューサーやディレクター、タイムキーパーの方との2〜3分の質疑応答です。ここで自分をいかにアピールできるかがポイントです (筆記試験の合格人数によって一人当たりの時間が変動するようです)。筆記試験の成績に重点がおかれるとはいえ、テレビ番組である以上テレビ向きでない人は落とされますし、キャラがよければ成績が多少低くても合格するそうです。合否通知は全員に行われます。

3・お声がかかるのを待つ


 合否通知は後日ハガキで行われます。 以前は合格、不合格ともハガキで通知が行われていましたが、現在(2005年6月ごろより)は個人情報保護法の関係で合格者のみの通知となっているそうです。さて、合格した場合はさあ、大変。急いでおめかしして、クイズの勉強して…とはならないのが「アタック25」の特徴です。「アタック25」の場合は予選に合格しても即出場とはならず、向こう1年間の出場資格が与えられたということになっています。このあとスタッフが成績やプロフィールなどから総合的に判断して各回の出場者を決めていきます。しかし、やはり出場辞退を見込んで合格者は大目に出しているもの。1年間待っても朝日放送から何の連絡も来なければ出場資格を失い、一からやり直しとなってしまいます。実際こういうケースもままあるようです。一方、朝日放送からちゃんと電話連絡 (注・番号非通知でかかってくるそうです)があれば晴れて「アタック25」の解答者となることができるわけです。 ちなみに、最速はハガキも省略されて面接当日の午後にはやくも電話が来たケースもあったとか。なお、指定された収録日の都合が悪くて出場辞退した場合でも、1年間は出場資格が消えないので再度オファーをかけてくれる可能性もなくはないようです。

4・いよいよ朝日放送へ


 「アタック25」は大阪の放送局が製作している割にはスマートなスタイルをしており、同局製作のかつての全国ネットのクイズ番組「三枝の国盗りゲーム」や「世界一周双六ゲーム」が大阪の香りがプンプンしていたのとは対照的に大阪臭のしない番組ですが、収録しているのは大阪の朝日放送本社スタジオです。ということで、大阪へ出向くことになります。朝日放送へはJRで最寄りの大阪環状線福島駅まで行って歩くか、市バスを使うかのどちらかかと思います(そりゃ、タクシーでもいいが)。ちなみに、 朝日放送は2008年に新社屋に移転しています。番組の収録は木曜日の午後、基本的に2本撮りするようです(年末等、3本撮りのケースもある)。
 視聴者参加クイズ番組が多い頃から、在阪局のクイズは東京の局のクイズとは違って軽くメイクをしてくれる、というのは有名な話ですが、現在も続いているようです。スタッフと打ち合わせをして、リハーサル。早押し問題をやり、パネルのとり方の練習を一通りして(ここでも取り方をミスすると児玉さんにツッコまれるそうだ)、本番に入るようです。 また、解答者と児玉さん、沢木さんとのパネルの前での出場記念の記念集合写真の撮影もこの時行われるそうです。

5・本番


 本番はもちろん放送どおり進んでいくわけですが、番組のエピソードとして有名なのが収録の合間の休憩中に児玉さんがサービスで解答者に飴を配ってくれることでしょう。この飴は児玉さんの自前らしいそうです。ちなみにかつては観覧席の人の分もちゃんとあったそうですが現在は 残念ながらなくなったそうです。ちなみに以前放送された、ABCの制作番組の裏側を紹介するという特番(もちろん関西ローカル・旧社屋時代)によると、児玉さんは収録前のスタッフの打ち合わせ会議の席にはABCそばの「ホテルプラザ」で買ってきたケーキをいつも差し入れされてたそうです。児玉さんの人柄がうかがえる一面です。ただ、「ホテルプラザ」は今はなくなってしまいましたが。
 収録中の休憩はパネルが20枚埋まった「アタックチャンス」前に入るのですが、ここではもうひとつ、番組監修の堤 章三さんによる各解答者への「アタックチャンス」を取った時のパネルの取り方のアドバイスがあります。堤さんはスタートから番組にかかわっている番組の長老だけに、これ以上説得力のあるアドバイスはないわけですが、もちろん従う、従わないは解答者の自由かと思います。「教えるのってどう?」という考えもありますが、せっかくの「アタックチャンス」で下手なところを狙い目にされてつまらない展開になっては番組上おもしろくないという面からの演出の一つと見ていいでしょう。全員にアドバイスする以上、不公平でもないですし。 なお、出場者に実力者が多い場合は「言わなくてもわかっているだろうから」とアドバイスは省略されるそうです。
 トップ賞を取ると、旅行獲得をかけたVTRクイズとなります。しかし、この時には別に用意されたモニターに問題の映像が表示され、それを見て答えることになります。解答席のモニターを見ることはできません(うつむいていたら絵ヅラが悪いから?)。放送ではチラッとしか映らなくなったスタジオの電照式のパネルはトップの人のとったパネルの色が紫に変わるだけで、映像は映りません。現在はコンピューターでの合成ですが、スタジオのパネルを映していた時代は紫のパネルの部分をクロマキーという映像技術で問題の映像を合成していたため、現在も紫が使われているのはその名残です(現在のCGパネルもいちおうパネルの色を紫に変換しているようですが)。

6・戦い済んで・・・


 エンディングの収録が終わればそこでおつかれさま…となればいいのですが、場合によっては一部撮り直しとなることがあるそうです。といっても、当然結果がくつがえるようなことはなく、指示に従ってその場面を収録するということになります。
 収録が終わると、賞金や交通費の精算、後日郵送となる賞品や参加賞などの郵送手続きなどを行い、そこですべて終了となります。なお、賞金はパネル獲得数に応じた額が支払われますが、それとは別に5,000円が出演報酬的な形で支払われるそうです。また、交通費は出演報酬を超えた金額になる場合に別途支払われるそうです。 現金はその場でいただけるそうです。

7・海外旅行


 優勝旅行はかつてのパリ旅行時代から一貫して年2回行われる「アタック25」優勝者だけで組んだツアーで行われます。優勝者は、 出場から1年以内に2回行われるツアーのうちどちらかに参加するということになります。2回とも事情で参加できなければキャンセルということになりますが、その際には補償金的な形で一定の金額が支払われるそうです (時期によって5万円のときと10万円のときがあった、現在は5万円)。また、チャンピオン大会や企画ものなどペアになる場合を除いては旅行は出場者本人にのみ資格があり、他人への権利譲渡はおそらく許されていなかったかとおもいます。また、優勝者が同伴者のツアー参加を希望する場合は、実費を支払うことで参加できるそうです。

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