実力を定量的に測定する方法をいろいろ検討していく。

mosa追記: 実力に関する考察にてランダムウォークを使った測定法を提示。

Hand単位での実力測定方法を考えてみる。


◆変数の宣言
 母平均 μ
 母標準偏差 σ
 n の無作為標本
 標本平均 m
 標本平均の標準偏差 s


◆中心極限定理
 母平均 μ,母標準偏差 σ の母集団から大きさ n の無作為標本を復元抽出するとき, n が十分大きいとき,
 標本平均 m は正規分布 N(μ,σ2n) をなすとみなしてよい。
 ・・・ 母集団が正規分布のときは,n が大きくなくてもこの関係は成立する。


◆母平均の推定
 母平均が95%の確率で含まれる区間を95%の信頼区間という。99%についても同様。
 標本を調査することにより,母平均を推定することができる。


 標本の大きさ n が十分大きいとき,母平均 μに対する信頼区間は,
i) 信頼度 95% では
 m - 1.96 * σ/√n ≦μ≦ m + 1.96 * σ/√n
ii) 信頼度 99% では
 m - 2.58 * σ/√n ≦μ≦ m + 2.58 * σ/√n


◆母標準偏差の推定
 母標準偏差σが分からないとき,σの代わりに標本の標準偏差 s を用いてよい。
 より高度には,母集団の標準偏差の推定値として,標本の不偏偏差を用いる。(不偏偏差の方が少し大きい。)

◆より簡単な分析方法
 Excel⇒ツール⇒分析ツールの「基本統計量」を用いると上記の計算結果が大体でる。
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