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タグ検索で女性人物が魅力的4件見つかりました。

うえお久光『紫色のクオリア』。

&amazon(404867904X){medium}  ドライブ。  物語を推進させ、展開を加速させる、強烈なドライブ。  うえお久光『紫色のクオリア』全編を貫いているものはまさにそれである。  やけに世評が高いから読んでみたのだけれど、なるほど、これは傑作。最近読んだライトノベルのなかでは傑出した出来。というか、むしろ、オールタイムベストに挙げたいくらい。  うえお久光というと読みにくい印象があったのだけれど、この作品はリーダビリティ抜群、いったん読み始めるとあっというまに衝撃の結末まで連…

https://seesaawiki.jp/w/kenseikaien/d/%a4%a6%a4%a8... - 2009年10月31日更新

AIR

&amazon(B0007Z62QO){large}  聖書は全世界で読まれている書物ですよね。  私も、大学時代に全部ではないですが、多くの部分を読みました。  でも、さしたる感銘は受けませんでした。  聖書の良いところは理屈ではわかるんですよ。狩猟民族が人がましく生きるための指針とするにはよく出来た説話だと思うのです。  ただ、私にとっては、それほど価値のあるものとは感じられなかった。  エゴを剥き出しにすることのない、人畜無害を座右の銘としていた、かつての私にとっては必要のない…

https://seesaawiki.jp/w/kenseikaien/d/%a3%c1%a3%c9... - 2009年10月31日更新

テンプレート

>&amazon(4047260762){medium}(Amazonへのリンク画像です。↑のアイコンから貼れます。) (以下、本文です。自由に書いてください。)  そこは、遥か、遥か、遠い地。  いま、この場所から百数十年の時間と数千キロの空間を隔てた土地、後世に「絹の道」として知られる草原の、とある地方都市を舞台に、その物語は幕をあける。  すべての始まりは、ある一家に、ひとりの女性が嫁いできたこと。彼女は二十歳。しかし、花婿は未だ十二歳に過ぎぬ。不釣り合いとも見えるこの夫婦は、しかし、…

https://seesaawiki.jp/w/kenseikaien/d/%a5%c6%a5%f3... - 2009年10月31日更新

木崎ひろすけ「少女・ネム」

>&amazon(4757705921){medium}  あなたの好きな漫画をひとつ挙げてください。と頼まれるとする。  僕は多分、大いに悩んだ末、高い確率でこの作品の名を挙げるだろう。  そこに詰まっているのは、たわいもない少女の日常。  そこに詰まっているのは、「漫画」をつくる、という異能を巡る人々の葛藤、逡巡、欺瞞、打算。  ときには美しく、時には醜い、それゆえに輪郭のくっきりした「人間」たちがそこには描かれている。  途轍も無くしなやかで麗しい描線に全てはふちどられ、頁の中に…

https://seesaawiki.jp/w/kenseikaien/d/%cc%da%ba%ea... - 2009年10月30日更新

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