《あらすじ》

• 西暦2007年。アメリカ合衆国アリゾナ州北部に広がる渓谷地帯＜グランドキャニオン＞に

突如として謎の巨大生物＜アイズ＞が出現。

　あらゆる外部刺激により無限とも思われる進化を続ける巨躯と、自在に電磁場を操る能力の
前にあらゆる近代兵器（核さえも）は蟷螂の斧でしかなかった。

　そして拡大を続けるアイズの能力はとうとう地球の地磁気にまで及び、各地で起こり
だした異常気象に人々は人類の終焉を予感する。
　だがしかし、絶対存在と思われたアイズは出現と同様に突如として死を迎える。

　圧倒的な破壊力を持つ兵器によってではない。聖なりし神の御手によってでもない。
　ちっぽけな10人の＜仮面ライダー＞と呼ばれる改造人間たちによる捨て身の特攻によって、
人類は救われたのだった。

　だが、人々の歓喜はすぐに凍りつく。新たなるアイズ胎動の報によって、だ。

　地下深くに眠る幼態のアイズが成長し、絶対防壁と呼ばれる隔絶空間から現れるまでの
予想時間は約二年。
　アイズとの激闘により行方不明となった仮面ライダーたちに代わる戦士を、人類は早急に
作り出さねばならなかった。

　それから二年。
　覚醒の予兆を見せ始めたアイズが眠るグランドキャニオンに、新たなる七人の仮面ライダーたちが
挑もうとしていた。


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