午後7時35分から夕食を食べながらBSプレミアムで、グレートサミッツ「美しき南の果ての峰 パタゴニア・パイネ」を観ています。パタゴニアでしか見れない植物を紹介しています。憧れの最果ての地パタゴニア、興味が尽きません。パイネ山群は南米チリ共和国のパタゴニア地方にある山群です。パイネ山群は国立公園になっています。国立公園の中には湖と氷河もあります。取材班は三つの塔がそびえるラス・トーレス、スペイン語で角という意味があるエル・クエルノ、そしていくつもの氷河を撮影していきます。大平原を馬に乗ってパイネ山群へ向かいます。それからトレッキングをするのですが、パイネ山群を1周するようなコースになります。コースは全長100キロにもなります。ところどころ難所となる場所もあります。トレッキングコースと言っていますが、雪が強風と共に吹雪いています。命がけのトレッキングとなっています。氷河もあります。アルミランテ・ニエト山の標高は2668メートルです。取材班はこの山を目指します。このアルミランテ・ニエト山はチェコ隊が初登頂していますが、いまだ登頂ルートは定まっていません。取材班のディレクターはトレッキング中に膝を痛めたため、登頂を断念します。登山家でもある日本人カメラマン二人と現地の案内人の3人で登ることになりました。案内人のマウリシオさんは途中まで登ったことはありますが、頂上に立ったことはない人でした。標高はそれほど高くないのですが南極に近く自然環境の厳しさから、時にエベレスト並みの天候になるそうです。風が凄まじいです。吹き飛ばされそうです。油断できない山です。3人は2600m地点で登山を終了し、下山することに決めました。このまま頂上に向かうと帰りが日没となり危険なためと、あまりの強風で危険であると判断して決断されたことでした。頂上まであと68mほどでした。遭難は下山しているときに多く発生しているそうです。体力を使いはたしていることと、急斜面を下ることが技術的に難しいためだそうです。 (2012年5月8日火曜日:記)
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