Blender+Python=Happyなページを目標に日々精進のページ。

日本語カタログファイル・アップデート


・poEdit for WindowsでJBDPにあるblender日本語カタログファイルを編集するための準備
・拙作のTkスクリプトでPO編集(出来るかな?)
・俺様言語@ぶれんだあ

の3本でお送りします

- 某Blenderスレからの引用。
俺用まとめ

・.moファイルとは日本語翻訳ファイル(バイナリ形式)
・編集するのは.moを変換する前の.poファイル(テキスト形式)じゃないと出来ない。
・PoMoConverterを使うとGUIで分かりやすく.moと.poを相互変換できる。
・.poファイルの編集はPoedit(テキストエディッタで開いて直接弄っても出来る)
・Poeditで文字化けするときはリンク先http://wiki.livedoor.jp/lab1092/d/Tips011a
・.poから.moへの変換はPoeditでもPoMoConverterでも

で>>417のファイルを見たけど全部日本語に変えてある(パチパチ)
残った部分は、たぶんプラグインみたいなのとか、
アプリで決め打ち表示してるんじゃないかな?

ついでに、Python2.4以降?のパッケージ内にはpo->mo変換するためのスクリプトが同梱されています。
http://wiki.livedoor.jp/lab1092/d/Tips011

-

■poEdit for WindowsでJBDPにあるblender日本語カタログファイルを編集するための準備


blender.moを作成するためには必要なpoファイルを編集して、コンパイル作業を行わなくてはなりません。
そのときpoファイルを編集するためのguiがpoEditです。

poEditそのものはWindows/Linux/Macで動いているようです。

今回はWindows版を使って、JBDP
http://f11.aaa.livedoor.jp/~hige/index.php?%5B%5Bb...
に置いてあるファイルを編集するために必要なTIPS。

エンコード指定の無いPOファイルの文字化けを解消する(1)
※blender.jpのこのスレッドから
http://blender.jp/modules/newbb/viewtopic.php?view...
moritaさんのレスを引用させていただきました
Re: 日本語のインタフェースの翻訳
こんばんは。poEditでの文字化け解消と、更新方法です。
 
テキストエディタでpoファイルを開いて先頭に
msgid ""
msgstr ""
"MIME-Version: 1.0\n"
"Content-Type: text/plain; charset=UTF-8\n"
"Content-Transfer-Encoding: 8bit\n"
を追加すればpoEditで文字化けしなくなりました。



同様に、Python2.4以上のgettext.pyをオプション指定無しで走らせると
・messages.pot
が出来ます。これも同じようなものですね。

# SOME DESCRIPTIVE TITLE.
# Copyright (C) YEAR ORGANIZATION
# FIRST AUTHOR , YEAR.
#
msgid ""
msgstr ""
"Project-Id-Version: PACKAGE VERSION\n"
"POT-Creation-Date: 2007-05-18 00:30+東京 (標準時)\n"
"PO-Revision-Date: YEAR-MO-DA HO:MI+ZONE\n"
"Last-Translator: FULL NAME \n"
"Language-Team: LANGUAGE \n"
"MIME-Version: 1.0\n"
"Content-Type: text/plain; charset=CHARSET\n"
"Content-Transfer-Encoding: ENCODING\n"
"Generated-By: pygettext.py 1.5\n"

エンコード指定の無いPOファイルの文字化けを解消する(2)

poEditでの文字化け解消について、GUI(poEdit.exe)上から行える方法がわかりました :-)

utf-8エンコードされたpoファイルで、[u]そのままpoEdit.exeで読み込ませると文字化けする[/u]ものが対象になります。

1.メニュー、ファイル->POTファイルを元に新しいカタログを作成します...から[b]エンコード指定の無いpoファイル[/b]を指定します
2.プロジェクトの設定、情報タブの文字符号化法を[b]utf-8[/b]に指定します
3.OKボタンを押すと「名前を付けて保存...」というダイアログが出るので、名前を指定して保存します(上書き可能ですが、事前に元ファイルのバックアップをしてから)。

ま、単に文字コードを指定して読み込んで保存するだけで、同じって言われるとそうなんですが。


こういうのが付くみたいです。
msgid ""
msgstr ""
"Project-Id-Version: \n"
"POT-Creation-Date: \n"
"PO-Revision-Date: 2007-05-18 00:52+0900\n"
"Last-Translator: manda\n"
"Language-Team: \n"
"MIME-Version: 1.0\n"
"Content-Type: text/plain; charset=utf-8\n"
"Content-Transfer-Encoding: 8bit\n"


-

■拙作のTkスクリプトでPO編集(出来るかな?)

Pythonフルセットインストールされた環境が必要です。Tkinter画面です。

http://www.rock.sannet.ne.jp/lab1092/dlc2007.html
から
SimpDict02.zipをダウンロード。

※カタログの、変換元が複数行にわたるものには対応していませんので、特にエラーメッセージなどについては正しく変換・加工できないでしょう。使用する場合にはその部分を了承した上でお願いします。

1.*.poからTSV形式ファイルに

"sample.po"と"po2tsv.py"を同じディレクトリに置いて、変換。
$ python po2tsv.py > Simpledict.txt
2.mini辞書TKを起動、編集

"Simpledict.txt"と"dict_002a.py"をこれまた同じディレクトリに置いて
$ python dict_002a.py &

で実際の編集に。終わるときに「終了」ボタンを押すことで"Simpledict.txt"が更新されます。

明らかにpoEditよりも機能は劣っているんだけど、こちらは「追加」が行えるかな。
3.TSVから*.po形式ファイルに

で、カタログファイルの形式に変換しなおすには"Simpledict.txt"と"tsv2po.py"を同じディレクトリに置いて
$ python tsv2po.py > sample.new.po

と。これをmsgfmt.pyでコンパイルするとmoファイルの出来上がり。
えらい手間かかりますが。

ま、もともと
@<key>,string1|string2|stringn
というのをTSV形式にしてkey引きしようという目的で作ったスクリプトなので、po->TSVを簡単に作っただけなんですけど。


-

■俺様言語@ぶれんだあ

俺様言語@blender…要は自分の作ったmoファイルを"Japanese"ではなく、他の言語として登録してみよう、ということです。

blenderは表示カタログしか持っていないので、言語の追加が容易に出来る模様…ただし、手作業ですが。

もちろん、"ロケール情報として"は役に立ちませんし、以下の操作で勝手に言語を作ってしまうと他言語とバッティングしたり、混乱を生じさせる可能性があることだけはおぼえておいてください。
[20070707]2.44(Win)のファイルウィンドウにおいて、ファイル名表示が"Japanese_ore"だと漢字・カタカナが文字化けするようです。もともと2.44のファイルウィンドウにおける日本語表示は???な部分が多いのですが、どこからロケール情報をもって来ているとかそんなこと知りません。
1.".blender"ディレクトリをバックアップ

まずは、インストールディレクトリの".blender"ディレクトリをバックアップしておきましょう。

2.使用言語(名)の決定

俺様言語を追加します。俺様言語は日本語をベースとして、日本で使うので
・言語のタイトル:Japanese_ore
・言語名(略称):ore
・地域:JP
と決めます。
3.".blender/.Blanguages"を編集

.Blanguagesの中で、日本語は
Japanese:ja_JP

と記述されています。これを参考にして、先ほど決定した情報を組み立てます。
Japanese_ore:ore_JP

これをファイル先頭に書くと「第一言語」として登録されます。blenderのデフォルトでUser Preferencesウィンドウ、Language & FontでInternational FontsボタンをONにしたときにデフォルト表示になります。
4.俺様言語ディレクトリの作成

.blender/localeディレクトリに俺様言語ディレクトリを作成します。
作成するのは、

.blender/locale/ore
.blender/locale/ore/LC_MESSAGES

"ore_JP"でないことに注意してください。
5.blender.moのコピー

他で、メッセージカタログファイル"blender.mo"を作っておいてください。

あらかじめ作っておいたblender.moファイルを"LC_MESSAGES"以下にコピーします

.blender/locale/ore/LC_MESSAGES/blender.mo

これで設定は完了です。

6.blenderの起動と確認

blenderを起動して、User Preferencesウィンドウ、Language & Font から、
・International Fonts = ON
・フォントを指定(MSゴシックとか、日本語フォント)
・使用言語が"Japanese_ore"になっていることを確認
・"Tooltips","Buttons","Toolbox"を全てONに
(・ボタンの表示が消えたときには"Use Textured Font" を OFF にすることでフォントが表示できるかも)
として、表示を確認してみましょう。

7.トラブル発生時

バックアップを元に戻しましょう。
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