飛行船通信MLの主催者(few01)が気になった事を記録するWIKI

アップルのMacintosh製品を購入したユーザが、周辺機器や、グッズ、ソフトウェアなどを買いあさって、お金を無くしてゆく様を言う。

それも、嫌々ではなくて、楽しみと引き換えに貧乏になってゆく自分が、嬉しいかのようなニュアンスで言われる。



昔のMacintoshは、それそのものが非常に高価だった上に、今のパソコンと違って大したことができなかったので、マックを買うこと自体が、道楽、無駄遣い、という感じだった。ワープロと違って、本体だけ買っても印刷できないので、また高価なプリンタを買わなければならない。もし綺麗な印字が欲しければ、レーザライターにフォントまで購入しなければならない。これで自動車以上の価格になる。

その後、徐々にマックの価格は下がってゆき、一時期、もうAppleはおしまいか、というような、複数の思い出したくない製品を経て、現在にいたっている。

現在の製品は、どれも見事という他ない。iMac, Mac Pro, Mac mini, MacBook, iPod、便利で、使い勝手が良く、コストパフォーマンスが優れている。もちろん、比較するもの無く上等とまでは言えないが、一時期のApple製品の品質の低さを考えれば、信じられない復活だといっていい。

また周辺機器もマック専用というのは少なくなって、PC用のものの多くが使えるようになった。なので、マックに限った贅沢や無駄遣いというのは、少なくなったとは思う。


ただ、マックには、独特のマジックがあるのも、マックを使い続けている人には共感できるものだと思う。それは、マックを使っていると、いろいろ遊びたくなるのだ。例えばDTMで作曲をしたり、デジタルカメラで撮影をして、いろいろ遊んでみたり、ウェブページにこったり、ミニコミ紙を作ってみたりしたくなる。そういう生活を楽しむことを後押しするようなところがある。

こういうことをやろうとすると、周辺機器が欲しくなる。例えばスキャナ、タブレット、デジカメ、鍵盤、などなど。


また、ノート型を所有したことのある人ならわかると思うが、大変上質に仕上げられている。カフェで使っていて様になるノートPCの代表だと思う。Let's NoteやThinkPadは別の意味での代表で、仕事をしていることが明確なノートPCの代表だと思う。

で、ノート型を所有すると、それを持っている自分のライフスタイルを形にしたくなる。例えばバッグに拘りたくなる。極端には、服装も、一緒に持ち歩くメモ帳や、筆記具もMacBookに負けないものを用意したくなる。周辺機器の色もそろえたくなったり。


それから、複数の人が書いているように、Windows用のフリーソフトは膨大な数があるのに、Mac用はとても少ないことも原因かもしれない。またWindows用のソフトは選択肢が広いのに、Mac用は狭い。これは、シェアが圧倒的に違うことに由来する。そのため、割高なソフトウェア製品を購入しなければならないケースが、時々あり、それがMac貧乏を加速する、という意見もある。

ただ、これには、私自身は多少懐疑的だ。実際に両方を15年以上使ってきて、Windows用もちゃんとしたものが欲しければ、製品版のソフトが良いし、フリーソフトでは限界がある。またMac用には、かなり優れたシェアウェアが複数あり、どれも数千円で購入できる。また現在コマーシャルでやっているように、iPhoto, garageBand, iMovie HD, iDVDが標準でついてくるというのは大きい。トータルでどっちのソフトウェア費用が高くついているかは不明だ。

このページへのコメント

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Posted by awesome things! 2014年01月20日(月) 15:11:36 返信

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