「DRAG ON DRAGOON エロパロスレ(暫定"キャビア総合スレ")」の保管庫であり、編集権限は無しです。

タグ検索でフリアエ4件見つかりました。

獣〜けだもの〜

「大丈夫だフリアエ……ここまでは帝国兵は来れないさ」 「分かっています……けど……」 昼に始まり、深夜になって尚衰えない帝国軍の襲撃に、女神フリアエの心は磨り減っていた。 もとより頑丈とは決して言えない、むしろ虚弱な身体のフリアエにとって、今の状況は極めて悪いと言わざるを得ない。 ほんの数週間前までは、神官達に守られ、仕える女達に身の回りの世話をして貰っていたのだ。 そんな最高の環境ならいざ知らず、所々布が解れ始めているテントで、しかも常に帝国兵の襲撃に怯える毎日は、彼女にとって苦行以外の何物でもない筈…

https://seesaawiki.jp/w/dragons_roar_for_me/d/%bd%... - 2010年09月24日更新

不定期カキコ

床から染み込んで来る冷えに、フリアエは思わず身震いする。 毛布を強く握り締めるが、さして効果はないように思えた。 惨劇より一年。逃げるようにして兄妹は国を離れた。 人から隠れ、早足に、わき目も振らず。しかしどことなりと当ては無い。 集落を避けながらの旅の途上、廃屋といえども雨に打たれず夜を越せることは幸いだった。 埃の積もった床面をながめながら、フリアエは息をつく。 竜に喰い殺された父、許婚のハープの音色、煌びやかな王国の日々、 母の裂かれる音、兄の叫び声、つよく抱きしめられた痛み。 混沌とした思索をま…

https://seesaawiki.jp/w/dragons_roar_for_me/d/%c9%... - 2009年11月07日更新

幼マナ×フリアエ

微風が頬を撫で、フリアエが眠りから目覚める。 薄く開いた目に飛び込んできたものは、斜めに建つ透明な柱と 石造りの柱の向こうに広がる薄灰色の雲の絨毯。 ゆっくりと身を起こすと、激痛が全身を襲った。 「うっ……!」 鋭い痛みに声が漏れ、ベッドの上で小さく身悶える。慣れたはずの痛み。だが、慣れるわけがない封印の負荷。 全ての封印神殿が破壊され、残る封印は自分だけなのだと知らせるかのような痛みにフリアエはため息をついた。 着衣しているドレスを見て、虚ろだった意識がはっきりと覚醒する。 文字通り、目の覚めるような深…

https://seesaawiki.jp/w/dragons_roar_for_me/d/%cd%... - 2009年11月07日更新

儚き夢と崩れた何かと

フリアエフリアエ」 呼び止められる。一番聞きたい声に。 振り向くと、そこには私の愛しき人。 「兄さん。どうしたの?」 「いや……いよいよ明日だな。結婚式」 「お祝いの言葉? それならもう沢山貰ったわ」 ふふ、と微笑む。 兄の眼には、きっと幸せそうに映っている筈。愛する異性と結ばれる日を明日に控え、心躍る幸せな女に。 「私、明日は今までで一番美しくなっていると思うわ」 「美しく、か……」 兄さんは顔を背けた。小刻に震えている。 「兄さん酷い、笑うだなんて……」 頬を少し膨らませる。 「すまない………

https://seesaawiki.jp/w/dragons_roar_for_me/d/%d1%... - 2009年10月27日更新

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