「DRAG ON DRAGOON エロパロスレ(暫定"キャビア総合スレ")」の保管庫であり、編集権限は無しです。

タグ検索でカイム16件見つかりました。

EDEN

世界だった。 「何を呆けているのだ、カイムよ」 背後から、爪が岩を削る音と共に低い声が聞こえる。 振り返り様、暗闇の中ではっきりと見えたのは視界の全てを染める、赤。 「考えていた。……此処は天国か、地獄か」 問いかけに答え、カイムは声のする方へ歩み寄る。 近くなった赤は、見慣れた顔に形を変えた。 視界を埋める程に巨大な赤き竜は、笑い声を漏らす。 「死を迎えて詩人の心でも悟ったか」 「死を迎えたのはお互い様だ」 つられるようにカイムは笑みを浮かべ、赤き竜の顔へ手を伸ばした。 「それでおぬしは、此…

https://seesaawiki.jp/w/dragons_roar_for_me/d/EDEN... - 2010年09月13日更新

高貴なる竜である我が人間に、教えを請うn(ry

いた精を解き放った 「ガ………ハ………カイム……!?………カイ……ムゥゥゥゥゥ!!!」 留めなく溢れ出る青年の精液は、竜に今日幾度目かの初めての感覚を与え、意識を失いかねない程の快感の津波を引き起こした 青年は竜に全体重を掛けた体勢を維持し、脈打つものが吐き出す精液を余す事無く竜へと注ぐ 青年の脈打つものと同じリズムで軽い絶頂を迎えている竜は、横たわったままその巨体を痙攣させ、強烈な余韻を感じていた 「これが………満足すると言う事か……?」 ーーーあぁ……イク、とも言うな…… 「そう……か、我は……

https://seesaawiki.jp/w/dragons_roar_for_me/d/%b9%... - 2009年11月17日更新

切なカイアン小説

を薄く開いたその時、アンヘルの『声』が、カイムへと届く。 「久し振りだな…カイム…」 その『声』はとても穏やかで、18年という空白を埋めるかのようだった。 「…ずっと…我の為に……。…カイムよ…また、あの時みたいに…我を…撫でてはくれないか…」 カイムは無言のまま、アンヘルとの距離を縮め手を伸ばし、優しく…アンヘルを撫でる。 気持ち良さ気に目を細めながら、ポツリポツリと言葉を発していくアンヘル。 「ずっと…言いたかった……、カイム…我は…お前を…」 すぅ…と、アンヘルの瞳から輝きが失わ…

https://seesaawiki.jp/w/dragons_roar_for_me/d/%c0%... - 2009年11月09日更新

暖かな一夜

、無意識にか溜息を吐いた 「……………カイム、すまぬが…」 そんな青年の姿を目の当りにした竜は、吹雪く風に掻き消されそうな声を掛けた 言葉にしにくい事なのか、意を決するためなのか、それともその両方か 珍しく言い淀む竜に、青年は疑問の感を帯びながらも優しく声を掛け、ゆっくりと近付いていった 青年は竜の鼻筋に沿わせ手を動かし、落ち着かせる様に撫でる ーーーなんだ? 真っ直ぐ竜を見つめる青年の言葉に促され、暫く考え込んだ後に消え去りそうな小さな声で、呟いた 「……その…だな…」 ーーー…………暖めて…くれ…

https://seesaawiki.jp/w/dragons_roar_for_me/d/%c3%... - 2009年11月07日更新

土産物

すまない 愚痴をこぼすアンヘルの傍らでカイムは謝罪の念をアンヘルに飛ばす。 時は一時間程遡る・・・ 何時にも増して満面の笑みを浮かべたカイムが 剣から血糊を一振りで払いアンヘルの元へと戻る 「相変わらず楽しそうだなカイムよ」 カイムの"壊れた玩具"を一瞥し 返り血まみれの愛しき者へ鼻面をよせる カイムは「何時もの事だ」とでも言うように アンヘルをあたためて満足そうに微笑む 戦場以外で見せる唯一の笑みだろう 「それにしても汚れてしまったなカイム」 −−−・・・問題ない カイムが廃墟のレンガを…

https://seesaawiki.jp/w/dragons_roar_for_me/d/%c5%... - 2009年11月07日更新

発情アンヘル

ける風…降り積もる雪…もう限界だ。 「カイムよ…暖めてはくれぬか…」 天幕へと"声"を飛ばすと、 そいつは嫌な顔ひとつせずに飛び出してきた。愛いやつだ。 …唯一の理解者。そして我が、今生で初めて想いを寄せた相手。 「我をこの寒空の下に捨て置くつもりだったのか?馬鹿者め」 喉を鳴らし、男の体へと鼻を摺り寄せる。 上から浴びせかけられる優しい眼差し。 ああ。その目だ。その目が我を奮い立たせるのだ。 足りぬ。もっと温もりを… 続けて差し伸べられる暖かい掌。 擦り、撫でられ、奇妙な感触が全身をぞわぞわ…

https://seesaawiki.jp/w/dragons_roar_for_me/d/%c8%... - 2009年11月07日更新

美麗なる未亡人

に何も言わずにふらふらと辺りを歩く 『カイム…聞こえますか?』 そんな女の様子を眺めていると、不意に契約者特有の“声”が青年の耳に届いた 先行し、一番敵の軍勢に入り込んでいるその契約者は、戦況が収まりつつある事を青年にを伝え、先に帰還することを提案した 『ただ…セエレから目を離さないでやってください…宜しくお願いします』 ーーー……あぁ、分かった 他人の心配など…と一蹴してやろうかと思ったが、辺りを歩く女が目に付き、それが指し示す意味をすぐに理解した 面倒だとは思ったが、味方を食われてはこちらの士気…

https://seesaawiki.jp/w/dragons_roar_for_me/d/%c8%... - 2009年11月07日更新

不定期カキコ

を期待してはいない。 旅に出た直後、兄、カイムはフリアエの予想を超えて、憔悴しきっていた。 フリアエの気遣う言葉にも、顔に笑みを張り付かせ「大丈夫だ」と答えるのみ。 そして今も変わってはいない。 カイムの傷の深さを考えるにつれ、フリアエはより兄の傍にいようと思うのだ。 それは兄を気遣う妹の献身。何もおかしいことなぞない。 苦しむ兄をひとりになど出来ようか。 兄と離れることなぞ出来ようか。 不意に兄の懐を思い出す。あの時、感じたのは、両親の死の嘆きではなく 黒い竜の恐怖ではなく、兄の抱擁の心地よさ。 一…

https://seesaawiki.jp/w/dragons_roar_for_me/d/%c9%... - 2009年11月07日更新

閉じた記憶の中で(回想/カイムside)

心の奥底で埃を被った記憶が、ふと頭をかすめる。 憎悪を抱きながら少女を連れて辿った旅の日々。    〜閉じた記憶の中で〜 破壊しつくされた村々。息も絶え絶えなボロ屑のような人間。 誰もが、目を背けたくなるような現実。 それでも俺はマナがその現実から目を背けることを赦さなかった。 死よりも苦しい、生きて贖罪させるという生き地獄を味あわせてやろう。 彼女の罪―――ただ渇望した一握りの愛のために、神に付け込まれたことで犯した罪でも。 俺は、赦さない。 旅の初めの頃は、新しく村を訪ねる度にマナは…

https://seesaawiki.jp/w/dragons_roar_for_me/d/%ca%... - 2009年11月07日更新

閉じた記憶の中で(回想/マナside)

、いつの頃だったろうか。 私の覚えているカイムは…本当は決して恐怖の存在だけでは無かった。 でも私が、罪に怯え、逃げ出してしまったから。 だから、彼のくれたあの時の優しさも、私の弱さが記憶から閉ざしてしまって。 ―――――――― 険しい岩肌が切り立つ、峠道。 マナはカイムに手を引かれ、彼の歩幅に遅れまいと必死について来る。 遅れがちな少女を、時々カイムは無表情な顔で振り返る。 その目が憎しみに燃えているのではないかと、未だにマナは彼を見上げることができずにいた。 日が傾きかけ、西日が木々の間から…

https://seesaawiki.jp/w/dragons_roar_for_me/d/%ca%... - 2009年11月07日更新

夜空に約束

た。 だが、昔のことだ。 そう思いながらカイムは、さきほどの戦いのことを思い出していた。 ――9時間程前 カイムと竜と契約者の4人は、旅の途中で小規模の帝国軍と出くわしてしまう。 しかも運悪く、精鋭部隊だった。 小規模、とはいえ数は300はいるだろう。 そして術者が部隊のなかに混じっており、竜の火球を封じていた。 思わぬ苦戦を強いられ、一行は着実に焦っていた。 「カイム、術者を探しだしましょう。殺すことが出来れば竜が火球をつかえます」 レオナールがカイムと背中合わせの状態で云った。 「……」 ――わかっ…

https://seesaawiki.jp/w/dragons_roar_for_me/d/%cc%... - 2009年11月07日更新

幼マナ&カイム

しかも私の目覚めた途端、この男(確か犬にカイムと呼ばれてた)は腰に抱えていた可愛い女の子(私よ、私)をこともあろうに投げ出した。 思わず悲鳴を上げて抗議の声を上げても聞きゃしない。いたいけな子供になんてことしてくれるんだ。 …そういやこいつってば、私のことが憎いのよね。目がマジいっちゃってるもん。 ていうかウチの可愛いお人形さん達を何千何万と切り刻んでくれちゃってる殺人狂もこいつなんだっけ? そう考えたら何だか怒りが沸々とこみ上げてきたわ。 そうよ、こいつさえいなきゃ、神はもっと私を愛してくれて、お母さん…

https://seesaawiki.jp/w/dragons_roar_for_me/d/%cd%... - 2009年11月07日更新

流れゆく時は

女の証だ。 足取りが遅れがちの少女に、カイムは振り向く。 その先に見える顔色が、悪い。 (どうした…?) 「あ。その……ちょっと具合いが悪いだけ」 思春期を向かえたばかりの少女が、「月のものが来た」などと、男に言えようか。 カイムは怪訝な面持ちで彼女を見つめた。 …ああ、昔フリアエも月に一度、顔色の優れない日があったな… 過去の記憶に、カイムの目が遠くなる。 (…無理はするな) 「はい…」 カイムに悟られてしまったようで、マナは顔を赤らめ、俯いた。 旅の途中、今までも何度も「この日」は訪…

https://seesaawiki.jp/w/dragons_roar_for_me/d/%ce%... - 2009年10月27日更新

竜化カイム×アンヘル

、勘弁してくださーい マジで」 「うむ…カイムは女神がイウヴァルトに拉致された時からずっと不安定になってますからな」 ヴェルドレが重く口を開いた、が、ヴェルドレの頭にフェアリーがすわり罵詈を繰り返す。 「だ・か・ら!戦場の楽しみが減るんでやめてくださーい、絶対にするなよ、聞いてるのかハゲ!」 罵詈を続けていたがレオナールが慣れた手つきでフェアリーを捕まえ、そのままポケットに入れた。 もう日常と化しているようだ。 「それではヴェルドレ殿、…やはりカイムに『鍵』をかける事にするのですね」 「さよう、あれで…

https://seesaawiki.jp/w/dragons_roar_for_me/d/%ce%... - 2009年10月27日更新

儚き夢と崩れた何かと

ルト 「フリアエ……」 柱の陰から、カイムとフリアエが見えた。二人は重なっている。 それは、妹が兄に甘える姿。なんらおかしいことはない。兄妹ならば、珍しいことではない。 けれど俺には。 フリアエが、カイムを兄としてではなく、ただの一人の男として視ているような。 妹としてではなく、女として……カイムも、もしかしたらそれに答えるんじゃ…… 「ハハッ、何を考えているんだ、俺は……」 その考えを追い出すように、柱に頭をぶつけた。 そうだ、そんなこと考える必要はないんだ。明日は、待ちに待ったフリアエとの挙式なん…

https://seesaawiki.jp/w/dragons_roar_for_me/d/%d1%... - 2009年10月27日更新

贖罪・免罪・そして…

こうに座っている少女が立ち上がった 「カイム、練習に付き合ってよ」 ーーー…あぁ 青年は少女に促され、洞窟から少し離れた広さのある場所へと移動した 少女の手には、短めの杖“知識の杖”が握られている 以前、青年が数回使ったものだが、自分には合わないと判断した青年が少女に与えたもの 護身用兼魔力制御用に与えたそれは、普通子供が扱えるものでは無い しかし少女は、僅かな期間で杖に籠められた魔力の解放に成功した 今ではその制御と、武具としての取り回し方を青年から教えられていた ーーー手首を基点に回転させるんだ…

https://seesaawiki.jp/w/dragons_roar_for_me/d/%ec%... - 2009年10月27日更新

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