我が家の娘がプログラムというものをやってみたい、と言い出したので、C++を教える事になった。なぜにC++?。娘の希望だから。
ネットには、たくさんC言語やC++言語の入門サイトがあるが、さすがに中学生が読むようには作られていない。三省堂でちょっと入門書(C++の絵本など)をのぞいてみたが、やはり、大人向けの入門書で、すぐに2進数の話とかが出て来て、辛い。
というわけで、マンツーマンで教えているのだが、書き物として何か書けないか、と思った。
プログラムを作るには「開発環境」が必要になります。開発環境は大人に用意してもらってください。お勧めは、Mac OS X ならばXcode、WindowsならばVisual C++です。他にもたくさんあります。ここでは開発環境の用意の仕方や、開発環境の使い方(ビルドの仕方、プロジェクトの作り方など)は、何も書きません。
C++のプログラム第一歩は、main.cppというプログラムです。
main.cppというプログラムファイルを、エディタでいじれるようにしてもらってください。
(Xcodeの場合は、新規プロジェクトで Command Line UtilityのC++ Toolを選ぶのが良いでしょう。)
main.cppには、次のように書きます。
最初は中身わからなくても大丈夫です。使っているうちに慣れます。
#include <iostream>
int main () {
std::cout << "Hello, World!" << std::endl;
return 0;
}
(これは、実はXcodeが最初に自動的に書き入れるプログラムを簡単にしたものです。Visual C++のWin32コンソールアプリケーションの例はこちら)
書いたら、ビルドして実行してください。
Hello, World!
というのが画面に出てくると思います。
出ない時は、どっか書くのを間違っています。
まぁ、とりあえずは、上のプログラムをコピペするのがいいと思うけどね。
練習だと思って、自分でタイプ入力してみるのもいいと思います。どういう間違いをしやすいか良くわかって、後々上達が早くなると思います。
よくある間違いは、
とりあえず、お手本通りに書いているか、目を皿のようにしてチェックし、ちゃんと、「Hello, World!」が表示されるまで頑張りましょう。
Hello, World!というのは、日本語で言うと「こんちには、世界!」っていう意味です。なんか意味不明ですが、まぁ、最初の練習プログラムでは、これをやることが多いので、ここでもそれにならいました。
"Hello, World!"のところを、"こんにちは!"に変えてみましょう。
変えたプログラムは、次のようになります。
#include <iostream>
int main () {
std::cout << "こんにちは!" << std::endl;
return 0;
}
(赤いところは、前のプログラムから変わったところ。)
このプログラムを、実行すると
- こんにちは!
- と画面に出てくるはずです。
もちろん長い文でも大丈夫です。
例えば、
#include <iostream>
int main () {
std::cout << "いやぁ、昨日は飲み過ぎて、へべれけになっちゃったよ。まったく、まいったね。記憶飛んでるし。" << std::endl;
return 0;
}
ここでは文の所が長過ぎて、3行になってしまっているけれど、プログラムでは1行で書くようにしてください。3行に分けてしまうと、動きません。
長い文章を喋らせようと思うと、改行をして、何行も喋らせたくなります。(ならない人もいるだろうけれど、ここは喋らせたくなる、ということで、ま、一つ)
そのためには、std::coutの行をコピーして、追加すればOKです。
#include <iostream>
int main () {
std::cout << "(子) ねぇお母さん、アメリカって遠いの?" << std::endl;
std::cout << "(母) 黙って泳ぎなさい" << std::endl;
return 0;
}
(from アメリカンジョーク)
実行すると、画面には、次のように出てきます。
(子) ねぇお母さん、アメリカって遠いの?
(母) 黙って泳ぎなさい
第2回へ続く!
むぅ、半角の\が書けない?
これではプログラミングの話は無理だ。
とりあえず?nを使わずに書いてみる。
失礼しました。?で表示できました。
でも円マークとバックスラッシュの違いを説明するのが面倒なので、endlで進めることにします。
ネットには、たくさんC言語やC++言語の入門サイトがあるが、さすがに中学生が読むようには作られていない。三省堂でちょっと入門書(C++の絵本など)をのぞいてみたが、やはり、大人向けの入門書で、すぐに2進数の話とかが出て来て、辛い。
というわけで、マンツーマンで教えているのだが、書き物として何か書けないか、と思った。
プログラムを作るには「開発環境」が必要になります。開発環境は大人に用意してもらってください。お勧めは、Mac OS X ならばXcode、WindowsならばVisual C++です。他にもたくさんあります。ここでは開発環境の用意の仕方や、開発環境の使い方(ビルドの仕方、プロジェクトの作り方など)は、何も書きません。
C++のプログラム第一歩は、main.cppというプログラムです。
main.cppというプログラムファイルを、エディタでいじれるようにしてもらってください。
(Xcodeの場合は、新規プロジェクトで Command Line UtilityのC++ Toolを選ぶのが良いでしょう。)
main.cppには、次のように書きます。
最初は中身わからなくても大丈夫です。使っているうちに慣れます。
#include <iostream>
int main () {
std::cout << "Hello, World!" << std::endl;
return 0;
}
(これは、実はXcodeが最初に自動的に書き入れるプログラムを簡単にしたものです。Visual C++のWin32コンソールアプリケーションの例はこちら)
書いたら、ビルドして実行してください。
Hello, World!
というのが画面に出てくると思います。
出ない時は、どっか書くのを間違っています。
まぁ、とりあえずは、上のプログラムをコピペするのがいいと思うけどね。
練習だと思って、自分でタイプ入力してみるのもいいと思います。どういう間違いをしやすいか良くわかって、後々上達が早くなると思います。
よくある間違いは、
- 全角のスペース「 」を使ってしまっている。
- 画面に見えないのでけっこうやりがち。半角のスペース「 」に直すべし。
- セミコロン「;」を忘れている。
- return 0の後ろのセミコロンや、endlの後ろのセミコロンを忘れるとエラーになる。プログラムの文の終わりにはセミコロンを書くべし。文章の最後の○と同じ。
- 閉じる大括弧「}」を忘れている。
- 括弧はかならず左があったら、右がある。対応している。「{」左の大括弧が出てきたら、それとペアになる「}」右の大括弧がある。どっちを忘れてもダメ。相棒がいるか確認すべし。
- 「0」(ゼロ)と「o」「O」(オー)を間違っている。
- フォントによっては、ゼロとオーの区別がつきにくい。(ここlivedoor WIKIはフォントがいじれない。)
- return 0はゼロが最後についているので、return O(オー)としないように。
- 同じように「l」(小文字のL)と、「1」を間違う。
- 小文字のLって紛らわしい。std::endlの最後は、小文字のLだ。1と間違わないように。
とりあえず、お手本通りに書いているか、目を皿のようにしてチェックし、ちゃんと、「Hello, World!」が表示されるまで頑張りましょう。
Hello, World!というのは、日本語で言うと「こんちには、世界!」っていう意味です。なんか意味不明ですが、まぁ、最初の練習プログラムでは、これをやることが多いので、ここでもそれにならいました。
"Hello, World!"のところを、"こんにちは!"に変えてみましょう。
変えたプログラムは、次のようになります。
#include <iostream>
int main () {
std::cout << "こんにちは!" << std::endl;
return 0;
}
(赤いところは、前のプログラムから変わったところ。)
このプログラムを、実行すると
- こんにちは!
- と画面に出てくるはずです。
もちろん長い文でも大丈夫です。
例えば、
#include <iostream>
int main () {
std::cout << "いやぁ、昨日は飲み過ぎて、へべれけになっちゃったよ。まったく、まいったね。記憶飛んでるし。" << std::endl;
return 0;
}
ここでは文の所が長過ぎて、3行になってしまっているけれど、プログラムでは1行で書くようにしてください。3行に分けてしまうと、動きません。
長い文章を喋らせようと思うと、改行をして、何行も喋らせたくなります。(ならない人もいるだろうけれど、ここは喋らせたくなる、ということで、ま、一つ)
そのためには、std::coutの行をコピーして、追加すればOKです。
#include <iostream>
int main () {
std::cout << "(子) ねぇお母さん、アメリカって遠いの?" << std::endl;
std::cout << "(母) 黙って泳ぎなさい" << std::endl;
return 0;
}
(from アメリカンジョーク)
実行すると、画面には、次のように出てきます。
(子) ねぇお母さん、アメリカって遠いの?
(母) 黙って泳ぎなさい
第2回へ続く!
失礼しました。?で表示できました。
でも円マークとバックスラッシュの違いを説明するのが面倒なので、endlで進めることにします。
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