大街区方式土地区画整理事業

 土地区画整理事業において、施行者は広幅員の道路など施行区域の骨格となる広域的根幹的施設のみを整備し、大きな街区を単位とした区画に整理し、個々の街区内の開発整備は地権者に委ねる方式。

 大きな街区を単位とした開発方式をスーパーブロック方式とよぶことから、この一次開発で行う本事業はスーパー区画整理事業と通称されている。

 一次開発で開発利益を吸収した広域的根幹施設の整備を行い、その後民間活力を活かし個々の地権者の自由な発想に基づく二次開発(区画道路や街区公園などの身近な公共施設の整備等)が可能となる、などの特徴がある。

 東京都では、臨海副都心の開発において導入されている。


「三訂 都市計画用語辞典」参照
 編著 都市計画用語研究会
 発行 株式会社 ぎょうせい
2006年09月23日(土) 14:14:51 Modified by holyknight71




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