ゆらぎの神話百科事典

ナハノール?・クラウド、アデプトフッド（Adepthood）

パンゲオン世界にてアルセスに敗れ、
猫の国宇宙に追放されたエル・ザザが復讐のために作り上げた団体。

一介のエネルギー生命体をいじくり神に仕立て上げた宇宙意識を
まつるカルト宗教を根本に構成されている。

共生生物「神々の糧」を介し、大霊や他のメンバーと同調を行うことで結束を強める。
「霊」団の名の通り、自前の肉体をもったメンバーは首領たるエル・ザザと
元同僚のセティオルブしかおらず、残りはエネルギー体としての「大霊」を
自我の置き場にしている。大霊と共にある意思を持ったエネルギーとしての存在し方を
もって「霊」とみなしている。そうした大半のメンバーは惑星ごとの現住種族と
「糧」を介して繋がることで、繋がった相手を自分の体として利用する。
しかし、神々の糧が自生できない別惑星の大気の中で活動するためには「神々の糧」に適合させる
呼吸用のマスクが必要になる。上位のメンバーになれば特殊な呼吸法を極めるか、
周囲の空間から自在にエネルギーを操作・吸収することでマスクを使用することなく
異星の空気中で活動できる。

エル・ザザとセティオルブともう一人、ルーレイショーがパンゲオン世界出身である。
ルーレイショーもあと二人と同じく元の世界でほどほどの霊格を持っており、
肉体を持ち続けることもできたが、ほかの霊団メンバーが大霊と合一し法悦に
浸るのを見て辛抱たまらなくなり、自ら体を捨ててしまった。