ハーレムシスター
ハーレムキャッスル2(名前のみ)
ハーレムクライシス(台詞無し)
ハーレムレジスタンス(名前のみ)
ハーレムキャッスル3(名前のみ)
ハーレムジェネシス
ハーレムジェネラル
大空の調停者(名前のみ)
ハーレムシスター2
ハーレムキャッスル4(名前のみ)
ハーレムクイーン
ハーレムジェネラル2
ハーレムマーチャント
ハーレムタイガー(名前のみ)
◎ドモス王国の名将の一人として、インフェルミナ戦役に参加。ジュノー峠の戦いにおいて、当時のインフェルミナ王国国王を討ち取る。
◎オルシーニ・サブリナ二重王国との戦況の膠着による百日戦争化に伴い、フレイア王国方面の「背後を固める」ことを進言。同方面の司令官として派遣され、橋頭堡(サジタリウス城?)を確保する。
●「フレイア王国方面軍司令官に任じられたのが十代の内」(ハーレムジェネシス)と説明されているところからして、クーデター時の年令は最大「15才」と推測。
●ヴィルフォールの証言によれば、実力主義のドモス王国といえど、「十代での騎士団長」は「とんでもないエリート」らしく、それをも超えた実力と評価を受けていることになる。
●そしてオエンの言うように「出自」の要素もあるとすれば、ドモス王国としては彼の「イシュタール王国の亡命王子」という立場をあくまで尊重している形にもなる。(実際、百日戦争の調停において、事実上の承認を意味しかねない、フィリックスの「名乗り」をロレントは受け入れていない)
●生来的か経験的かは未だ不確定ながら、おそらくシリーズ全体で、最も「女」という物を軽視的に考えている主人公。(ただし特定個人的には別)
●少なくともイシュタール王国時代は良くも悪くも「女を利用する」という発想が無かったが、それ以後は「使える物は女でも最大利用する」に変化している。
●おそらくシリーズにおいて最も「女だからといって躊躇しない」主人公。(あるいはロレント以上に)
●強引な性的凌辱こそは加えないだろうが、逆に(顔も含めて)「殴る」「蹴る」「殺す」については一切の容赦が無いと思われる。
●それでありながら女性を引き付ける「魅力」は決して低くないというのが皮肉で、その辺りのギャップがまたトラブルの元にもなるという感じ。
●イシュタール王国時代は、父についてそれなりの実戦参加を行い、それなりに知勇を知られていたようだが、あくまで「軍神」であったヒルメデスの影に隠れた存在であり、社交嫌いも手伝い、その魅力と才能については、ただでさえ太平志向のイシュタール王国において、一般的にはあまりよく知られていなかった模様。(ブリューセイスと比較してより明白だが、ある意味、これがヒルメデス死後の急速崩壊の一因とも思われる)
●また彼を知る上層部においては、その「不遜な野心家」ぶりを危険視されていた模様。
●「戦略に優れる」と共に「個人的な戦闘力も高い」という、いわゆる「智勇兼備型」という意味では、実は「ハーレムシリーズ」として例外的な主人公であり、ロレントやセリューンに続く存在ともいえる。(敢えて近いのはカルシドやベルンハルトか)
●父をウルスラに討たれているが、彼自身もアリオーンの父を討つ事でドモス王国における功名を上げている。(おそらく原始的な気風の強いドモス王国においては、事務担当の「副官」はあっても、専任の「参謀」は存在せず、バーンズに対するロレントの態度にも見られるように、直接の「武功」をも伴わねば認められにくい組織土壌があると思われる)
●「ハーレムシリーズ」としては初めて「男で飛竜に」乗っている。(ハーレムジェネラル)
●他の主人公たちのゲスト出演の例と異なり、(脱出時の随伴だったグレイセンを含め)唯一「女性同伴」が無い。
●おそらくハーレムキャッスルの時点では設定されていない。
●ヴィクトリアが総括したように、明らかに「人徳」というより「危険な魅力」で人を引き付けるタイプ。
●すなわち彼と同じ「現状不満」タイプが、その潜在的な「野心」に火を激しく付けられてしまうわけであり、逆に言えば「現状維持」を志向し甘んじるタイプにとっては、まさにこの上ない「有害」「危険」な存在となる。
●その意味で言えばリュシアンに対する呼び掛けは、まさに「野心を持ったらどうだ」であり、その場では拒絶したリュシアンが結局は「現状維持」に失敗し、彼の元に行かざるをえなくなるのが皮肉と。
●理由はどうであれ、とにかく「ハーレムを捨てた」シリーズ初の主人公(クレイモアまで唯一)であり、他の作品の主人公と比べても、そのハーレムは基本的に流動性が高い。(前身は『戦国艶武伝』の水野藤十郎?)
●「将軍にしてやる」を含め、シリーズにおける前身としてはマデリーンとも思われる。
●主役作・言及作・ゲスト作など、シリーズの二大基本にして対極であるドモス王国とイシュタール王国をはじめ、過去現在を通し、その関係した方面とキャラ数の多さはシリーズ全体の中でも大きく群を抜く。
●シリーズが進むほどに扱いが大きくなっている現状からすれば、「主役」とはいかないまでも、いまや少なくともシリーズ全体としての「繋」「要」といっても過言でない位置になりつつある。
●近い例としては、完全な一枚看板になる『仕事人』以前の、『仕留人』や『仕業人』など、どちらかといえば「その時その時の主役の介添役」的位置だった時代の「中村主水」か。(ドモス王国という「宮仕え」という点も含めて)
●ハーレムジェネシスでの「揉み手の道化」ぶりが、どことなく「安禄山」っぽい。(屈辱の見返りをキッチリ取るところも含めて)
●野心も実力も水準以上だが、それ以上に内外周囲の状況に後押しされている印象が強く、持久戦の強さや保身的な動きなど、ロレントを「曹操型」とするなら、一種の「仲達型」と言えないこともない。
●ある程度の展望と計算を持ってドモス王国入りしたのは確かだろうが、現在の立場は間違いなく当初の想定を遥かに超えているはず。(それがおそらく生来の「不遜な野心家」ぶりを高じさせているとも思われる)
●竹内先生が意識されているかは不明であるが、ある意味「シリーズで最も失敗し挽回した男」の「センゴク」物語とも言える。
●「引っかき回す」にも「適当にまとめる」にも使える便利キャラとの評あり。
●「流浪の野心家」としては「明智光秀」?
●「(比較的)小国の元王子」にして「大国の将軍」、そして「一種のキャスティングボード的な位置にある」という意味では、『コードギアス反逆のルルーシュ』の「枢木スザク」を思わせるものがある。(性格的にはむしろ「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア」かもだが)
●「水死しかかっていたのを救われた」という点は、後のヴィルフォールも共通。
このページへのコメント
その分だけ「痛い目」にも会ってますよね。
まあ。百年以上前のオルディーンよりはマシでしょうが。
http://shinseiteikoku.1616bbs.com/bbs/shinseiteiko...
>生来的か経験的かは未だ不確定ながら、おそらくシリーズ全体で、最も「女」という物を軽視的に考えている主人公。
最近だとベルンハルトに「一番」は抜かれたような……?。