インテリアのプランニング、ゾーニング、コーディネート、スタイリング、デコレーション等についてわかりやすく解説します。


インテリアコーディネート業務とは?

室内の工事を行う場合
設定した価格帯や機能、構造との兼ね合いを踏まえ
出回っている星の数ほどの材料から
実際に選択できるのはある程度しぼられているような場合が多いでしょう。
コーディネート業務は必要ないと感じられる方がいるようです。
気に入ったものを選んでればいい??
コーディネートにはどんな要素があるのかいくつかあげてみます。

色合い

色相などの微妙な色合いも重要ですが(絶対的な色感覚)
分量やコントラストや組み合わせによって
「何色にみえるか」大きく変わってきます。(相対的な色感覚)
色は光にも大きく影響を受けます。
そもそも光の波長によって色を認識しているので当然のことといえます。
室内がどのような光の環境にあるのか
天井なのか壁なのかで反射する光が変わってきます。

柄・模様

柄についても同じことが言えます。
柄による錯覚の影響、向きによって違うものにみえたりします。

立体感覚

図面からコーディネートをする場合
図面を立体的なものとして想像できる感覚がないと
材料のおさまりがつかなかったり
隣り合わせる壁面とのつじつまがあわなかったり
目に入る別の空間とのバランスが悪くなったりします。

材質

素材の特性を知り、適所に適材を使用するのはもちろんのこと
質感により反射の違いなども念頭に置かなければなりません。


写真なのでわかりづらいかもしれませんが
上半分が塗装。下半分が塗装風クロスです。
両方同じ色なのですが材質の違いで光の反射が違うため
実際にはもっと明らかに色が違って見えます。

トータルな仕上がりを見据えた上の選択

仕上がり、収まり、見た目などにがないようにつじつまを合わせ
豊富な商品知識で予算内での配分などすべてのバランスをとった商品選択が必要です。

違和感がない自然な仕上がりにするために材料を選択するだけでも
ざっとこれだけの要素があります。

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