• 帝紀七三一年、時のグラスウェルズ国王エグベルトが、王国の象徴たる“純白竜”アインより『統一帝たれ』と神託を受けた、という理由にて開戦。レイウォール王国と唯一国境を接していたクレスト諸島を主戦場とし、一進一退の戦いは七〇年もの長きに及んだ。
  • あまりに長く、あまりに泥沼の戦争であった為に明確な勝者は存在せず、メルトランド王国が調停を、エストネル王国が裁定を行うことで帝紀八〇〇年に休戦の運びとなっている。この戦争によって統一帝の座が動くことはなかった。
  • エグベルト王はこの開戦の前に、メルトランド王国よりリド・エマルム地方を奪取。その功によって統一帝になれるものと信じたが、『レイウォールより勝ると示せなければ統一帝への召し出しはない』とノーデンスにより否定されている。
  • 戦後、クレスト諸島にはレイウォール・グラスウェルズ両軍が非武装地帯をはさんで向かい合うなど、決して平穏な世界に戻ったわけではない。
  • この戦争の折の戦功が原因で、アヴェルシアの服属と呼ばれる事件がおきている。
  • また、この戦争の休戦協定締結の折に、事実上の勝者であるレイウォール国王オーギュストは『オーギュスト法典』と呼ばれるグラスウェルズへの無理難題を押し付けようとしてエストネル王に制止されている。さすが殺意が高い。



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